現在閉校中のココネ学園ですが、生徒たちは現在もいろいろな形で自習活動を続けています。お久しぶりの人もぜひ遊びに来てください♪

2020年版の「鼻アレルギー診療ガイドライン」では
2017年のアメリカのアレルギー学会の診療ガイドラインについても触れられているようなので
参考資料をリストアップしてみました。


米診療ガイドラインの概要

・ステロイド点鼻薬の位置付けが、従来の日本のガイドラインと異なります
・まず第一の選択としてステロイド点鼻薬を単独で使用
・併用する場合の選択は(抗ヒスタミン内服薬ではなく)抗ヒスタミン点鼻薬

参考資料

内容の紹介は、患者の立場として関心が持たれるであろう部分のみのピックアップです。
鹿児島大学大学院耳鼻咽喉科・頭頸部外科 宮之原郁代

鼻噴霧用ステロイド薬は、アレルギー性鼻炎治療薬の中で最も効果が高く
有用性・安全性に関するエビデンスも蓄積されつつある。
近年改訂・出版された国内外の多くのガイドラインが
まずは選択すべき薬剤(ファーストライン)として位置づけている。

最も多く見られる副作用は鼻出血であるが
ノズルの先端を鼻中隔側から外側に向けることで改善できる。

眼症状への影響は、最近のメタ解析では、眼圧の上昇や白内障の発生との有意な関連は見られない。

小児では成長障害が問題になるが
短期間の使用ではほとんど問題ないことが示されている。

季節性アレルギー鼻炎の薬理学的治療
診療ガイドラインについての2017年合同タスクフォースからのガイダンス概要

【このガイダンスを書いた人達】
 2017年合同タスクフォースとは
 ・米国アレルギー・喘息・免疫学アカデミー
  American Academy of Allergy, Asthma & Immunology(AAAAI)
 ・米国アレルギー・喘息および免疫学会
  
American College of Allergy, Asthma & Immunology (ACAAI)
 という2つの団体が、12歳以上の季節性花粉症患者への初期薬理学的治療についてのエビデンスを検証し、
 医療提供者にガイダンスを提供するために結成したワークグループのこと。

【提言内容】
推奨事項 1:
12 歳以上の人の季節性アレルギー性鼻炎の初期治療では、
抗ヒスタミン内服薬とステロイド点鼻薬の組み合わせではなく、
ステロイド点鼻薬を単剤で日常的に処方する。
(強い推奨)

推奨事項 2:
15 歳以上の人の季節性アレルギー性鼻炎の初期治療には、
抗ロイコトリエン内服薬よりもステロイド点鼻薬を推奨する。
(強い推奨)

推奨事項 3:
12 歳以上の中〜重度の季節性アレルギー性鼻炎の初期治療では、
ステロイド点鼻薬と抗ヒスタミン点鼻薬の併用を推奨する場合がある。
(弱い推奨)

アレルギー性鼻炎において抗ヒスタミン内服薬と比較したステロイド点鼻薬:
システマティック・レビューとメタアナリシス

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