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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「当方こそが『第一の者』……クク、今の俺には過ぎた称号だ。『ケダモノ』へと身を堕とした、我が魂にはな……」


基本情報

【元ネタ】『ビャルキの歌』
【CLASS】バーサーカー
【真名】ボズヴァル・ビャルキ/Bödvar Bjarke
【性別】男性
【身長・体重】188cm・85kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A+

【保有スキル】

狂化:-

ベルセルクに複合されている為、無いに等しい状態。

ベルセルク:EX

バーサーカーの語源となっているスキルで、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化、格闘ダメージを上昇させる「勇猛」スキルと「狂化」スキルの複合。常時は騎士の如き紳士的な言動をしているが、戦士としての高潔さを捨て、自らの獣性を受け入れて”ケダモノ“のように戦う狂戦士と化している。なので猛獣と意思疎通ができないように、実質的に彼をコントロールするのは不可能に近い。また「神性」や「魔女」に反応するとより手の付けられない暴走っぷりを発揮する。

獣性の剛腕:A

遺伝子の半分以上は獣の因子で構成されている人外の剛腕。筋力・耐久・敏捷のパラメーターを上昇させる圧倒的な身体能力を有し、幻想種すら捻じ伏せる。加えて、鋭い第六感をも備えており、直感のスキルとして機能する。

無窮の武練:A+

ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下でも十全の戦闘力を発揮できる。

血の結束:A

兄弟の血を身に宿し、血を通して力を授かるスキル。魔力と幸運を除いたパラメーターを上昇させるバフがあり、尚且つ幻想種としての霊格を底上げさせる効果を有している。

【宝具】

追憶せし白き咆哮ベルセルクル・ドールグスラシル

・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:0
・最大補足:1人
生前、自らを白い熊に変身させた逸話が由来となっている。
体内に存在する獣の因子を活性化させる事で発動可能で、父ビョルンと同じ熊へと肉体を変身させる。発動中はランクB以下の宝具を含む攻撃を無効化し、幸運以外のパラメーターを1ランク上昇させる。しかしデメリットとして、理性は野生的な猛獣に偏り、意思疎通は困難ではあるが多少可能ではあるものの、言語能力が低下している為会話ができなくなっている。加えて、ランクB以上の神性持ちと相対した場合、制御が不可能になる。
皮肉な事に、神々を憎むあまり、嘗て崇敬していた主君にさえ牙を剥く事になるとは、バーサーカーはまだ知る由もない。
部分的な獣化も可能であり、筋力だけでも反映させる事ができる。ただし部分化の場合だと魔力を余分に消費してしまうデメリットがあるので瞬間的なものにとどめている。
変身した完全体の容姿は、白い体毛に薄水色の紋様が描かれており、少なくとも羆サイズの体長を誇っている。

犂星の契スニルティル・レーヴィ

・ランク:A+
・種別:対人宝具
・レンジ:1
・最大補足:1人
王を選定する“刺さった剣”が由来となっており、カリバーンと原点を同じくする。鞘から剣を引き抜き、戦闘を行えば3度勝利すると言われている氷の如し蒼き刀身の魔剣。
鞘から刀身を晒しただけでパラメーターを1ランク低下させる“重圧”の負荷を周囲にかけるが、神性持ちと怪物には通用しない。それ以外に、有翼の魔獣や、竜を殺した逸話からそれらの対象に追加ダメージを与えられる。
隠し要素と言う程ではないが、刀身に魔力を込めると氷が形成されるギミックも搭載されている。
真名を開放する事によって、剣に込められた“三つの勝利”という形をした膨大な魔力リソース、その一つ分のストックを消費して持ち主の念じた内容を奇跡として実現させる。
しかし、ストックを全て使い果たし後に“とある神霊”の攻撃を受けてしまえば、この宝具は破壊される。

希う手に奇跡の煌きをフリュールニル・スカールプ

・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:1
・最大補足:1人
実兄ソーリルから譲り受けた魔法の鞘。氷のような蒼色に銀の象嵌がなされている。
周囲のマナを収集し、蓄積、一種の魔力生産保管工場を端末化させたようなもので、鞘に収められた剣は魔力を付与、または補充する事が可能。前述のスニルティルが消費した魔力ストックは、この宝具に収める事で回復できる。更に、マスターが不在になった場合の予備魔力としても流用でき、鞘が機能している間は独立した行動を取る事も可能となっている。
また、上述の剣の柄頭と連結させる事で、鞘に魔力的なエネルギー状の刃を形成し、両剣として機能させる事ができる。
双方の同意があれば託す事もでき、バーサーカーが消滅しても所有者が消えない限り現存し続ける。

【解説】

デンマークの伝説的な王フロールヴ・クラキが持つ12人のベルセルクの一人であり、最強のベルセルクと謳われていた。
北ノルウェーの王子で、灰色の熊に変えられてしまったビョルンと、彼の幼馴染であったベラとの間にできた三男。長男のフロディは下半身が狼と鹿の脚となり、次男のソーリルは足首が犬となっていたが、ビャルキだけは人間の姿をしていた。
ビョルンを熊に変え、姦計によって命を奪ってフィビトを討ち取り、父の仇討ちを成し遂げた後、“岩盤に刺さった選定の剣”を引き抜く事に成功する。
魔剣を継承した後、実兄二人の下へ訪れ、フロディからは血の繋がりによる更なる強さと、ソーリルからは銀の象嵌が施された蒼色の魔法の鞘を授かり、そして敵の手にかかるような事があれば必ず仇を討つ誓いを三人で立てる。
ノルウェーを出て名声を得る為にデンマークへ渡り、フロールヴ王との出会いを果たす。
王の精神性、魂、能力、その全てに感銘を受け、部下になる事を志願し、アディルスとの戦いを含めた数々の武功をあげたビャルキはベルセルクにおいて『第一の者』としての席を賜る。
フロールヴによって齎されたライレの理想的な平和に、ビャルキはより一層感服し、今後とも一介の戦士として仕える事を改めて決意する。それは第三者の視点からすれば恋慕しているように見えたかもしれないが、彼のそのような心情はなかった。ただ、女の身でありながらも、屈強な戦士以上の剛腕さと、気高い精神の支えになりたかっただけだった。
しかし、その理想も長くは続かなかった。
王の妹であるスコーネの王女スクルドの計謀、それによって引き起こされた惨劇により、フロールヴ王とビャルキを含めた十二人のベルセルクは壊滅してしまった。
そしてこの終焉に介入したオーディンを『最初から全てを仕組んでいた黒幕』と誤認し、抗おうとしたビャルキであったがグングニルでスニルティルを砕かれてしまう。
故に彼は神を、神々を憎悪する。嘗て信仰していた神であっても、より大切に思っていた王や、仲間の運命を踏みにじった理不尽の権化を。
そして魔女をも憎む。破滅を担った愚かな魔女を。
ビャルキは全てを憎悪しながらも、最期には王を想い、その生涯に幕を下ろした。

【人物】

黒い甲冑を纏い、白銀色の毛皮のマントを羽織った戦士。
騎士のような紳士的な言動とは裏腹に、戦士としての高潔さが狂化によって失われており、獣のように暴力的で、無辜の民の命すら厭わない程に獣性に身を任せている。
本来であれば勇猛という言葉を体現したような人物で、進取果敢な気性を以って最善を尽くそうとする誠実な性格。
表情筋が動き難いが、内心での感受性が豊かで、自分にも相手にも正直者。堂々と自身の意見をはっきりと言うので、好印象に映る者と鬱陶しがる者に分かれる場合が多い。そしてカッコいい言い回しが何故か多い。
自らの忠義に信念を尽くしており、決して折れる事のない不屈の精神を持ち合わせている。
このように、ベルセルクの中でも突出した戦士ではあるが、主君であるフロールヴの敬愛の念が、時折イキすぎて面倒くさいドルオタみたいに見られる事もしばしば。
嘗て信仰していたオーディンは最期の瞬間を経て憎悪の対象となっており、破滅させられて尚オーディンを信仰するフロールヴに複雑な思いをする事も。スクルドに関してもオーディン同様憎しみの対象となっている。
現代に紛れる際には動物の毛皮を使用したジャケットを好む。女性関係では割とフリーダムなので、すけこましな一面も。
聖杯に願う望みは『オーディンとスクルドを、この手で殺す機会』である。

一人称「俺(本来は“当方”)」
二人称「お前(本来は“貴君”)」

【能力】

規格外ランクのベルセルクのスキルを有し、その恩恵でパラメーターが全て高い。筋力に至っては諸々のスキルを掛け合わせる事で驚異的なまでの膂力を振るう。加えて「無窮の武練」によって如何なる状況下においても技量が落ちず、バーサーカークラスのままで無類の強さを発揮する。
一方で燃費は悪く、動かすだけでも膨大な魔力を用する。熊化した状態では更に法外な魔力を要求し、並みの魔術師なら即干からび、一流の魔術師であっても魔術行使が出来ない程の量を持っていかれる。
ただし魔剣の宝具開帳では、魔剣に内包された魔力を使用するので例外的にマスターから魔力を要求せず、最低でも三回(鞘も使えばそれ以上)は無制限で魔剣を振るうことができる。

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