イベント開始 | |
---|---|
『こんな事になるなんて─ | |
神さま、いや、悪魔でさえ、 僕らの運命を知らなかったと この瞬間でも、僕は思ってる。 | |
いつもなら僕にとっての悪魔は、 あのどうしようもない5人の兄。 でも、あの時。あの瞬間。 | |
僕は神さまに祈っていた─』 | |
カラ松 | 大丈夫か!!加速し過ぎだぞ!? |
トド松 | 今だ!踏み切って! |
一松 | 今だ!!! |
おそ松 | おぉーーッ!飛んだぁーーーッ!! |
『一際高いジャンプを踏み切った、 口うるさい兄さんの緑の衣装と、 金色のボタンが、宙に舞う─』 | |
十四松 | すごーーい!何回てーーーんッ!? |
『世界フィギュアバトル選手権─ ファイナルプログラム。 | |
こんな事になるとは、 想像もしていなかった。 | |
あの時はまだ、 僕も、兄さんたちも─』 | |
2ステージ目到達 | |
おそ松 | ただいまぁ!さっき馬券売り場で、 こんなお知らせ貰ったんだけどぉ! |
見ろ!じゃっじゃ〜〜〜〜んっ!! 世界フィギュアバトル in 赤塚区! | |
カラ松 | そのチラシなら・・・ 俺もパチンコ屋の前で、 フッ!・・・束でもらったぞ。 |
俺にこそふさわしいという事か!? これは・・・この俺に一択、 未来を賭けるというメッセージ!? | |
チョロ松 | そのチラシ配布の人、 配布というバイトの目的、 放棄したねー。 |
一松 | なにそれ。 フィギュアバトルって美少女とか、 ヒーローとか、戦わせる集まり。 |
十四松 | アイスって書いてあるーー! 勝つとアイスもらえんのー!? アイス!くーいてーーーー! |
トド松 | え〜!?アイスただなの!? どこで?えーと・・・ これ、公園の向こうのスケート場? |
一松 | まだあったの。アイスリング赤塚。 フィギュアってそっちね。 |
おそ松 | あ〜ッ!もぉ!だ〜からぁ!! ここみてッ!?ここーッ!? |
チョロ松 | ん・・・?なにこれッ!? 賞金100・・・・・・!? しょ?賞金1000万円ーーッ!? |
カラ松 | フッ俺は賞金などに興味はない。 この、ビューティーな俺を、 世に知らしめるチャーーンs |
十四松 | えーー!!賞金が出るのー!? 参加賞は無いのー!? 賞金だから、負けたらゼロー!? |
トド松 | まって?参加者には一律100万円は 付与されるんだって!これさ。 もらって棄権するの無理かなぁ? |
一松 | 無理というか。 最低限、参加はしないと。 殺されるんじゃない。さすがに。 |
トド松 | そっか。でもそれ優勝は無理でも、 参加すれば100万円もらえるの、 すっごく美味しいよね!? |
おそ松 | だよな?じゃあ偵察かねて、 ちょっと冷やかしに行ってみるか! よ〜し!行っくぜ〜ッ! |
チョロ松 | そんな虫のいい話が、 ある訳ないよね!? 大体、みんなちゃんと滑れるの!? |
『僕らは6つ子のニートで、 時間だけは有り余っていた。 | |
ほんの軽い気持ちで話は決まり、 こんな一攫千金の話は、 またと無い幸運だと─ | |
疑ってもいなかったんだ。』 | |
3ステージ目到達 | |
おそ松 | うわ〜!結構人いるねぇ!? |
チョロ松 | そりゃあ、とりあえず、 100万円もらえると思ったら、 人も集まるよねーー。 |
カラ松 | フッ。マネーの亡者共よ・・・! 金ではなく、ただ崇高な美を。 イノセントに目指す・・・俺。 |
この芸術的なスケーティングに、 心を浄化されるがいい・・・ん〜? ひっぱるな十四ま〜つ?何だ? | |
十四松 | ねーねー。なんかさ。 銃もった人が、たくさんいるよ。 本物かな。 |
トド松 | なに言ってるの〜?十四松兄さん? はは!本物のワケないでしょ〜! (ダーンッ!ダーンッ!)ひっ!? |
一松 | あ。・・・なんか威嚇射撃されてる。 何か前にもこんな事、無かった? |
チョロ松 | やややややっぱり帰ろうよーーー!? 正気じゃないよーーーッ!? |
おそ松 | えぇ〜?なに言ってんのチョロ松。 もう、みんなの分の参加申請、 出してきちゃったよぉ? |
チョロ松 | はああああああぁあ!? なぁに勝手な事してんだよーッ!? コラァ!!このクッソ長男!! |
何やってんのッ!?ねぇ!! 命とか狙われるのヤダからね!? | |
