最終更新:ID:2XcsbU9yhA 2023年03月29日(水) 21:15:54履歴
Nothing_Notes.
without_end
curtain_call_never_come
ポストアポカリプスな感じをやりたくて生まれた鋼の大地っぽい泥まとめです。
色々終わってしまった後の世界を作りたかったため、騎士やアリストテレスや人間種等々が全滅した後の世界となります。
しかし昔はこんな泥騎士が生きていたとかこんな泥アリストテレスが存在していたなど、過去形での作成は可能です。
現代時間軸では、終末世界に存在するロケーション(跡地)や登場人物を作成できます。人物とは言いますがまともな人はいません。
色々終わってしまった後の世界を作りたかったため、騎士やアリストテレスや人間種等々が全滅した後の世界となります。
しかし昔はこんな泥騎士が生きていたとかこんな泥アリストテレスが存在していたなど、過去形での作成は可能です。
現代時間軸では、終末世界に存在するロケーション(跡地)や登場人物を作成できます。人物とは言いますがまともな人はいません。
アポカリプスナウではありません。終わった世界に対して、現在もなお強い影響力を持つ存在は作成できません。
人類や騎士やアリストテレスについて実はまだ活動できる、と言った可能性は存在しません。
また人類意志により守ることができた遺産も対して存在しません。彼らは死力を尽くして戦いましたが、価値あるものは何も残せなかったがために滅びました。
人類や騎士やアリストテレスについて実はまだ活動できる、と言った可能性は存在しません。
また人類意志により守ることができた遺産も対して存在しません。彼らは死力を尽くして戦いましたが、価値あるものは何も残せなかったがために滅びました。
ここは例えるなら野晒しで風化した本のようなシェアワールドです。この舞台は演者が死に、観客が死に、幕を降ろす裏方まで死んだため新たなストーリーが起こる確率が極めて低いです。
あまり主役性を意識せず、こんな奴がまだ動いている。程度にボチボチ作成していただいて結構です。
あまり主役性を意識せず、こんな奴がまだ動いている。程度にボチボチ作成していただいて結構です。
(AI自動生成:にじジャーニー)
むくろのほし。舞台となる死んだ惑星。昔は地球と呼ばれていたらしい。
殆どが色彩を失くした白と灰色の世界。既に生命を産み育むことはなく、星を守る強制力もない。その環境が無限に続き、終わりは決して訪れない。
宇宙塵、真エーテルとも呼ばれた物質。残骸の星の各地から溢れている。
現在の活動体たちは高効率のエネルギー源として用いるが、本来は計測不明な毒性を持つ。
故に旧人類からは「星の魂の亡骸」「母星が生き続ける生命を疎んだ殺意の発露」等と考えられていたが、実態は明らかではない。
旧来の人類はこれに適応できず、彼らを亜麗と人間種へのシフトへ駆り立てた。
現在の活動体たちは高効率のエネルギー源として用いるが、本来は計測不明な毒性を持つ。
故に旧人類からは「星の魂の亡骸」「母星が生き続ける生命を疎んだ殺意の発露」等と考えられていたが、実態は明らかではない。
旧来の人類はこれに適応できず、彼らを亜麗と人間種へのシフトへ駆り立てた。
生き続ける人と生命の完全な抹消を望んだ母星により呼び寄せられた、9つの不明存在。その一つ一つが各惑星における究極の単一生命種であったらしい。
亜麗と人間種の双方を消去し続け、彼らの連合とアリストテレスの戦いが星の歴史の締めくくりとなった。1種は人類の側につき、7種が倒され、最後の1種は現れなかった。
現在、全てのアリストテレスはその機能を完全に停止したが、残骸の内の何体かが地表に落着。「落星遺跡」という形で残っている。
亜麗と人間種の双方を消去し続け、彼らの連合とアリストテレスの戦いが星の歴史の締めくくりとなった。1種は人類の側につき、7種が倒され、最後の1種は現れなかった。
