戦火企画「Gekippte Balance」

DPC氏のサイトDYNAMITE PUSSY CATの企画群からの派生から始まった企画の一つで、定期更新型ネットゲームの一つです。
18禁要素の含まれる企画ですので、１８歳未満の方や高校生の方は参加・閲覧はご遠慮ください。

◆βテスト「Entkomme aus der Hölle」
　正歴1221年。
　様々な種族が暮らすユニオンスローン大陸では、西の大国であるテンペスタロッサ帝国が版図を広げ、東の諸国はその覇権に対抗すべく、武力や交渉で併合や同盟を進める、激動の時代を迎えていた。
　大陸中央の山岳地帯の盆地に位置する小国のグライスグヴィクト連邦は、魔王が縄張りとする山地と優秀な兵士を抱えている為に、独立を維持し、国内の平和を保ってやってきていた。
　7月の建国記念日もそうであった。
　街は祝賀ムードに包まれ、大通りではパレードが行われ、広場には屋台が建ち並び、領主館では晩餐会が開かれていた。
　だが、半分に欠けた月が空へと昇る頃、国中で異変が生じた。
　突如、男達が女性を見ると理性を無くし、犯さずにはいられなくなってしまったのだ。
　男から逃げる女と、女を追う男で国中がパニックになり、収集がつかなくなってしまったのだ。

　そんなパニックに、連邦の首都、ヴァイスファングで巻き込まれた君達へ近寄る小さな影があった。
　その小さな影ことシスター・エーファは、君達へ頭を下げた。
「お願いします。私と一緒に湖の島まで逃げてくれませんか？　そこまで行ければ、この地獄を元に戻せると、神様からの掲示があったんです」
　女性たちの逃避行が、始まった。

◆本編「Vigilante」
　正歴1221年、8月某日。
　帝国の呪術師による「男の理性を奪う呪い」は、シスター・エーファの結界によって、沈静化された。
　だが、帝国の侵攻は止まることなく、数に任せて山越えをして連邦内へと攻め込んできたのだ。
　連邦としては四方から攻められる前代未聞な事態に陥っていた。
　正規軍および徴兵された男のほとんどは国の外周部で帝国軍との戦闘にあたっていた、が、それでも帝国軍を全て押さえる事が出来ずにいた。
　漏れてきた分は女性たちの義勇兵――自警団――が対処するしかない状態に追い詰められてしまっていたのだ。
　しかも、事態はそれだけですまなかった。
　戦力が外に向けられた結果、中……国内の治安が悪化し、盗賊たちの活動も活発化したのだ。
　間の悪いというか、これも狙いだったのか、先の混乱で味をしめた一部の男どもが、野盗に身をやつしても、女どもの体を狙う事例も報告されていた。
　内部の治安維持も、女性たちの自警団で担うしかない状態となってしまったのだ。
　悪い知らせは重なるものである。エーファが言うには、結界はもって数ヶ月だという。しかも、結界の中心へと悪意ある者が近づくほど、結界の効果が更に減少するという。
　男性たちの正規軍は、3ヶ月以内に、帝国軍なんぞ追い払ってやると息巻いているが、それまで、内部は持つのだろうか。
　女の尊厳と連邦の存続をかけた戦いの幕が開かれた。

１６Tの捕虜収容所を更新しました。
これ以降、絵師様方は自分の判断で本編で使用されなかった未公開の絵を公開して構いません。
公開するかどうかは、完全に絵師様の判断に任されることになります。他の方が公開を迫ったり、圧力をかけたりしないようにお願いします。

企画のエンディングを掲載しました。
これより、個別エピローグの受付を開始します。

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https://twitter.com/gekibal

• 2020/11/16本編開始
• 2020/8/24本編PC募集終了
• 2020/7/11本編PC募集開始
• 2020/5/1βPC募集終了
• 2020/4/4βPC募集開始
• 2020/2/15サイトプレオープン

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