『今思えば、チョロ松兄さんは、 いい勘をしていたかもしれない。 以上に高額な賞金は出所不明だ。 | |
それが悪夢への片道切符だと、 常識人ぶった胡散臭い直感で、 察知していたんだと思う。』 | |
十四松 | あ!はじまるよーーー! |
4ステージ目到達 | |
《今日も偉い人に怒られている、 そんな気がするあなた。 それ、気のせいではありません。 | |
氷上の覇者となるのは誰なのか? “世界フィギュアバトル in 赤塚区”始まりました!! | |
今大会は、ここ赤塚区の片隅、 アイスリンク赤塚より開催期間 全試合をお送りいたします!》 | |
一松 | 芸術点、つくんだ。 ・・・・・・打撃点。ん? 打撃点!? |
トド松 | その合計に対して減点、加点で 総合判定とするって、対象項目は? なんかすごくザックリじゃない? |
《試合はチーム対抗バトルです! 戦い方はペア同士のデスマッチ! 賞金は優勝チーム個人ごと授与! | |
これは太っ腹だ!ゼロの数を、 間違えたりしてないでしょうか? ・・・間違ってない?大丈夫? | |
絶対裏があるに決まっています! 賞金1千万!こんなうまい話が、 ある訳ありません!!》 | |
チョロ松 | 主催者側が、こんなうまい話が、 ある訳ないって言っちゃってるよ。 |
おそ松 | なんだよ〜チョロ松〜! 往生際が悪いよぉ〜? |
カラ松 | 氷上に輝くスタアは俺たち! 松野家6つ子が結集した、 伝説のチーム!名付けて・・・ |
『僕らは、チーム・セクスタプル。 “6つ子”っていう意味の名前。 僕ら6人が優勝したら総額6千万。 | |
美と強さを氷の上でぶつけ合う、 それがフィギュアバトルの世界。 美とは対極の、究極の泥仕合。 | |
いかに壮絶を極める競技なのか。 まだそれさえも知らぬまま、 僕らは開幕を迎えた。』 | |
5ステージ目到達 | |
おそ松 | フィギュアバトルの真髄ってさぁ? やっぱりペアの連携だよね!? 俺たち、案外強いんじゃない? |
カラ松 | チーム予選トップ通過の快挙! 俺たち6つ子に神から与えられし、 コンビネーションの成せる業だ! |
十四松 | 他のチーム6つ子じゃないもんね! トゥ!トゥ!トゥーーーッ! 優勝目指してがんばりマッスル! |
チョロ松 | この大会さ、 世界って書いてあるけど、 絶対これ、赤塚区の中だけだよね。 |
カラ松 | 今日、世界へ羽ばたく新しい競技! それは無限大の可能性・・・! 鮮やかに花開く、俺の才能。フッ! |
参加するからには勝ちにいくぜ! そうだな!おそ松? | |
おそ松 | もちろん!1000万円だよぉ? そんな大金が手に入るチャンス、 そうそう無いもんなッ!? |
トド松 | 100万円現金じゃなくて、100万円分、 必要な物を現物支給だったんだね! あ〜あ!残ね〜ん! |
女の子に花もらえるのはちょっと、 うれしいけどね〜・・・あ!痛ッ! 靴に画びょうが?イタズラ!? | |
チョロ松 | 衣装とかお金かかるし、どうせ、 経費込みだろっていったじゃない。 あれ・・・荷物?やけに重いな? |
わあ!大量に衣装が届いたよ! 全員分にしたって、何十着!? どういうこと!これ!? | |
一松 | 1、2、3・・・全員分それぞれ、 10着位ずつあるな。 なんだ。これ。 |
十四松 | ねーねー!そういえばー! この練習用のジャージってなんで、 肩のところに「魚忠」て書いてんのー? |
チョロ松 | ああそれ、トト子ちゃんの家の店、 協賛スポンサーみたいだよ。 |
十四松 | なーんだー!母さんが僕らの事、 ついに魚忠に売って、 今から働けって事かと思った! |
トド松 | それは無いよ、十四松兄さん! 僕ら1人1千万の価値があるんだよ? ほら!母さんは応援席に来てるよ! |
一松 | う・・・今、俺たちは、 札束に見えているのか・・・!? |
カラ松 | はッ!何だこれは・・・!・ スケート靴の中に画びょうが、 ぎっしり詰まっている・・・。 |
十四松 | ああ!僕のスケート靴が!! 形が変だよ!?ブレードが、 巨大が画びょうになってるーー!? |
一松 | え!?あー・・・ 画びょうで滑るのは無理だね。 替えある?・・・!?ああっ!? |
うっ・・・う゛う゛っ・・・ | |
十四松 | あーー!一松兄さんの スケート靴全体に、 画びょうがぎっしり刺さってる!! |
