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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。



「……はい、何なりと申しつけてくださいね。その方が私に力を貸してくれたあの人も、喜んでくれるでしょうから……ふふ……」


「あの方の力も、あの方の愛も、いつも側に……」


基本情報

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【真名】メンテー
【性別】女性
【身長・体重】176cm・56kg
【スリーサイズ】86(B)・65・88
【外見・容姿】二叉鉾を装備した長身痩躯の儚げな美女
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】女性、神性
【ステータス】筋力:A 耐久:EX 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:A-

【クラス別スキル】

対魔力:E

魔術に対する抵抗力。魔術の無効化は出来きず、ダメージ数値を多少削減する程度。
冥界の陰気が馴染んだ結果、死が日常化してしまい、対魔力が著しく下がってしまった。

陣地作成:C+++

自らに有利な陣地「庭園」を作成可能。
最大の売りは範囲の拡大力。
まるで繁殖する雑草のように、短期間で何処までも拡がり、また他者の陣地へ容易に侵食していける。

もしかして:「ミントテロ」

【固有スキル】

黄金律(体):A

女神の如き完璧な肉体を有し、美しさを保つ。どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
「天性の肉体」スキルとは異なり、筋力のパラメーターへの影響は存在せず、美しさが保たれるというだけの効果。

精神汚染(愛):A

嫉妬と怒りで歪み狂った、異常な精神性。
嫋やかで無害に見えるランサーの胸の内は、かつて側にいたヒトに対する只ならぬ愛情が吹きすさんでおり、ふとした拍子で正常な意思疎通が困難となり暴走する可能性を秘めている。
ハデスの正式なる王妃・ペルセポネに対し不満が爆発、激しく詰めよった経歴を持つ。

冥府神の寵愛:EX

死後の世界の最高存在たるハデスからの加護。
冷徹にして公平なハデス神から例外的に神格の一部を譲り受け、冥府神の使者に相応しい兵器や戦闘力も授かっている。
また、死を常としている彼女に即死をもたらす攻撃は効かなくなるが、冥府に根深く属しているその分だけ死の気配が濃く、生ける世界の住人たちから忌避されやすくなる。




…………その様に、メンテーは、思い込んでいる。


【宝具】

地底に芽吹くは芳しき我が愛ヒーリング・ヘディオスモス

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:200人
自身に纏わる伝承由来の植物───ミントの芳香と効果をもたらす結界を張り、自軍の不調を取り払い続ける。
ついでに本物のミントも芽生だすので、それらを摘んで何かに利用することも可能。鮮度と香りが抜群に良いと評判。

ヨモツヘグイにはならないかと思われる……多分

地底を統べるは恐るべき死の王バイデント・クトニモス

ランク:A- 種別:対環境宝具 レンジ:5〜555 最大捕捉:500人
メンテーをランサー足らしめている宝具。譲り受けている冥界神の権能、ほんの僅か一部であるが全力解放を行う。
ハデスの象徴であるバイデント(二叉鉾)を地に刺し、地底の瘴気や毒ガス、冥府の悪霊たちで構成された軍勢、などを召喚しながらフィールドを冥界化、敵勢力を攻撃する広範囲兵器。

ただし、先述した通りハデスからの寵愛も権能も全てはランサーの思い込みによる再現であり、正式な加護では無いが故の威力の劣化、及び所有者へのペナルティが発生してしまう。
具体的には魔力と同時に体力の大幅な消耗が発生、下手をすれば霊核に深刻なダメージが出る危険性がある。



だがむしろ、偽物とはいえ権能を勝手に持ち出した代償がその程度で済んでいるのは、偽り無き愛の力なのか。


あるいは本当に、視えざる寵愛が働いているのか──────。

【Weapon】

『幽冥境界』

二叉鉾の正式名称。
禍々しくも植物の装飾が施されており、ハーバルで自然派な仕上がり。

【解説】

ハデスによって無理やり冥界に連れ拐われたデメテルの娘コレー。そこで『冥界のものを食べてしまうと冥界に属さなければならない』という決まりを知らずに冥界の果実(ザクロ)の種を食してしまい、かつてのように地上に帰れなくなったコレーは冥界の女王ペルセポネになった……という神話は有名だが、実はハデス神にはペルセポネ以前に愛していた存在がいた。


それこそがこのメンテーというニンフである。

それまで神の愛を独占していたメンテーにとって見れば、ペルセポネは突然現れて、しかも正式な伴侶に認められたという、憎き恋敵。

──────私の方が長くお仕えしているのに!

──────私の方が美しいと褒められたのに!

──────私の方があの方を愛しているのに!

納得できないメンテーは怒りに任せ、彼女に詰め寄る。


「知ってますよ。貴女は、貴女自身の意志で冥界(ここ)に来たのではないのでしょう?」
「夫を愛してもいない、偽りの王妃だなんて、滑稽にもほどがあるわ。……きっといつかあの人は貴女に飽きて、私の元へ戻ってくるでしょうね!」

果たして。
メンテーの狂乱ぶりに恐怖、怒り、あるいは嫉妬を感じたペルセポネか。
はたまた、娘を愛してやまぬデメテル神の介入か。

神の妙なる力によって、不遜なメンテーの姿は瞬く間に萎み、捻れ、かつての美しさの影もない、雑草へと姿を変えられてしまう。

──────嗚呼、ハデス様……どうか、どうか気づいてください。私は此処にいます。貴方が愛してくれたメンテーは、此処にいます……。

こうして物言えなくなった彼女はせめてもの主張にと芳香を放つようになり、ミントという植物に生まれ変わったという。

外道でも下衆でもない。しかし、属性・立場的には生者にとって悪しきものであり、決して相容れぬ存在。
普段は寂しげな微笑みを浮かべる、控えめな淑女として振る舞っているが、興味あるものには周囲が驚くほどアグレッシブになる。
最愛の人ハデスのことを常に最優先し、思い込みの激しさも手伝って暴走することもしばしば。

ちなみに。
彼女の前で実際のハデスをよく知らないものが、彼を貶すのも、褒めるのも、してはならない。
恐ろしい微笑を浮かべたランサーに、「あの方の何を知っているのですか……?」と追い回されたくなければ。

【因縁キャラクター】

ペルセポネ

にがてな女性(ひと)。
でも、王妃たる方に感情のまま無礼を働いてしまった件は謝罪したい。

…………ところで、『アドニス』という名前について詳しい話を聞いても?

ハデス

いとしい恋人(ひと)。
恐ろしくて、冷たくて──────ずっとずっと、大好きな、王様。

アスクレピオス

おもいあがった愚者(ひと)。
罰として処刑されて、でも星になった?
ふぅん……?










地獄より深い場所に堕ちて、消滅すれば良かったのに。

【コメント】

アサシン・アスカラポスに続く冥界の愉快な関係者シリーズ、第2段。

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