kagemiya@ふたば

【元ネタ】タヒチ神話
【CLASS】ディエティ
【真名】タンガロア
【異名・別名・表記揺れ】タアロア、カナロア
【性別】女性(可変)
【身長・体重】220cm・96kg(可変)
【スリーサイズ】88/60/93(可変)
【外見・容姿】タコのような触手が生えた人型の生物
【地域】ポリネシア
【年代】世界の始まり
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・海魔
【ステータス】筋力：B 耐久：EX 敏捷：C+ 魔力：A 幸運：B 宝具：EX

本来ならば英霊の身では振るえぬ筈の神の権能を、ディエティのクラスとなることで行使を可能とするスキル。
このスキルのランクは、行使できる権能の強力さ、損害規模などを表す。

この神霊の持つ本来の権能は自身を含めた万物の創造であるが、ディエティとして現界することでその力を一部行使し、本来ならば英霊として持ち込めないクラスの宝具である『満天の殻ルミア』を、現界時に一回のみ作成可能となっている。

星の開拓者の類似スキル。
地球における原始の生命活動を開始した存在として、0から1を作り出す事が不可能なままに可能となっている。
だが英霊としての力の制限上、その力は宝具により出現させた無の中でしか振るうことができない。

生まれながらにして生物として完璧な肉体を持つ。
世界を作る時に肉体を頭以外ほぼ全てを素材として使ったが、タンガロアは聖なる身体を持っていたため無事でありその後も神として様々な行動ができた。

英霊としての召喚ゆえその脅威的な再生能力は持ち込めていないものの、どのような姿であれ生物としての均整を崩すことはない。
そして、本来の身体を取り戻すことはディエティの願いでもある。

この世界の全てを自らの身体と殻から作り出した存在として、森羅万象全てへの変化を可能とする。
が、あくまでサーヴァントゆえに変化には魔力を消費する。
そのため、思いの外自由は利かない。

この世界の全ては元々タンガロアの身体であるため、逆説的にタンガロアがその肉体に取り込めないものは世界にない。
ただし、強い神秘や意志を持つものの再吸収は容易ではなく、また肉体が膨張すればするほど魔力消費もかさむため、変化同様にこちらもスキルの域を出ない程度の能力。

高い神霊適性を持つ…というか、本来は神そのもの。
ディエティとしての特殊現界でも、非常に高い神性を保つ。

タンガロア或いはカナロアは様々な側面を持つ神格ではあるが、権能を一つに絞ったディエティとしての現界ゆえ創造以外の神性は持っていない。

ランク：EX 種別：創界宝具 レンジ：0 最大捕捉：1世界

タンガロアと共に世界の始まりにあった貝殻。
タンガロアにより掲げられ天球となり、何もなかった世界に空を生み出した。

宝具としては無と有を隔てることのできる『宇宙の外壁』、そして世界の外縁たる最高峰の結界として機能する。
その能力で殻の内側に完全な虚無を作り出すことにより、ディエティは星の開始者スキルを使用し、自身の霊体をそこに構築することができる。

八次元相当の障壁としての効果はディエティの本体が完成しても失効しないが、この宝具はクラススキルで一回限り作成する都合上霊体化させることができない。
持ち運びはできるため盾としての運用は可能だが、隠蔽は困難だろう。

ランク：A 種別：対城宝具 レンジ：1~60 最大捕捉：100

肉体を使い世界を作ったタンガロアから流れ出た血が太陽や炎、ロブスターなどのあらゆる赤い物に変化した、という逸話から獲得された宝具。

ある程度ダメージを負う、もしかは運動すると一時的に全身が赤く染まり肉体から噴水のように出血、流れ出た血が小型の疑似太陽や激しい炎に変化して周囲一帯を燃やし尽くす。
勝手に発動する上魔力消費が激しく、威力は十二分なもののマスターにとってはかなりきつい。

色々な形に変化させられる触手。
光弾とか出る。

カウンター対城宝具。
自傷でも発動可能。

壊れない盾、兼鈍器。
引き籠もり直せば無敵の要塞となるが魔力は食う。

タヒチ神話における万物創造の神。
ハワイなどを含めたポリネシア広域では四大神の一柱カナロアとして数えられ降格するが、ディエティは自分が一番偉い神話を元にして現界してきた。
人型もしくはタコとしての姿や名を持つ場合が多いが、他の伝承では魚人であったり羽が生えていたりもする結構フリーダムな外見の存在。
宿敵がタコだったり弟にうっかり飲尿させられたりと愉快な逸話にも事欠かない。

此度はディエティのクラスとして、『本来の肉体を取り戻す』という願いを持ち召喚に応じる。
世界の素材となった逸話が座に残っているため、ディエティは本来ならばその肉体の一部しか現界することができない。
ディエティ以外でもカナロアの人型形態で現界することは可能なのだが、そちらでは自身の神格が落ちる。
そのためわざわざディエティとして『満天の殻』を持ち込み、自身の仮初の霊体を「星の開始者」により自分で作り上げるという回りくどいことこの上ない手段に出ている。

常に偉そうで尊大な態度をとる、テンプレ魔術師と相性の悪いタイプのサーヴァント。
自分大好きではあるが他者を見下しているわけではなく、創造の神らしい慈愛も持っている。
ただ、命令を聞いてくれる相手が居ないと拗ねるのと、誰かに命令されるのが嫌いなだけである。

イメージカラー：茹で蛸
特技：ものづくり
好きなもの：自分、世界
嫌いなもの：自分より偉い奴
天敵：飲み物に混ぜられた尿
願い：本来の肉体に戻りたい

【一人称】余
【二人称】貴様、お主、人間
【三人称】呼び捨て

「待たせたな、人間！余が肉体を造る間の時間稼ぎ、苦労であったなぁ！…余の名はタンガロア！遍く世界を造りし創造神である！」

「む？何故一々時間をかけてまでこの肉体を造ったかじゃと？ふん、他者の信仰で得る身体など余が許さん。余は原初の創造主であるのだぞ？創造せずして何が余か！」

「余に指示をするのは許そう。だが命令は許さん！具体的には命令形でなければ良い！余は寛大であるからな！」

「何故このような戯れに参加するかじゃと？それはな、余の肉体を取り戻すためよ。力さえ取り戻せば余は自分で再生できるのじゃが…それで表に出てこれんのでは意味がないからの！余は全力の余で崇められたいのだ！」

「ハッハッハッハ！貴様ら！余の血が何を産み出すか理解していないようだなぁ！ならば見せてやろう！この余の血こそ、この世全ての赤の根源であることを！『荒れ滾る全ての赤アヒ・ウラウラ』！！」

マウイ：一部やってる事*1がかぶることもある近所の大英雄。
その最期について所詮は半人よ、との所感を述べるものの、その実力は認めている。

母親についてはノーコメント。

アイアンサイド：なにあれこわい。

創造！タコ娘！