160 中京本命 [sage] 2020/02/27(木) 07:43:38.79 ID:lkNYbBNr
俺が予想の時重視する点は、投手の与四死球数、失策数、犠打数、盗塁数。これを接戦に強いか弱いかの一つのバロメーターにしている。
要はいかに無駄な点を与えず、いかに少ない安打でも点を取れるかということ。もちろんある程度、投打に力量があることが前提だが、
投打の力量が甲乙つけがたい時は、この項目は結構モノを言うと思う。犠打は昨今少なくなってきているが、やはりここぞという場面では重要。
特にタイブレークが導入されてから、改めて重要だと感じる。昨夏の星稜×智弁和歌山戦などは、いかにバントが重要かが認識させられる典型的な試合だった。
盗塁数は、単に盗塁する、しないの話ではなく、走力があるか否か。要はシングル2本で1点取れるか、極論だがシングル4本打たないと1点取れないかという所。
俺は得点力は打力+走力だと思う。一昨年の夏、高知商×慶応戦の慶応の初回の攻撃で、慶応は5本のヒットを打ちながら、二度の本塁憤死で2点しか取れなかった。
この不効率な攻めが祟って、慶応は負けてしまったのだが、これは高知商の外野手の肩が良かったわけでも、暴走でもない。単純に慶応の二塁ランナーのリードが二、三歩足らなかったのだ。
こういうことが出来ていないと、やはり甲子園で勝ち上がるのは厳しいと思う。その観点も踏まえつつ、予想をしたいと思う。


上記の点だけではないが、俺はやはり中京が本命と見る。神宮大会に優勝したので、逆に不利になったという声もるが、
それを差し引いても個人的には十分可能性があると思う。
まずは守備力。実は昨秋の神宮大会の決勝を生観戦したが、守備の固さが異常でした。特にグラブ捌きが。
極端に言えばグラブに磁石がついてて、鉄の入ったボールがグラブに吸い付くみたいな感じがした。特に中山が目立ってたが、
三塁手の村上や、一塁の吉田も上手かった。打った瞬間、打球の詰まり具合やコースを見て、間違いなく内野安打になると思った打球も難なく処理してた。
健大は内野安打を4〜5本損してた。あとデータ見ると、走力がある。投手の高槁以外最低6盗塁してるし、二桁盗塁してる選手が5人いる。
この走力も結構モノを言うかなと。あと犠打も決める所は決めてるしね。県大会の名電戦や神宮の明徳戦も、ここぞという所でスクイズを決めていた。
最近の中京は安打数の割に点が入らない、不効率な攻めをしてたイメージがあったが、ここに来てちょっと戦術を変えてきた気がする。
あと控え投手の畔柳が復帰したのも好材料ですね。また戦力以外の要素としては、選抜の優勝回数、勝利数をライバル東邦に抜かれたというのも大きなモチベーションになるだろう。
中京としては66年に春夏連覇して以来ずっと追われる立場でしたが、54年ぶりに追う立場になった。こういう点もプラス要素になると思う。
中京は神宮で優勝した時も、全く狂喜乱舞せず、まるで県大会の1回戦を勝った時のように淡々と整列してた。
こういう所に、神宮はあくまで通過点としか考えておらず、ガチで四冠を狙っている強い意識と感じた。
確かにここ17年間神宮大会の覇者は選抜で優勝してないが、逆の視点から見れば、17年間優勝してないからこそ、そろそろ優勝するのでは、という見方も出来ると思う。
よって中京を本命とするが、対抗は後程綴る。

俺のコテハンは中京本命だが、誤解のないように言っておくが、俺は中京オタでも愛知県民でもない。
たまたま神宮の予想で中京を推してて、
その成り行きから王者のカキコ氏につけてもらった。なので、贔屓目は特にないとつけ加えておく。

