概要

魔物の危険度別グループ分け

  • 魔物はその危険度によって以下の4グループに分けられる

危険度:高
  • 神種:国一つ滅ぼせる程の力を持つ
  • 覇種:危険度が高い
  • 魔種:特異個体にしてドングを多量に保有する
  • 汎種:危険度は低く世界中に存在する
危険度:低


魔物一覧


グリンド大陸
グリンド大陸絶滅種
  • 魔種
  • 汎種

ミナカルデ大陸
セルカディア大陸

グリンド大陸

神種

ある伝承ではこの世界の月であると伝えられている
たまに瞬きをするらしく、それが月食であるとも言われる
正体は竜種の祖である巨大な龍ともされるが、その実態は不明である

いつからかは分からないがこの世界にずっと存在し続けている樹海
1000年に一度謎の大移動を起こし、過去に起きた大移動で20種の魔物と150の国が樹海に消えた
その正体は緑色の小蟲からなる推定10兆の群体生物
生態としては草木などに擬態し迷いこんだ生物は必ず捕食する
また驚異的な生殖能力を持っており、他の魔物の攻撃を受けて樹海が半壊しても即座に仲間を増やし数時間で元の姿に戻る
樹海は現在も増え続けているため、樹海の端を観測できたものは誰一人として存在しない

世界に存在している神種の魔物の1種
観測されたその姿は宙に浮く直径30km、高さ1200kmの巨大な漆黒の石柱である
理由は不明だが目視以外の観測方法ができず、本当に存在しているかどうかわからないため、現在は認識上は存在している神種の魔物として指定している
とある国の伝承では非存在結晶体(トラペゾヘドロン)が現れるときとは、新世界とその神の誕生を意味していると伝わっている
その新世界とは「現実世界」に極めて近い世界
神種に属する妖精のような魔物
その姿は漆黒の翅を持つ妖精種の女性に酷似しているが、大きさは人族と変わらない
特筆すべきはその能力の多さで神種の魔物以外のあらゆるものに化けることができる、妖精を自分と同じ大きさまで巨大化させ傀儡にする等、他の神種と比べて多彩な能力を使う特徴がある
とある伝承には萌芽脳姫の怒りに触れたがために国全体が瘴気に覆われ、数日もしないうちに滅びたとされている

覇種

覇種に指定されている体長30mの巨龍
水銀のような質感のドングを翼や体に纏っている
温厚な性格で人語を介するため基本的には友好的
高い知能を持っているため高度な魔術を扱える

特記事項

全身に骨の様な質感の甲殻を纏った龍
骸龍の種族は古龍窟で亡くなった龍の骸を集め、骸が集まった「墓」を守ることを使命としている
墓守の見返りとして龍たちの亡骸からドングを得ている影響か、古龍窟に生息する魔物でも強力なため覇種に指定された
岩山に浮き出る巨大な狼の顔のような魔物
魔天狼を見る、あるいは魔天狼に見られると、体の20%が噛みちぎられ、この攻撃は相手の肉体の頑丈さやあらゆる防御手段を無視して貫通する
基本的に眼は閉じているが、王が変わる際に開く

特記事項

巨大な塔のような足を持つ蜘蛛の魔物
巣を張らず、代わりにその扁平な足で大地を均して自分の周囲の環境を整えている
様々な言語による悲鳴や助けを求める声を繰り返し発しており、一説ではこの声はオクトバベルが何らかの助けを求めているために出しているとも言われているが、現在もその理由は分かっていない
金やクリスタルなどの鉱物で覆われた体長50m程のアルマジロの魔物
土や鉱物が好物で、かつて鉱物資源が豊富にあった鉱山を山ごと食らい尽くしてしまった
またゴルデミリオンの身体から生えている鉱物は移動している時に零れ落ちることがあり、高値で取引されている
骨だけの姿をした馬の魔物、胸部は青い炎が燃え盛っているように輝いている
ヘルホースは生存のために死者の魂を奪い体内に閉じ込めている
ヘルホースを害するとき、それが「悪い事」だと思っているとその罪悪感が増幅され手を止めてしまう

特記事項

九つの目を持つ魔物
全身が特殊な甲殻に覆われており、ドング魔術があまり効かない
神種、非存在結晶体(トラペゾヘドロン)と何らかの関わりがあるとされ、非存在結晶体の周囲に集まる生態から現状ウェルザッツォは非存在結晶体の眷属とされている
しかし神種の眷属にしては知能が低いため同種での争いや共食いが起きていることが多い
筋骨隆々のサツマイモのような魔物
自分が植わるべき最高の土地を探して旅している
自慢の筋肉でそこら中の地面を深く掘りまくるので、巨大地震を定期的に発生させる
非常に紳士的で決闘に勝つと自らの身体の一部を差し出す、とても甘くて美味いが何故か数時間の間ムキムキになる
自分に合わない土壌に埋まると筋肉が萎えてにんじんになる
一部の筋肉愛好家たちはこのイモスタンコを「筋肉の申し子」として崇めている
水晶立方体と8本の黄金四角錐で構成された奇妙な外見の魔物
8本の四角錐はそれぞれ7属性のドングと虚数ドングを用いたエネルギー攻撃をしてくるが、極めて大雑把な攻撃で避けやすい
ただし外郭を壊すと中から青白い触手が現れて物理的な攻撃もしてくるようになる、注意されたし
氷海の賊将
発光する巨大なイカの魔物
幼体の頃は体が小さく、他の魔物から身を守るため幼体同士で集まって巨大な船のような群体で行動する
成体は10m以上にも達し、熱魔術を駆使して海水を凍らせて獲物を捕らえる他、触手に纏わせて槍のようにして戦う
また、ゼゼルベゾームからはウインディアシルトという魔導ゴーレムの素材となる資源が採れる
ボロボロの刀を持った鬼の魔物
人語を解する知能があり、滅多なことでは人里に降りてこない
霊峰や大森林など人が滅多に来ない辺境に隠れ里があると噂される
追いつめられると全身から蒸気を発し、目くらましや攻撃の加速に使う
空を飛ぶ超巨大な鯨の姿をした覇種の魔物
その巨体に水を大量に含んでおり、体の真下に滝のような雨を城を削る程の勢いで降らせる
また、水を溜めすぎると自重に耐えきれなくなり地上に落下し、落ちた場所によっては最悪の場合体が弾け飛んで大きな被害をもたらす

