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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。




「池と、木陰と、親友(カルキノス)。望むのは、それだけ」


基本情報

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【真名】ヒュドラ
【異名・別名・表記揺れ】ヒドラ、ハイドラ、レルネア・ヒュドラ
【性別】雌
【全長・体重】 611〜3409cm・694〜9212kg
【肌色】乳白色 【髪色】黒 【瞳色】マゼンタ
【スリーサイズ】85/57/61(人型部分)
【外見・容姿】人型の上半身を生やした八頭の大蛇
【地域】ギリシャ、アルゴス
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:C 宝具:EX

【クラス別スキル】

気配遮断:E++

自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
ヒュドラの場合はその存在感と垂れ流しの毒のせいで全く機能していないが、テリトリーである毒沼・毒霧の中では詳細な位置が掴めなくなる。

蛇神の神核:D

神性スキルを含む複合スキル。
血統的には高い神性を宿すヒュドラだが、怪物としての要素が強いためランクはDに留まっている。

レルネアの主:EX

水場を毒沼化させ、自らのテリトリーとする亜種陣地作成スキル。
ヒュドラに見初められ、領域として定められた水場は擬似的な冥界へと変化。毒霧立ち込めるドス黒い底なし沼となり、近付いた者に畏怖によるバッドステータスを付与するほか、周囲の魔力反応を察知したり、土地の魔力を汲み上げることを可能とする。弱点である熱によるダメージも毒沼で休眠することで高速治癒できる。

【保有スキル】

霊基拡張:A+

「変化」とは似て非なるスキル。
自身の霊基をフォルムはそのままで増大・強化するスキルで、スケールアップだけではなくスケールダウンも含まれる。
ヒュドラの場合は最大100本まで首を増やすことができ、体の長さ・太さを変えたり、手足や翼を生やすことも可能。
生前と同様の姿ではあまりに魔力消費量が多く会話もできないため、サーヴァントとなってからは全体的にスケールダウンしつつ、中央の首を母エキドナを真似た人型に変化させ半人半蛇の姿をとる場合が多い。

冥界の導き:A

「レルネアの主」によって冥界化した領域に引き込んだ者の内、味方に対して様々な加護を与えるスキル。
古代ギリシャにおいてレルネアの沼は冥界への入口とされ、その支配者であり奈落神タルタロスの血を引くヒュドラもまた小さな冥府の王であった。

濁流の化身:B

ヒュドラは河川を象徴する存在であり、ダナイデスの名を冠するアミュモネ川の化身として水を操る力を持つ。
魔力を水として身に纏い、地上でも水中と遜色ない運動性を発揮したり、高圧で噴射し攻撃に用いるなど、その姿はまさに氾濫する大河を体現したかのよう。

【宝具】

途絶えぬ百頭アンリミテッド・リジェネレイト

ランク:EX 種別:再生宝具 レンジ:なし 最大捕捉:1匹
際限なき再生。レルネアの怪蛇ヒュドラを象徴する能力の一つ。
魔力供給が続く限りその肉体・霊基は何度でも再生し、即座に戦闘を続行する。概念的なダメージや治癒阻害効果のある攻撃にも問題なく作用するほか、既知の攻撃には再生を重ねるごとに耐性を得ていき、再生に必要な魔力と再生が完了するまでの時間が減少していく。
極めて強力かつ反則的な宝具だが明確な突破方法があり、神話で語られるように中央の首以外は熱による損傷に弱く、再生を大幅に阻害されるため、相性によっては完全に封じられてしまう。さらには周りの全ての首を焼いて無力化した後に中央の首を原型を留めないほどに破壊すれば霊核を砕くことが可能である。

第二の試練アルファルド

ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:なし
不死なる神をも侵す毒。神話に曰く、この毒によって死んだ者の血は同様の猛毒と化したとも、さらには川で毒矢を洗っただけでその川の魚は有毒化し鼻を捥ぐような激臭を放つようになったとも伝わる、あらゆる神話に登場する毒の中でも特に危険とされる毒の中の毒。
その正体は科学的な毒素としての性質と魔術的な呪詛毒としての性質の双方を極限まで高めた複合毒で、肉体、精神、魂の全てにダメージを与え、この世の地獄へと誘う殺意の具現。身に受ければ全身の激痛に加え、嘔吐、麻痺、痙攣、目眩、呼吸困難、前後不覚、聴覚不全などのあらゆる苦痛が対象を侵し、内外から溶解させ死に至らしめる。さらに不死性を備えたサーヴァントには特効を発揮し、その不死性に比例するように毒性が高まるため、味わう苦痛もより凄惨なものとなる。
上記のように直接対象を侵すだけでなく、魔力によって形成された結界や障壁は魔術式ごと溶解させ、強力な加護もやがて完全に溶かし尽くすことが可能。術者と密接にリンクした対象を侵した場合、魔力経路を逆流し術者に直接害を及ぼすことも。
ヒュドラはこの毒を常に体表から分泌しており、何らかの対策をしていなければヒュドラから10mの距離に立ち入った時点で気化した毒が体内に侵入し、サーヴァントでも痛みと痺れでまともに動けなくなる。勿論直接触れるなど以ての外。「冥界の導き」の効果が常に適用されている自らのマスターすらヒュドラに直接触れることはできず、吐息を浴びれば即死する。中でも胆汁と血液は特に強烈な毒性と腐食性を有し、高圧で噴射すれば射線上の全てを溶かして突き進んでいく。

