現在閉校中のココネ学園ですが、生徒たちは現在もいろいろな形で自習活動を続けています。お久しぶりの人もぜひ遊びに来てください♪

NHK World-Japan
The SIGNS
Japan's COVID R&D Frontline


「日本の新型コロナR&D(研究開発)の最前線」

The Signs 15m 00s
Broadcast on February 5, 2022 Available until February 5, 2023


15分動画 2022年2月5日公開、2023年2月5日まで視聴可

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/...

動画の8:00〜和訳文字起こし(イベルメクチン部分)

聞き取りミスによる誤訳の可能性があります。気づかれた方はコメントでお知らせくださるとうれしいです。

ナレーター:既存の治療薬もCOVID-19の治療に有効である可能性があります。既存薬の安全性はわかっており、承認に時間がかからないため、それらは新しい強力な武器になる可能性があります。そのうちのひとつの薬は日本で開発されたものです。イベルメクチンが初めて発見されたのは40年以上前のことです。COVID-19の治療薬として国内での臨床試験が現在進行中です。

尾崎東京都医師会長:日本で、日本の方がせっかく世界的に病気に効く薬を作ったわけだから、これは僕らの手で本当に効くのか確かめてみたい。

ナレーター:イベルメクチンは1979年に北里大学の研究者大村智氏の研究に基づいて寄生虫の治療薬として開発されました。イベルメクチンはアフリカや南アメリカなどの熱帯地域で無料で配布され、毎年多くの人を病気から救ってきました。2015年、大村氏はノーベル生理医学賞を受賞しました。
エピデミックが発生したとき、世界中の研究者らはCOVID-19に効く薬を特定しようと躍起になって研究しました。コンピューターのシミュレーションがイベルメクチンを候補薬として選び出しました。ウイルスのスパイクタンパクが人間の細胞のレセプターに結合するのを阻害すると考えられたのです。複数の研究でイベルメクチンはCOVID-19に効果があるという結果が示されました。
しかしWHOは16のRCT(ランダム化比較試験)を検討した結果を引用し、臨床試験が不足しているとして慎重な立場を取り、COVID-19の治療に用いることに反対であると表明しました。イベルメクチンを製造しているアメリカの製薬会社メルクも「イベルメクチンが有効であるという科学的根拠はない」と声明を出しました。

岡秀昭氏は当初からCOVID-19の治療にあたってきた感染症の専門医です。

岡医師:論文というのは、書かれると、査読といって、有識者(研究者)がそれをチェックするんですね。で、イベルメクチンが有効であるという論文の大部分が未査読論文です。なので、日本感染症学会、米国の感染症学会、NIH、ヨーロッパの学会はすべてイベルメクチンを推奨していないんです。これをやっぱり知っていただきたいと思います。

ナレーター:2022年夏に厚労省が公表した研究者らが作成したガイドラインによると、イベルメクチンのCOVID-19に対する有効性は確立していないため、研究のためだけに用いられるべきであるとしています。現時点では、ガイドラインはイベルメクチンは承認を受けた臨床試験でのみ使うようにと修正されています。
福岡のある病院(福岡記念病院)は2021年の4月から2か月間イベルメクチンをCOVID-19の患者に投与するという臨床試験を行いました。

上野高史医師:適応外使用ですから、手順だけはきちんと踏もうということで、使用許可を当院の倫理委員会に承諾していただいて、それをもとにやってみようと…」

ナレーター:肝機能障害などの副作用が報告されていることや、高齢者や妊婦への安全性有効性が確認されていないため、約20名の患者がインフォームドコンセントを受けた後でイベルメクチンを投与されました。

向野賢治医師:53歳の女性です。この人もしっかりした肺炎ができてましたがイベルメクチン3回投与で解熱しています。やっぱり印象としては、陽性とわかってすぐ投与したら、けっこうみんなよくなるんですよね。

ナレーター:イベルメクチンは数十年にわたって広く使用されてきました。もしこの薬のCOVID-19に対する有効性は実証されれば、新たな選択肢として歓迎されるでしょう。

勝俣範之医師 は日本の薬の承認プロセスについて詳しいです。彼は承認にはさらなる臨床試験が必要だと言います。

勝俣医師:医薬品を評価するときは非常に厳密に行います。客観的に本当に有効かどうかを複数の人が見て、誰もが納得できる指標を持って有効だと判断されるわけです。

ナレーター:臨床試験の信頼性には5つのレベルがあります。最も信頼できるデータは1000人以上を対象にし、半分に実薬を、もう半分にプラセボを投与し評価するランダム化比較試験から得られます。勝俣医師は医師が使ってみて効いたという逸話だけでは科学的なエビデンスレベルには不十分だと言います。
レベル1のエビデンスを得るために2021年の秋から1000人以上を目指して東京と愛知でデータが集められています。東京都医師会はこの臨床試験の治験サイトを作り協力しています。

尾崎会長:アカデミックな考え方をする感染症学とかの専門の先生と、イベルメクチンを使ってみて効いたからこれは効くんだ、という考え方、この間の溝がなかなか埋まらない。やはりきちっとした治験を日本で、我々も協力しながらできたら、皆さんも理解してくれるかもしれない。この溝が埋まるんじゃないか。

ナレーター:尾崎会長によれば治験は2022年の4月まで行われる予定です。

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