特記事項

魔種

体長4〜5mの竜種、魔種の代表的な魔物
体内に可燃性のガスを蓄えてブレスを打てるが、
絶命時に大爆発する
中堅以上の魔獣調教師がワイバーンを幼体から調教しても人に従うかどうかはわからない
玉虫色の不定形の魔物、液体のような体のため物理攻撃が全く効かず、体内の核を破壊しない限り死なない
温排水のあるところを好むため、水などに擬態して人間の近くにも潜んでいる場合が多い
錐のような嘴を持つキツツキの魔物
嘴を深く相手に突き刺し、そこから舌を伸ばして血を吸いとる
人間の血を欲していて、人を見ると群れで襲いかかる
さらに血以上に人間の脳みそが好物で、耳や鼻から脳みそを啜る
バニラの香りがする巨大なアイスクリームの塊に見える魔物で、体温が異常に低い
熱魔術、特に物を冷やすことに特化している
川や湖などに集まり、氷山を形成してそこで暮らす
見た目の通り食べることができるが、食べたものにより味が変わるため、野生のダッツッツは魚や雑草の味で不味い
ゲル状の身体を持つウナギの魔物
体を切られてもすぐに再生する特徴を持つ
またその生態も摩訶不思議 、なんとクルイードは寄生虫ならぬ寄生魔物で血管に詰まるなどしてしばしば巨大生物の死因となる
身体はイナゴで蠍の尻尾が生えた魔物、及びその群れのことを指す
アバドンズはあまり争いを好まないが、群れが増大し飢餓状態に陥ると共食いすら厭わない化け物の群れと化す
サソリ毒は人体や土地に残留し、ジワジワと蝕んでいく
しかし、アバドンズの毒で汚れた大地の浄化は優秀な魔術師が5人いれば対処可能である
また、グボロ・グボロに少量の毒を投与することで人体に有効な血清を作ることができる
地中を泳ぐイッカクのような魔物
硬い岩盤も掘り進むために角がドリルのように硬く、そして太く発達している
また、覇種の特殊個体『淵王ノア』と何らかの関係性があるようで、ヤフェトが群れで地上に出て暴れるのは淵王ノアが行動を起こす前触れとされている
空を飛ぶクリオネの魔物
太陽光、特に朝日が苦手で浴びてしまうと体が縮んで地面に落ちてしまう
ボドボドは性格的に自信家が多いが、自分より弱い獲物には慢心して負けてしまうものの強い相手には奮起して勝つことがある
顔がパカッと開いて中から鞭状の触手を繰り出してくる 射程距離は500メートルほど、乗用車程度なら締め壊せる
黒い翅を持つ蛾の魔物、夜行性
鱗粉には毒があり、敵から身を守るために鱗粉を撒きながら飛ぶ
ナイトコーラーは交尾の時期になると種類を問わず生物を引き付ける妖艶な舞をする
その時は特に鱗粉が舞い散る
ちなみに毒はアバドンズと同じようにグボロ・グボロで作る血清があるため比較的被害は少なめ
鮮血のような赤い羽根を持つ鶴
ベジャウ・キジャルは人の姿に化けることができ、道に迷った旅人や迷子の子供になりすまし、善意で近づいてきた人間を殺す
しかし、人の形は真似られるが挙動がおかしかったり鳴き声を上げたりするのですぐに見抜ける
人型の魔物、何故か影がない
非常に凶暴な魔物で自分達以外の種族を無差別に攻撃する
また、どんなものにも集団で襲い掛かるが自分より小さい生き物は必要以上になぶる、その時にケタケタと不気味な笑い声をあげる
全身が棘に覆われたサンショウウオの魔物
全身の棘から腐食性の高い障気を放射する
食欲が旺盛で、口に入るものなら何でも呑み込もうとする
また魔種の中でも賢い魔物で、食べようとしたものが硬い場合は障気で脆くして噛み砕く
魔術ゴーレムの核として使われる星界石を取り込んだ生物が魔物になった姿
吹き出し状の白い体に愛くるしい顔と手がついた姿
理由は不明だが、この魔物になると人にしがみついて自爆しようとすることが多い
音を出さずに移動するため、危険感知の魔道具がないといつの間にかしがみつかれている
帆が植物になっているエダフォサウルスの魔物
帆の植物は仲間のア・ルラと時属性魔術で繋がっており、帆から帆へ自身や物を転移させて受け渡しができる
その為大規模な群れを作ったア・ルラは、レプタリアンが大人数で狩る事が多い
たまに時属性以外の魔術を持つ者が生まれ、戦闘で有用なら優先的につがいを割り当てられてその個体の一族が戦士階級になる
恒温性になった四つ足で羽の無いドラゴン
剥き出しの皮膚に短い毛がまばらに生えている
ゾウの様な歯を持つ
かなりの美食家で色々好みがあるが、特に頭蓋を砕いて中身を啜るのが好きなので脳が大きい生物をよく襲っている
生物の意識を操る魔術に優れ巣穴に獲物を引き摺り込んで畜産をしている
掛け合わせてキメラやハーフを作ったり、品種改良をしたりすることもある
しわしわで嘆いたような顔をした二足歩行をする人間サイズの泥人形の魔物
湿地帯に棲み普段は温厚だが、怒りが頂点に達すると顔中の穴という穴から泥を垂れ流して暴れ狂う
幻覚作用のある鶴のような鳴き声を発して獲物をおびき寄せ、沼地に引き摺り込んで食らう
その泥を食うと腹を壊す
時折クレインズクライを食ったプセウドオーシャンが体調を崩して落下死する
頭の部分が回転するサーチライトになったオウムの魔物、実は殺人機械で新世界由来の未知の技術で作られている
この世界にあるガラクタなどの部品で自分で自分の複製を作れる
個体によって頭に付ける製品が異なっており彼らのおしゃれポイントになっている
また頭のパーツは例えばサーチライトなら光を集めてレーザーに出来るなど
元の製品の性質を強めた武器のようなものになっている
80mのカバ
巨体だが動きは機敏で、前足で地面を掻くように突進する
チョコレートのような汗をかき、その汗が乾燥すると爆発する
巨大な銀色のライオンのような魔物
見た目はライオンだが、獣ではなく金属生命体
実力だけ見れば覇種だが滅多に人を襲わない
何故か人の作った建造物を敵視していて、視界に入ったら破壊してくる
様々な生物や魔物の骨で組まれ、雑に金粉がまぶされた
王冠のような見た目の魔物
放置されている魔物の死肉から生まれる
周囲の死体を操り、呪詛をばら撒き大地を汚染する
影だけのサイの魔物
影から影へと移動する
直視していると徐々に平衡感覚を奪われていき、最終的に地に這いつくばってもがくことしかできなくなるが、半日から一日経てば回復する
体長10mほどの巨大なウシガエルの魔物
見かけによらず美しい和音で鳴く
雑食で食欲がすさまじく、頻繁に共食いをするため個体数はあまり多くない
調教は可能だが、非常にプライドが高く、並の調教師では扱いきれない
一度認められると一応命令を聞いてくれるが、例え認められたとしても「〜しろ」などの命令口調では行動してくれず、「〜してほしい」「〜してください」などの懇願口調を使ってやっと重い腰をあげる
石の祭壇のような魔物
生物と接触すると爆発し砕け散る
爆破したあとモロクの核が現れる
その核を壊さない限りモロクは再生する
巨大な蜥蜴のような赤蜻蛉の魔物
羽音が反ワイバーンの演説になっている
言い伝えによればかつて大切な物をワイバーンに奪われた種族らしい
知能が高く、よく異種交配するので非常に多種多彩な姿