トド松 | ああ〜落ち込まないで手伝うから。 でもさ、こういうの有名税でしょ? それだけ僕らが強いって事だよね! |
おそ松 | まあそうだな?気を取り直すぞ! ・・・あれ、女子決勝中止だって。 トト子ちゃん、どうするんだろっ? |
トド松 | え〜?トト子ちゃん、 この後、参加できないって事? 大丈夫かな。 |
『僕らのちっぽけな心配なんて、 全く無用だったに違いない。 | |
新品の僕らが何か期待していた、 それもあったかも知れない。 | |
でも、幼なじみの女の子の夢が 敗れ去ろうとしているのなら、 男として出来ることがある筈。 | |
そんな風に意気がってみたい。 格好をつけてみたい。 そんな気持ちがあふれたんだ。』 | |
カラ松 | よーし!ブラザー? ここは幼なじみのレイディの 夢をかなえる為・・・ |
ペアを申し込もうじゃないか? | |
6ステージ目到達 | |
おそ松 | えぇ〜?参加者がゼロじゃなくて、 全員棄権!?くり上げ不戦勝!? |
一松 | ・・・なにその完璧な出来レース。 ・・・かわいすぎる・・・! |
十四松 | スポンサーってすっごいね! |
チョロ松 | 十四松。お前サラッと言うよね。 あ、トト子ちゃんが呼んでる。 僕たちにお願い?何でも言って! |
『スポットライトが降り注ぐ。 あれ程の代償を払う未来を、 その時の僕らは、まだ知らない。 | |
エキシビョンという処刑場。 非情な白い氷の上に僕らはただ、 呆然と立ち尽くしていた─』 | |
おそ松 | ト、トト子ちゃん!?やめてッ!? ぶはあぁッ!いてぇーーー!! |
カラ松 | 不戦勝で勝ち取った君の晴れ舞台! この魅惑のエキシビジョン!! 君を引き立てる・・・俺。えっ? |
ぎゃああああ〜〜〜〜!!!! いてーーーーーッ!! | |
《圧倒的な強さで君臨!女子王者! これは壮絶だ!!まさに!! いやこれぞエキシビジョン!!》 | |
チョロ松 | トト子ちゃーーーん!!!! どんな技決めてもいいよーッ!! 超絶可愛いよーーッ!!グエッ!! |
一松 | あ・・・。きれいなジャンプ。 まっすぐブレードの先が、 こっちにむかって・・・ぎゃ!!! |
おそ松 | ああ〜!!寒いと思ったら! 衣装があっという間にビリビリだ! チョロ松、お前ズボン片足無いぞ? |
チョロ松 | おそ松兄さんこそ!両袖無いし! そういう服の壊れ方してんの!? え?ビ、ビビってなんかいないよ! |
カラ松 | この服の壊れ方は異様だな!? 見ろ!華麗なコスチュームが、 完全にホットパンツ状態だ!! |
十四松 | あ!一松にいさーーん!?ボウエ!! トト子ちゃーん!何すんのーー!! 強いね!!わあーーー!? |
トド松 | あぁ!兄さんたちをなぎ倒した! そして、一段と高いジャンプ!! トゥピックからの着地!(ガッ!) |
こ、氷!カチ割ってるよーーー?? うわあ!!ふっ飛ばされた!! か、過酷だ・・・過酷すぎるっ!! | |
《松野家6つ子のやられっぷりも、 実に爽快感がありますね!! 見ていてスカーッとしました!》 | |
十四松 | あっはははーーーッ! みーんな、ボロッボロだねーッ!? 決勝戦だと減点加点どっちかな!? |
トド松 | は!!攻撃された時にも、 芸術性が問われているという事? 服が破れるのも演出なのか!? |
一松 | それがあの、 衣装が大量に届いた理由、か? クソだね。 |
カラ松 | フッ!演出ということなら上等だ。 その攻撃、最高の演技で、 美しく受けてやろうじゃないか! |
トド松 | よーし!僕だって! やられたって、その時こそ 氷上に美しく散って見せるさ! |
『幼なじみの卑劣な模範攻撃。 容赦なく破壊される衣装。 総立ちで熱狂する赤塚区の住民。 | |
生贄として銀盤に散った。 僕と兄さんたちのプライドと涙。 でも、これは序章に過ぎない。 | |
観客を沸かせたこの時の熱演が、 僕ら兄弟の運命を、 死神に委ねてしまったんだ。』 | |
7ステージ目到達 | |
おそ松 | ここ・・・バレエ教室! 場所借りたって、ここだったんだ。 |
チョロ松 | 更に上を目指すには芸術点! 競技会に決勝戦前の希望として、 演技指導のコーチを頼んだんだ。 |
一松 | 項目ごとに点数の上限あるから。 確かに、より上を見るなら、 そっちを上げないと無理そうだね。 |
十四松 | えーー!コーチ!コーチつくの? スッゲー!! |
