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「ある盲導ずんの一生 後編」のコメント一覧へ

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痺れるような名作だ…!

約300本あるR18G小説で、3本の指に入る傑作だと思います。

オーナーさんへの愛が強すぎるが故に、盲導ずんの基本を忘れて挑発に乗るシーン、前編の一番の基本を間違える訳がない宣言が効いているし、善良虐ならではの良さがありますねぇ。

免許の剥奪とハーネスの没収という象徴的な出来事は言わずもがな、自分のせいで周囲の人間がどんどん不幸になるという精神虐も気持ちいいですし、ずんだ虫が憧れていた家族像を述べるシーンも具体性があって沁みました。

鬼威惨の悪辣さをしっかりと描く(ずん虐以外の犯罪を犯した人って珍しいかも!)一方で、鬼威惨以外の人間には最後まで従順で、自身やオーナーさんが不幸な運命を辿るきっかけとなった子供を助けて、善良な盲導ずんとして死ぬずんだ虫。
この対比がナイスです!

また、好き嫌いが分かれるかもしれないけど、トラック運転手の鬼威惨に罰が下らない(悪がのさばる)ところが、鬱作品としての読後感をよりよいものにしているなぁと思いました。

がんばれおちびちゃん、くちょにんげんいつまで(自分の事は耐えられても、自分が大切にしている存在への冒涜には耐えられないところを含む)、競ずん(タクヤ語録)のパロディも地味に嬉しい。


盲導ずんというテーマを選んだ着想、犯罪者に理不尽な仕打ちを受ける善良ずんという構図、ともすればずんだ虫に同情しそうになる描写、全部が完璧に噛み合った美しい作品。

ずん虐の文学賞が与えられるべき傑作です。

素晴らしい作品をありがとうございました。

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Posted by ずんぽきる 2024年05月09日(木) 00:14:45 返信数(1)

ずん虐の文学賞とは…うれち!うれち!

ずんぽ切り取るシーンって、妊ずんの子宮さん破壊に比べて、悲惨さよりもギャグ色が強くなっちゃう気がしたのと、単純にヘコヘコ害獣じゃんって思われないようにもしたかった感じですね。

パロディ(リスペクト)にも気付いて貰えて嬉しいですね。ご指摘いただいた他だと、ぷちずんだもん2の『前向きに頑張るのだ!』って言うのが素直で極めて楽観的な、僕の妖精像と合致しててホント好きなんですよね…
感想感謝しますのだ。

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Posted by  zunzun_sigma zunzun_sigma 2024年05月17日(金) 16:59:10

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