汎種

足の生えたサメのような魔物
魔物といったらコレ!の代名詞の様な魔物3体の内の1体で、汎種の代表的な魔物である
足が生えたのはいいが、歩行も泳ぎも下手という
中途半端な進化をしてしまった

特記事項

スライムの幼体である魔物
魔物といったらコレ!の代名詞の様な魔物3体の内の2体目
見た目はタンブルウィードの中にスライムが詰まってるような姿
汎種の中でも弱い魔物でスライムに成長できる個体はかなり少ない
世界全般に存在する狂暴な鳥の魔物
魔物といったらコレ!の代名詞の様な魔物3体の内の3体目
種族や国によって名前が違うので、一般的にはこの魔物を怪鳥と呼称している
環境によって姿だけでなく食生も変化する汎種としては珍しい生態で、時には群れで人を襲う
怪鳥の味は非常に美味で食材になる魔物としても有名である
空中に浮くクラゲのような魔物
激しい音と発光で危険を知らせる
一部のケットマッヘは町に棲んでいるが、多くのケットマッヘは風に乗って群れで移動し稀に季節風に乗り大量に到来することもある
家畜として育てられている魔物
食用や貨物運搬用等、多くの用途で使われている
背中の苔による光合成でも栄養を得ているため長期間の絶食に耐えられる
市場に出回っているライムピッグの肉は美味だが、適切な処理をしなければ非常に不味いらしい
背中に生えたキノコは珍味として有名
甲殻に覆われた巨大なエイの魔物
海上移動や輸送用に使われ、その堅い甲殻はレプタリアン族の鎧などに使われる
エラから海水を吐き出してジェット噴射する
噴射の圧力は全身の骨が砕け散るレベルなので、物流のための港の海は遊泳が禁止されている
腹の下に荷物を結び付けるとそれを子供と勘違いして大事に守る習性がある
荷物を取る際は代わりの物を与える必要がある
食べると美味
色鮮やかな羽毛と奇抜な飾りの生えた鳥の魔物
モヒカンのような飾りや羽毛が装飾品や布団に使われる
人を嫌っているため視界に人が入ったら頭上に飛んでいって頭をつつき回す
非常に素早い動きで捕まえにくい厄介な鳥
このモヒカンのような飾りはモテるための象徴のようなものである
飾りはオスメスどちらにもあり、毛並みが良ければ良いほどモテる
亀の甲羅と強靭な四肢を持ったワニの魔物
人間の間でのババンバの人気は高く、ババンバの肉は高級料理、固い甲羅は主にレプタリアン族が使用する防具の素材、皮は財布と余すことなく使われるためレプタリアン族は主に彼らを狩って生計を立てている
生態としては雑食で何でも食べる、怪我や病気に強く成長が早い
また汎種の魔物の中でも強く賢い知能も持ち合わせているため捕獲が難しい
尻尾の先端に複数の毒の棘を持つトカゲの魔物
尻尾の棘は毒抜き後に乾燥させると擦り傷や打ち身、腹痛に効く薬になる
体色を周囲の環境に合わせて変化させる生態なので、発見が非常に困難
ペットとして人気の魔物、分類としては汎種
見た目は手に乗るサイズの小さいカラス
人語を介す高い知能を持っている
人と喋るのが大好きだが、それと同時に自分の喋りに絶対の自信を持っているので相手が根負けするまで悪口を言い続けるという残念な特徴がある
軍用に調教された汎種の魔物
柔らかい毛に覆われいる獣のような見た目で、敵と見なしたものには猛スピードで飛びかかり鋭い爪で攻撃する
また超音波を発して周囲を把握する生態を軍用に改良し、多くの国が敵地の偵察にこの魔物を使っている
町の警護をしている恐竜のような汎種の魔物
元々の種族が鼻がよく人に従順であったため、人の生活とも密接に関わっている魔物である
夜行性で少ない餌でも活発に動くのだが、たまに餌をもらいすぎて太ったピングドラコも見受けられる
高速で空を飛ぶ3本角の甲虫
繁殖期には体力のある強いオスがメスに変わる
人懐っこい性格で、一部の大都市ではその特性を活かしてカンタを使ったレースを行っている
ただし身の危険を感じたら強烈な悪臭を放つ体液を吐き出すのでレース観戦も要注意
有毒の青い実がなる真っ黒な木のような魔物
鳥系の魔物が苦手で、近くに来たら頭の実を投げて追い払う
そのため人間の間では案山子として使われている
深夜になると時々ダークツリーから美しい歌声が聞こえるらしく、ダークツリーには精霊たちが集まるのではないか、という噂がある
見た目は目のような模様のある真っ赤な果実
市場では食べられる魔物の一種としてグラスアイが出回っている
果汁は発酵させると酒として飲め、王国ではグラスアイの果実酒のカクテルが人気
ただし自分が調理されると分かるとおぞましい叫び声をあげる
その特徴からグラスアイは軒先に飾る害鳥避けとしても使われる
猫っぽい汎種の魔物
目で見たものを録画して再生する魔術が使える
またこれに関連して録画したものに応じて体毛の色が変化する特徴がある
特徴等の変化が分かりやすく扱いやすいため、ペット初心者からの人気が高い
巨大なハンミョウのような虫の魔物
アルヘルムの甲殻は美しく、その甲殻を加工して装飾品として扱われる他に、それ以外の部位は砕かれて農耕用の肥料として使われている
若いアルヘルムは敵対的だが年を取ったアルヘルムは大人しい
一部の国ではアルヘルムの群れと共生関係にあり、人間はアルヘルムの素材を得る代わりにライムピッグやグボロ・グボロ等の家畜を餌として提供している
また足がとても速く、アルヘルムを移動手段の1つとする国もある
全長50mの巨大な蛇の魔物
非常に図太い性格で、自分の命に関わることでもない限り細かいことは気にしない
人間はこのヴェルウェラを移動手段の1つとして利用している
ヴェルウェラは食い溜めをすることができ、長時間の絶食でも乗り物としての活動は可能、また餌をもらったらその分だけは働こうとするため移動中に特に問題が起こることはない
死体に寄生する竹の魔物