カラ松 | 確かにここは客観的な指導を 必要とする局面だな。ナイス。 |
トド松 | チョロ松兄さんさ? リンクでの練習時間もとってる? ちゃんと試合に出るんだよね? |
チョロ松 | いざとなったら僕はもう、 マネージャー兼、補欠でいいよ。 雑用も結構あるし誰かやらないと。 |
トド松 | ちょっと!?なんで相談無く、 勝手にそういう事、決めてんの? ライジング!?は?なんなの? |
おそ松 | なに、トド松!? どうしちゃったの? |
一松 | ・・・・・・ がんばって欲しいんじゃないの。 |
チョロ松 | えーー?なんで僕? 面倒くさいなぁ。 |
十四松 | トッティ? どっか行くのーー!? |
トド松 | なんだよ!?あったまきたよっ! 僕、自主トレ行って来るから。 (ガチャッ) |
イヤミ | おや、おそ松。出かけるざんすか? |
トド松 | トド松だよ! えっ!?イヤミ!? 敵チームでしょ?何?偵察!? |
イヤミ | いま。外に出ない方がいいざんすよ。 チミたち色々注目浴びてるざんす! 一回中へ戻るざんす! |
トド松 | (パシャッ!パシャッ!) うわッ!眩しい!?何?カメラ? カメラ持った人がいっぱい!? |
イヤミ | 日刊スポーツ赤塚の記事、 見てないざんすか!? ほら、見るざんす。 |
カラ松 | 「注目のフィギュア・バトルチーム チーム・セクスタプルに不仲説」 |
リンクで練習中に口喧嘩してた チョロ松とトド松の写真だな。 | |
おそ松 | うわぁ〜いくら本当の事とはいえ、 なんか記事になるとエグイねぇ? |
チョロ松 | 「弟のスケート靴に画びょう?」 何コレ?こんなの記事にして!! 訴えてやる!! |
トド松 | ふーん?僕、実は本当の所、 本当にチョロ松兄さんかもって、 思ってたんだけど〜? |
カラ松 | やめておけ。ブラザー。 本当じゃないなら、それでいい。 で、何でここにイヤミがいるんだ? |
イヤミ | 競技会に頼まれてきたざんす。 人生の先輩であるミーが今日だけ、 特別にチミたちのコーチざんす! |
おそ松 | え〜!なんだよそれ!? 人生の先輩なのはともかく、 それとスケート関係あんの? |
イヤミ | 人生!それはスケート!! スケートとは人生そのものざんす。 |
十四松 | あっははーー!! イヤミの人生すべりっぱなしだね! |
イヤミ | キーッ!うるさいざんすーーっ!! こちらも敵が美しく攻撃を受ければ、 自分の評価にもプラスなんざんす! |
さあ!時間が勿体ないざんすよ? アンドゥ!ハイ!アンドゥ!ホラ! 指先まで繊細に表現するざんす! | |
おそ松 | イヤミ・・・! |
イヤミ | 同じジャージの6つ子ちゃんが、 鏡に映って12人!シェエエ!? 頭がおかしくなりそうざんす! |
『宿敵だったライバル選手の、 突然の来訪─ | |
でも、そのアドバイスで、 僕たちの攻撃スタイルは輝き、 更に完璧な物になっていった。』 | |
イヤミ | なにをピリピリしてるざんすか? |
トド松 | チョロ松兄さんが・・・ 自分だけ出ないかもしれないって。 せっかくここまで来たのにさ!? |
ふう。兄弟でも他人ざんす。 それはチョロ松が決める事ざんす。 ピリピリしてたら怪我するざんす。 | |
これをお守りにあげるざんす。 おフランス帰りのミーが当てた、 夏祭りの射的の景品ざんす。 | |
トド松 | は?その情報いらなくない? ペンダント?・・・いいの? |
イヤミ | 遠慮いらないという意味ざんす。 これでもう兄弟のことで、 イライラしないざんすよ。 |
明日はライバルざんす! 美しく華麗にミーの攻撃を、 うけてチョーよ!? | |
トド松 | わかった!負けるもんか! |
8ステージ目到達 | |
十四松 | やったーーー!決まった! おそ松兄さんの必殺技!! イヤミもタジタジだーーー! |
トド松 | カラ松兄さんと息がぴったりだ! 強い!そして美しい!! ・・・みて!得点がでたよ!! |
一松 | よし。賢いな。 |
十四松 | 次、僕とトッティだよ! 行こう!! |
カラ松 | トッティー!交代だ! |
トド松 | 任せて!僕も華麗に舞うよ! 見てて!!ぶっ潰してくる! |
《注目の6つ子チーム! セクスダブル!!スタンドには、 横断幕を手に声援を送るファン! | |
このフィギュアバトルで、 世の中のために話題を提供し、 クズでも役に立っています!!》 | |
