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【人喰い】日本における食害・人身被害事故〜ヒグマ・ツキノワグマ編
福岡大学ワンダーフォーゲル同好会羆襲撃事件
動物写真家星野道夫ヒグマ襲撃事件

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八幡平クマ牧場ヒグマ襲撃事件 

 2012年4月20日の午前10時ごろ、秋田県鹿角市にある「八幡平クマ牧場」に女性の叫び声が響き渡った。
「クマが逃げた!」と叫んだ女性は牧場でパート従業員として働くAさん(75)。
冬季休園中だった牧場はGWの営業再開に向けて、Aさんと同じくパート従業員女性のBさん(69)と
男性従業員(69)の3名が、餌やりなどの作業をおこなっていた。
この牧場には事件当時、ヒグマ・ゴディアックヒグマ・ツキノワグマが計35頭飼育されていたが、そのうちの6頭が逃げ出している。
牧場には高さ4.5メートルの塀に囲まれた運動場がありそこに熊はいたのだが、
運動場の隅には男性従業員が雪掻きで捨てた雪が積みあがり、塀の上部まで1メートルほどしかなく、ヒグマはここから逃げ出したのだ。
 外へ出たヒグマは2名の女性へ次々と襲いかかった。
男性従業員はからくも逃げ出して経営者へ連絡し、経営者から119番通報がされた。
さらに男性は牧場近くの猟友会会員宅へ駆け込み、助けを求めた。
 警察・救急が駆け付けると、牧場内にヒグマがうろついき、運動場そばで2名の女性が倒れてるのが見えた。
女性のそばには2頭のヒグマがいて、横たわった女性の身体を引っ張り合っていた。
正午すぎに猟友会へ射殺命令がおりた。会員は次々と逃げ出したヒグマ6頭を射殺していった。
 Aさん、Bさんとも救出時にはすでに息絶えていた。
遺体の損傷は激しく、特にBさんの顔面は判別がつかないほど損傷し、右腕と左手の指が食べられて無くなっていた。
 事件2日後、猟友会がヒグマを解体すると、胃から握りこぶし大の人肉が複数出てきた。
他にも毛髪や皮膚、肌着などがあったという。

 八幡平クマ牧場は入場者数の減少などから赤字続きで、熊たちの餌代にも不足していた。
やせ細った熊が観光客が投げ入れた販売用のカビた食パンを貪る姿が以前から目撃されていて、NGO等が問題にしていた。
管理もずさんで、繁殖も無計画で、共食いがあったともいわれており、事件発生時は正確な頭数も不明であった。
経営者の男性と男性従業員は業務上過失致死で逮捕され、罰金刑を受けている。
残された29頭の熊のうち2頭はその後死に、27頭(ヒグマ21頭・ツキノワグマ6頭)がまだ八幡平牧場にいる。
殺処分も検討されていたが、北秋田市にある阿仁熊牧場が受け入れの方向で動いている。


八幡平クマ牧場wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E5...


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このページへのコメント

熊がドッキリカメラの玉川良一のぬいぐるみなら助かったのに

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Posted by 名無し 2014年09月01日(月) 02:00:18 返信

すべて人間の身勝手からおこることだ。自然界を軽視した結果だ

0
Posted by グゥオー 2013年07月09日(火) 23:31:31 返信

雪を伝って上がったんだろね。

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Posted by ab3st 2013年04月07日(日) 15:47:23 返信

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