現在、全てのアリストテレスはその機能を完全に停止したが、残骸の内の何体かが地表に落着。「落星遺跡」という形で残っている。
既存の生物種を基に人類に作られた「星が死のうとも生き続ける生命」。猛毒であるジンをエネルギーとして取り込むことが可能となっている。
百種類ほどの新規種が作られ、人類の遺伝子を混ぜたことで人に近い形態を備えた種も存在する。そのうち1〜10までのナンバーは単一種族である。
当初、霊長の座を巡り人間種と対立していたが、アリストテレスの襲来においては結託した。
百種類ほどの新規種が作られ、人類の遺伝子を混ぜたことで人に近い形態を備えた種も存在する。そのうち1〜10までのナンバーは単一種族である。
当初、霊長の座を巡り人間種と対立していたが、アリストテレスの襲来においては結託した。
上記の亜麗達の現在における生き残り。種としてより強くあるべきという設計者の呪いにより強大になりすぎた結果、次の世代を残す機能が失われた。生命失格の存在。
「生き続けなければならない」という生命共通の強迫観念が消滅したことで霊長の座から転落し、完全性故にまともに死ぬこともできず、無限の時間を無為に存在し続けている。
「生き続けなければならない」という生命共通の強迫観念が消滅したことで霊長の座から転落し、完全性故にまともに死ぬこともできず、無限の時間を無為に存在し続けている。
大昔の生物。とっくの昔に絶滅した。
旧来より星の霊長として存在し、ジンによる抹殺が行われたものが人類種、その後、ジンに適応するべく自らを品種改良したものが人間種と呼ばれる。正確には亜麗の一つ。
長く在り続けた理に自ら縛られ、世界を犠牲にしてでも自らは生きなければならない、善くあらねばならないという呪いを撒き続けた。
現在、彼らは絶滅し、彼らを守る強制力もまた漸く消えることができた。
旧来より星の霊長として存在し、ジンによる抹殺が行われたものが人類種、その後、ジンに適応するべく自らを品種改良したものが人間種と呼ばれる。正確には亜麗の一つ。
長く在り続けた理に自ら縛られ、世界を犠牲にしてでも自らは生きなければならない、善くあらねばならないという呪いを撒き続けた。
現在、彼らは絶滅し、彼らを守る強制力もまた漸く消えることができた。
人間種の攻性種であった「騎士」の死に遺された墓標。旧時代の兵器に依存せず亜麗と戦うことのできる「魔剣」という器官を有していた。対アリストテレスにおいても重要な役割を果たしたという。
騎士の死に様は多種多様であり、多くの民を守らんとして共に死んだ、その力を恐れられ死ぬまで閉じ込められた、全滅を免れなくなった人類の八つ当たりで殺された等。その跡地が騎士墓と呼ばれる。
多くの騎士墓は、死した騎士がどのような人物であったかのメッセージを残しているが、現在においてそれを読むものはいない。
騎士の死に様は多種多様であり、多くの民を守らんとして共に死んだ、その力を恐れられ死ぬまで閉じ込められた、全滅を免れなくなった人類の八つ当たりで殺された等。その跡地が騎士墓と呼ばれる。
多くの騎士墓は、死した騎士がどのような人物であったかのメッセージを残しているが、現在においてそれを読むものはいない。
「珪素活動体」の略。
既存にない新生命を以って、人理に代わる新たな理を創造するために人類の手で生み出されたが、多くは人類の真似事に終始し続け新たな生命となることはなかった。生命未満の存在。
シリコンやプラスチック、金属等を主な構成物質としているが、統一されてはいない。取り合えずこの世界で動いているモノの大抵は珪体として扱われている。
仲間に発見されることを誕生、機能を停止することを死と言い換えるなど人間らしい振る舞いをすることが多いが、かつての人類のように環境を大きく捻じ曲げ進歩する力は備わっていない。