189 中京本命 [sage] 2020/02/27(木) 20:56:26.55 ID:lkNYbBNr
対抗は花咲徳栄、明石商、天理、県岐阜商と見る。対抗と言っても優勝は中京の一点買いなので、ベスト4以上予想のチームである。
もちろん抽選前なので、現時点での話だ。花咲は東日本では、俺的には総合力ナンバーワンと見ている。何と言っても高森が安定している。
制球が良く、公式戦で1試合2点以上取られていない。打線も井上という核がいる。走力もあり、守備も良い。攻撃力は相模に劣るが、総合力では花咲が上と見る。
明石商は中森、来田も然ることながら、昨年春夏ベスト4の経験値を買った。投手力に加え、犠打、盗塁、失策の数字も良く、「負けにくい」チームと見ている。
実はこの2校に関しては、推すかどうか迷った。言うまでもなく不祥事があったからだ。これの影響はそれなりにあると思ったので、一旦は外そうかと思った。
にも関わらず、なぜ再度入れたかと言うと、理由はここんとこのコロナ騒ぎだ。この一連の騒ぎで、この2校の不祥事が霞んだ感じがするのだ。また、選抜は予定通り開催されると思うが、
開催されただけありがたいと思うファンが多く、こんな状況下で不祥事のことをとやかく言うことはないのではないか?と思ったのだ。なので、あえてこの2校を戻した次第である。
天理はズバリ達の台頭を買った。もちろん庭野と二人で一人前と見てるが、これである程度、投手力は安定するだろう。
先に挙げた2校より脆さがあるが、
元々打力はあるので、これで投打のバランスが取れたと見る。あと監督の中村が、選手時代の監督の橋本のように、あまりガツガツ勝ちにこだわらず、
「ぼちぼち行こか」のノリで指揮してる感じがするが、これが何気に選手の力を引き出すような気がする。県岐阜商はデータ的に見ると、以外と穴がない。
とはいえ力はBクラスだと思うが、それでも推すのはやはり、鍛冶舎のベンチワークだ。秀岳館の時みたいに、ノラリクラリと継投でかわして、追い込まれたらノーステップ打法で食らいついて
しぶとく点取って、ノラリクラリと勝ち上がるような気がする。次は大阪2校と相模を推さない理由を語る。


王者氏が俺の方が知識があると言われていたが、とんでもない。王者氏の方が、圧倒的に知識が豊富だ。
俺は試合の事象しか見てないが、王者氏はそこに至る因果関係や裏の事情などにも詳しいし、何と言っても洞察力が卓越している。
とても俺には真似出来ない。王者氏は間違いなく上級者で、俺なんか中級も良いとこで並も並。だからコテハン名乗るのもおこがましいと思って名乗らなかった。
これは忖度でも社交辞令でもなく、俺の偽らざる本音である。

190 中京本命 [sage] 2020/02/27(木) 22:16:56.22 ID:lkNYbBNr
俺が明石商を推した理由がもう一つある。それは中京が去年の神宮大会で86年ぶりに優勝したからだ。実は神宮大会は戦前も行われていた。
もっとも現在のように新チームではなく、旧チームが参加したもので、今の国体みたいな感じだった。名称は明治神宮競技大会で、国体並みに色んな競技があった。
サッカー、ラグビー、バスケ、水泳など今もポピュラーな競技もさることながら、飛行機、行軍訓練、国防競技など、いかにも戦前らしい競技もあった。
中京がこの大会で優勝したのは昭和8年。昭和8年と言えば中京が明石との延長25回の死闘を制し、前人未到の三連覇を成し遂げた年だったが、
神宮の大会の決勝の相手が、何と明石中だった。明石は延長25回の時に完投した中田を再度登板させてきたが、返り討ちに会い、3ー2で中京が勝った。
俺はこの因縁で、何かこの選抜で中京と明石がぶつかるような気がしてならない。しかも、準決勝や決勝あたりで。
なので、明石を推してる次第である。
ちなみに今は中京×明石商だが、戦前は中京商×明石だった。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/明治神宮競技大会