おそ松 | お!さっそく十四松が敵に命中!! やるなトド松!・・・あれ? 十四松?手にも靴はいてない? |
一松 | あ!!・・・あれ俺の靴・・・!? |
カラ松 | トッティー!!いけー!! 上手く曲に合わせているな!よし! あっという間に敵を一掃したぞ! |
チョロ松 | 得点がでるぞ・・・。 よし!打撃、芸術とも、 ほぼ満点に近い!強いな!? |
一松 | 手にスケート靴はいても、 減点にならないんだね。 ・・・なんかこの競技凄いよね。 |
カラ松 | チョロ松行けるか?心配するな。 お前はジャンプした俺を、 一瞬サポートするだけでいい! |
敵も俺のシットフェイスダイブに かかれば、驚いて腰を抜かすさ! フッ!!黒いガチョウめ!! | |
《6つ子チーム次男のダイブ技! リフトからの顔面ダイブだ! シットフェイス決まったー!》 | |
『あのクソ松兄さんの悪夢の一撃で、 銀盤に真っ赤なバラの花が咲く。 腰を抜かし、唖然とする敵選手。 | |
おびえた顔で立ちすくんだ、 チョロ松兄さんを直撃する、 転倒した敵選手・・・』 | |
カラ松 | 『ん〜!?どうだ完璧だろう? 俺のシットフェイスダイブは!』 |
トド松 | 『は!? 何やってんの? 僕のモノローグに勝手に 割り込みしないでくれる!?』 |
9ステージ目到達 | |
一松 | 整氷作業が終わる。次、俺たちだ。 行くぞ、十四松。 |
十四松 | うん!任せてーー!! 僕と一松兄さんだったら、 絶対、満点狙えるよーーー! |
カラ松 | フッ芸術点を上積みする為に、 攻撃の中に物語を組み込むとは。 ブラザー、やるじゃないか・・・! |
チョロ松 | 両チーム同時にリンクで戦う中、 同じ曲に片方だけ物語あったら、 これは差がつくよね! |
敵にもかなり警戒されてるんじゃ ないかな?・・・・・・ あれ?一松。どうかした? | |
一松 | ああああああ!! 小道具のグラスが!無くなってる! |
おそ松 | ええ〜!?相手チームの妨害か!? ちくしょーーッ!?汚いぞ!? |
一松 | せっかく準備してたのに・・・! だ、台無しだーーーーー!! う゛う゛う゛う゛!ぐうううう!! |
トド松 | あああ!!一松兄さん!? ショックなのはわかるけどッ!? 全部脱いでウ〇コしちゃダメ!! |
《おや、何かトラブルでしょうか? 6つ子チーム四男が全裸ですね。 何事だ?大丈夫でしょうか?》 | |
チョロ松 | お前さ!?テンルにしても、 他に感情の表現の仕方ないの? 落ち着けって!? |
カラ松 | おい!このカップを使うんだ!! 外の売店でもらって来たぞーッ! |
一松 | あ・・・このカップ・・・漢字で こ・・・氷って書いてある・・・ イタリアの物語なのに・・・ |
十四松 | 大丈夫だよ!!一松兄さん!! |
シチリアのレモン農園のヒロインと 日本のかき氷職人の恋物語に しよう!それなら大丈夫でしょー! | |
一松 | わ、わかった・・・! |
チョロ松 | え!そんな細かい設定あったの!? 規定ギリギリのギャグにしても、 なんで女装だよって思ってた。 |
十四松 | ああああああ!まって!小道具の レモンシロップに墨汁が!? これじゃイカスミフラッペだー!! |
一松 | く・・・くそう・・・! あからさまな、嫌がらせか? もう時間が無い・・・ |
カラ松 | フッ。ここはもう、イカ釣り漁師と かき氷職人の話にするしか・・・ (バシッ)いたーッ!?トド松? |
トド松 | もう!カラ松兄さんは黙って!? ミネラルウォーターのボトルなら、 僕が持ってる!何か黄色い物ない? |
十四松 | 何か黄色い物・・・そうだー!! トッティ!ボトルかして! ちょっとトイレーーー!! |
一松 | あ。なるほど。 |
十四松 | はー!よかったー!! それではいざ!行ってきまーす!! ハッスルハッスルーーー!! |
チョロ松 | えーー!確かに色は黄色いけどさ? バッチいなぁ! |
《話題の物語性のある振り付けが 入ります!6つ子チームの演技! 打撃点も高いので期待ですね!》 | |
十四松 | スパイラール!スパイラール! かーらーのーーーッ!!恋のッ!! 超高速回転フラッペだっペーッ!! |
トド松 | 何か訛ってるけど!? 十四松兄さん!!すごい!! 完璧な超高速ビールマンスピンだ! |
チョロ松 | うん。見た目は、ほぼほぼ、 レモンフラッペだね。 |