既存にない新生命を以って、人理に代わる新たな理を創造するために人類の手で生み出されたが、多くは人類の真似事に終始し続け新たな生命となることはなかった。生命未満の存在。
シリコンやプラスチック、金属等を主な構成物質としているが、統一されてはいない。取り合えずこの世界で動いているモノの大抵は珪体として扱われている。
仲間に発見されることを誕生、機能を停止することを死と言い換えるなど人間らしい振る舞いをすることが多いが、かつての人類のように環境を大きく捻じ曲げ進歩する力は備わっていない。
そのままの意味。人類史末期に月の半分が砕けて星に堕ちてきた破片。
大きな破片は破滅的な災害を引き起こした後、落着地点に塔のように突き刺さっている。
破片は極めて情報密度の高い回路として利用可能であったため、末期に設計された珪体には月石を頭脳として組み込んだモデルが多い。
内部に人間の記憶を詰め込むことで、擬似的にその人格をエミュレートすることが可能だったが、結局は魂の乗り換えに至るものではなかった。
このタイプの珪体は埋め込まれた他者の記憶に影響され、自身を人間であるかのように認識する錯覚と、実際の肉体のギャップの間で苦痛のような反応を示すことが多い。
大きな破片は破滅的な災害を引き起こした後、落着地点に塔のように突き刺さっている。
破片は極めて情報密度の高い回路として利用可能であったため、末期に設計された珪体には月石を頭脳として組み込んだモデルが多い。
内部に人間の記憶を詰め込むことで、擬似的にその人格をエミュレートすることが可能だったが、結局は魂の乗り換えに至るものではなかった。
このタイプの珪体は埋め込まれた他者の記憶に影響され、自身を人間であるかのように認識する錯覚と、実際の肉体のギャップの間で苦痛のような反応を示すことが多い。
(AI自動生成:にじジャーニー)
複数の珪体が屯するコミュニティ。星の各地に疎に点在している。
人類絶滅後からある時期までは珪体達が自主的に集まったコミュニティが複数生まれ、都市から小国家のレベルまでの社会を構築していたが、
かつての人類と同様の社会問題に対して解決の意欲を得られずに殆どが霧散した。
寄生木はそれ以降に自然発生したコミュニティであり、社会的意味もなく集まっているだけに過ぎない。
しかし意味がないが故に何かを強いることもなく、極めて小規模ながらも長く存続し続ける集まりも少なくない。
『亜麗百種・叡智賢鮭』の"領域"が麗落した成れの果て。
九本のセイヨウハシバミの木に囲まれた泉...に見えるが、生命に見えるものは全て模造に過ぎず、決して実を結ぶことはない。
摂取者に智慧を与える鮭の脂が溶け混んだ泉の中心部には、この領域の主である幼き賢者、ケァスクが独り佇んでいる。
九本のセイヨウハシバミの木に囲まれた泉...に見えるが、生命に見えるものは全て模造に過ぎず、決して実を結ぶことはない。
摂取者に智慧を与える鮭の脂が溶け混んだ泉の中心部には、この領域の主である幼き賢者、ケァスクが独り佇んでいる。
大陸東端部、一際大きい月石が落ちたことで大きく海岸線を抉られ、大陸の形が変わる程の穴が空いた湾になっている。
回収された月石から、かつては数多くの珪体がこの地で製造されたらしい。
人が消えた後も、この地に辿り着いた何者かが人類の再生を試みたらしく、一つも叶わず遺棄された痕跡が残っている。
数少ない記録は、生まれてきた何かがすぐに自ら息を止めたと書き記している。
回収された月石から、かつては数多くの珪体がこの地で製造されたらしい。
人が消えた後も、この地に辿り着いた何者かが人類の再生を試みたらしく、一つも叶わず遺棄された痕跡が残っている。
数少ない記録は、生まれてきた何かがすぐに自ら息を止めたと書き記している。
