B-OSP EVEONLINE WIKI - パルス発動型ネクサス非脆弱化コア

パニくるな(Don't panic)



Outer Ring Excavations (アウターリング発掘調査)製の超兵器として実装されたパルス発動型ネクサス非脆弱化コア(Pulse Activated Nexus Invulnerability Core)、英語の頭文字を取って通称「P.A.N.I.C」モジュールと呼ばれるこのモジュールは、居心地のいいPOSを追い出され、鈍重な船体をアステロイドベルトに浮かべるロークアル専用モジュールであり、切り札です。

起動時の効果

パルス発動型ネクサス非脆弱化コアは起動すると、強力なシールドを周囲に張り続けることにより艦隊を無敵状態にします。効果が及ぶ艦船はロークアル本体同様の強力なシールドに包まれます。




本体を含め効果が及ぶ艦船には、非脆弱化の効果がパルス発動型ネクサス非脆弱化コア似のアイコンと共に表示されます。



起動時の制約

モジュールを起動させるためには、ロークアルが何らかのアステロイドまたはアイスをターゲットしている必要があります。従ってこのモジュールは、エントーシスのペナルティとかテザード不可とかドックイン不可とか色々な効果がついているものの、実質的にアステロイドベルトか鉱石サイト、または一部のミッション空間などでしか使用できません。

効果とペナルティ

メインの効果はシールドレジスタンス100%増加です。すなわち、起動中はその強力なシールドによりダメージを全て0に軽減します。
シールドリチャージ時間は90%減少のペナルティがつきます。攻撃を受けてシールドが飛んでいるときなどは効いてきます。

なお「強力なシールドによってダメージのみを完全に無効化する状態」であるだけで、シールドトランスポーターなどによる支援や、電子戦兵器などによる攻撃は無効化できません。ワープ妨害などもしっかりかかるので、無敵が解けた瞬間逃げだす!という手段は現実的ではありません。

ペナルティの多くは、このモジュールが戦闘に流用できないようにするためのものです(修正されるまでは散々流用されました)。

・ドローンダメージ 100%減少
・スキャン分解能75%減少
・兵器禁止
・エントーシス禁止

これにより、主に採掘艦でも戦闘に投入できるような戦闘ドローンやスマートボムなどで一方的に敵を攻撃するような手段が無効化されます。ただ耐えるのみ。エントーシスリンクも無敵状態で起動できないようになっていますが、そもそもエントーシスリンクをアステロイド付近で使用する状況はほぼ絶無でしょう。

加えて、モジュールの影響を受けているときは以下の行動が制限されます。

・ステーションなどの建造物へのドッキング禁止
・シタデルやエンジニアリング複合施設のテザードを受けられない
・ワープ不可
・ジャンプドライブ起動不可
・遮蔽装置起動不可

説明には速度が落ちると書いてありますが、航行速度自体は減少しないようです。質量の増大により若干動きが鈍くなります。

対象となる艦船(および効果範囲)




モジュールの効果を受ける対象は、以下の条件を満たす艦船に限られます。

・ロークアルと同じフリートに所属している
・モジュールの最適射程距離である200km圏内に存在する
・艦船の種類が以下に含まれる
 Venture(ベンチャー)
 採掘艦(Mining Barge)
 輸送艦(Hauler)
 指揮型輸送艦(Industrial Command Ship)
 長距離型フリゲート(Expedition Frigate)

採掘支援母艦は対象になりません。すなわち、他のロークアルが周囲にいても効果は及ばないということです。
なお、周囲に展開中の採掘ドローンなどは対象になりません。

効果時間

モジュールのカタログスペック上の効果時間は240秒(4分)です。

前提となるスキルで、Lvごとに10%ずつ効果時間が増加します。
スキルレベル効果時間
Lv 0装備できない
Lv 1264秒(4分24秒)
Lv 2288秒(4分48秒)
Lv 3312秒(5分12秒)
Lv 4336秒(5分36秒)
Lv 5360秒(6分00秒)

2019年4月 アップデートで効果時間が5分から4分に変更されたため、Lv5では1分30秒もの差が出ています。

おそらく同時にロークアルが起動しているであろうインダストリアルコア(Industrial Core)の起動(待機)時間は300秒(5分)のままなので、タイミングが悪いとPANICが終わっても起動中である場合があります。インダストリアルコア起動中は移動できないので、逃げる選択が必要な場合は速やかに解除しましょう。その上でPANICモジュールの起動タイミングもよく考える必要があります。

再起動ペナルティ

パルス発動型ネクサス非脆弱化コアは、一度起動が終わると燃え尽きてしまいます。これはオーバーヒートによりモジュールの熱ダメージが限界を超えた状態と同じです。再起動するためには、まずはリペア施設やテザードなどによって修理する必要があります。



運用上の注意

パルス発動型ネクサス非脆弱化コアの性質上、運用は大体次のようなシチュエーションである必要があります。

インダストリアルコアと併用する。インダストリアルコア起動中は動けないので、敵性が襲撃してきてもすぐに退避できない。
加えて、襲撃を受けた際は速やかに救援が為される必要がある。数分しか持たないからである。

起動していなければ、採掘をドローンに頼るロークアルは軸を安地に向けておけばよく、敵性の襲撃などにも速やかに対応できます。いざというときのために積んでおいてもよいでしょう。しかし起動することになれば戦術上の敗北です。

そして無敵状態になったら逃げられないため、その際は間違いなく敵に囲まれている状態になります。ワープ妨害などをしっかりかけられていたら解除された後にゆっくりと撃沈されてしまうので、必ずそれまでに救援が為される環境にて運用する必要があります。

いざというときの救援プロセスまでしっかりと構築できる強力なアライアンスやコーポレーションのみが、ロークアルの最大の恩恵を得ることができます。




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