ダイアグナルという燃えるキノコを主食としており、ヴワットジナーという国を群れで襲う事が多々ある
よくダイアグナルを爆発させて自滅している
弱いが火事の元であるため厄介
死体に寄生した年数が長ければ長いほど力を蓄えて成長する
千年以上の年数が経った個体がダイアグナルを喰らうと魔種に進化する
まんまるお目目のペンギンの魔物
その可愛さで人のやる気を奪う
近くに居すぎると2日間は何の気力も起きなくなる
たまに鋭いビンタをかます
馴れ馴れしい雰囲気の猿の魔物
世知辛い愚痴を聞かせてくる
逆にこちらの愚痴も聞いてくれるがその場合は愚痴を聞いた対価と称して食料を奪っていく
稲に擬態したタガメのような魔物
年中繁殖していて、ワロタのつがいを放置するとニ日で広めの田の稲が全てワロタになる
調査の結果、農薬に極めて弱いことが判明し、近年急速に個体数を減らしている
空中に浮くマリモのような魔物
人懐っこい性格でよく人間に近寄ってくる
キグラスに触れると肌に緑色の物質がくっつき、徐々に広がっていく
また、この緑色の物質は一週間は落ちない
全身緑になった人は緑色でいる間は光合成ができるようになる、水と空気と光があれば三日ぐらいお腹が空かない
ゴム状の象のような魔物
覇種レベルの魔物に踏まれてもなんともない耐久性を持つが、切断系の攻撃に弱く体を切られるとすぐに死んでしまうほどに脆い一面もある
世界一臭い魔物
生まれたときは小さい菌糸でそれが風に飛ばされて適当な場所に付着し、汚れを食って急激に成長する
主に汚いトイレやカビの多い地下室等に突然現れる
鹿の角が生えたカモシカの魔物
体がゼリーのように柔らかい
水を浄化する能力を持っていて、人間の間では益獣として大切に扱われている
赤い狼の魔物
見かけによらず好戦的ではない
非常に珍しいため、高値で取引される
特にゾラハイムの骨は宝石のようで高値で売られている
真っ白な狐の魔物、目の周りは朱色
常に丸まっているのか、普段見かける姿は大きな白い毛玉のようになっている
動きは鈍いが、たまに鋭い爪や牙で攻撃してくる
肉が非常に美味であり、毛皮も高く取引される
実は妖精族の縁戚で常に冷気に包まれている
巨大な鹿の魔物
なんと血が焼肉用のタレのような味がする変わった魔物、レプタリアン族は丸焼きにして食べる
凡種とは思えないほど強いが体に火が付くと動かなくなる習性がある
バンサンカンを火を使わずに狩ることができれば晴れて一人前の冒険者となれる
両腕に応援のポンポンのような羽毛を持つ鳥
強い風を起こすことができる
飛ぶことができないので、風を起こして人や動物を空に飛ばしその間に逃げる
地面から生えた10本程の人間の腕のように見える魔物
実際は腕のように見えるキノコで、本体は地中の菌糸である
女性が助けを求める声を真似て人間をおびき寄せる
手に届く場所に人が来るとこれを捕まえ、抱擁するようにして地面に押し込み、そのまま栄養として吸収する
またドゥンヴェヴェに指を刺されると何かが起こると言われているが、何が起こるのかはそのときまで分からない
巨大な蛾の魔物
周囲の音を食べて静寂を吐き出し、死ぬときに今まで溜め込んだ音を吐き出す
巨大な蛾で羽を広げた状態だと髑髏の顔が浮かぶ
ジーマーとはレプタリアン族の言語で「不吉、死を暗示させる」の意
黒いナマケモノの魔物
周囲の生物を眠らせる能力があるが、その能力で自分も寝てしまう
たまに眠らないときもあるが、そのときは眠らせた相手の寝顔をジッと見るだけなので特に危険性はない
馬の魔物、普段は木に化けている
木に化けるために身体が縦に伸びるようになっている
この体が伸びる性質はアガッチャが驚いたときにも現れる
驚くと一気に伸びて落ち着くとゆっくり縮む
驚き具合で伸び方も変わる
岩石の様な蟹の魔物
自分の体が欠損したときに、周囲にある適当な石をくっつけると新しい体のパーツとして機能する
見た目は蟹だが、殻の中身まで完全に石なので食えたもんじゃない
でも煮るとすごくいいダシが出る
青い羊の魔物
普段は森に生息しており、常に群れで行動しているため、マルヂカルを一匹見つけたらその周囲には複数のマルヂカルがいることが多い
森の中では自分を騙し絵のようにして身を隠しているため、捕獲には少し手間がかかる
ウインディアシルトからたまに生まれる魔物
樽のようなスポンジの見た目をしている
水を取り込むとすさまじく巨大化し、斬撃系の攻撃を受けると切られた部分から新しくドジルバルが生まれる
しかし炎にめっぽう弱く焼かれたらどんなに巨大化していても一撃で死ぬ
見た目が三つのシカの頭とスズメの翼を持ち、ネズミの尻尾が二本生えた牛くらいの大きさの二足歩行のトカゲという、一見すると何の生物なのかよく分からない魔物
ネズミ以上の高い繁殖力があるが、その反面耐久力に難があり、ほとんどの魔物に食べられているため大きな見た目に反して食物連鎖でも最下位レベルに位置する弱い魔物である
青い桃のような果実が実るヒルギのような魔物
飛んだり跳ねたり走ったりして冒険者のように世界を旅している
青い桃にはこれまでの記録が詰まっており、食べるとその記録を追体験できる
植物系の魔物だが海水で育つ
砂まみれの鵜の魔物
人のいない砂浜に生息していて砂を食べて栄養にする
ウジャリの糞は植物にとって良い栄養を豊富に含んでいるため、肥料として使われることが多い
おたまじゃくしサイズの小さなクジラの魔物
空を飛んでいて、気がつくとコップの中に入っていたりする
シャボンテンの内臓に毒があり、その毒の強さはフグと同等のため危険である
極彩色に光るひまわりのような魔物
地面以外にも岩や金属等に生える程の生命力がある
オタネの種は向精神薬の原料になる
しかし種を摂取しすぎるとトリップ状態になってしまうため、医療品としての使用以外は認められていない

