ファイアーエムブレム 烈火の剣ifの攻略wikiです。他人に迷惑をかけるような行為は控えましょう。QS、乱数調整を使った戦略(ステ吟味等)やユニット運用方法はNGでお願いします。攻略まとめwikiなのでネタバレも含みます。烈火ifをはじめてプレイしようという方は、情報なしでプレイした方がより楽しめると思います。荒らしが発生しているため、しばらく編集不可とさせてもらいます。



支援C

「ミリア。」


「どうかしたの、アッシュ?」


「どうだ?
 この部隊の連中とは上手くやっているか?」


「……?
 特に問題はないわね。」


「そうか、ならばいい。」


「…はぁ。
 何故、そんな事を言い出すのよ?
 私はそんなに問題を、起こしそうに見られている…
 という事かしら?」


「ああ…
 まぁ、そうだ。」


「……」


「こんなに多くの人と、
 一緒に生活するのは、今までないだろうからな…」


「ああ…そういう事…ね。」


「お嬢様から、色々言われている以上…
 お前の起こした面倒は俺の責任になる。」


「なるほど…
 でも、三年前の私ならともかく。
 今は心配無用よ。」


(どうだかな…)
支援B

「……」
(三年、もう三年になるのね)


「ミリア。」


「アッシュ?
 問題なら、何も起こしてないわよ。」


「ああ、そうらしいな。
 思ったより上手くやっているようで、安心した。」


「……」


「それより、どうした?
 何か考え事をしているようだったが?」


「ん…ちょっとね…
 あの子に拾われてから、
 もう三年になるのか、と思ってただけよ。」


「そうか…“まだ”そんなものか。」


「もう…でしょ?」


「まだ、だ。
 大体、俺はお前をエージェントとするのは、
 時期が早すぎると思っているからな。」


「また、その話?」


「ま、お嬢様が決めた事だ。
 不満があっても反対はしない。
 それにお前の力量だけは認めている。」


「それが全てでしょ。」


「そういう所が…
 いや…なんでもない。
 ……ふむ。」


「?」


「しかし、三年か。
 お前が拾われてきた時を、昨日のように思い出せる。
 お嬢様が拾い物をしてくるのは珍しい事ではなかったが…
 まぁ、俺も拾われた身だ。
 人事ではないのだがな。」


「あそこにいるのは皆そうでしょう。」


「そうだが、お前とは違うさ。
 みんな同意の上で拾われた。」


「……?
 え?
 それどういう意味?」


「そのままの意味だが?」


「じゃあ、みんなは最初から、言葉を喋れたの?」


「そうだ。
 言葉が喋れなかったのはお前だけだ。」
支援A

「アッシュ。」


「ミリアか、どうした?」


「この間の事よ。」


「この間…?
 ああ、お前だけが特別喋る事ができなかった事か。」


「そう、どういう事なの?」


「やはり世間ずれしているな。
 拾われた人間はみんな、言葉を喋る事ができないと思っているのか?」


「……」


「ふむ、まぁ、いいだろう。
 お前は知らないだろうが、シスターはお前が喋れない事を
 強いショックを受けたから…と言っていた。
 確かに酷い怪我を負っていた。
 それも分からない話ではない。
 お前はベルンの田舎で倒れていた、そう思っているだろう?」


「ええ。」


「実際には違う。
 お前はベルンの奥地、
 およそ人が住むような場所ではない所で
 拾われたらしい。」


「大して変わらないわ。」


「はは…そうか。
 確認しておくが、お前は言葉を喋る事はできなかったが、
 言葉を理解する事はできた。
 間違いないな?」


「ええ。
 貴方達が何を言っているのかは分かっていたわ。」


「やはり、か。」


「どういう事?
 まさか、私はずっと一人でいて
 言葉を喋る必要がなかった、とでもいうつもり?」


「そう思っていた。
 ついこの間までは。」


「……」


「だがそれだと、
 言葉を喋れない事は説明できても、
 言葉を理解できる事の説明がつかない。
 お前の世間ずれした所もな。
 恐らくお前は、多くの人に囲まれてはいたんだろう。
 …ただ…」


「誰も……
 私に喋る事を求めなかった…?」


「それならば説明がつく。
 周りの言葉だけを聞き、部分的に理解していたのだろう。
 つまり喋れなかったわけではなく…」


「言葉を発した事がなかった…」


「そう。
 どんな状況かはわからん。
 何か理由があって、言葉を禁じられていたのかもしれない。」


「何にしろ…ろくな状況じゃないわね。」


「だろうな。
 だからお嬢様はお前に知られるのを嫌がっていた。」


「あの子らしい。
 あら、じゃあ、貴方は?」


「今のお前なら大丈夫だと思っただけだ。
 それにエージェントならばこれぐらい何て事はないだろう?」


「酷い目付け役もいたものね。」

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