旧称タイプ・マーズととある騎士が最後の「決闘」を行い、相討ちとなった地。
落星遺跡の中核を為すのはタイプ・マーズの振るっていた一振りの剣状外骨格であり、タイプ・マーズの能力であった地球の法則を越える凍結現象を実行し続けている。
遺跡の周囲一帯の気温は未だ絶対零度に限りなく近く、不条理にもジンを含むエネルギーの概念そのものが凍結したことで生成された赤い氷が地表を覆っている。
『剣』の付近は異界そのものであり、測定計器上の温度がゼロK以下の値を示す、通称「侵食凍結」現象が継続中。
“あらゆる物体の一切の振動が許されない“その空間に近付ける存在は、かの騎士を失った今の地球には存在しえない。
なお、その成り立ち上、この遺跡は騎士墓としても扱われる。
落星遺跡の中核を為すのはタイプ・マーズの振るっていた一振りの剣状外骨格であり、タイプ・マーズの能力であった地球の法則を越える凍結現象を実行し続けている。
遺跡の周囲一帯の気温は未だ絶対零度に限りなく近く、不条理にもジンを含むエネルギーの概念そのものが凍結したことで生成された赤い氷が地表を覆っている。
『剣』の付近は異界そのものであり、測定計器上の温度がゼロK以下の値を示す、通称「侵食凍結」現象が継続中。
“あらゆる物体の一切の振動が許されない“その空間に近付ける存在は、かの騎士を失った今の地球には存在しえない。
なお、その成り立ち上、この遺跡は騎士墓としても扱われる。
旧ヨーロッパ地域に存在する、全てが落星遺跡で構成された新大陸。
紛れもなく物質でありながらも他の物質を透過するような、定義の曖昧なマテリアルで満ちており、好き好んで近づく珪体はほぼ存在しない。
かつてはあまりにも異星の環境が広がっているために生命の可能性を夢見て足を踏み入れる者もいたが、所詮は『現象』から切り離された残骸でしかないこの大陸に生命など最初から存在しない。
紛れもなく物質でありながらも他の物質を透過するような、定義の曖昧なマテリアルで満ちており、好き好んで近づく珪体はほぼ存在しない。
かつてはあまりにも異星の環境が広がっているために生命の可能性を夢見て足を踏み入れる者もいたが、所詮は『現象』から切り離された残骸でしかないこの大陸に生命など最初から存在しない。
旧コーカサス山脈付近の大地そのものと一体化した落星遺跡。肉と骨と皮と血で出来た山々。
侵攻開始時にタイプ・ヴィーナスが落下した場所でもあり、この種はここから遂に動くことはなかった。
タイプ・ヴィーナスは、それまでの人類の常識で言えば群体に近い生命体であり、同一の性質を持つ無数の微小個体が結合して一つの群体 を形成していた。
それぞれの個体は、異界常識による生体改造を行うことで生命体を取り込む機能を持っており、それをタイプ・ヴィーナスは戦略的に利用することで急速に人間種を同化していった*1。
但し、こうした戦略性はタイプ・ヴィーナスの“神経”と呼ばれる部分が司っており、その管掌がなければ、脊椎反射的に触れる生物を取り込むだけ。
度重なる被害を受けつつもこの事実を突き止めた人間種達は、侵食に耐性のある亜麗による“神経”破壊特攻隊を編成。結果としてその目的は達され、この種の肉体は原始的な反射反応を返すだけの存在となった。
しかし、撃破当時の人間種はこれを以てタイプ・ヴィーナスという敵性体の無力化を宣言したが、実の所“神経”以外の組織は問題なく生きており、未だにこの地に足を踏み入れた珪体などが取り込まれることもある。
侵攻開始時にタイプ・ヴィーナスが落下した場所でもあり、この種はここから遂に動くことはなかった。
タイプ・ヴィーナスは、それまでの人類の常識で言えば群体に近い生命体であり、同一の性質を持つ無数の微小個体が結合して一つの
それぞれの個体は、異界常識による生体改造を行うことで生命体を取り込む機能を持っており、それをタイプ・ヴィーナスは戦略的に利用することで急速に人間種を同化していった*1。
