ドラゴン全書

(※ 別名は炎の竜。)
「破壊、破壊……」

種族：赤竜
年齢：−
性別：−
体表：鱗 (Ecaille) /赤 (Gueules)
体格：大型〜超大型/ミドル級

登場作品
・小説 ひかわ 玲子 著『竜の聖域』
・小説 ひかわ 玲子 著『竜王の園』

詳細情報
　<頭部>
　　橙色に輝く目を持つ。
　<胴部>
　　蛇の胴ような身体は鱗で守られ、また炎を纏っている。
　　その外見は、例えるのなら宇宙一つを覆い尽くすほどの巨大な炎の塊。
　　大きさは人間をその背に乗せるぐらいだが、活性化すると巨大化する。
　<翼部>
　　翼がある。
　<四肢>
　　詳細は不明。
　<尾部>
　　長い尾を持つ。
　<生息環境>
　　竜の聖域にて飲まず食わずに永劫を眠り続けている。
　<繁殖形態>
　　繁殖せず。エネルギーの炎から発生、同化と分離を繰り返す。
　<交流手段>
　　言語能力−不明
　　１人称は不明。
　　他の竜とは違い意志を持つような行動を見せるが、会話能力の有無は不明。
　　ただこの種族特有の破壊衝動だけは伝わってくる。
　<感覚>
　　不明
　<能力>
　　飛行。翼を使って空や宇宙空間を飛行する。
　　炎に同化したり、分離したりできる。
　<闘争>
　　世界をまるまる灰燼と化すほどの力を操り、あらゆるものを無にする。
　　咆哮をあげて敵を怯ませる。
　<性格>
　　意志を持っているかは不明。あるとすれば徹底した性格。
　<好物>
　　不明
　<備考>
　　竜王の聖域に竜王の花嫁フィオラを守るようにして共に眠り続けるドラゴン。
　　フィオラを除き、神ですら制御することができないと云われている種族。
　　正体は「破壊のエネルギー」である。
　　莫大な量のエネルギーを持ち、他の龍は近づくだけでエネルギーに戻ってしまいそうになる。
　　破壊することのみ志向し、宇宙を無限に壊し続ける。神々や竜王ですら未知の存在。