特記事項

カバの顔、蛾の羽根を持つ禿鷹のような魔物
その巨大な頭をハンマーの様に打ち下ろす攻撃をしてくる
禿鷹の要素が全くないのに「この生き物のベースは禿鷹だ」と見た者に思い込ませる微弱な魔法エネルギーを放射している
赤ワインが注がれたワイングラスにそっくりなナメクジの魔物
吸血性の魔物で、赤ワインのような中身は今まで吸った獲物の生き血
体液には毒があり、その毒は幻覚性のもの
うっかり飲むと、それ以降1ヵ月ほどの間、「ワイン」がナメクジの群れに見える
青い毛並みのハリネズミの魔物
グリンド中を凄まじい速度で駆けているが、特に害はない
極めて友好的で時に人助けをしてくれる
背中の棘を一斉に発射でき、針には返しが付いてて抜きづらく刺さった棘は避雷針になる
また、背中の針は1月で生え変わる
泥でできたウミヘビの魔物
雨が降った後のぬかるみで大量発生する
冒険者なら安心して処理できるが、それ以外の人間だと苦戦するため害獣扱い
見た目の通り泥なので食べられず、他の魔物から補食のために狙われることがない
青い服を着た二足歩行の鼠の魔物
ドング使用者(ドングラー)なら簡単に使役できる初心者向け使い魔
ドングを目視できる
また、ドングリの視界を介して使役者もドングが見えるようになる
大きなカピバラの魔物
掘ると温泉の出る地面を98パーセントの確率で探り当てる嗅覚を持っている
温泉の水脈をぶった切ることがあるので、イモスタンコを凄まじく嫌っている
白い猫のような魔物
知能が高く人語を解するが、人間の前では可愛い猫のふりをしている
人間に友好的
実はエゾマロの近縁種
人間が家畜化したのではなく、自ら人と暮らす道を選んだ
白いカラスの魔物
怪我した人のそばをこれが通りかかると、傷が少しだけ回復する
怪我だけでなく病気も治してくれる
まさに辻斬りならぬ辻ヒーラー
全身にお札が張られている白い狼
札は外骨格の一種で意外に硬い
怒ると全身の札が燃え上がりバーナーのように火が吹き出す
札を無理やり剥がすと出血する
悪口を言われると萎えて怒りが鎮まる
バイスが天敵
見た目は赤く、戦車のような巨大な体格の蠍
人懐っこい性格の魔物
蠍だが尻尾には毒がない
戦車のような見かけの割に全体的にぷにぷにとしていて妙に柔らかい
白いモグラのような魔物
とても臆病
様々な魔術の使い手で、自らの箱庭を作りそこに閉じこもる
魂と血の属性を兼ね備えるボッチは獣龍 に進化することがある
体長20mのニセハナマオウカマキリのような魔物
この魔物を見た者は「イメージのフォーリング・サン」との格闘を強制される
フォーリング・サン自体は何もせず、観察者がイメージのフォーリング・サンと戦っている間に逃げるため、本体の戦闘力はゼロに近い
イメージのフォーリング・サンは魔種以上の強さだが、戦っても怪我ひとつしない
しかしイメトレとしてはすごい上質なので、格闘家が好んでフォーリング・サンに立ち向かう
地面や壁に書かれた意味不明の数式
王龍種のつくった試練が魔物化したもの
古龍窟のガーランドはこれをよく使って人を試している
中には変わった問題もある
例:この数式をよく読むと古い戯曲の一節が読み取れて、「この場面における主人公の心情を説明しなさい」という問題だとわかる
短毛で尻尾が長い猫の魔物
移動する時、尻尾を掴んで丸まった姿勢で転がる
速さだけなら魔種並み
よく物にぶつかって怪我をする
マタタビに弱く、それを見ると只の猫になる
自力で泳ぎ回っている昆布の魔物
ネバネバした粘液を常に出している
お互いの粘液でくっつきあい、巨大な浮き島を形成する
この浮き島が流れてたまに運河を詰まらせる事がある
嘴が赤いカワセミの魔物
大型の魔物の死骸に群がりくちばしを刺して栄養を吸収する
その時に唾液を注入し死骸を腐りやすく異臭を放つ状態にする
嘴を振動させて唄う
流行りの歌を唄うことが多い
二足歩行のブルドックのような魔物
危険地帯に度々出没し、愚痴りながらいかにこの場所が危険かを教えてくれる
害のない妖精の様な存在らしく、冒険者がコイツを見かけたらその場から退散する合図となる
ちなみにジャニュアリーの肉は酒臭くて不味い
闇の中でヒラヒラと踊る赤いドレスの魔物
魔物に殺害された若い少女の恨みの集合体だとされる
光の当たる場所だと美しい少女の霊体が浮かび、相手を誘惑して殺す
時折、誘惑した男性に一目ぼれをしてしまい、種族の壁を越えて真剣に愛してしまう事がある
ただし、その大半は悲恋に終わり、よく小説や戯曲の題材となる
また、火に脆弱性がある

