エスペラント語の修正版として開発された人工言語、国際補助語です。



皆さん、こんにちは!verbum303ことITO Takashiです。私は普段はエスペラント語で俳句を作っております。
https://plus.google.com/u/0/+TakashiITO/about
それでも、イド語に興味がありましたので、イド語教室を作ってみました。イド語はあまり支持者のいないマイナー言語でしょう。*1 しかし、ウィキペディアのイド語版も活躍しているので、世界にはそれなりの愛好者もいるらしい。そんなわけで、イド語をかじってみよう思いたち、このWIKIを立ち上げます。

日本語でのイド語学習資料は、ネット上を探してみると、唯一あったのは、Bebson HOCHFELD*2さんのサイト「Ido-Skolo」の中の「簡易イド語文法」です。とりあえず、このテキストの注釈つき再掲載から始めてみましょう。このWikiを作り始めてから、イド語の大変お上手なべブソン・ホックフェルトさんが自ら、そのWikiを手伝ってくれることになりました。感謝いたします。

さて、イド語初級講座を体験してみましょう。これは「Ido-Skolo」の中にあるイド語学校の「みんなのイド語ーイド語を学びましょう( Ido for All : Let's learn Ido)」の「初級講座(Elementary Lessons)」を私が日本人向けに訳した日本語テキストになります。
学習の手助けになる栗山仁さんの簡易イド語文法PDFファイルを用意しました。ご利用下さい。

私の教室を横から手伝って下さるべブソンさんに



どの言語が優れているかは、どの楽器が優れているかと同様に人それぞれ好き嫌いがあります。
上の言葉を翻訳すると.... エスペラントは良くできたバイオリンですね。
でも、僕は、イドはストラディバリウスだと思って愛用しております。熟達すると凄い音色が出ます。

イド語日本語辞典
べブソン・ホックフェルト(ホッフフェルト)さんの「Ido-Skolo」サイトのVortaro Ido - Japona(イド語日本語辞典)を使います。その辞書を元にして、stardic用の辞書を作成しました。Vortaro Ido - Japona
同じ内容で、イド語日本語辞書でも調べられます。また日本語イド語辞書もあります。
イド語英語・英語イド語辞典
イド語・イド語辞典
イド語・イド語辞典補足
イド語に関する日本ネット住民たちの関心傾向
イド語に関するサイトを検索すると、次のようなものがありました。ネット住民の散発的な関心傾向が見られて、興味深いものがあります。
  • イド語まとめ @ ウィキ
http://www54.atwiki.jp/ido1/pages/1.html
  • イド語入門 第二版のPDFファイルが存在
http://www1.axfc.net/uploader/so/2706657
哲学者バートランド・ラッセル「自伝」の中のイド語
英国の哲学者、バートランド・ラッセルの自叙伝の中に、イド語とエスペラントに関する記述があります。ラッセルの熱烈な信奉者たちのことを「ラッセリアン」というそうですが、日本のラッセリアンのサイトには、ラッセルの著書の翻訳が多数、公開されていることも驚きです。
「ラッセル自伝」の中では、人口言語に対する評価はなさそうです。ただ、フランスの哲学者ルイ・クーチュラ(Louis Couturat)のことを紹介する文の中に、『クーチュラがイド語を擁護し、エスペラントを批判していた』という内容が記されいます。(参照→『ラッセル自伝』15-17(松下彰良・訳))クーチュラが、エスペランティストに対して、かくも激しく罵倒し、感情的に批判していたのか、気になるところでもありますね。
Bebson HOCHFELD の追記:
世界中で言語の問題となると誰でも感情的になるモノです。ノルウェーでは、標準ノルウェー語が2つもあるので、どちらが優れているか感情的対立があります。エスペランティストにはエスペラントが絶対ですし、イディストはイド語が優れていると主張します。マア、好き好きの問題なんですね。イド語がピッタリ来る人はイド語をやれば良いだけの話なんです。バイオリニストだって、全員がストラデイバリウスが最高だと思っている訳ではないんです。
Bebson HOCHFELD のコメント:
こんにちは!私が、Bebson Hochfeldです。イド語は本質的に欧州の言語ですから、如何しても日本人に分かり辛い所の解説は、私がお手伝いします。

伊藤氏の翻訳は大変素晴らしいと思いますが、誤植や少し分かり難い所もあるかも知れません。皆様、できましたらコメント欄でお教え頂けると有り難いです。手直ししたいと思います。
所で、イド語ってこんな感じです。http://bit.ly/dp7EBs http://bit.ly/i4HSAC  
それから、私は『見果てぬ夢』を歌う(追う)ドン・キホーテなのです。(:−P * http://www.ipernity.com/doc/bebson/9235654https://www.youtube.com/watch?v=RfHnzYEHAow
さて、初級講座を訳されていた伊藤氏は中級講座も訳され、遂に上級講座も訳される勢いですね。彼が第二のドン・キホーテになられる日をお待ちしております。
 
私の英語版の教科書は日本人の事は全然考えてはいない教科書でしたし、元々、Ido For All の日本語版を作る意図は全く無かったのですが、伊藤氏の日本語訳に出会って、アア、この様に紹介すれば、イド語も日本人の役にも立つのだなと、目が覚める思いをしました。ですから、根幹は伊藤氏の熱意で成り立っている作品だと思います。この日本語版は日本人に分かり易い様に伊藤氏が色々工夫して訳されて、既に完全に伊藤氏のモノになっております。但し、欧米語と日本語は文化的に余りにかけ離れていますので、私の多少の解説がプラスになればと思って、微力乍ら伊藤氏のお役に立てる様に横から応援しておりますが、将来、伊藤氏著とゆう事で紙の本として出版されたら良いなと願っております。

私の英語版の教科書には著作権がありませんので、色々な外国の方々が、それぞれの工夫や追加をして、独自の米国英語版、私よりも説明の上手な改定英国英語版、スペイン語版、イタリア語版等を作られて発表しております。商品として発売されている方も居らっしゃいます。実際に商品として成功しなければ、次の開発へ行く事ができませんから、是非、それぞれの方々の成功をお祈りしたいと思います。

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