当サイトは民主主義社会の根幹をなす最重要の「人権」であるところの表現の自由、およびその規制・弾圧・バッシングにまつわる用語集です。

 会田誠作(1993年)。実質上のデビュー作と呼ばれることもある。

 襲われている女性=フジ隊員は『ウルトラマン』のレギュラー登場人物で、科学特捜隊の仲間の一人。敵のメフィラス星人によって実際に巨大化させられてしまうエピソード*1がある。その状態で2体のキングギドラに襲撃されている。なおキングギドラは『ゴジラ』シリーズなどに登場するいわゆる東宝怪獣であり、本来は『ウルトラマン』には登場しない。
 下敷きになっているのは葛飾北斎の春画『海女と蛸』で、同作を現代SF作品のキャラクターを用いてパロディにしたものといえる。
 なお会田誠作品では凄惨な負傷をしている少女が無表情が特徴であることが多いが、このフジ隊員に関してはメフィラス星人に操られているため原作の時点で無表情である。

 今でいうリョナ絵であるが、あくまで着衣の状態でありエロよりもグロ要素のほうが強い。そのためか2012〜13年に森美術館で開催された【会田誠展:天才でごめんなさい】では「18禁の部屋」外に配置されていた。
 フェミニズム団体PAPSが同展を攻撃した際に抗議文でやり玉に挙げた作品のひとつ。

参考リンク・資料
『会田誠の猟奇性』永遠に逃れ去る少女たち
PAPS 森美術館問題
エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由? | 表現の不自由時代 03

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます