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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【元ネタ】三国志演義 民間信仰
【CLASS】ランサー
【真名】関羽=関帝聖君
【異名・別名・表記揺れ】関公、美髯公、蓋天古仏、協天大帝、伏魔大帝、関帝菩薩、関聖大帝菩薩、etc
【性別】男性
【身長・体重】207cm・160kg
【外見・容姿】赤らんだ顔に見事な鬚髯を蓄え、冕冠を被った天帝の如き姿
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型 王 神性 竜種
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷A 魔力B++ 幸運EX 宝具EX

【クラス別スキル】

対魔力:A

 Aランク以下の魔術を完全に無効化する。現代の魔術師では関羽=関帝聖君に傷をつけることはできない。

【固有スキル】

騎乗:A

 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

可能性の光:B

 星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
 実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像が関帝聖君であり
 英霊としての関羽=関帝聖君は信義を貫く武神として振る舞う。

乱戦の心得:A

 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
 その気になれば単騎駆で敵軍の真っ只中を駆け抜け、その中核となっている者に攻撃する事も可能。

関帝廟の玉座:EX

 英霊・関羽が持つ大帝特権が転生したスキル。本来であれば複数の権能を示す。
 関羽は仏教、道教、儒教の三つの宗教で祀り上げられ、時代が下るに連れ万能の神として信仰されるようになった。

武神の神核:B+(EX)

 死後に関帝聖君として祀り上げられた関羽は、この霊基に於いては例外的に神核を有している。
 武神との名称だが水神、農耕神、冥府神、守護神、運命神、竜神、商神と併せ持つ特性は多種多様。
 本来は規格外のランクを示すがサーヴァントとしてダウンスケールされている為、B+ランクに収まる。

神格転成:B

 天性の肉体スキルが霊基と共に変質したもの。
 関羽は、人として生まれ落ちながら神へと至る。

【宝具】

万人敵・冷艶鋸グアン・ダオ

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 双刀『万人敵』と青龍偃月刀『冷艶鋸』の二つの形態に変形できる仕掛け武器。
 華雄、顔良、文醜といった名だたる猛将を一刀の下に討ち取ってきた関羽の武勇を象徴する武器であり
 持ち主に格で劣る相手に対して攻撃する場合、攻撃に即死効果が付与される。
 言わば格下殺しの宝具だが、関帝聖君として召喚された場合、格で上回れる者がほとんど存在しない為
 大抵の相手に対して条件不問の即死宝具として猛威を振るう。

神威遠震・天尊関聖しんいえんしん・てんそんかんせい

ランク:EX 種別:万能宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 関羽が神として祀り上げられた最たる理由である信義を概念化し、不忠不義に対する神罰として攻撃的に解釈・昇華したモノ。
 如何なる形・属性での攻撃とするかは神として司る範疇で自在に変更可能だが
 かつて雷法によって使役される元帥神だった為か、主に雷火という形を取る。
 その威力は当代において関帝聖君が受けている信仰の多寡と対象のカルマ値によって決定される為
 召喚された年代や攻撃対象の罪悪によって大幅にダメージが上下するという特性がある。
 なお、関羽=関帝聖君が一度でも破約を犯した場合、概念的な矛盾が生じ、この宝具は使用不能となる。

【解説】

 三国時代における猛将・関羽が、その忠義が人々の間で信仰されるようになった事で神格化されたもの。
 英霊・関羽とは同根異種の神霊であり人間の魔術で召喚しうる存在ではないが
「関雲長大破蚩尤」にて張天師(逸話の年代的に張正随か?)に使役された逸話がある為
 ダウンスケールと引き換えにサーヴァントとしての召喚が可能、と本稿では定める。

 関羽は三国時代の一角を占めた蜀漢の君主・劉備に仕えた武将であったが
 顔良を単騎駆で討ち取った武勇も去ることながら
 劉備軍の黎明期から付き従い、一時期、曹操の厚遇を受けても劉備への忠義を貫いた事で、信義に厚い人物として人口に膾炙するようになった。
 また、中華には非業の死を遂げた人間は強い霊力が宿るという思想があり
 同盟関係にあったはずの(それ以前から関係は悪化していたが)孫呉に裏切られて死を迎えた関羽はそれに適合する存在であり、民間信仰の中で神として扱われるようになっていった。

 後に中国に仏教が広まると民衆人気を背景に伽藍菩薩という神仏として取り入れられ、道教や儒教においても神格化されて取り入れられた。
 また中華の各王朝もそれぞれの政治的事情から関羽を称揚・神格化した事で、時代が進むに連れ関羽の神としての格は高まっていき
 ついには玉皇上帝に次ぐ神格として扱われるに至ったのである。(十八代目の玉皇となった、とも)
 
 現代においても世界中の華僑から信仰されているが、武神としてではなく義理堅さや勇敢さを商売に必要なものと解釈した商神として信仰されているという側面が強い。

【人物像】

 義を貫く清廉な武神。ただし忠誠はかつての主君である劉備にのみ向けられており、義に反すると見ればマスターから離反する。
 正史においては目下の者には優しかったものの、同格の相手に対しては剛毅が行き過ぎて傲慢に接する面があったが
 関羽=関帝聖君として召喚された場合、そうした側面はほとんど発揮されず、多少説教臭い程度に収まる。
 このような精神性になったのは、人々の信仰を受けた事で人格がより高尚なものとなったのもあるが
 高位の神仏として昇華された為、大抵の相手を目下の存在と見なすようになっている、というのもある。

 一方で信義という観念を中核として神格化された事から
 不義や約束破りに対しては通常の霊基で召喚された場合よりも厳しい。
 その為、生前の主君であった劉備と相対すると、彼への忠と神として貫くべき節義が衝突してしまい、動けなくなってしまう。
 逆に生前の死因である呂蒙は怨霊化して呪い殺した事がある為、天敵にならない。
 伏魔の神としての逸話から堕ちた神や魔性に対しては優位に立つ。

 イメージカラー:緑
 特技:算術、暗記
 好きなもの:信義
 苦手なもの:不義
 天敵:劉備
 願い:神としての力を増す為のリソースとして使う

【一人称】拙者 【二人称】貴公、貴様【三人称】貴公ら、貴様ら

【台詞例】

「神将、関帝聖君である。三界の魔を伏し、諸悪を断たんが為に下凡した。
 問おう。貴公が拙者を呼びし者か?」

「貴公に召喚された以上、輔車相依る間柄なのは承知している。
 されど拙者の力は信と義の為に振るわれねばならぬ。
 貴公が外道に堕ちた暁には──分かっているな? 常に体元居正を心がけよ」

「貴様、この関帝聖君の前に立ちふさがるか! その命数、もはや残余があると思うな!」

【因縁キャラ(Fateシリーズ登場キャラ)】

諸葛孔明

義兄・劉備と水魚の交わりを結んだ軍師。
関羽が関帝聖君となって以後も自身と同格と認める数少ない人物の一人であり、良き友人でもある。

司馬懿

曹操に仕えた武将。自らの死因となった孫呉の裏切りに関与した人物でもある。
関帝聖君となった今は恨みや憎しみを向けてはいないが、難敵として警戒はしている。

呂布

かつて刃を交えた武将。反復常なき虎狼のような在り方を嫌悪しているのは神となる前から変わらない。
ちなみに関帝聖君として召喚された場合、蚩尤を破った経験から蚩尤を模した武具を使う呂布に対しては優位となる。

陳宮

曹操を裏切り呂布に仕えた軍師。呂布に対して劉備を裏切り徐州を奪うようにそそのかした人物でもある。
その無道かつ消耗を加速させる兵法を嫌悪しているが呂布に対して忠誠を貫いた事は評価している。

玄奘三蔵

自身と同じく神仏の域にまで達した存在であり、関帝聖君となった後も同格と認める数少ない人物の一人。
また高弟である斉天大聖こと孫悟空とは戦った事もある。(「八仙東遊記」)

【因縁キャラ(創作)】

劉備

自らが忠誠を向けている主君であり、固い誓いを交わした義兄。
関帝聖君としては劉備の入蜀を信義の神であるが故に肯んずる事は出来ず、さりとて生前の忠誠を捨てる事も叶わず
忠と義の板挟みになってしまう天敵となってしまっている。

張飛

かつて轡を並べた猛将にして固い誓いを交わした義弟。
生前、純粋な武勇においては自身に勝ると認めた相手であり関帝聖君になった後も自身に次ぐ存在と考えている。

張遼、徐晃

もう一組の義兄弟とも言うべき間柄の相手。
張遼からは兄弟と呼ばれる程の仲であり、徐晃は大兄と呼ぶほど尊敬した相手である。

曹操

乱世の奸雄。一時期は幕下に加わっていた事もあり、今なお人傑として高く評価するが
関羽としては劉備に忠誠を向けるが故に、関帝聖君としては信義の神として裁くべき悪人であるが故に、決して手を組む事はない。

呂蒙

自身の敗因となった名将。思うところはあれど神となった関帝聖君は憎しみを向ける事はない。
ちなみに関羽が兵糧を奪ったのが孫呉の開戦の原因とされるが
この一件は(奪ったとする地域が呉の領土である可能性が低い為)おそらくは捏造かそれに近いものだったと思われる。

【蛇足】

 ロムルス=クィリヌスを参考に作成。
 関羽の神霊としての側面を抽出したぶっ壊れ枠だけど魔力消費もかなり重たそう。
 後こういうのに限って包囲網組まれて早期脱落するのがお約束。

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