但し、こうした戦略性はタイプ・ヴィーナスの“神経”と呼ばれる部分が司っており、その管掌がなければ、脊椎反射的に触れる生物を取り込むだけ。
度重なる被害を受けつつもこの事実を突き止めた人間種達は、侵食に耐性のある亜麗による“神経”破壊特攻隊を編成。結果としてその目的は達され、この種の肉体は原始的な反射反応を返すだけの存在となった。
しかし、撃破当時の人間種はこれを以てタイプ・ヴィーナスという敵性体の無力化を宣言したが、実の所“神経”以外の組織は問題なく生きており、未だにこの地に足を踏み入れた珪体などが取り込まれることもある。
名前 | 種類 | 備考 |
---|---|---|
天使病【No.20 Klironomía】 | 麗落種 | 微小なウイルス状の亜麗。かつては人間種、現在は珪体に感染し翼のような器官を生やして寄生する。 寄生体の思考は攻撃的なことが多い。 |
麗落種 | 『黒帽子』の三女。命を弄ぶ人形遣いだった。 | |
ケァスク【No.9 Salmon of Knowledge】 | 麗落種 | 『星の髄液』『知恵の鮭』。星の内海に通ずるもの。地球の情報循環を司り、『星の頭脳体』を安定させる存在であった精霊種、それを元に人類に作られた生命の成れの果て。 |
ナイトフォール【nightfall】 | 珪体 | かつて時間そのものに挑み破れ去ったある人間の成れの果てが遺した落とし子。 ナノマシンで構成された無限の寿命を持ったかつての人類の記録を保持する墓守り |
エコ【Ecophagy】 | 珪体 | 灰色の髪をした少女型の珪体。 ジンを含む万物万象を喰らい自己増殖する機能を持つ捕食者。しかし、極めて厳重なプロテクトにより一定以上の質量へ達すると自壊する。 この世界に於いては破滅の要因になり得ない。 ───星は、既に残骸となった。 |
レスカー【rainbow scar】 | 珪体 | 死滅した人間を探す旅人 探すべき人間が何処にもいないことは知っている |
ロック【Rock eye】 | 珪体 | 目のついた岩から六本の足が放射状に生えたシンプルな見た目と名前の珪体 種族名であり、各所にそれなりの数が群れている ごく初期に人間により生み出され大量生産され、そのまま現在まで生き残り続けている傑作 だが、識字は愚か言葉を話す機能すらないので現在では他の珪体や麗落種にペットのような扱いをされている |
騎士名 | 魔剣名 | 備考 |
---|---|---|
アルタス・マーゴ | 魔剣・終末赫焉 | アリストテレスと対峙した騎士。 無数の戦友達を薪として、空と星を紅く焼き尽くす魔剣を構成していた。 己を殺した男は友に恵まれた。 遺骸は南の大陸と共に灰になった。 |
リイス・フォキュア | 魔剣・断罪荊冠 | 荊の聖女。最も多くを傷付けた騎士。 「人間を守るために人間にとっての異種生命体を差別、迫害、排斥する」という人類の業を具現化した魔剣を構成していた。 |
『魔女』 | 魔剣・切離断理 | ある少女の最期の願いによって、人間の味方として振る舞うことを受諾した本物の魔女。 異界常識すら切り/離し/断つ三重起源の魔剣を振るい、ソラから来た最大の厄災をも一刀の元に両断した。 しかしその存在は他者の認識によって支えられており、降り注ぐ残骸によって彼女を覚えている人間が居なくなったことで、魔剣もろとも地球上から消滅した。 |
『勿忘草』 | 魔剣・千年水晶 | 焚書者。人類史を浪費した騎士。 あらゆる媒体から接収した「歴史という情報」そのものを質量変換し、重力崩壊を引き起こす魔剣を構成していた。 積極的にアリストテレスに攻撃を仕掛けることはなかったが、残された人間種を守るためにその力を使い続けた。 やがて接収した人類史を消費し尽くし、それでもなお人々を守るために、自分自身の歴史を焚べたことで、痕跡もろともこの世から消え失せた。 |