グリンド大陸絶滅種

神種

若き日の鉄の王によって討伐された神種
不死の怪物、邪悪の原典とも言われる魔物で体が爛れ腐り堕ちた龍のような、まさに恐怖そのものの姿だったとされる
地の底に大迷宮を創造し、地底からあらゆる生物の生命エネルギーを吸収していたために、地上にあった幾つもの国が枯れ果てていったらしい
また、大陸で息絶えた全ての魔物の総ドング量を一時的に再現し辺り一面を焼き野原にしたことがあり、その際に死んだ生物のドングも吸収したために手がつけられないほど強くなった
これに対抗するため鉄の王は巨大な鎧を作り、生邪骨肉の攻撃を防いだとされている
見た目は普通のカラスのような魔物
その正体は人魔血戦において魔族側にいたとされる神種の1つ
その鳴き声を聞いただけであらゆる生命が死に至ると伝わっている
星囁纏渦の犠牲になった人間や被害規模などの関連する情報まで記憶にとどめておくことができない
また、ドンクを使って大陸中の鳥魔物を種類や座標を問わず操り、大気中のドングが枯渇したら星の地脈からドングを吸い上げる驚異的な能力を持っている
この魔物は戦争中に何故か胎動樹海(カオスヘイム)と争い始め、最終的に胎動樹海に吸収されたと言われているがその真相は不明である
海に住んでいる巨大な亀の魔物、人魔血戦において魔族側についたとされる神種の1つ
甲羅は大陸のようになっており、花畑がある
生命海域はかつて海抜の定義基準となっていた
「上に泳ぐ」と海面が上がり「下に潜る」と海面が下がる
また海に住む魔物は全て生命海域によって生み出されたと言われている
最期は神種の攻撃に対し、幼体の魔物たちを守って致命傷を受け絶命した
その後、甲羅だけが海に浮かんだままになり美しく珍しい花が咲き誇る花畑が残ったという
人魔血戦において魔族側にいたとされる神種の1つ
石の中に7体の正体不明の生物の死体が入っているという謎の構造をしている魔物
幽玄霊廟を知覚したものと中の死体の精神を入れ替えることができる能力を持っていて、入れ替えられた者は覇種の化け物と化す
大きな戦争がある時にどこからともなく現れる
直近では魔王の精神が死体のどれかに入っていたらしい
戦争後期に破壊する直前に突如消失し、その後の消息は不明
人魔血戦において人に味方したとされる神種の1つ
巨大な雨雲から逆さまにぶら下がった灰色の美女のような魔物
人魔血戦時に浄降災怨は人と人の紡ぐ営みを守護するべきものと判断し魔物でありながら人に味方した
本体は雲に見える部分であり美女部分は幻影
雲を観測した存在が美しいと感じるものの幻を見せ魅了し自らの下に集わせる
彼女の雨雲の下では水が地から天に向かって降り落ちる
生き物の体の中の水分も引っ張り出されて雨雲めがけて落ちていく
人魔血戦にて、人側についた神種の魔物
馬にのった老人の姿をしていて、通りかがった者に説法を説いたり呪札を配ったりしている
それを聞いたり見たり知ったものの精神世界の中に現れてじわじわと人格を掌握する
人格内に入られると幸福感を感じられなくなるが、逆に幸福法師は笑顔になっていく
また、人格に幸運法師が入られたものは唯一その笑顔を見ることで幸福感が得られるようになる
人に味方した理由として
人族は幸運法師が操りやすい格好の獲物だったとも伝えられている

覇種

通常種とは違って、刀ではなく斬馬刀を携えたキルザンダンの王
立派な髭を蓄えており、真っ赤な馬に乗って暴れまわった
かつてはレプタリアン族の勇者ヴォ・ジャ・ノゥイの義兄弟で、義理人情に厚い侠客だった
最期はヴォジャノゥイと交戦し、相討ちとなった
その真名は『鑊身』
2.9メートルの巨人の魔物
人魔血戦において魔族側についた覇種の1つ
覇種特有の特別な能力を持たない代わりに身体的能力が圧倒的に発達している
戦う相手への敬意として常に涙を流している
8つの手を持つ猿の魔物
人魔血戦において魔族側についた覇種の1つ
素手で触れた生物の魂を抜き取るが、コレクションは全体の動きがかなり遅いため避けやすい
あらゆる攻撃に耐性を持っていて打たれ強かったため、人側はコレクションを倒すのに非常に苦労したらしい

ミナカルデ大陸特有の魔物

神種

幅80メートル、高さ250メートルの巨大な赤レンガの塔、巨人族では信仰の対象になっている
塔の表面には無数の唇がついている
唇はそれぞれ別の声を出しており、それが重なりあってまるで打楽器を奏でているように聞こえる
大昔に枯死脳彦を討伐しに向かったある国の軍隊が
全員歌い踊りながら帰ってきた
彼らは歌い踊る以外のことはなにもせず呼び掛けにも反応しない
食事も寝ることもしないまま、ついに踊りながら全員が衰弱死したという
また、かつてミナカルデ大陸に存在した超大国の滅亡には
枯死脳彦が関与しているとも言われている
腐った蓮の花の上で瞑想し、現在進行形で腐り続けている人間のような魔物
五衰天人の周囲は砂漠となっており、今も広がり続けている
調査の結果周囲のドングを吸い上げていることが判明しているが、対処法は全く見通しがついていない
完全に腐りきると腐肉で周囲を飲み込みさらに巨大になって生まれ直す
腐りきる瞬間まで近づくことも触れることも何故かできない
救われたいと願う人々の思いが実態化したもの
人を救おうとするが力がないため、全人類を救える力を星から吸い上げている
パノプティコンの「嘆き」から生まれ、その涙が天から海に落ちこの存在となった
あらゆる幻影と水と天候を操り、貝の硬度はこの世界で最も固くこの世界の海底の奥底に潜む
その姿は二枚貝の中に潜む古龍種だと伝えられているが、最近の調査の結果ではこの魔物は海を眺めていると脳内に浮かぶ共通認識の魔物であり、結局は染死瀊蛤が見せている幻影に過ぎないとされたため、この魔物の真の姿を捉えたものは未だに存在していない
金の指輪と赤い宝石
世界中を予測不能な軌道で飛んで移動している
その進路を遮るものには不明な原因で穴が空く
赤い宝石の中には紫の炎のようなものが蠢いている
ドング量の多いものが指輪か宝石に触れると瞬く間に周囲に魔方陣が刻まれ、真の魔物が姿を表す