カラ松 | 観客も審査員もお前たちの演技に、 ウットリしてるぞ!! やったな!ブラザー!! |
10ステージ目到達 | |
トド松 | すごい!すごいよーーー! 攻撃の中にも物語性があったよね! これは絶対に高得点間違いない! |
おそ松 | お!おぉ〜〜!!満点か!? やった!満点だーーーッ!! うおぉう!!すっげーー!! |
トド松 | おそ松兄さん!行こう! 次は僕たちだ! |
おそ松 | よっしゃーー!俺に任しとけ!! ボッコボコにしてやるぜッ!! |
チョロ松 | トド松とおそ松兄さんのコンビなら 余裕で満点狙えるんじゃないかな! |
十四松 | たっだいまーーー!あっははー! 何かトト子ちゃん、いつの間にか 敵チームにいたねーー! |
カラ松 | ん〜!十四ま〜つ! 素晴らしい恋物語だったぞ〜〜? ブラザー!! |
チョロ松 | 一松、芸術点満点だよ。やったな! 僕、やっぱり次出るからさ。 ペア頼むよ。 |
一松 | わかった。 |
《6つ子チーム長男と末っ子です! 確実に打撃点を取っていく、 アグレッシブなペアですね!》 | |
十四松 | わーーー!おそ松兄さんパワフル! トッティー!!めっちゃ強いね!! 曲にもピッタリ合ってて上手だね! |
カラ松 | しかも動きは軽やかだ・・・! 攻撃も芸術も、我チームに、 勝てる者はもはや皆無だな。 |
ゴオン・・・ゴオン・・・ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ ダジョー・・・ | |
カラ松 | ん?敵チームのあれはなんだ? 氷像・・・?あれをリンクに、 持ち込む気か!?何て奴だ!! |
一松 | 確かにフィギュアバトルには、 リンク内への持ち込み制限はない。 |
《おおーっと!ここで登場だ! 本大会のスポンサーでもある フラッグコーポレーション!! | |
まだ試合中にもかかわらず、 熱狂的ファンから花束が次々、 投げ込まれます!大人気ー!》 | |
チョロ松 | なな、なんか光ってるよ!? あれ小道具じゃなくて武器だよね! あ!気を付けて!攻撃して来るよ! |
おそ松 | あー!トド松!?わりぃ!! 敵の正面に投げちゃった! タイミング、ミスったぁ〜ッ! |
トド松 | わああー!撃ってくるよ!? (ドーーーーーーンッ!!) 酷いよ!衣装ボロッボロだよ!? |
《不敵な笑みを浮かべています! ハタ坊!!ファンに手を振る! 熱狂したファンが卒倒する! | |
金だ!すべて、金ですね!! 大歓声が上がります!! 私もお金欲しいです!》 | |
十四松 | ああーー!?トッティが!! 大変!!吹き飛ばされちゃった! トッティ!?お尻みえそうだよ! |
トド松 | 寒いよ〜〜〜!! なにあれ!?すっごい心折れた! もう帰りたいよぉ〜〜〜!! |
おそ松 | ああ〜!こんなハズじゃあ・・・! 一松、頼む!仇をとってくれ!! |
一松 | ・・・。イスを一つ借りてきて。 このバトル、もうノールールだ。 行こう。俺たちでカタをつけよう。 |
チョロ松 | わかった。仕方ないよね。 でも、ハタ坊を相手にするの、 ちょっと嫌だなあ。はあ・・・。 |
《おっと!リンクに現れたのは、 6つ子三男、四男のペアです! 予選でも見なかった組み合わせ! | |
兄弟たちの雪辱を果たすために、 白い闘技場へ降り立ちました! さあ、最終決勝スタートです!》 | |
一松 | クソッ。一回で決めてやる。 十四松!! |
十四松 | オッケー!イス渡すよーーーッ! はいなーーーーーッ! (つつーーッ・・・スチャッ!) |
おそ松 | おお!一松、パイプ椅子キャッチ! ・・・チョロ松? ビビってる?大丈夫あいつ!? |
チョロ松 | わあ!ハタ坊の氷像、デカいな!? わわわわ!やっぱり怖いよ? おかしいって!このサイズ感!! |
氷像の目が赤く光った・・・? ぶ、ブリザード砲ーーー!? ひいいいいいいーー!!? | |
一松 | このチョロシコスキーーがッ!! つっ立ってないでイス座れッ! ライジングせんかいッ!ゴラぁ!! |
十四松 | わーーッ!チョロ松兄さん! すっげーーーーー!! イスごと滑ってるーーーッ!! |
チョロ松 | え、イス?(つーーーーー・・・) イスごと滑ってる!わ!速い! ええええええーーーーー!? |
カラ松 | 大丈夫か!!加速し過ぎだぞ!? |
