函館聖杯探索
最終更新：
nevadakagemiya 2023年12月06日(水) 23:35:04履歴
陰謀、策略、対立。北の果てで繰り広げられる魔術師達の冷たき戦争。
更新履歴：2/8 終章までのプロット更新
■概要 
個人的に考えていたSSの構想を再構築した魔術師メインの企画です。
聖杯がマクガフィンとなっていますが、聖杯戦争のように直接戦うのではなく「聖杯を探し出す」事が目的となります。
魔術協会、聖堂教会を初め多くの魔術師たちが対立構造を築きながら聖杯を目指すという企画となっています。
本企画は東京聖杯戦争、大阪聖杯大戦が開幕した世界が舞台となる物語です。
ただ二つの企画上結末を一つに絞りにくいため、東京大阪企画の結末は明確に設定しておりません。
東京大阪企画と似たようなことがあった……という程度の繋がりなので、該当企画の参加者達でも参加は可能です。
東京で死ぬはずだったけど生き残った、大阪で死ぬ運命だったけど生き延びた、という設定でも構いません。
大まかなコンセプトは「事件簿的な魔術主軸の物語」「大きな組織による三つ巴の対立」「陰謀と策略メインの争奪戦」です。
サーヴァントは登場するけどあくまでもエッセンスとしての存在で、魔術師や組織の衝突をメインとする企画です。
それぞれの陣営の視点から時に衝突し、時に協力し、時に騙し合い、時に無駄なことをしたりして聖杯を目指します。
……物語全体としてのイメージは、某金塊争奪サバイバルバトル漫画です。
後日端的な企画はこちら。
聖杯がマクガフィンとなっていますが、聖杯戦争のように直接戦うのではなく「聖杯を探し出す」事が目的となります。
魔術協会、聖堂教会を初め多くの魔術師たちが対立構造を築きながら聖杯を目指すという企画となっています。
本企画は東京聖杯戦争、大阪聖杯大戦が開幕した世界が舞台となる物語です。
ただ二つの企画上結末を一つに絞りにくいため、東京大阪企画の結末は明確に設定しておりません。
東京大阪企画と似たようなことがあった……という程度の繋がりなので、該当企画の参加者達でも参加は可能です。
東京で死ぬはずだったけど生き残った、大阪で死ぬ運命だったけど生き延びた、という設定でも構いません。
大まかなコンセプトは「事件簿的な魔術主軸の物語」「大きな組織による三つ巴の対立」「陰謀と策略メインの争奪戦」です。
サーヴァントは登場するけどあくまでもエッセンスとしての存在で、魔術師や組織の衝突をメインとする企画です。
それぞれの陣営の視点から時に衝突し、時に協力し、時に騙し合い、時に無駄なことをしたりして聖杯を目指します。
……物語全体としてのイメージは、某金塊争奪サバイバルバトル漫画です。
後日端的な企画はこちら。
企画内容
本企画では主催者側でメインキャラクターの役割、プロット、物語の主人公を指定しております。
物語に大きく関わる都合上、ストーリーでの役割や動機などを固定し、そちらを元に練っていただくこととなります。
そのキャラクターに関するパーソナルな部分は自由です。
マスターテンプレートで言うと「参戦理由」「行動規範・行動方針」「役どころ・コンセプトなど」、キャラによって「戦闘力」のみが決まっています。
それらの要素に沿うのであればどのような人物でも、既存のキャラクターでも構いません。
プロローグからエピローグまで、おおまかなものではありますがプロットが既に決まっています。
参加いただいたキャラクターにより人員の移り変わりや最終盤の流れ、細かな展開に変化はあるかもしれませんが、大筋は変わりません。
全てのキャラクターが出揃った後、このプロットを調整・肉付けしていく形でストーリーを完成させていくこととなります。
企画の都合上、基本の骨子となる主人公は主催者側で用意しております。
元々SS予定だったというのもありますが、一応主人公の鴈鉄梓希が物語上の中心的存在となります。
ただし、役割としては「三つ巴の構造に関わっていく、展開を動かしていく主観視点役」というポジションで、企画自体の鍵を握る役割はもう一人の主人公兼ヒロイン役に委ねられます。
またそれぞれの陣営にも主体となるメインキャラ枠を用意しているので、最終的には偶像劇にも近い形となるかもしれません。