真の魔物

覇種

内側に歯が生えた円状の口を持つ大ミミズの魔物
目標とする国家の首都の下に道を掘り進む
この魔物は都市の指導者に富と権力を約束すると惑わせ、権力者と精神的つながりを形成する
操られたものは最終的にランドワームの操り人形と化し、その人生を終える
吻が刀のようになっているカジキの魔物
陸地を切り崩すことで刀を研ぐ習性がある
短時間なら空を飛ぶ事が可能

特記事項

目がぱっちりしたナマズの魔物
体長の十数倍ある長く鋭いヒゲが生えている
このヒゲを自在に操ることで高速で泳いだり歩いたりすることが可能
水中の餌を食い尽くすと地上に出てきて、集落等地面に動物が固まっている場所を巨大な舌で舐めるように食べる

特記事項

覇種の魔物、スイカ程の大きさの虹色のカエル
覇種とは思えないほどに弱い
自分を食べた生物を虹にする
通常の虹も含めてそこから剥がれるように大量に発生する

特記事項

シルクハットを被りコートを着た霊の魔物
突然現れては名状したい冒涜的な演説を行い、聞いたものを重度の鬱状態にする
既に精神を病んでいた場合は強制的に自殺を選ぶ
この演説はある種の暗号のようになっており完全に理解してしまうとそのものはコンルコドンコードになり元のコンルコドンコードは消滅する
つまり、この魔物の真の姿は演説そのものである

魔種

ボロボロの廃墟と色とりどりの花が咲き誇る庭に偽装した植物系の魔物
その地の主(時に人間、時に魔物)が好む環境になる事で守られる共生型の魔物
敵対的な魔物が主の場合地形自体が敵に回る事となり極めて厄介
本体は決して燃えず、火がついたら表皮から燃えたぎる可燃性の粘液を噴出する
巨大なバクテリオファージのような外見の魔物
生物にとりつき種のようなものを植え付ける
種からは無数のピット・フィーンドが産まれる
種を植え付けられた生物はドロドロに溶け、食べ尽くされるかのように死滅する

汎種

ふわふわ浮いたマリモのような魔物
ずっとふよふよ浮いていて、大群がそよ風に吹かれて移動する姿は綺麗で有名
いい匂いがする
背中から棘が生えたアジのような魔物
味はとても美味であり干物はこの大陸の名物
棘の先端に毒があるが折ってから揚げると美味
1mくらいのダンゴムシの魔物
死肉を好んで食す森の掃除人、戦場にも現れる
人語を話す、特に食事中によく話す
食事をしながら豊かな語彙で味についてレポートしてくれる
果物を尻尾から生やした猫
尻尾の果物は個体によって千差万別で、葡萄を生やした個体が一般的
一番希少なのはシャインマスカットを生やした個体で最高級ファンタキャットとして扱われる
また、人々の間ではこの魔物の尻尾の果物から作られた「ファンタ」という飲み物が人気

セルカディア大陸

神種

鼻から上がぐちゃぐちゃになった口の裂けた少女
この少女の存在を知っている者は、彼女のオモチャが地平線の彼方に見える
夜になると彼女は突然目の前に現れます
彼女は貴方が私のお兄様?と質問してきます
違いますと答えると
彼女のおもちゃとして一緒にいられます
そうですと答えると
彼女のお兄様として一緒にいられます
無視すると
彼女は残念な顔をして貴方を殺します
これでお話は終わりです
(出会っただけでアウト!死ぬまで道化、もしくは恋人として生命力を吸収され続けます!お兄様といっていますが男女関係なくこの質問をします!)
狼の遠吠えの様に聞こえる音波
遠吠えを聞いた者は足元から徐々に凍っていく
この遠吠えは伝染し、やがて猛吹雪となる
この魔物の真の姿はこの大陸を覆う嵐雲
もしくは空だとも言われている
凄まじい寒さで魔種以下の植物系魔物が絶滅した
いつから吹いた風かは今では誰もわからないがこの嵐のせいであらゆる生命や現象はこの大陸に閉じ込められまた入ることも出来ず
その影響でこの大陸では独自の生態系が作られているらしい
全長100キロのブラキオサウルスの姿をした超大型の魔物
ドングを熱線やビームの様に放ち辺り一面を更地にしてしまう
単純にただひたすらに強い 純粋なパワーと耐久力だけならこの大陸で最強
不可逆劇とはズっ友で一緒に仲良く出現することが多い
嵐の中から現れ嵐の中でしか存在できないと言われている
一説にはこの魔物は遥か昔に絶滅したはずだと言われているが...

