B-OSP EVEONLINE WIKI - 初心者が確認しておくべき設定


初心者がまず始めにしておくべき設定

ローセク、ワームホール、トリグラヴィアン、FOB、KAMIKAZE。EVE Onlineは色々なことができる反面、開始直後からすぐそばに危険が潜んでいます。経験豊富なプレイヤーや強力なNPCに襲われたら助からないかもしれませんが、せめて設定ミスによるロスを避けるためにいくつかの手を打っておきましょう。また、ちょっと便利になる機能もいくつかあるので設定を確認しておきましょう。

セーフティ「安全」

セーフティ設定は、いわゆる「容疑者」「犯罪者」といった、誰からでも攻撃を受ける状態になるのを防止する機能です。



容疑者タイマー、犯罪者タイマーが動く条件は結構複雑で、ローセクでPvPをしたり、KAMIKAZEをしたりする側に立てばならざるを得ないこともあります。ただしその辺の事情がよくわからない初心者のうちは、あまりなっても意味はありません。それどころか、容疑者や犯罪者になってしまって訳も分からず撃沈されてしまうこともあります。わざと「容疑者」状態にさせて撃沈する、というトラップ(フラグPK)も存在するため、危険を避けるために最初は「安全」にしたままにしておくのが賢明です。

各種タイマー(フラグ)については関連ページを参照してください。

関連ページ:各種タイマー(Timers)

オーバーヒート状態をロック

モジュールのオーバーヒートを可能にする熱力学(Thermodynamics)スキルは、現在のところキャラクターを最初に作った時から所持しています。緊急時やPvP戦闘時には非常に便利なオーバーヒートですが、わけもわからず使ったり、うっかりONにしてしまったりするとモジュールが損傷し、オフラインになってしまう危険性もあります。そういう意味では初心者に持たせてよいスキルではありません。

関連ページ:オーバーヒートガイド


HUDには、このオーバーヒートをロックできる機能があります。HUDの右下の方にあるメニューを開いて「オーバーロード状態をロック」を選択します。



この設定をONにしておくと、オーバーロード(オーバーヒート)状態を切り替えることができなくなります。オフの状態で設定しておけば、うっかりONにしてしまう危険がなくなります。

もちろんオーバーヒート自体は優秀な機能なので、使いこなせるようであれば使いこなしていきましょう。

移動ルートの安全確保

New Edenでは様々な目的のためにスターゲート・ネットワークを使用して星系間を移動します。その際、PvPフリー地域であるロー・セキュリティ宙域(セキュリティステータス0.4〜0.1)やヌル・セキュリティ宙域(セキュリティステータス0.0以下)の地域に迷い込むと、もしかしたら運悪く海賊やPvP屋さんたちに襲われて船を失ってしまうかもしれません。

なのでまずは、可能な限り危険地域に入らないように設定を行いましょう。画面左上に表示されている様々な表示のうち「A」とかかれたマークをクリックして設定を表示します。



まず「安全性を優先(可能な限り 0.5〜1.0 を通過)」と書かれているところを選択します。これにより、どこかの星系を目的地に設定した場合、可能な限りハイ・セキュリティ宙域(セキュリティステータス0.5〜1.0の星系)を通過してくれるようになります。
それでも、設定した場所によってはローセク以下を通過してしまうので、ルート設定した後にルート上の星系の色(セキュリティステータス)を確認し、オレンジや赤などの低いセキュリティステータスの星系が存在しないことをチェックしましょう。
※もちろん危険地域に行きたい場合はこの限りではありません。

もうひとつの「Avoid Triglavian Minor Victories Systems(トリグラヴィアンの地域的勝利(※勢力圏的な意味合い)の除外)」という設定は、2020年10月まで行われていたトリグラヴィアンの侵略というイベントの影響で、星系内にトリグラヴィアン集合体(Triglavian Collective)という勢力のNPCが大量に沸いているところを避けるための設定です。このNPCはとても強力なので、慣れないうちに迷い込むと撃沈される(カプセルも破壊される)ため非常に危険です。ここにチェックをつけておくと、該当する星系を自動的にルートから外してくれます。
もちろんこの設定によって目的地に行けなくなってしまう場合があるので、チェックを付けたり外したりしてルートの変化を確認してみてください。