他企画と比べて制限はありますが、物語の根本に深く関わらないサブキャラクターであれば自由に練る事が可能です。
メインキャラクターは難しいけど物語を彩りたい、という方はぜひご検討ください。サブキャラが豊富であればあるほど物語を動かしやすくなります。
物語に大きく関わる都合上、ストーリーでの役割や動機などを固定し、そちらを元に練っていただくこととなります。
そのキャラクターに関するパーソナルな部分は自由です。
マスターテンプレートで言うと「参戦理由」「行動規範・行動方針」「役どころ・コンセプトなど」、キャラによって「戦闘力」のみが決まっています。
それらの要素に沿うのであればどのような人物でも、既存のキャラクターでも構いません。
プロローグからエピローグまで、おおまかなものではありますがプロットが既に決まっています。
参加いただいたキャラクターにより人員の移り変わりや最終盤の流れ、細かな展開に変化はあるかもしれませんが、大筋は変わりません。
全てのキャラクターが出揃った後、このプロットを調整・肉付けしていく形でストーリーを完成させていくこととなります。
企画の都合上、基本の骨子となる主人公は主催者側で用意しております。
元々SS予定だったというのもありますが、一応主人公の鴈鉄梓希が物語上の中心的存在となります。
ただし、役割としては「三つ巴の構造に関わっていく、展開を動かしていく主観視点役」というポジションで、企画自体の鍵を握る役割はもう一人の主人公兼ヒロイン役に委ねられます。
またそれぞれの陣営にも主体となるメインキャラ枠を用意しているので、最終的には偶像劇にも近い形となるかもしれません。
他企画と比べて制限はありますが、物語の根本に深く関わらないサブキャラクターであれば自由に練る事が可能です。
メインキャラクターは難しいけど物語を彩りたい、という方はぜひご検討ください。サブキャラが豊富であればあるほど物語を動かしやすくなります。
募集受付は終了いたしました！皆様たくさんのご応募いただきありがとうございました！
■舞台概要
物語の舞台となるのは2023年2月頃の北海道函館市。
当世界線に於いて「初めて聖杯が降臨した地」で、話の主軸となるのもこの原初の『聖杯』です。
東京聖杯戦争、大阪聖杯大戦の余波を受けて葬り去られたはずの聖杯が復活。しかしその降臨地は不明。
いち早く降臨地を見つけ出し聖杯を手に入れるべく、三つ巴の組織が水面下で対立する……というのが『聖杯探索』となります。
前提となる東京大阪同様、下地となる世界観は現実に即しています。
魔術の世界は表沙汰にされておらず隠匿されるべきもので、殆どの人間は魔術に関わらず生きています。
その為、魔術協会ならびに聖堂教会の面々は人前で戦闘を行うことが難しく、地元組織も同様に大手を振るって魔術を扱うことは出来ません。
幸い、今回は聖杯戦争ではなく『聖杯探索』です。対立しているとはいえ、全ての組織が共通して「聖杯の発見」を第一の目標としています。
例え敵対組織と出くわしたとしても、共通の目標がある以上「戦うメリット」は薄いでしょう。
持ちつ持たれつ、相手を利用するくらいの気概で『聖杯』の手掛かりを探り、奇妙なことですが三つ巴の全勢力で『聖杯』を目指しましょう。
大規模な戦闘が解禁されるのは「聖杯の発見」という目標に到達し、それぞれの主目標が切り替わり明確に対立した時となります。
多少の小競り合いなどは、人気のない路地裏などであれば黙認されるかもしれません。ただやり過ぎは禁物です。
当世界線に於いて「初めて聖杯が降臨した地」で、話の主軸となるのもこの原初の『聖杯』です。
東京聖杯戦争、大阪聖杯大戦の余波を受けて葬り去られたはずの聖杯が復活。しかしその降臨地は不明。
いち早く降臨地を見つけ出し聖杯を手に入れるべく、三つ巴の組織が水面下で対立する……というのが『聖杯探索』となります。
前提となる東京大阪同様、下地となる世界観は現実に即しています。
魔術の世界は表沙汰にされておらず隠匿されるべきもので、殆どの人間は魔術に関わらず生きています。
その為、魔術協会ならびに聖堂教会の面々は人前で戦闘を行うことが難しく、地元組織も同様に大手を振るって魔術を扱うことは出来ません。