トド松 | いや!大丈夫だ! 今だ!踏み切って!! ・・・・・・神さま!! |
一松 | 今だ!!!両足で踏み切れ!! |
チョロ松 | わわわわーーッ!!わかった!! (ガッ!)ひゃあぁあああ!!? |
おそ松 | おお〜〜〜ッ!!? イスごと、すごい高さで ジャンプしたぞーーーーー!!? |
トド松 | すごい!宙で回転すてるーーー! 凄いよ!まさか、まさかーーー! |
十四松 | すごーーい!何回てーーーんッ!? 六回転!?ええーーー!? 六回転ジャンプーーー!ボウェ!! |
《おお!!何と!恐ろしい事態だ! この競技始まって以来の新記録? 着地と共に氷像を打ち砕くか!》 | |
チョロ松 | ひゃあ!!(ザスッ!) |
《打ち砕きました!!これは? ブリザード砲も作動しない! クズニートが完全勝利です!》 | |
カラ松 | 着地も決まった!これは・・・ どう評価されるんだ・・・? |
トド松 | さすがにもめてるね。審査員席で。 パイプイスだからね!? |
十四松 | 殴り合いが始まるかなーーー!? あ!殴ってる!あ!やり返した! |
カラ松 | お・・・決まったようだな。 |
トド松 | モニターに注目して!! |
十四松 | ごくっ。 |
おそ松 | ・・・やった!!6回転アクセル? 世界新!?やった!やったな!! |
十四松 | イスだったから何のジャンプの形か、 意見がわかれたんだってーー! 前向きだったの決め手だったって。 |
トド松 | えー!?そこなんだ? イスなのは問題じゃないんだ。 |
全クリア | |
《緊張した顔をしていますね。 6つ子チーム、総合判定を キス&ヘルで待っています。》 | |
おそ松 | ついに勝敗決定の瞬間・・・! 自信あってもドキドキするよな? |
チョロ松 | 次は、やっぱり世界だよね!! さっき海外の人もいると思ったら、 ロシアにも来てくれってさ! |
一松 | あれ自転車屋の隣に昔からある、 ロシア料理屋の店長でしょ。 |
十四松 | アリャビンスクのおじさん? ランチ食べにおいでって、 ことじゃなくてーー? |
チョロ松 | えーー!!店は知ってるけどさ。 なんで店長の顔、知ってんだよ? そういうこと?なんだ。 |
カラ松 | キス&クライ・・・間違いない! 勝利の女神がスマイルするのは、 俺・・・たちのチーム!! |
チョロ松 | さっきから思ってたんだけど、 実況さん何か違う事言ってない? キス&クライじゃないよね。 |
一松 | うん。キス&ヘルって言ってたね。 そこはかとない、悪意を感じてた。 |
十四松 | ヘルってなにーー?じごくーーー? 鬼いんのーー?えーーー!? スケートリンクの魔物かぁーッ!? |
トド松 | たとえだよ、十四松兄さん。 あ!得点がでた!! |
おそ松 | 打撃点・・・満点!!すごいぞ!? |
カラ松 | 芸術点・・・満点!!すごいぞ!? |
チョロ松 | やった!・・・やったよね!! 僕たち・・・!! |
一松 | 待って、まだ加減点がある。 ・・・・・・ 追加の加算点、10000P! |
十四松 | 減点!マイナス100000000P! えーー!?なんでーー!? チクショーーー!!ボゥエ! |
チョロ松 | ・・・・・演技に感動して、 審査員一同でフラッペ食べようと したら何かクサかった!?うぇ!! |
十四松 | えーー!?そりゃそうだよーー! だってあれ僕の・・・ |
一松 | もういい、十四松。 それ以上言わなくていいぞ・・・ ま、そうなるよね・・・。 |
トド松 | えっ!あの審査員の手元の 赤と青のボタン、何!え!? えーーーッ!まさか!? |
おそ松 | あ、審査員が何か相談してる。 |
(パーンッ!) | |
チョロ松 | 押したね赤いボタン。叩いたね。 |
(バーーーーーーーンッ!!!) | |
おそ松 | うわっ!?床がーーーーッ!!!? |
カラ松 | ひ、開いたーーーーーーッ!!!! |
チョロ松 | わああああああああああッ!!!! 助けてーーーーーーーッ!!!! |
一松 | あ。落ちてる?・・・まだ・・・ 落ちてる・・・ |
十四松 | 中々、地獄につかないよーーッ!? ずっと落ちてるよーーッ!? この落とし穴、深いねーーッ!! |
おそ松 | 試合勝っただろーーーッ!? ずるいぞーーー!?金よこせッ! うわぁあっ!アチアチアチアチ!! |