また、活動が進んでEDENCOMのスタンディングが低下してしまったり、逆にトリグラヴィアンのスタンディングが向上したりした場合はここを変更しなくてはならないことも覚えておきましょう。

関連ページ:目的地とオートパイロット

CSPA(CONCORD Spam Protection Act)の料金設定

NPCのコーポレーションに所属していると、きっと思っているよりたくさんの勧誘メールが届いて驚くことでしょう。日本語だけではありません。英語、ロシア語、中国語など、様々な言語で届きます。特に返事を求められているのではないので無害なのですが、たくさん届きすぎて面倒になることもあるかもしれません。初心者に対してめったにあることではないと思いますが、大量のスパムメールが届く可能性もあります。そこで覚えておきたいのが、CSPA(CONCORD Spam Protection Act)の設定です。

この機能は、知らないキャラクター(所属コープ・アライアンスメンバーや連絡員でない、つまりは無関係な人物)からの以下の行動に対してCONCORDが料金をかける機能です。

・メールの送信
・艦隊の編成、艦隊への勧誘

これは0〜1,000,000 ISKの間で設定することができます。知らない人がこれらの行動を取った場合、彼らはCONCORDに対して指定した料金を支払うことになります(自分の手元に入るわけではありません)。料金がかかるだけで行動自体は実行できるのですが、ひとつの抑止力として使用できます。

この設定はメールウィンドウから行います。メールのウィンドウを開き、左上のメニューを開いて設定します。




ただしこの機能は諸刃です。設定したまま忘れていると野良フリートに参加する場合などに余計な出費をさせてしまうことになりかねないので、どうしてもお金をかけさせてまで防止したいという場合にのみ設定するべきでしょう。

オートターゲットバックと決闘の自動拒否設定

ESCキーを押して設定を開き「設定全般」を選択します。いくつかの設定を確認しておきましょう。



1つ目のオートターゲットバックの機能は、ターゲットを受けた際に自動的にその相手をターゲットし返す機能です。これはNPC・プレイヤーキャラクター両方に作用します。設定されている数字まで自動的にターゲットを行います。
実際のところ、この設定は0を設定するのが推奨されています。プレイヤーからいたずらでターゲットされて、うっかり撃ち返してしまってCONCORDに制裁をくらうこともあります。対NPCの場合は、ターゲット速度の都合上フリゲートや駆逐艦ばかりを先にターゲットしてしまい、本来攻撃したい戦艦などに攻撃してしまうこともあります。

現在のところデフォルトで0が設定されているようです。どうしてもターゲットまで手が回らず、戦闘が大変である場合は一時的に設定してみるのも良いでしょう。しかしその後の事故を防ぐため、早いうちに0設定に慣れるべきです。


2つ目の決闘に関する設定、挑戦を自動的に拒否するは、プレイヤーとプレイヤーが合法的に戦闘するための機能である決闘(Duels)の申し込みを文字通り自動的に拒否するためのものです。本格的な戦闘を行いたい場合であればいざ知らず、輸送中やミッション中、勝てるわけもない船で挑まれても煩わしいだけです。そればかりか、うっかり受けてしまったら熟練した相手に叩きのめされて船を失ってしまう可能性もあります。

将来的に決闘どんとこい、という心持ちになるまではオフにしておくことを推奨しています。

関連ページ:決闘(Duels)


他にも気になるところがあれば変更してみましょう。同じところにあるメニュー盤などは、使いこなすと大変便利です。

関連ページ:メニュー盤の起動

ディスプレイとグラフィック関連:画面の揺れ

艦船がワープする時や、攻撃を受けた時、衝撃が発生することで画面が揺れます。なんともない人にはなんともありませんが、画面酔いしやすい人などは辛いこともあります。この縦揺れ、横揺れは設定でオンオフができるので、問題がある場合はオフにしましょう。