【解説】

際限なく再生・変容する肉体と、尋常ならざる猛毒を持つ、ギリシャ神話を代表する怪物の一体、レルネアのヒュドラ。
魔神テューポーンと女怪エキドナの間に生まれた数多の魔物の1匹であり、その中でも特に凶悪とされるギリシャ神話界でも指折りの幻獣。「ヒュドラ」という名前は古代ギリシャ語で「雌水蛇」を意味し、「レルネア・ヒュドラ」とは即ち「レルネアの沼の雌水蛇」を指す。
神話においてレルネアのヒュドラは、英雄ヘラクレスの「十二の試練」における第二の試練としてヘラクレスと対峙したことで知られる。ヒュドラの討伐を命じられたものの単身での討伐は不可能と考えたヘラクレスは、戦車の扱いに長ける甥のイオラオスを助っ人に呼び、対ヒュドラ用に開発した超大型バリスタ搭載戦車で強襲。その無尽蔵の再生力から当初はヒュドラが優勢であったが、ヘラクレスが戦いの中で新たな境地に至ったことと、「火に弱い」という突破口を発見したことが切っ掛けとなり形成逆転。ヒュドラの友たる魔蟹カルキノスが加勢するも焼け石に水。増えに増えた全ての首を焼き尽くされ、火の効かない中央の首も大岩の下敷きにされて遂にヒュドラは討伐される。息絶えたヒュドラは女神ヘラによって天に昇り、今もなお海蛇座として夜空を飾っている。

サーヴァントとなったヒュドラは神話で語られるような「9つの首を持つ大蛇」の姿で現界するが、魔力消費とコミュニケーションの観点から「霊基拡張」を使用し全体的にスケールダウンしつつ、中央の首を人型に変化させた半人半蛇の姿で行動することが多い。逆に魔力さえ潤沢に用意できれば全長約34mまで巨大化し、数えきれないほどの首と一対の翼と剛爪を備えた脚を生やした怪獣となって暴れ回ることも可能である。

【人物・性格】

純粋無垢な子供のような素直さと、弱肉強食の世界で生きる獣としてのシビアさを併せ持つ、獣として見ればあまりに人間的だが、人として見ればあまりに野性的な蛇の少女。
好奇心旺盛で、目に映るもの全てに興味を示す天真爛漫な性格。しかしながら手にした物は全て溶け、話しかけた者は全て死に果てる毒を持って生まれたためにその好奇心を抑え込む癖がある。
その反動か、「自らの毒に耐えられる者」には枷が外れたように溢れる好奇心を爆発させ、質問責めすると共にあの手この手で友達になろうとする。また、生前は唯一の友カルキノスと常に一緒だったため、サーヴァントとなってからも何かの拍子にいもしない隣のカルキノスに話しかけ、「あっ......そっか、いないんだった......」と落ち込む様子が散見される。

イメージカラー:黒、マゼンタ
特技:
好きなもの:水場、プラタナスの木陰、カルキノス
嫌いなもの:火、ヘラクレス
天敵:ヘラクレス
願い:あの頃の日々

【一人称】わたし 【二人称】きみ、おまえ 【三人称】あの人、あいつ

【因縁キャラ】

ヘラクレス

自らを討った者であり、自らの毒によって死んだ者。「わたしは人を沢山食べたから殺されても仕方ない。けどプラタナスを燃やしカルキノスを殺したのは絶対に許さない」とのこと。

エキドナ

産みの親であり、半人半蛇形態のモデル。生まれて間もなく独り立ちしたため、記憶は朧気な模様。

ヘラ

自らを星座として天に召し上げた者。アルゴス地方を管轄する魔獣コレクターでもあったヘラだが、神をも侵す毒を持つヒュドラは手に余る存在であり、アミュモネ川を汚染し腹が減っては人里を襲うヒュドラをただただ放置していた。

カルキノス

生前自らの毒をものともしなかった唯一の存在であり、唯一の友。

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