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/明治神宮競技大会野球競技

233 中京本命 [sage] 2020/02/29(土) 17:28:08.02 ID:OWywKVHC
さて大阪2校と相模を推さない理由だが、まず大阪2校は戦力的に見ると投手力と走力に不安がある。
岩崎、藤江共に新チーム結成以来、一人で強豪チームを抑え切った実績がない。これに加えてこれといった二番手投手がいないので、投手力に不安が残る。
また、両チーム共盗塁数が少なく、走力に不安を残す。両チーム共選手の個々の素材はトップクラスであることは認めるものの、どうも脆さを合わせ持っている気がしてならない。
特に履正社は伝統的に盗塁が少なく、昨夏優勝した時も史上初の盗塁0で優勝したチームとして話題になった。
しかし、過去延べ100校近い優勝校の中で、盗塁0で優勝したのが履正社だけだったと言うことは、裏を返せば、走力がないチームは、優勝するのが難しいとも言えるのではないかと思う。
もっともこの2校は走力の無さを補って余りあるだけの長打力がある。なので、接戦で膠着状態になった時に均衡を破る一発や、やはり打ちあぐんでいる状態でリードされている時に
一振りでひっくり返すパワーは持っている。履正社は昨夏の星稜戦での井上の逆転3ラン、3年前の選抜の日大三高戦での石田の逆転3ランがそれに当たるし、
大阪桐蔭は3年前の選抜決勝履正社戦の藤原、坂ノ下の一発や、一昨年の夏の浦学戦の根尾、藤原の一発がこれに該当する。
しかし、これらの本塁打が有効的だったのは、本塁打が出るまで投手が試合を作っていたからに他ならない。履正社で言えば、3年前が竹田、昨夏は清水と岩崎、
大阪桐蔭は3年前が徳山、一昨年が根尾、柿木が相手打線を抑えていたからこそ、これらの本塁打が生きたのだ。それと比較すると今回は両チーム共心許ない。
履正社は岩崎は、前チームの清水程の力量はない上に、また前チームの岩崎に匹敵する投手がいない。大阪桐蔭に至っては、藤江が新チーム結成以来公式戦で完投が一つしかないにも関わらず、
これといった二番手がいない状態である。なので、これでは接戦になった場合厳しいものがあると思われる。また、戦力以外の面を言うと、履正社は今回初めてディフェンディングチャンピオンとして臨むことになるが、
今まで感じたことがないプレッシャーが結構影響するような気がする。そのプレッシャーから初戦でそこそこのチームと当たったら、コロリと競り負ける気がする。
大阪桐蔭は17年〜18年の甲子園のくじ運が、あまりにも良過ぎた。なのでこの反動が一気に来そうな気がする。初戦、二回戦と強敵に当たって疲弊し、準々決勝あたりで力尽きるような気がしてならない。
それとPLが春夏連覇してからピタッと優勝出来なくなったように、大阪桐蔭も暫く優勝出来ない気がする。いわゆる盛者必衰の理ってやつだ。
相模は諸隈の伸び悩みに尽きる。夏の甲子園で不調で、秋の県大会は良かったものの、秋関では4連続四球で降板とか安定感に欠けている。秋から春に突然確変するとも考えにくいので、
エースがこの状態では厳しいと見ている。他の有力校だが智弁2校は投手力、守備力からみてちょっと苦しいと思う。
また、神宮大会準優勝の健大高崎は、生観戦した感想だが、
打線は一、二番と七番タイプが並んでいる感じで、長打力不足を感じた。中京の左の松島から、壁をつくって巧く逆打ちをしてはいたが、長打がないので怖さを感じない打線だった。
また、機動破壊で名を馳せた時程の機動力を持ち合わせていない。確かに下は好投手だが、相手を零封するだけの力量はない。なので、良くてもベスト8止まりだと見ている。

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