最終更新: athroniaeth 2012年10月06日(土) 00:45:10履歴
種族:ファイアドラゴン(Fire-breathing Dragon)
年齢:−(成竜)
性別:−
体表:鱗 (Ecaille) /赤 (Gueules)、黄 (Or)など
体格:超大型/ミドル級
登場作品
・映画 DVD『ブレイブストーリー』
詳細情報
※この頁では映画『ブレイブストーリー』に登場したファイアドラゴンの種族について述べる。
更には、ジョゾのお父さんが帝国に連れた6体の竜についても個別に記述する。
概要
幻界(ヴィジョン)最強の生物。
1対の翼を持つ山のように巨大な蜥蜴に似た生物で、口から炎を吐く。
全身を鱗で覆われている。大抵は体の色が赤だが、例外も存在する。
細長い頭部には角を有するが、個体によって生えている場所は違う。
また角は定期的に生えかわる。
眼は必ず1対で光彩は黄色く、瞳孔は黒い。
翼は大きいが、翼膜は薄く透明で幾何学模様が描かれている。
空を飛ぶことが得意で、飛行機のように速く飛びホバリングや旋回を難なくこなす。
聴覚が優れていて、竜の角を吹くと発せられる、人間では感じられない不可聴音を聞き取る。
人間の言葉を理解する様子を見せるが、喋る描写は無い。
このように共通する部分は多いものの、1目で個体の見分けがつくほど容姿に違いがある。
※以下に亘と共にイルダ帝国へ向かった7体のファイアドラゴンについて記す。
7体である理由は、恐らく原作の「七本柱」が由来である。
●ジョゾのお父さん
『ジョゾのお父さん (映画)』の頁を参照。
●クレストを持たない個体 (※1)
ジョゾのお父さんのすぐ後ろを飛行する個体。
後頭部に針のような角がたくさん有する。
下顎の前の方には2つの短い棘のような突起物が横に並んで生えている。
体色は赤色がやや色あせたような色で薄い赤紫に近い。
翼を支える骨が5本と多く、最も大きく広げることができる。
尻尾の先はハッキリと分かれておらず、膜のようなものも無い。
●下顎の長い個体 (※2)
3番目を飛行するファイアドラゴン。
堀の深い顔が特徴的で、眼の辺りもしっかりと窪んでいる。
顔は所々角ばっており、硬そうな印象を受ける。
下顎が上顎に比べて少し長い。前方には短い棘のような突起物が幾つか確認できる。
頬骨あたりの沢山のクレストが非常に発達している。
首の後ろのクレストは短いが、一方で背中は円柱の形をした立派な物を多く有する。
白い牙は疎らに生えている。
翼を支える骨は4本で、棘のように一部が伸びた翼膜も特徴的である。
この伸びた部分は尻尾よりもずっと長い。
体色はくすんだ赤色をしている。
尾の中間あたりに魚の背びれのように棘が生え膜が張っているが、先端は分かれてはいない。
●黄色い個体
列の4番目を飛行するファイアドラゴン。
頭は丸く、口吻が尖っている。角は大きなものが頭頂部にある。
背中のクレストがとても大きく目立つ。
尻尾の先が2股に分かれており、その間に翼と同じ膜が確認できる。
●赤い個体
列の5番目を飛行するファイアドラゴン。
ジョゾのお父さんと同じぐらい鮮やかな赤色をしている。
翼を支える骨は4本。
●桃色の個体
列の最後から2番目を飛ぶファイアドラゴン。
(※1)の個体によく似ているが、後頭部の角がやや少ない。
また、首から背にかけて立派なクレストが並んでいることが判る。
尻尾の先は分かれていない。
翼を支える骨は細く確認が難しい。
●濃い黄色の個体
列の一番後ろを飛行するファイアドラゴン。
背に大きく短い三角のクレストが並んでいるがわかる。
翼を支える骨は4本。
【番外編】
角川スニーカー文庫版では、口絵に載るキャラクターのデザインは映画のものが採用されている。
よって以下に3巻の登場人物紹介に載っていたファイアドラゴンの体形を記述する。
●"文庫版ファイアドラゴン"
(※2)の個体とよく似ていて殆ど違いはない。
ただ、映画では全ての個体の翼膜が透明だったのに対して、こちらは不透明である。
色は黄色で、特徴的であった黒の幾何学模様が見られない。
また前脚がティラノサウルスのように未発達で非常に小さく思える。