カラ松 | そうだ!本来なら俺たちが優勝の筈! 賞金よこせェーーーーッ!! ひ、火柱?えーー!?えーーー!? |
(ゴオオオオォオオオオオ・・・) | |
トド松 | なんで!?おかしいよねッ!? 靴に画びょう入れるような奴が、 こういう目に遭えばいいのに!? |
チョロ松 | あれ、僕。 |
トド松 | は!? |
チョロ松 | あれ、僕だよ。だってお前 ムカつくもん。 自分だけ女の子に、 ぬいぐるみもらったりしてさ!? |
カラ松 | えーー!?・・・チョロ松!? えーー・・・・・・ じゃあ、俺のもお前が・・・? |
チョロ松 | いやあれは、おそ松兄さん。 ね? |
おそ松 | いや〜、どの位入るんだろうって、 やってみたけど結構入るよね!? 画びょう。 |
トド松 | はああ!?お前らだけ地獄いけッ! 馬鹿じゃないの!?やめてよね!? 兄弟で足引っ張り合うのさ!? |
一松 | あ・・・俺の靴は誰が・・・? |
十四松 | あ!僕と一松兄さんの靴に イタズラしたのは僕だよ! 爆笑するかと思って!ごめんね。 |
一松 | あは・・・あはは・・・なんだ。 あ・・・現世への扉が・・・ |
十四松 | 閉じちゃったーーーーー!! |
『こんな事になるなんてー | |
地獄の鬼たちでさえ、 僕らの運命など知らなかったと、 今この瞬間も、僕は思ってる。 | |
世界フィギュアバトル選手権ー こんな事になるとは、 想像もしていなかった。 | |
僕も、兄さんたちも。』 | |
チョロ松 | ぶっちゃけ、死んだよね。 |
ギイイイィイイ・・・パタン。 ー終ー |
一覧
レア度(☆) | 図鑑表示名 | キャラクター |
---|---|---|
3 | おそ松:アイススケート | おそ松 |
3 | カラ松:アイススケート | カラ松 |
3 | チョロ松:アイススケート | チョロ松 |
3 | 一松:アイススケート | 一松 |
3 | 十四松:アイススケート | 十四松 |
3 | トド松:アイススケート | トド松 |
同時排出
☆1 パーカーシリーズ
☆2 グレーパーカーシリーズ
☆3 つなぎシリーズ
☆2 グレーパーカーシリーズ
☆3 つなぎシリーズ
番号 | ステージ名 | 敵拠点体力 | 敵タイプ | 初回報酬 | 投げ込まれた花 | 奪ったへそくり | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
金 | 銀 | 銅 | ||||||
1 | シングルループ | 2080 | 地上 | コイン×1000 | ×200 | ×977 | ×607 | ×451 |
2 | ダブル ブッキング | 3770 | コイン×1000 | ×250 | ×1075 | ×704 | ×548 | |
3 | トリプルプレー | 8840 | コイン×1000 | ×300 | ×1172 | ×802 | ×646 | |
4 | 4回転寿司 | 15600 | コイン×1000 | ×350 | ×1270 | ×889 | ×743 | |
5 | 5回転木馬 | 25740 | 地/空 | コイン×1000 | ×400 | ×1367 | ×997 | ×841 |
6 | 6回転扉 | 37570 | コイン×1000 | ×450 | ×1465 | ×1094 | ×938 | |
7 | 7回転ベッド | 51090 | コイン×1000 | ×500 | ×1562 | ×1192 | ×1036 | |
8 | 8回転時代 | 76440 | コイン×1000 | ×550 | ×1660 | ×1289 | ×1133 | |
9 | 9回転校生 | 106860 | コイン×1000 | ×600 | ×1757 | ×1387 | ×1231 | |
10 | 10回転職 | 149110 | ダイヤ×50 | ×700 | ×1952 | ×1582 | ×1426 |
出現ステージ | 図鑑名称 | キャラクター | 敵タイプ |
---|---|---|---|
ハタ坊:アイススケート | ハタ坊 | 地上 | |
デカパン:アイススケート | デカパン | 空中 | |
ダヨーン:アイススケート | ダヨーン | 地上 | |
トト子:アイススケート | トト子 | 地上 | |
イヤミ:アイススケート | イヤミ | 地上 |