幸い、今回は聖杯戦争ではなく『聖杯探索』です。対立しているとはいえ、全ての組織が共通して「聖杯の発見」を第一の目標としています。
例え敵対組織と出くわしたとしても、共通の目標がある以上「戦うメリット」は薄いでしょう。
持ちつ持たれつ、相手を利用するくらいの気概で『聖杯』の手掛かりを探り、奇妙なことですが三つ巴の全勢力で『聖杯』を目指しましょう。
大規模な戦闘が解禁されるのは「聖杯の発見」という目標に到達し、それぞれの主目標が切り替わり明確に対立した時となります。
多少の小競り合いなどは、人気のない路地裏などであれば黙認されるかもしれません。ただやり過ぎは禁物です。
■登場人物一覧
アズキ一行
スタンスは聖杯の「破壊」。
物語上におけるメイン視点、主人公的役割を担うグループ。
三つ巴の組織ほど大所帯ではなく、時々人員が離脱したり入れ替わったりすることもあったりと流動的。
陣営の中では唯一確保ではなく「破壊」を目的としているため、三つ巴全てから狙われる立場にある。
物語上におけるメイン視点、主人公的役割を担うグループ。
三つ巴の組織ほど大所帯ではなく、時々人員が離脱したり入れ替わったりすることもあったりと流動的。
陣営の中では唯一確保ではなく「破壊」を目的としているため、三つ巴全てから狙われる立場にある。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| 鴈鉄梓希 | 済 | メイン | 主催者用意。物語上のメイン主人公。 |
| ルゥ | 済 | メイン | 物語上のメインヒロイン。 無垢なる氷銀のホムンクルス。 |
| テア・フォン・シュターネンスタウヴ | 済 | メイン | 主人公の協力者A。 かつて行われた大阪聖杯戦争に関わった知り合いから話を聞いて聖杯に興味を持ち函館を訪れたエトランゼ。魔術師ではあるが、封印指定ということもあり時計塔の勢力に直接の関わりはない。 到着直後にこの地に接続する聖杯の在り方を確かめ、そしてその不完成ぶりに興味を失った。函館で何か美味しいものでも食べて帰ろうとした矢先、抗争に巻き込まれる過程で梓希に助けられる。 自身に得も無いのに関わろうとする梓希の姿勢に強い関心を持ち、また恩を返すために梓希へ協力を申し出る。 戦闘面では携行する魔銃以上の活躍はできないものの、その世界最高峰の類まれなる魔術礼装作成技術でアズキたちをサポートする。 |
| 呪詛人形(仮称) | 済 | メイン | 主人公の協力者B。 『聖杯』の情報収集を目的とし、流れの魔術師や魔術使いの闇討ちを繰り返していた自動人形。 アズキ等に対しても襲いかかる。何度かの交戦の末に鎧を裂かれ、機能停止に陥るが…… |
キャラクター概要
魔術協会
スタンスは聖杯の「調査」。アライメントは秩序。
大阪聖杯大戦での惨事を重く見た時計塔が、直接現場へ派遣した精鋭の魔術師達。
時計塔の君主から「聖杯の確保」を命じられており、「聖杯戦争」の勃発を防ぐと同時に『聖杯』を調査し、正確に解明すべきと考えている。
協会傘下の魔術師を中心として招集されていて、時計塔のみならず各組織の特派員により構成される。
大阪聖杯大戦での惨事を重く見た時計塔が、直接現場へ派遣した精鋭の魔術師達。
時計塔の君主から「聖杯の確保」を命じられており、「聖杯戦争」の勃発を防ぐと同時に『聖杯』を調査し、正確に解明すべきと考えている。
協会傘下の魔術師を中心として招集されていて、時計塔のみならず各組織の特派員により構成される。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| サムナ・アトキンソン | 済 | メイン | 時計塔から派遣された陣頭指揮役。 |
| コルト・コルタン・コルトーナ | 済 | メイン | 同じく時計塔から派遣された指揮役の補佐。 |
| パトリシア・リガルディー | 済 | メイン | 魔術協会と縁のあるフリーランスの魔術師。 |
| 李梓萱 | 済 | サブ | 本件に関して法政科からの出向のひとり。本来は動物科に所属。大貴族の若き当主。 情報収集、人払いや魔術の痕跡の隠蔽、緊急時の治療など、多角的な対処を高度なレベルで行うが直接的な戦闘力は高くない支援担当。好きなものは妹。 |
| アーロン・ナエリエッタ | 済 | サブ | 普段は個体基礎科の二級講師を務める人物。時計塔内部での立場が弱く、本件のようなことがあると優先的に派遣されやすい。 荒事に対して滅法強く、危険な現場に投入されても生きて戻ってくるためそういう意味でも便利に扱われている。なお本人は不満たらたら。 |
| リロイ・ゴレツカ | 済 | サブ | フリーランスの魔術使い。占星術師。表向きは聖杯探索のために雇われた傭兵だが、実際には他のフリーランスの魔術師が怪しげな動きをした際に暗殺を実行する要員。 しかし個人的な情報収集を行っている最中に早すぎる段階で真相を知ってしまい、その因果により途中で殺されてしまう。 |
キャラクター概要
聖堂教会
スタンスは聖杯の「隔離」。アライメントは混沌。
大阪聖杯大戦の監督役から得た報告に基づき、災害の火種となりうる『聖杯』を警戒し派遣された人員達。
聖遺物の名を騙る危険物を回収し、二度と扱われぬよう聖堂教会の管理下に置くべきだとして「確保と速やかな隔離」を命じられている。
各々の部署がそれぞれ人員を派遣しているため指揮系統が統一されておらず、個別で行動している者が多い。
大阪聖杯大戦の監督役から得た報告に基づき、災害の火種となりうる『聖杯』を警戒し派遣された人員達。
聖遺物の名を騙る危険物を回収し、二度と扱われぬよう聖堂教会の管理下に置くべきだとして「確保と速やかな隔離」を命じられている。
各々の部署がそれぞれ人員を派遣しているため指揮系統が統一されておらず、個別で行動している者が多い。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| 玖導日向 | 済 | メイン | 聖堂教会から派遣された名目上の監督役。聖堂騎士ヴァルカン浄火騎士団団長代行 |
| エリザベス・アークティカ | 済 | メイン | 同じく聖堂教会から派遣された監督役の補佐。胃痛。 |
| 金刺万障 | 済 | メイン | 敬虔なる信徒。ドM。第八秘蹟会を破門された経歴のある狂った信仰者。 |
| ガウェイン・ガターリッジ | 済 | サブ | 第八秘蹟会から送り込まれた人員。35歳。 |
| シスター・エルピナ | 済 | サブ | 第八秘蹟会所属。立場上ある程度代行者や聖堂騎士などの垣根を超えて話を通せるが、どっちつかずとも言える。 感応能力者。更に第八秘蹟を修めており医療技術も身に着けているので、現場では主に傷の癒やし手を担う。 |
| アリアナ・ピッコロ | 済 | サブ | 聖堂騎士ヴァルカン浄火騎士団団員。世間一般からするとかなり危ない、そして聖堂騎士的にはごく普通の感性をした女性聖堂騎士。 |
| ドレンヴィデレー・ファーティデッター | 済 | サブ | 上司の(一方的な)指令で派遣された五の濠第十爪。 聖杯回収を名目上の組織的意義とする関係上での出向であり、他の聖堂教会関係者とは完全に独立した指揮系統を持つ。監督役のサポート、情報収集が主。 現在不触戒が解除されている事、第八秘蹟会出身という事もあり他部との連携は比較的円滑。現役組としては年長者かつ穏やかな気質から、所属のばらばらなチーム同士を繋ぐ緩衝材のように働く。 |
キャラクター概要
夕刻
スタンスは聖杯の「維持」。アライメントは中立。
開催地を取り仕切っている地元の魔術組織。先々代が作り上げた『聖杯』を余所者に渡すまいと立ち上がった。
『聖杯』に関わる情報は焼失しているものの、被害を免れていた「英霊の召喚方法」に基づき唯一サーヴァントを保有している。
規模こそ協会、教会に大きく劣るが、サーヴァントの存在とホームであることを活かして三つ巴の関係にまで持ち込んでいる。
開催地を取り仕切っている地元の魔術組織。先々代が作り上げた『聖杯』を余所者に渡すまいと立ち上がった。
『聖杯』に関わる情報は焼失しているものの、被害を免れていた「英霊の召喚方法」に基づき唯一サーヴァントを保有している。
