巡洋艦を改良したものの中で、電子戦型巡洋艦は搦め手に特化しているものです。
艦隊としては必須ではありませんが、決まれば戦闘の趨勢を一気に変えることができる可能性に満ち溢れています。
電子戦型巡洋艦は
戦闘偵察艦(Combat Recon Ships)と、
軍事偵察艦(Force Recon Ships)の二種類に分けられます。
戦闘偵察艦は電子戦能力と戦闘能力を両立させた立ち回りタイプ。悪く言えば器用貧乏ですが、能力的に傑作機が多いこのタイプは充分に艦隊のちからになってくれます。
また、
ディレクショナルスキャナーで探知ができないという特殊な性能を持つため、ことワームホールにおいては悪魔。ローカルが見える領域に置いても探知は格段に難しく、戦闘能力とあいまって恐れられています。
軍事偵察艦は
隠密行動用遮蔽装置(Covert Ops Cloaking Device II)を装備可能な巡洋艦です。
このモジュールは本来移動に適さない遮蔽装置の中で
遮蔽をしながらワープ可能という特殊装備であり、計り知れない有用性を持っています。
戦場に光も熱もなく現れ、妨害を撒き散らすこの艦種は宇宙中から警戒されています。
この艦種に乗れれば、戦闘において食いっぱぐれることはありません。求人は溢れに溢れています。
素体となっているのは
Celestis(セレスティス)や
Bellicose(ベリコース)などの元々電子戦に特化したボーナスを持っていた艦です。
改良されたのはおよそ以下の点です。
・アーマーHPまたはシールドHPの強化
・センサー強度の増加、ターゲット性能の大幅強化
・ワープ速度ちょっと上昇
・キャパシタリチャージ性能の強化
・
国家に応じたアーマーレジスタンス・シールドレジスタンスの増加
・
電子戦型巡洋艦スキル依存のボーナス追加
・
電子戦型巡洋艦の性能ボーナス追加
下方修正されたパラメータは以下の点です。
・やや機動性の減少
・Tech 1の持つ
妨害射程距離増大系ボーナスの除去
距離のボーナスは無くなったものの、その分電子戦の強度が上がっています。なので全体的に良い強化になっています。
総合的にスロット性能も上がっているため、完全な上位互換としてデザインされた感じです。
また、
T2艦の常としてリグスロットは2個になっています。