S-baru

製造日　：西暦2012年
品番　：S-baru
連続活動可能時間　：最長２時間ごとの冷却が必要
取扱上の注意　：起動前に必ずパーツにヒビ・サビ・欠損がないかの確認

新光歴に変わり、はや2世紀半が過ぎようとしている。
電力に変わる新たなエネルギー源として、人類はフォトンという得体の知れない物を見つけることに成功した。

しかし、尚も電気エネルギーを用い、日々エネルギー効率の悪い機構で活動している機体が残っていた。
その機体は度重なる検品（期限切れ）、能力適正（時代遅れ）、配属変え（スクラップ）を幸運にもま逃れ、活動の場所を
アンスール（ship4)に移し、現在も度重なるバージョンアップを繰り返し、最新鋭の機体に劣るとも優らない
スペックを有していた。

今日もどこかのブロックでネジを落としているであろうこの機体を、人は旧型S-baru（大抵は旧型）と呼ぶ。