ハワイの神話に登場する、カウアイ島の王子(アリイ)。
一言で表せば、女性関係にだらしない上に結局すべての関係を失う男である。
まず絶世の美女ラーイエイカヴァイの噂を王族仲間のカウアカヒアリイから聞き、はるばるハワイ島まで行ってプロポーズを試みるもあっさりと振られる
*1。
その後、マウイ島の王女であるヒナイカマラマと婚約するも、あろうことかハワイ島・マウナケア山の雪の女神であるポリアフとも恋に落ち、結婚の準備までしてしまう。
いざ結婚の儀式を執り行おうとしている最中にヒナイカマラマが乱入し、自分がアイヴォヒクプアの婚約者だと主張すると、ポリアフは悲しみつつも身を引くことを宣言。
なお、ポリアフは身を引くと言いつつアイヴォヒクプアとヒナイカマラマに互いが抱き合おうとすると猛烈な冷気と熱気に交互に襲われる呪いと、更にアイヴォヒクプアに対しては追加で凍死寸前の冷気を浴びせかけてから自分のテリトリーであるマウナケア山へと帰った。
残されたアイヴォヒクプアは呪いによってヒナイカマラマに振られ、その後はポリアフの冷気によって死んだとも一人で生き続けたともされる。
サーヴァントとしては、バーサーカーのクラスで現界。
ポリアフが召喚に干渉しており、女が増えたら困るとの理由で完全に理性を消失させたバーサーカーの形でしか召喚させないようになっている。
本来の適性はセイバーやランサー、そして女を乗り換えるライダーなど。
ステータスを強化するスキルや宝具が多いスピード重視のバーサーカー。
暴れ出したら止まらないのは確かだが、感情が凍結しているため理性がない割には御しやすい。
魔力の消費は甚大だが、それ以外の部分はバーサーカーとしては素直なため、印象ほどは扱いにくくないサーヴァントである。