通報をする際は、
悪質サイトの人種差別的表現や誹謗中傷表現が存在するページをURLで示すだけでなく、その悪質サイトがサービスの利用規約に違反する事を指摘しましょう。
ある意味、
広告主企業への通報よりもシンプルです。企業の理念や思想とは関係なく、ただ単に利用規約違反だから通報し、企業側はそれに対応する。極めて単純な話です。
よもや自社の定めた利用規約に従わない企業など、普通であれば存在しないでしょう。規約違反を見過ごすのであれば規約自体が形骸化しますし、人種差別的表現等の悪質行為を放置するのであれば企業の社会的責任が問われます。
間接的に悪質サイトと関係を持ってしまった広告主の企業とは異なり、ブログやサーバー、Wiki等のサービスを貸し出す企業はその悪質サイトと直接的な関係を持っています。
本来であればサービス提供会社がその利用規約違反を粛々と取り締まれば良いものを、それを放置してしまったが故に、人種差別等を煽る悪質サイトが蔓延るというこの惨状があります。
人種差別的表現やフェイクニュース等の偽情報が溢れる現状の責任の一端は、間違いなくこれらのサービス提供会社にあります。
もし通報時にサービス提供会社側がその利用規約違反を頑固として認めないようであれば、そのあたりの社会的責任を問い質しても良いでしょう。
勿論、通報の初手はお手柔らかに。問い合わせ担当者が心地よく対応できるよう、心掛けましょう。
企業の社会的責任を追及するのは、その企業の対応が絶望的になってからにしましょう。
➡ブログ機能提供会社に通報する場合はこちらのブログ機能提供会社への通報テンプレートへ。