ジオパークに関する学協会の活動と研究成果

浅野真希（筑波大学）
岩本直哉（銚子ジオパーク）
植木岳雪（千葉科学大）
尾方隆幸（琉球大）
川村教一（秋田大）
近藤　恵（お茶の水女子大）
橋詰　潤（明治大）
目代邦康（日本ジオサービス株式会社）

自然環境の保全と賢明な利用を行い，人類社会の持続可能な発展を目指すジオパーク活動を，より質の高いものとするため，第四紀学的立場から支援する。

1. 従来のジオパーク，ジオパーク活動における第四紀学に関わる問題点を洗い出し，学会としてそれらに貢献する具体的な取り組みを検討する．
2. ジオパークおよびジオパークを目指す地域に対して，学術的に支援する．
3. 学会員および一般市民に対して，第四紀学的な視点からジオパークの普及啓発を行う．

ジオパークシンポジウム：考古学、人類学、土壌学の視点から
2016年9月16日　明治大学駿河台校舎

• 目代邦康：大地の価値を見直す−ユネスコによるジオパークの最近の動向−
• 小野 昭：旧石器考古学とジオパーク
• 北條芳隆：古墳・火山・太陽
• 赤塚弘美：埋蔵文化財とジオパーク：千葉県銚子ジオパークから
• 藤田祐樹：沖縄県における旧石器時代遺跡調査とその活用
• 高橋 巧：人類学の研究成果を活用したガイドツアー実践
• 浅野眞希：土壌の層位は何を語るか？〜土壌学からジオパークへのアプローチ〜