旧名称 | 遺跡名称 | 備考 |
---|---|---|
タイプ・マアキュリー | 空洞庭園 | 静か過ぎるほど静かに飛来した、水星の■■■■■■・■■。 始まりから完成しており、終わりはなく、それ故にあらゆる変化を受け付けない、『 炎に焼かれず、氷に停まらず、殴打に潰れず、刃を通さず、死に死なず、生に生きず、時に流されず、摂理に従わない。 ある魔剣により両断され活動を停止する。 |
タイプ・ヴィーナス | 骨肉山脈 | 最初に地球に飛来した、金星の■■■■■■・■■。 他の同種存在とはやや毛色が異なり、異界常識を持ちながらも“生命”としての特質が強く現れた『肉塊』。 生命体を自身の異界常識に沿う形に変質させ、同化することで侵食を繰り返し拡大する。 なまじっかその形態が人理の法則で図れそうに見えてしまったがために、人間種は対抗手段を誤り、結果としてその数を大きく減らすことになる。 最期には、亜麗を中心にした特攻隊が体内の“神経”組織を完全に粉砕し、自律行動を封じたことで事実上無力化された。 |
タイプ・マーズ | 紅蓮の丘 | 比較的早く地球へと単独で飛来した、火星の■■■■■■・■■。 かつて存在した人類種とほぼ変わらないような体躯でありながら、他のアリストテレスらと概ね等しい脅威度を持っていた(=存在密度自体は最も高かった)戦闘生命体。 彼ととある騎士が相撃ちとなった後に残された緋色の剣は、未だ周囲をゼロK以下の温度に下降させ続ける異界常識を敷き続けている。 |
タイプ・ジュピター | 霧殻大陸 | 太陽系最大種。木星の■■■■■■・■■。 『計算不可能』の特性を持ち、人類が産み出した数字に縛られる地球の常識では絶対に「計り知れない」『現象』。 これは地球を容易く丸呑みにできる規模の『現象』であり、そのあまりの巨大さゆえに誰にも気付かれないまま侵攻を開始した。 しかし騎士となった『魔女』の手でその定義を貶める両断を受け、あっさりと数千の骸となりその破片が地球へと降り注いだ。 |
タイプ・サターン | なし | 飛来した、というよりは『唐突に出現した』、土星の■■■■■■・■■。 通常の生物が生きている現実世界とは異なる位相に存在する情報生命体。 現実世界での物理的実体を持たず、現実への干渉は情報改竄によって発生する奇怪な光によって行われる。 ある座標を中心に広がるその光(それはちょうど輪のようにも見える)に触れたものはその情報を改竄、解体され現実から消失する。 これに対抗した騎士は、あえてこの攻撃を喰らい現実から消失、敵と同じ情報体へと変異し完全に解体されるまでの僅かな間で『魔剣』という攻性情報を振るうことによりこの厄災を打倒した。 情報から実体を再構成することはできず、騎士は還らなかった。 |
タイプ・ウラノス | なし | 他のアリストテレスを追って地球に飛来した天王星の■■■■■■・■■。 “未知”の概念生命体。観測した生物群にとっての未知を体現し、観測者を抹消すべく活動する。 6度の交戦を経て、「星の開拓者」と呼ばれ得た者たちの決死の攻撃によって相打ちとなり死亡。 もし復活すれば人類に対抗する余力は無いという判断の下、遺骸は完全に消滅された。 |
タイプ・ネプチューン | 水鳥の躯 | 海王星の■■■■■■・■■。 既存の概念で形容するならば、流線型の猛禽、あるいは爆撃機。 過去、地球文明が生み出し得た全てを凌駕する超速の飛翔体。十数の子機を引き連れて超高高度を飛翔し、その機動力を以て最も広範に渡って人間種を殺傷したアリストテレス。 偏執的な緻密さで人間種を駆逐し続けたが、■■■■■■■によって子機諸共撃墜される。その残骸は殆どが燃え尽きたため、唯一原型を保ったまま墜落した子機"デスピナ"が遺骸として扱われた。 |
