【廉×RINA】風邪の悪戯01*エロあり

2011/11/22(火) 21:51:37.16 ID:XZSXQzhq

「はぁ…ん…はっ…」
名残惜しいキスが終わると、紅潮した頬の廉が潤んだ瞳で私を見ていた。
そう、男の本能が剥き出しになっているかのような…。
「昨日から…誘ってるとしか思えないぞ、お前」
「昨日…?」
「俺の名前ばっかり呼んでる時…なんか、エロすぎなんだよ」
どんな顔して廉の名前を呼んでいたのか自分ではわからないけれど、そのおかげで廉がこうして、
朝までそばに居てくれたのなら嬉しい。
「あたしは…廉に、抱いて欲しいって思ってるから」
それがたとえ、一度きりだとしても。
この体と心の火照りを、このままにしておけない。女の本能で、そう思った。
「RINA…」
廉は私の名前を呼ぶと、再び口づけてくる。
それと同時に、着ているTシャツの中に手を入れられてゾクリとした。
「れ、ん…」
探るように胸のあたりでもぞもぞと動く廉の手が焦れったくて、自分から着ているものをベッドの下に脱ぎ捨てた。
廉も着ていたシャツを脱ぎ、私の上に覆いかぶさる。
首筋や鎖骨にキスを落とされて、ぴくりと反応した瞬間、指で胸の先端を弄ばれた。
「あっ、ゃんっ…」
廉はもう片方を口に含んで吸い付き、舌の先で転がすように舐める。
胸から伝わってくる快感に身を任せながら、私は自分の中心がじわりと潤っているのがわかった。

「廉…こっちも、触って?」
夢中になって胸を愛撫していた廉は、私を一瞥してから無言で頷いた。
長い指が、私の下腹部へと降りてくる。そしてショートパンツも下着も全て足元へ追いやられた。
ピチャ…という音が、この部屋に妙に響いて聞こえると、割れ目に沿って指が滑る。
「すげぇな…」
「ぅ、んっ…ぁっ」
ぎゅ、っと指の付け根まで押し込まれてヌルヌルした中を擦られる。
気持ちのいい所を指が何度も掠めて、その度に愛液が奥から溢れてきた。
「廉…そこっ、いぃっ…あ、んっ」
私の中をかき回す手の動きが速くなり、廉の親指が私の膨れたクリトリスに当たった時、快感が絶頂を迎えた。
中に入っていた指を、ひくひくと震えて締め付けると廉はゆっくり手を外に出した。
「こんなに、濡れるもんなんだな…」
廉が自分の手に絡みついたものをマジマジと見て呟く。
もしかして…廉って、初めて?…だとしたら。
「すっごい嬉しい…」
「えっ?」
自分から言わないのに、私が初めてなんでしょ?なんて聞けば、廉は多分
途中でやめてしまうかもしれない。意外と小心者なんだから…。
私は自分の体を起こして、廉の耳たぶを軽く噛んでから首から肩にかけて舌を這わせた。
「ぅっ、あ…」
思わず声を出す廉を、私は容赦なく攻め続ける。
色白の胸元にある薄い褐色の乳首まで舌を下ろすと、一気に舐めあげた。
ぴくん、ぴくん、と小刻みに震える廉の下半身は、立派に隆起している。


「脱いで…廉」
私がそう言うと、廉は素直にベルトを外して一糸纏わぬ姿になった。
硬くなった廉のモノは、真上に立ち上がって存在を主張している。
手を伸ばしてその先端にそっと触れると、既にぬるりと湿っていた。
「食べてもいい?」
「え?…お、い…ちょっ」
それを口に含んで舌を動かせば、さらに大きく膨らむのがわかった。
自分の唾液がじゅるじゅると音を立てているのを聞くと何とも卑猥に思えてくる。
「RINAっ、ちょっと、待て…!」
苦しそうな表情で、廉は私の動きを止めさせた。
「気持ちよく、なかった?」
「あ、いや…。ヤバかった…」
廉は伏し目がちに照れ臭そうに言うと、ギュ、と私を抱きしめた。

「いまさら、だけどさ。本当にいいのか…?」
何を言うかと思えば、本当にいまさら。いいに決まってる。
それに廉を欲しているのは私のほうだ。
「あたしは廉と、繋がりたい」
抱き締め返す腕に力を込めて、そのまま自分が仰向けになるようにベッドに横たわる。
1つ軽くキスをしてから、脚を広げて廉のものを迎え入れる準備をした。


「え、っと…ん?」
廉が自分のペニスを握って挿入を試みている…けど。
「あの、廉…そっちじゃなくて、こっち…」
思わず後ろのほうに入りそうになっていたので、そっと手を添えて誘導した。
廉は顔を真っ赤にしていたけれど、それもたまらなく愛おしい。
私の中に、廉の熱いものがゆっくりと侵入してきた。
「ぅ、あ…んっ」
廉の背中に腕を回して、根元までしっかり入るように密着させると「んっ…」と廉からも声が漏れる。
「動い…て、いいよ…」
そう言うと、廉は私の腰を支えるようにして動き始めた。
始めは少しノロノロとした動きだったけれど、動くごとにますます互いの体液が交じり合い、滑らかに出し入れ出来て徐々に動きが速まる。
「あっ、ぁんっ…んん…!」
廉と繋がった部分に神経を集中させていると、自分ではないような、いやらしい声がいつの間にか漏れてしまった。
切なげに、快感に顔を歪めていた廉が少し動きを弱める。
「廉…?」
「や、っばい…そろそろ…」
「うん…大丈夫だから、そのまま出して…」
太ももの内側に力を入れ、私の中で廉を奥まで感じた。
「ぅ…はぁっ…」
「ん、ぅん…」
中でぴくっぴくっ、と震えて廉の精が果てる。
そして名残を惜しむように、体を起こして互いの温もりを分け合った。

廉はやや緊張もしていたのか、コトを終えて眠そうで無防備な表情が可愛らしい子供のようで…。
「あ…昨日、あんまり眠れてないよね?少し、寝ていいわよ」
「え、あぁ…。そういやすっげぇ眠くなってきたかも…」
そう言うと、間をおかず廉は瞼を閉じる。
寝息に合わせて廉の長い睫毛がかすかに揺れるのをしばらく見つめてから、私も気だるさに身を委ね、また眠りについた。

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