ロボテック・クロニクル - ホリゾント V

ロボテック 国際連合創立60周年・公共サービス・公報』(2005年)より

「Blu-lay コレクターズ・エディション」 より

  1. 制式採用記号: LCA-16V
  2. Landing Craft Assault - Wikipedia, the free encyclopedia
  3. 日本語翻訳:16V型 強襲・降下艇

〔クラフトは、航空機/ホバークラフト揚陸艇など、空力を利用する乗り物全般を指す用語、ここでは降下艇と変換するのが最適。〕
出典
日本の Amazon からの購入が可能になりました。
  • 二枚組のうち、Disc-2 の シャドウ・クロニクルだけ はリージョンフリーの為に、日本のDVD再生機でそのまま視聴出来ます。
2枚組コレクターズ・エディションDVD
(リージョン・コード1限定)
Blu-lay も 同デザイン なので購入時は識別に
注意!

目次【Index】

姉妹艇の表示

本艇はホリゾンT型の発展型です!

語源

ホライズン【Horizon】

1:地平線,水平線.
2:[通例複数形で] 〔思考・知識などの〕範囲,限界; 視野。

  • ギリシャ語の『境界線』が原意。

名称注意!

日本版で「ホリゾント」とされた上陸用降下艇は「ホリゾンT型」とロボテック世界では解釈されホリゾン Vの成立を促した。

しかし、日本語の記事名としては慣習的に「ホリゾント」が定着している為、「ト」を固有名詞の一部として組み込んだ「ホリゾント・T」型の意味で本記事名を作成し、これを敷衍(ふえん)して英語概念上は「ホリゾン V」とすべきところを、これに準拠して敢えて本記事名を「ホリゾン  V」として記事名を作成した。

航宙仕様(重装&推進剤パック付)

インビッドの第三世代バトル・ウォーマー「ガーモ」【Enforcer】(エンフォーサー)により捕縛される一行。~^
ヴィンス・グラントジーン・グラントカレン・ペン


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出典

後面 : 大気圏軽装仕様/航宙重装仕様 (推進剤パック付)

上半角付きの細長の大型水平尾翼(V尾翼)に二連装の上下可動の機銃と、どことなく イリューシン28;ロシア語:Ил-28イール・ドヴァーッツァチ・ヴォースィェミを想起させるデザイン。

前面(大気圏内/垂直離陸時のコンテナ懸架&投棄機構)

【Robotech UN 60th. Public Service Announcement (2005) 】


名称

LCA-16V 装甲降下艇ホリゾントV

搭載機接続部

解説  

第二次地球奪還作戦(その実行作戦である「第二次降下作戦」)に投入された強攻降下用装甲艇(シャトル形式)。

なお、単独(ブースター無し)では「大気圏離脱能力は無い片道航行能力のため、揚陸艇【Drop Ship】とする記事は誤り 」である。

火星(マルスベース基地)から地球までは雷(イカヅチ)級・超時空大型戦艦【Ikazuchi,SCB】(日本版では「宇宙空母イカズチ」に)牽引されてきた。

兵員スペースを全て機体搭載に充てた場合、シャドウ・ファイターレギオス)とシャウ・ベータ・戦闘爆撃機(トレッド)込みの1ユニットを一応搭載可能。
(外部搭載推奨。左記状態での大気圏突入不可、各種艤装やパレットの交換作業が必要。また航行中の移乗は出来ない。)

実質は兵員やモスピーダ等のアーマーサイクルや兵員を地上に送り込むための降下専用艇でしかなく、降下艇としてはコンテナ等含め複雑な形状の割りに大型の為、その大気圏突破能力や船体構造強度にも不安がある。

インビッドの地球大気圏上層部への細工及び、重力牽引ビームの罠により、その殆どが「異常大気」及び「異常加速度」により燃え尽きて全滅した。

本編に登場のV型は第二次降下作戦で全滅したT型の欠点を根本的に改善する為に、以下のような再設計を行った。
  1. 降下後は不要となるブースター類を、装甲と一体化し、アーマードパーツとして切り離し式に。
  2. 緊急時のコンテナ離脱が可能。容量を減少(2個で150 t ×2 → 100 t ×2)させてでも、コンテナ自体の空力的洗練を優先。
  3. 航空機としての空力を改善すべく、水平尾翼を追加、大気圏内での継続活動を可能とした。
  4. 軽装状態での「大気圏内・垂直離着陸」【VTOL】が可能となった。

諸元値

乗員パイロット2名+ 航法士2名。機関士2名。積荷操作員(ロードマスター)2名。銃手2名の
総計8名。
全長78m
全高23m (40m)
翼幅66.8m - 71m
重量2,400 t (ブースター&アーマーユニット込み)
850 t (大気圏内活動時/カーゴポッド装備時)
最大積載量100 t ×2
(又は 21名の装甲騎兵&可変アーマーサイクル・カーゴポッド×2本)
  • Crew Compliment:
2 Flight Crew, 2 Navicater, 2 Flight Engineers/Load Masters, 2 Gunners
  • Dimensions:
Length: 78 m
Height: 40 m
Wingspan: 66.8 m
Weight: 2,545 tons
  • Troop Compliment:
96 Troops with their support Mecha

兵装

MT-30G/C垂直面・銃砲塔 (1)(射程 4,000 ft)
MT-30RF後部R・銃砲塔 (1)(射程 4,000 ft)
MDS-S-44FASTパックミサイル・ポッド (選択装備) (2)(射程 5 マイル)46 短射程ミサイル
  • メモ:基本的に、FASTパックの流線形であるが、より大きな版は、第一次星間大戦の間、尊敬すべきVF-1 バルキリー上で使用された。

    これらのポッドは、航空宇宙・ブースター・パックの上でだけ、反動推進スラスター配列の前方へ設置可能。

  • Weaponry:
MT-30G/C Ventral Turret (1): ◦Range: 4,000ft
MT-30RF Rear Turret (1): ◦Range: 4,000 ft
MDS-S-44 FASTPack Missile Pods (Optional) (2): ◦Range: 5 Miles.
46 Short Range missiles.

Notes: Essentially a streamlined but larger version of the FASTPacks used on the venerable VF-1’s during the 1st Robotech War. These pods can be mounted only on the Aerospace Booster Pack, forward of the thruster arrays.

原文諸元(英語)