ファイアーエムブレム 烈火の剣ifの攻略wikiです。他人に迷惑をかけるような行為は控えましょう。QS、乱数調整を使った戦略(ステ吟味等)やユニット運用方法はNGでお願いします。攻略まとめwikiなのでネタバレも含みます。烈火ifをはじめてプレイしようという方は、情報なしでプレイした方がより楽しめると思います。荒らしが発生しているため、しばらく編集不可とさせてもらいます。



支援C

「ん…?」


「あなた…確か、カアラだっけ…?」


「ああ。」


「あなたも剣を扱うのね?
 サカ生まれなのにどうして?」


「……家系…だな。」


「家系?」


「ああ。
 私の家では代々、剣技を受け継いできたのだ。
 私も、幼少の頃から剣を触ってきた…
 しかし、それはお前もだろう?」


「ええ、まぁね。
 でも、私の父はキアランにいたみたいで。
 剣も弓も…父に教わったわ。」


「ほう?
 ならば、弓も扱えるのか?」


「…ええ。
 両親には剣より弓のセンスの方が良いって、
 言われていたくらいよ。
 必要に迫られたら、弓も扱うしかないわね…」


「それは、便利だな。
 私の方は、剣以外はからっきしだ。」


「からっきし?
 そういえば、カアラは何処の部族なの?
 家系で剣を扱うって話は私のいたロルカ族では聞かない話よ。」


「部族か…私の家はそういった物とも
 無縁だったからな…
 近くにいたのは家族だけだった…」


「…そう…」
支援B

「カアラ!」


「リンか…」


「相変わらず強いわね。」


「……いや、私などはまだまだだ。
 そんな事より、リンよ。」


「ん?
 どうかした?」


「お前は、エリウッドとヘクトル、
 両公子と仲が良かったな?」


「…え、ええ?
 それなり…かな?」


「……ん?
 歯切れが悪いな…
 ……まさかっ!!
 実は公子達に恨みでも…?」


「ええっ!?
 どうしてそうなるの!?」


「なんだ、違うのか…よかった。
 それならばお前を切らなければならない所だった。」


「…はぁ。
 で、エリウッドとヘクトルに何か用でもあるの?」


「うむ。
 実は、頼みたい事があるのだ。」


「頼みたい事?
 カアラが…エリウッド達に…?」


「…そうだ。
 だが、私は両公子と物を頼めるほど
 面識があるわけではない。」


「…なるほど。
 だから私か…」


「頼めるか?」


「ええ、わかったわ。
 それで、いったい何を…?」


「非常に頼み難いのだが…」


「?」


「金だ…」
支援A

「ふぅ…こんな物か…
 …くっ……うぅ…胸が……」
(早く、あれを飲まないと…)
「……ふぅ………ふふ…」


「……なるほど。
 それを買うためにお金が必要だったのね?」


「!! 
 どうかしたか? 
 リン?」


「カアラ…とぼけないで!」


「……」


「カアラ…そんなに大量に痛みを
 止める薬を飲んだら…感覚がマヒしてしまうわよ?」


「…
 …ふふ…リン、それは違う。
 感覚がマヒしてしまう、ではない。
 感覚をマヒさせてるんだ。」


「!!
 なんですって!?
 どういう事?」


「元から病もちでな。
 常時、体に痛みが走っている状態だ。
 もはや痛みをマヒさせなければ、体を動かすのも辛くてね。」


「カアラ…それならゆっくり治療しないと!」


「いや…恐らくは手遅れだ。
 だから私は待っている事をやめたのだ。」


「そんな…!」


「そう哀しそうな顔をするな…
 なにも今すぐに死ぬわけではない。
 すくなくとも…あの人を見つけるまでは…」


「人を探しているの?
 そのためにそんな無茶を?」


「ああ、そうだ。」


「だったら私も手伝うわ!」


「……気持ちはありがたいが…」


「駄目よ!
 早く見つけて、すぐに休まないと!
 せっかく知り合いになれた数少ない女性の同胞なのだから。
 貴方のそんな姿を見たくないわ。」


「…ふふ…
 リン、お前は良い奴だな。」


「カアラ…?」


「同胞…か。
 私はそのような考えは教えてもらえなかった。
 だが…この部隊の者達はそんな事を重要視しているように感じる。
 そしてそれは正しい事なのだろう。」


「ええ!
 特に私達、サカの民はね。」


「なるほど。
 ならば、私も少し休息を入れるとしよう。
 せっかく知り合いになれた数少ない女性の同胞に、
 心配させては悪いからな。」

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