覇種

目から凍った矢を連射する体長約20メートルのサイクロプスのスケルトン
上空の嵐から産み落とされる尖兵であり、体は氷や雪でできている
知性が全くなく、熱に反応してまっすぐ突進する習性を持つ
舌先が硬い鎚のようになった3mほどのアマガエル
舌の鎚で氷原を殴ると亀裂が入る
どんな大きさの、どんな形の、どんな幅の亀裂を入れるか、完璧に操作できる
舌先が非常に固く、超金剛石すら容易く砕く一撃で意図的に雪崩を引き起こす
また知能が極めて高く、他の魔物と手を組み天才的な戦術を駆使する
巨大なリンゴが一つだけ実ったリンゴの大樹
リンゴは99メートル 樹は699メートル
林檎は何があっても枝から離れないが齧り付くことは可能
異常に美味
どうなろうと数秒で元の状態に回帰する
大陸内で誰か(人も魔物も含む)が食事をしようとすると、一定の確率でその食べ物を消失させる
そして、消えた食べ物のカロリー分だけ成長する
体長300mのリーフィーシードラゴン
異常に寒い夜に発生する濃霧の中から現れる
犠牲者も濃霧の中に消える
理龍を見た人は、一日に一回理龍の幼体を数十匹、口から吐き出すようになる
こうなった人はもう治すことはできない

幼体を見ても同じようになるよ

特記事項

首に切り裂かれたような傷がある黒髪の若い女
傷からは血が流れ続けていて、顔は青ざめている
人の住む都市のまわりを徘徊していて、
人を見かけるとゆっくりと歩いて近寄ってきて、噛み殺そうとしてくる
このとき、狙われた人は逃げることや抵抗することができなくなる
縮尺を無視してタイマンで殴り合える自分の臓器内の空間に引きずり込む
もちろん自分も自分の内臓の中に入る
関節技を得意とする
抵抗不可を打ち破っても単純に鬼強い
多めのドングとやたらレパートリーに富んだ時魔術と関節技でボコしてくる
鎧兜のような甲殻に覆われた体長50mの巨大熊
爪と牙が異常に発達していて剝き出しになるくらいデカくて鋭い
堅く重く異常なまでの耐性と馬鹿力(時折鋭利すぎる爪牙で自滅している)
その巨体から放たれる火炎放射は
弾道ミサイル並みの攻撃力で半径750mを焼け野原にする
甲殻にはドングが貯め込まれており、その一部を溶かして火炎放射と共に打ち出すとそれに付随して生物・化学兵器のそれと似た様々な効果を発揮する(個体によって効果は異なる)
同種殺しも嬉々としてする

特記事項

魔種

ベルベットのような手触りの体毛が生えた虎
勝てない敵に襲われると、肌触りのいい毛皮を脱ぎ捨てて逃げる
脱いだ下はまた同じ毛皮で、これもまた脱げる
何枚脱いでもその下は毛皮で、際限はないと考えられている
脱ぎ捨てられたあと、損壊されず3日経過した皮からのみ新たなベルベットが生まれる
生まれたては毛がごわごわしているが、毛皮を脱がずに長く経過するとどんどん上質になっていく
約2メートルのフクロモモンガ
何かをガバッと抱きしめるように懐に包み込むと
それは大きさに関わらずどこかへ消えてなくなる

このとき消えてなくなったものは、ボーイが望んだときに自由に取り出せる
死ぬと取り込んだ物は別個体(肉親、いなければランダム)に引き継がれる
体長13メートルの炎を纏った蛇
溶岩湖に多く生息する
魔術に長けた魔物で、幼体は炎を纏っていない
自らの牙や尾、ドング念力などを用いて鱗一つ一つに独自の魔法文字を刻み魔道具の如きものに変え炎を纏う

※ドング念力
熱属性ドングを応用した魔術*1
極寒の中で熱属性ドングを使用することが非常に困難なためこの大陸で熱属性ドングを使えるものは自然と習得する技術
木に張り付く輻長1mの青いヒトデ
触れると脱力するぬるめの吐しゃ物を常に垂れ流す
とりつかれた木はこの吐瀉物の水分と栄養分を吸って健康に成長する
脱力させる力のおかげで害虫もつかない
汚物で形成された一軒家サイズのスライム
自分の臭いを操作できる
無臭状態で獲物(人間が多い)に近付き、飛びかかってまとわりついてから悪臭を全開にする戦法を取る
フルーツや花のようなよい香りも出せる
その香りにおびき寄せられた人間を襲う

特に子供が犠牲になりやすい
発光しながら常に互いに相争うフクロウの生首の集合体。体長5メートル
光を見たり声を聞いたりした者は同族に対する殺意にとりつかれる
全ての生首を同時に殺さないと再生する
ただし、視野が異常に狭い上に視力以外の五感はまともに無い
日本風の龍に乗ったでんでん太鼓を持ったゴリラ
二者は分離できない
龍は60メートル、ゴリラは8メートル
でんでん太鼓の音と共に飛び回り雨と雷とニホンザルを降らせ、ゴリラ・ドラゴンが通った場所は森になると言われていた
現代では極寒の嵐のせいか、能力を満足に発揮できなくなっている

汎種

体中にのぞき穴の開いた豚
顔が見えないほど角が生えている
角で凍った地面を掘り返して土中の虫を食べている
近寄って穴を覗きたくなる微弱な精神影響魔法を周囲に放射している
覗いたら内臓が見える
尻尾が銃口になった猫
様々な属性弾を発射する
属性によって体毛の色と性質が変わる
威力も連射性能もせいぜい火縄銃くらい
基本的に大陸内の魔物には効かないため魂属性のマーキング弾で敵の位置を把握するのに使っている
人間の皮膚だけのような姿だが傍目には人間と変わらない
俊敏性と耐冷性が異様に高いが知性はなく聞いた言葉を真似するだけ
"人間であれ"と何者かによりプログラムされていて、街に入ろうとする(暴れたりはしない)
肉の等級が毛皮の文様になっている上、調理法まで書いてある牛 肉が凍らず腐らない 高栄養価で美味
魔物と人間が争う主な原因
ここまでお膳立てしておいて誰かに食われる気は一切ない
非常に逃げ足が速く、捕獲は極めて困難
柔らかすぎない硬さの人懐っこい犬頭イカ
本能で他者や多種族を助け友になる事で生き永らえ、また数を減らしてもいる
遠い昔地上に上がってきたが、地上では寿命を大きく縮めてしまう
最も生存に適した環境は60℃のアルカリ性温泉の中
体長は約1.6メートル
鋭い針が何本も突き出した25センチほどの琥珀色の塊
黄色いウニかナマコのようにも見える
鋭利なとげは刺さるとなかで折れ、破裂する
中身は長い年月をかけてドングを固めた宝石であり、魔道具の素材として優秀
爆発の光と炎と煙の姿をしたエネルギー生命体
平均直径6メートル(爆炎の届く範囲)
爆発を通じてコミュニケーションを図る
燃料を与えると非常に喜ぶ 
お礼に貴重な鉱物などの場所を教えてくれる

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