規模こそ協会、教会に大きく劣るが、サーヴァントの存在とホームであることを活かして三つ巴の関係にまで持ち込んでいる。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| 夕刻暁子 | 済 | メイン | 地元の魔術組織「夕刻」の当主。筋の通らぬことは決して許さぬ。隻腕のヤクザガール。 |
| 蔡祐 | 済 | トリックスター | 「夕刻」当主が召喚したサーヴァント。中国南北朝時代、西魏の将。狂戦士なれど高い忠誠心を持つ鉄の猛獣。自軍に対して放たれる粛清宝具と複数の機能を示す鎧*1の宝具を持つ。 |
| 加我地知朱 | 済 | メイン | 地元の魔術組織「夕刻」の若頭。 当主の忠実な参謀、しかして裏では姦計を張り巡らせる妖しき男。 その思惑は、はてさて。 |
| フリッツ・デュケイン | 仮 | トリックスター | 「夕刻」若頭が召喚したサーヴァント。第二次大戦期のアメリカ合衆国で史上最大の諜報作戦を行ったスパイ。 諜報活動に破壊工作、資金の確保、そして宝具による北海道民のスパイ化と裏方として大いに行動する。 (仮登録。最初に登録していたキャスターか新規のサーヴァントが予約に来た場合は枠を譲ります。) |
| 枯園シトラ | 済 | サブ | 「夕刻」の依頼を受けて動く根無し草のなんでも屋。 割高の報酬金以外の一切を求めず、あらゆる事情に興味を持たず、ただ淡々と仕事をこなす。 聖杯へ向ける視線もドライ。 |
| 寒川喜凪 | 済 | サブ | 「夕刻」の舎弟。流されるままに「夕刻」という組織に行き着いた根無し草。 何よりも自分が生き残ることを重んじる、軽薄な笑みを浮かべた三下娘。「タコ」を由来とした特殊な魔術を扱う。 ※締切まで規定の枠が空いていたので、主催者が用意しました。 |
キャラクター概要
第三勢力
上述以外で『聖杯』を狙う者、或いは別の目的を持って聖杯探索に関わる者。
単独で行動する者が多く徒党を組むことは滅多にないが、単騎で状況を一変させる力を持つ。
目的次第では他組織に協力したり一時的に手を貸すことも可能だが、殆どの場合は「三つ巴で協力してでも倒すべき相手」だと認識される。
またスタンスや属性が統一されていない関係上、第三勢力同士で衝突し合う可能性もある。
単独で行動する者が多く徒党を組むことは滅多にないが、単騎で状況を一変させる力を持つ。
目的次第では他組織に協力したり一時的に手を貸すことも可能だが、殆どの場合は「三つ巴で協力してでも倒すべき相手」だと認識される。
またスタンスや属性が統一されていない関係上、第三勢力同士で衝突し合う可能性もある。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| カルメズィーン | 済 | メインキャラクター | 聖杯は俺のものだと主張する真紅の男。 なおこの主張は聖杯を他陣営よりも早く入手するという決意表明ではなく、聖杯は最初から俺の所有物なのだという意味である。 『 |
| SIK21 | 済 | トリックスター | 地元の魔術師によって強化され、飼い主を殺害して脱走したヒグマ。 高い戦闘力を持ち、魔力を多く含んだ人間（＝この聖杯探索に携わる者たち）を狙って惨殺と捕食を繰り返す。 |
| 谿間のリェークス／ 樅の櫃のアーテ | 済 | トリックスター | 東方正教会暗部、 二人一組で行動し、自我と意志とやる気の希薄なリェークスの手綱をアーテが握る図式。 日本国における正教勢力の発祥地たる函館での聖杯を巡る騒動、及びそれによる信徒への影響を無視できないとし送り込まれた人外。 『聖杯』の調査、無辜の民の保護を行いつつ、三つ巴の共倒れを狙って状況を搔き乱す。聖杯への組織的執着は希薄で、「聖杯を教会や協会に渡さない」妨害を主目的としつつ調査に当たる。 聖堂教会を特別に敵視しており、中盤以降は鉢合わせれば直接衝突する他、玖導日向の所有する旧約正典ロトの『神罰の硫黄』、カルメズィーンの『聖槍』等の聖遺物を狙う様子も見られる。 拠点は函館ハリストス正教会(工事中)。 |