ESCキーを押して設定を開き「ディスプレイとグラフィック」を選択します。左側下方に設定があるので変更しましょう。



他に気になるカメラの挙動の設定があれば変更してみましょう。

ディスプレイとグラフィック関連:処理が重たい場合に画質などを落とす

グラフィックボードの都合や、大規模な艦隊戦に巻き込まれた時、いくつかの都合で画面の処理がヤバくなることがあります。処理がガクガクになっては戦闘するにしろ逃走するにしろできたものではないので、この場合は画質を落とすことによって処理速度を向上させ、対応する必要があります。
もちろん、逆に良い写真を撮りたい時などに画質を向上させることもできます。

この画質の設定は、開始時はある程度自動的に設定されています。

ESCキーを押して設定を開き「ディスプレイとグラフィック」を選択します。ウィンドウ中央と右側が画質やエフェクトに関する設定です。まずは一番右側の設定を確認しましょう。



ここで明るさや各画像処理の内容を変更できます。処理を向上をさせたい場合は、簡単に言えば、適当にいくつかの設定を落とせば改善されます。処理が重たいと感じたら、まずはここで調整しましょう。

また、画面内に発生する可能性のあるいくつかの効果をオフにすることで処理を向上させることもできます。これはウィンドウ中央の設定で変更します。各項目にカーソルを当てればだいたいの内容が表示されるので都度確認してください。



ただし、この中で唯一オフにしないほうが良い設定があります。それが2個目の「効果」というざっくりとした項目です。これはオフにすればおそらく効果は高いものの、例えば指揮型艦船のコマンドバーストや旗艦級戦艦のブリッジ・エフェクトなどの有用なものも全部オフにしてしまいます。パフォーマンスが改善されても航行や戦闘に影響が出てしまうので、ここだけは可能な限りONにしておきましょう。

これらの設定にはいくつかの固定されたプリセットが存在しますので、それを用いて変更することも可能です。ウィンドウ右の中央あたりにある「最適な設定」ボタンを押して設定を変更しましょう。



「メモリ重視」「パフォーマンス重視」「画質重視」の3パターンが存在しています。用途に合わせて選択すると上記の設定に加えて、エフェクト関連の設定が変更されます。選択した後に個々の設定を修正することも可能です。

重要語句の英語設定について

この設定は必須ではありませんが、日本語以外の言語を使用するプレイヤーとコミュニケーションを取る際に有用になります。

ESCキーを押して設定を開き「言語」を選択します。この中の重要語句の設定のところにある「ディスプレイ」のところで、重要語句を「英語に置き換え」を選択することができます。



この設定を行うと、例えば「アイテムの名前」「星系名」「エージェント名」などが英語に変更されます。ミッション内容や説明文などは日本語のままです。この設定を行っておくことで、上記の様々なものがチャットなどで出て来た場合にいちいち英訳和訳する手間が省けます。オートリンクを作成する場合も英語名で作成されるので、相手が日本語を読むことができなくても安心です。

日本語プレイは全然OKですが、将来的には英語にも慣れたほうがいいかもしれません。英語を使用するプレイヤーは最も人数が多いと言われています。

設定のリセット

各種設定をいじりすぎて初期状態がわからなくなった場合はリセットできます。ESCキーを押して設定を開き「設定をリセット」を選択しましょう。



真ん中のメニューからウィンドウ設定を始めとする各種設定や、Neocomのアイコンやウィンドウの配置などをリセットできます。いじりすぎた場合は戻しても良いでしょう。

左側にある「メッセージ非表示設定をリセット」という部分は、プレイ中にたまに出てくる警告ウィンドウを「今後表示しない」ようにしたものです。それらはここにストックされているので、実はあった方が良かった・・・というような状況になった場合、間違って消してしまった場合などはここから戻すことが可能です。

ローセク以下の侵入警告などは鬱陶しいですが、あって助かることもあります。そのような「実は有用だったのに間違って消しちゃった」という場合の対応です。



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