ドラゴン全書

　「そーんな鉄のきれっぱしでおれさまをどうにかできるとでも思っているのかい」

種族：ドラゴン
年齢：不明(成竜)
性別：雄
体表：鱗 (Ecaille)/紫 (Azur)
体格：大型/ミドル級

登場作品
・小説 Lyman Frank Baum著『魔法がいっぱい！』

詳細情報
　<頭部>
　　目は硝子で出来ている。
　　歯は長く鋭い。
　<胴部>
　　巨大な体に丈夫な鱗を持つ。
　　分厚い皮で覆われており、剣による斬撃程度ではものともしない。
　　血管の中は血の代わりにラズベリー・ジュースが流れている。
　<翼部>
　　詳しくは不明。
　<尾部>
　　非常に長い尾を持つ。
　<生息環境>
　　ファニーランドの山中の城に住む。
　　主に人間、イチゴ、チョコレート・キャラメル、プラム・プディングなどを食す。
　<繁殖形態>
　　不明
　<交流手段>
　　言語能力−◎
　　１人称は「おれ」。
　　人語を話し、ケラケラと笑う。
　<感覚>
　　不明
　<能力>
　　戸棚に鍵をかけたりドアノブを捻って客招き入れたりと何かと手が器用である。
　<闘争>
　　噛みつく。
　<性格>
　　ずる賢く悪戯好きで獰猛。
　<好物>
　　菓子、果物類。
　<備考>
　　作中で王様の首を食いちぎったことが原因で病気になる。
　　終盤では、王様率いる軍隊によって牙を歯抜きヤットコで引っ張られるという目になる。
　　ヤットコを知らなかったために軍隊の成すがままにされたドラゴンはゴムのように長く体が伸びた。
　　伸びるに伸びて麻糸よりも細くなり、細切れにされてバイオリンの弦に使われるという最期を迎える。