ギリエスには上段、中段、下段といった区別はありません。
攻撃タイミングが同じならば、中段と下段の2択にまとめて対処できます。
失敗しても隙が生じることはありません。
失敗したらレバーをニュートラルに戻せばライトガードになります。
ガード投げ抜けを仕込んでおくこともできますが、その場合ギリエスが成功すると立ちPが暴発します。
(ガード投げ抜けについては→システム解説:
ガード)
ギリエスに成功すると回避モーションをとりますが、このモーションを打撃や歩きでキャンセルする事が可能です。
(ギリエス成功時は最短8F間の硬直があり、9F目以降をキャンセルできます)
ただし以下の行動ではモーションをキャンセルできません
- 通常投げ・コマンド投げ
- ジャンプ・8+ボタンで出る技 *1
- 6入れでの前進 (しゃがみ前進は出せる)
- クイックフォワード・ダッシュ、バックステップ
一度どこかにレバーを入れてからでないと、これらの技や移動は出せない点に注意。
人間時にギリエスを狙う最大のメリットとも言えるのが、この特徴です。
獣化ゲージを溜めるには、打撃を相手にヒット/ガードさせる、投げを成功させるなど、基本的には攻撃を出していかないといけません。
同じ防御手段だと、相手の攻撃をガードしても獣化ゲージは溜まりますが、ギリエスに比べると微々たるものです。
獣化ゲージを効率よく溜められるということは、その分早く獣化できるようになる…ということでもあるので、
人間時は積極的にギリエスを狙っていきましょう。
ある程度密度の濃い連携に対しては、初段をギリエスしたらその後6+Gを連打することで、
タイミングを合わせなくても後続の連携を全てギリエスすることができます。
ただし「ある程度密度の濃い連携」でないとダメで、繋ぎの遅い連携やディレイをかけられた連携だと
6+G連打では連続ギリエスできません。ちゃんとタイミングを合わせないとダメです。
また、極端に密度の濃い連携(バクリュウのGAなど)の場合は一度の入力で全てギリエスすることができます。
- 失敗時は再度ギリエスが受け付けられるまで時間がかかる (失敗時のペナルティ)
一度ギリエスの入力に失敗したら、15F経過しないと次のギリエス入力を受け付けてくれません。
*2
この15Fぶんのペナルティは、失敗を繰り返すとその度に上書きされます。
つまり、
適当に6+Gを連打してもダメ!ってことです。ちゃんとタイミングを合わせましょう。
ギリエスを狙う時は、6+Gという入力の都合上、一瞬ですが棒立ちになります。
この棒立ちになる瞬間に投げを合わせられると、まず回避できません。
通常投げであれば投げ抜けも可能(ただし反応できれば)ですが、コマンド投げの場合は投げ抜けもできないので痛い目を見ます。
相手の崩し手段が中段・下段の打撃での二択であればギリエスは有効ですが、中段打撃と上段投げの二択だとリスクが生まれるので、
どんな技で二択を仕掛けてくるか、事前に把握しておくといいです。
地上、空中ともに背向け状態でのギリエスに成功すると一瞬で相手の方に向き直ります。