『Ceonsoyclopedlia』は、Censor(検閲)にまつわるEncyclopedlia(百科事典)です。旧称『表現規制用語集』。民主主義社会の根幹をなす最重要の「人権」である表現の自由――その規制・弾圧・バッシングにまつわる事例や用語について、あらゆる知識を保存伝達するためのサイトです。

 「タビオクツシタヤ」と読む。その名の通り靴下屋さん。
 2020年11月2日、公式ツイッターアカウントの「失言」によってフェミニスト集団のリンチを受け謝罪に追い込まれた。
 その失言というのがこれ。

 何がいけないのか全く分からない、という人は正常である。
 このツイートの「批判のポイント」は、「嫁という言葉を使った」たったそれだけであった。

「嫁呼びは差別的な意味合いがある」「嫁とはまた女性蔑視的な表現ですね」「普段からパートナー見下して周囲からそれを指摘もされない環境なんだろうなぁ」「嫁呼びからして終わってる」と言いたい放題。直前にあったアツギ社【#ラブタイツ】キャンペーンへの「放火」が成功してフェミニスト達の気が大きくなっている様子が、手に取るように分かる。
 もちろん「嫁」という呼び方が差別などという言い分に根拠は全くない。誰もが知るように現在でも普通に流通している言葉で、特に差別語や放送禁止用語としての扱いはされていない。書籍やドラマのタイトルにも幾らでも登場する言葉である。

 本件が槍玉に挙げられた大きな要因は、時期的に【#ラブタイツ】事件の直後であったことが挙げられる。
 アツギ社のキャンペーンに使われた何の変哲もないイラスト群への攻撃は一応成功はした。しかし多くの人にその不当性を批判される結果ともなっていた。そのため批判されたフェミニスト達は「自分達がちゃんと判断しているように見せかける」ためのダミーの『褒める相手』を探していたのである。
 そのためにこのTabio靴下屋や、チュチュアンナなどの同業他社のネット情報を物色していたようである。そのために偶然、平和だったアカウントが言葉狩り集団の目に留まってしまったという、Tabioにとってはとばっちりな話であった。


 同年112月1日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、タレントの加藤浩次氏はこのようなことに「謝罪しなきゃいけない状況が異質だと思う」、女性フリーアナウンサーの高橋真麻が「愛情があれば呼び方は何でもいい」とコメントした。
 同番組では既婚女性100人にアンケート調査を行い、嫁という呼び方に「気になる」が25人、「気にならない」が75人であった。

参考リンク・資料:
【言葉狩り】 靴下屋公式「嫁から〜」フェミ「あ?嫁だと?」
【悲報】Tabio靴下屋Twitter「嫁に勧められた漫画が〜」フェミ「ギャオオオン」→謝罪へ
『スッキリ』配偶者を「嫁」と表現した企業が炎上 加藤浩次の意見に反響

このページへのコメント

「嫁からこれを読めと言われた」というのはちょっとした駄洒落だったんじゃないですかね。

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Posted by 名無し(ID:fvznwU8wlg) 2020年11月16日(月) 22:39:35 返信

その靴下屋、アツギの件で広告が賞賛されてたような

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Posted by れん 2020年11月16日(月) 14:22:22 返信

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