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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】畠山重忠
【異名・別名・表記揺れ】庄司次郎
【性別】男性
【身長・体重】180cm・82kg
【外見・容姿】大鎧に身を固めた美髯の武者
【地域】日本
【年代】平安時代〜鎌倉時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷EX(通常時はD相当) 魔力D 幸運D 宝具B

【クラス別スキル】

対魔力:D

 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B

 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】

天性の肉体:C

 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。

武士の鑑:A

 武勇の誉れと清廉な人柄で武士の鑑との世評を得た事から。
 剣、槍、弓、騎乗のランクが1ランクアップする他、交渉時、相手の信用を得やすくなる。

関羽見得:A

 英霊・関羽の力の一部を降霊させるユニークスキル。
 歌舞伎の演目『関羽(正式外題は閏月仁景清)』において畠山重忠役が関羽に扮した事から得たもので、重忠と関羽の霊基を混線させるスキルとも言い換えられる。
 なお歌舞伎の演目としての『関羽』は廃れたが、劇中で行われた見栄が「関羽見栄」として様々な演目に用いられたという。

【宝具】

秩父がかう平ちちぶがこうひら

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10(武器としては1〜3) 最大捕捉:10人
 畠山重忠が用いたとされる、南北朝の大太刀にも似て巨大な太刀。
 この刀を振るう畠山重忠の姿を見た者は身が竦んで敏捷(AGI)が1ランクダウンしてしまう。
 また、毎ターン、確率で恐怖状態に陥らせたり強制的に遁走させる効果もあり、こちらは畠山重忠との距離が縮まる程に成功率が高まる。
 ただし、上述の効果は全て精神干渉に対する耐性で回避可能な為、精神干渉を無効化できるスキル・宝具を持つ相手には意味をなさない。
 曰く、この刀を見た長瀬判官代義員は恐れるあまり戦わず、都へと逃亡した、という。

鵯越の背負い物ひよどりごえのせおいもの

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 背負ったものの機動力を自らのものとして扱う事を可能とする宝具。敏捷がEX(規格外)として判定されている所以。
 曰く、鵯越の逆落としの折、畠山重忠は愛馬『三日月』を背負って自らの足で駆け下りたという。
 その逸話が妙な形で昇華され、畠山重忠は何らかの乗り物を背負うと、それと同じだけの機動力を発揮できる、という宝具になってしまった。
 車を背負えば車と同じだけの機動力を発揮し、船を背負えば水上を進み、飛行機を背負えば空をも自在に飛行できるようになる。
 ただし、コピーできるのは機動力のみであり、また人体にはない欠点も(機動の上では)再現されてしまう点には注意が必要。

【Weapon】

『蛇切り丸』『七つ燭台』『長竜』『地蔵丸』

 畠山重忠が用いた刀の数々だが『秩父がかう平』の所有と引き換えに持ち込めなくなっている。

『三日月』

 愛馬。乗って戦う事も可能だが背負って戦う事も可能。

【解説】

 平安時代〜鎌倉時代の武士。武勇と人格を兼ね備え武士の鑑と謳われた人傑。大変な怪力の持ち主としても有名。
 源頼朝の挙兵に際して敵対するも後に臣従。
 武功と人柄で鎌倉幕府に重きを為したが、頼朝の死後、北条時政に陥れられ殺された。

 平将門の血を継ぐ秩父氏の一族の出身。
 源頼朝が平家への復讐の為に挙兵すると、本拠を留守にしていた父に代わって畠山氏を率いて平家に助力。
 しかし、後に頼朝方に帰伏。平家との戦い──いわゆる治承・寿永の乱では義経の傘下で度々搦手(別働隊)として武功を挙げた。
 伝説では鵯越の逆落としの折、馬に怪我をさせない為に自ら馬を背負って崖を駆け下ったという。

 平家滅亡後、鎌倉幕府を率いる頼朝と平家滅亡の立役者である義経が対立すると、畠山重忠は頼朝側に属す。
 時に謀反の疑いをかけられる事もあったが頼朝の信頼は厚く「言葉が心と違わないから起請文は出さない」との言もそのまま容れられる程であった。

 奥州藤原氏との戦いでも先陣を務めて活躍。
 さらに敗軍の郎党の取り調べにおいても礼を尽くし、人物としても広い器を見せた。

 頼朝の没後は梶原景時の追い落としに関与し、失脚・滅亡に至らしめた。
 さらに比企一族の滅亡にも関与し、北条氏が実権を握るのを助けている。

 しかし、武蔵守である平賀朝雅と武蔵国を巡って対立した事が畠山重忠の落日を招いた。
 平賀朝雅とその岳母である牧の方は、彼らの後見人である執権・北条時政を動かして、畠山重忠らへ謀反の疑いをかけ討伐するように働きかけたのである。
 北条時政の息子である北条義時は畠山重忠の人柄を知悉していた為「謀反などあり得ない」と反対するが、北条時政には討伐を決断。
 虚偽の報によって呼び出された畠山重忠らは、僅かな兵で幕府の大軍と戦い、あえなく討死する事となった。
 しかし、畠山重忠は人望が厚かった為、彼を謀殺した北条時政らの評判の低迷を招き、やがては追放される事となる。

【人物像】

 謹直、誠実、公正。思いやりのある人格者。周囲の人間をしゃんとさせる清廉な気配を漂わせている。
 知勇兼備の士である一方、音楽的なセンスもあり、静御前の舞に銅拍子を合わせた事もある。
 政治的な立ち振舞や腹芸も身につけてはいるが、一族郎党を率いる身分ではないサーヴァントとしての召喚では、個人としての良識的な面が表に出る事が多い。
 その人柄が態度からもにじみ出るのか、主君や部下はもちろん、敵対者からでさえも一定の信頼を得る事ができ、戦闘のみならず交渉においても力を発揮できる。

 ……だが、戦闘においてはあまりにも色物でシリアスな雰囲気をぶち壊してしまうのが欠点。
 様々な物を背負って地を駆け、水中に潜り、空を飛ぶ姿は、武者姿とのミスマッチも相まって強烈な色物感を漂わせる。
 そもそも背負っているのにライダーとはこれ如何に。

【一人称】私 【二人称】貴方 貴殿【三人称】彼 彼女

台詞例

「ライダー、畠山庄司重忠。召喚に応じ推参いたしました。
 武辺が取り柄の不調法者にございますが、貴方のお力になれれば幸いです」

「私が心がけている事? そうですね……言葉と心が違わぬように努力はしております。
 糜爛と猖獗の世にあっても、正しき心を持ち続ける事の価値は変わりますまい」

「飛行機背負って空を飛び、船を背負って海を征く! これぞ真の人騎一体! さあさあ目に物見せてくれようぞ!」

【関連人物】

牛若丸

かつて轡を並べた相手。その武略の冴えは認めているが人柄に関しては些か以上に問題があると見ている。
ただし、頼朝への忠義は認めていた為、その末路を哀れにも思っている。

巴御前

かつて一騎打ちを演じたことのある相手。その怪力によって彼女を逃走に追いやったという。
かつては敵対した間柄ではあるが、お互いにその人柄を認めあっており、両者の間に憎しみは薄い。

平景清

歌舞伎などで度々対立する関係として描かれるライバル。というよりも景清にとっての天敵。
ちなみに重忠は平氏の為、景清の宝具『諸行無常・盛者必衰』の効きが悪かったりする。

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