最終更新: momotraoo33 2019年11月18日(月) 16:12:28履歴
「マルタの鷹」から「女と男の名誉」まで、
数多くの名作を発表してきたJ・ヒューストンの遺作となった作品。
“赤狩り“を逃れて長らくアイルランドに暮らし、
“第二の故郷“と呼ぶまでに同地を愛した同監督が、
そこに生きる人々を通して人生の悲哀を、格調高く、詩的に美しく描いている。
1940年のダブリン、中年にさしかかったガブリエル夫妻は、
年一回恒例のささやかな舞踏会へと出席する。
ピアノ演奏や詩の朗読、ダンス、そして和やかな会食。
平和なひとときが過ぎ、やがて帰路についたガブリエルは、
思いもかけず妻グレタから“ある告白“を受けることになる……。
原作はJ・ジョイスの同名短編。監督の娘であるA・ヒューストンが出演し、
息子のT・ヒューストンが脚本を担当している。
予告編
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