タイプ・プルート | アリストテレスの座を降り、唯一人類に味方した存在。 | |
タイプ・■■■ | なし | 唯一現れず、倒されなかったアリストテレス。それ以上の情報は存在しない。 |
奈須きのこが同人ゲームサークルデビュー以前に執筆した短編小説の世界観のひとつです。
正確には小説のタイトルは「Notes.」で、「鋼の大地」は作中に挿入される用語集「Angel Notes.」内の最初の用語でしかありませんでしたが、のちに「Character material」ではNotes.未登場物事たちの出典が「鋼の大地」名義になり、「Notes.」は"鋼の大地から、天使にまつわる話を切り取ったエピソード"*2という位置付けにされています。
元は知人達の合同アンソロジーに掲載された入手困難な作品でしたが、「月姫読本」に再録されたことで読みやすくなっています。(ただし増補版では削られており、通称"青本"と呼ばれる初期版でしか読めないため依然として希少作品)
Character materialによれば鋼の大地(over count 1999)の概要は以下のようになっています。
"人類滅亡後の、新人類と星の戦いを描いた物語。ジャンルはエセSF。
環境に適合した新人類と、人類によって創られた次世代の生態系・亜麗百種との戦いを描いた御伽噺。
死した星の上で、次なる霊長の座をかけて楽しく仲良く内ゲバしていたのだが、おまえたちどっちもそろそろ死になさいよ、とばかりに謎の物体・アリストテレスたちが宇宙からやってきたのであった───。"*3
前述のように、実際にはこれら全体的な"鋼の大地"の筋は「Notes.」作中の背景や用語集などから部分的に垣間見えるのみで、そういう話の作品が存在しているわけではありません。
「Notes」のあらすじをネタバレ込みでまとめると以下のようになります。引用ではない形で独自に書き下ろしたオリジナルのあらすじなので印象や描写が異なる点などあると思いますがご参考までに。
正確には小説のタイトルは「Notes.」で、「鋼の大地」は作中に挿入される用語集「Angel Notes.」内の最初の用語でしかありませんでしたが、のちに「Character material」ではNotes.未登場物事たちの出典が「鋼の大地」名義になり、「Notes.」は"鋼の大地から、天使にまつわる話を切り取ったエピソード"*2という位置付けにされています。
元は知人達の合同アンソロジーに掲載された入手困難な作品でしたが、「月姫読本」に再録されたことで読みやすくなっています。(ただし増補版では削られており、通称"青本"と呼ばれる初期版でしか読めないため依然として希少作品)
Character materialによれば鋼の大地(over count 1999)の概要は以下のようになっています。
"人類滅亡後の、新人類と星の戦いを描いた物語。ジャンルはエセSF。
環境に適合した新人類と、人類によって創られた次世代の生態系・亜麗百種との戦いを描いた御伽噺。
死した星の上で、次なる霊長の座をかけて楽しく仲良く内ゲバしていたのだが、おまえたちどっちもそろそろ死になさいよ、とばかりに謎の物体・アリストテレスたちが宇宙からやってきたのであった───。"*3
前述のように、実際にはこれら全体的な"鋼の大地"の筋は「Notes.」作中の背景や用語集などから部分的に垣間見えるのみで、そういう話の作品が存在しているわけではありません。
「Notes」のあらすじをネタバレ込みでまとめると以下のようになります。引用ではない形で独自に書き下ろしたオリジナルのあらすじなので印象や描写が異なる点などあると思いますがご参考までに。
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