| アトリ | 済 | トリックスター | “遊離”の原理を持つ死徒。 魂のみで活動する死徒。素になった肉体はとっくに滅んでいるが、その血液を媒介として現世に留まり続けている。血液という楔を要しない完全な精神生命体となることが至上命題であり、血を集め呪いを深める傍ら第三法に関心を寄せている。 知己であるヴルガリッテの依頼、および聖杯への興味からカルメズィーンをサポートするため来日した……が、実の所カルメズィーンが斃された場合に彼の胸中に在る聖遺物を 肉体に依存する悦楽・物質に囚われた知性を下等と見下しており、即物的な卑俗性の権化である『俗悪』を嫌悪しているが、あちらからは割と好かれている。 |
キャラクター概要
その他の参加者、一般人
三つ巴の組織や第三勢力とは別に、何らかの理由を持って聖杯探索に関わる者。
協会や教会と関わらない独立した組織の構成員やフリーの魔術師、特別な技能を持った一般人、また街の住人等が該当する。
スタンス次第では組織に協力したり、三つ巴の構造に関わらず独自に『聖杯』を探していたり、単に傍観していたりと様々な目的を持つ。
但し、第三勢力のように状況に深く関わっていくことは出来ない。あくまで「手助け」「協力」程度に留まる。
協会や教会と関わらない独立した組織の構成員やフリーの魔術師、特別な技能を持った一般人、また街の住人等が該当する。
スタンス次第では組織に協力したり、三つ巴の構造に関わらず独自に『聖杯』を探していたり、単に傍観していたりと様々な目的を持つ。
但し、第三勢力のように状況に深く関わっていくことは出来ない。あくまで「手助け」「協力」程度に留まる。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| 電話の相手 | 済 | サブ | この舞台に本人が現れることはない。ただし一度だけ、梓希の端末にかかってくる電話の主として登場する。 悩む梓希を応援して切れるだけの通話である。しかしかつて梓希を導いた人物の言葉は梓希の背中を押すのに十分な力を持つ。 |
| 手紙の差出人 | 済 | サブ | 函館での事件勃発の際には南米にいる。本編中では梓希へ宛てたメールや手紙などにより存在が示唆される程度。 全てが終わった後諸々の調整と後始末に呼び出され状況を把握し、思わず唖然とした。事件後、梓希へ手紙を一通認める |
| Dr.鎧塚 | 済 | サブ | 考古学者の女性。43歳。その道では有名な論文も出している人物。ロシア人の男性と国際結婚しているが、研究の場では旧姓で通している。 函館の郊外で化石調査をするため市内に部屋を持っており、偶然梓希たちに恩ができたことから札幌へ発つ前にその部屋を彼女たちに貸与。一時的なセーフティルームとして機能することになる。 梓自身は魔術師でもなければその素養もない一般人だが、魔術師の世界の存在については知っている。曰く、昔いろいろあったのだとか。 |
| 黒黒黒 | 済 | サブ | 大阪での聖杯戦争に関わった『荊』から派遣されたエージェント。 今回の任務は「大坂、そして以前東京で確認された聖杯と今回の聖杯の噂の関連性の調査」。 そのため基本的には傍観者・観測者として聖杯探索には表立って深入りはしない。 ただし相手側から干渉してきた場合、興味深い対象を発見した場合などは介入することも吝かではない。 |
| 傍聴者（再） | 済 | サブ | 大阪での聖杯戦争にも関わった『荊』の工作員。 前回の戦いを間近で観測した“経験者”として今回も派遣されてしまった。大阪でのトラウマから結構ゴネていたが、説得の末に承諾する。 函館市内には居らず、物語中盤以降“大霊脈の支流”、即ち北海道各地の火山を確認する調査員として登場。北海道の大きさを舐めてかかったツケを払うように山々を渡り歩く。 |
| 『大禍の御子』 | 済 | サブ | 災害や戦禍の渦巻くところにふらりと現れ、それらを「連れていく」ことで平穏をもたらすと噂される流浪の聖者。 聖杯探索における被害に誘われたのか、函館周辺で彼女と思わしき目撃情報がある。 彼女を熱烈にリスペクトする金刺万障が函館へやってきた目的の一つ。 |
| ヴルガリッテ・アンブレーヴ | 済 | サブ | “黄金”の原理を持つ死徒。『俗悪』の悪名で呼ばれる金髪の麗人。南米在住。 財貨に執着する成金趣味の吸血鬼。死徒らしからぬ社交的で快活な気質で、死徒・人間両方の社会とコネクションを築いている。先の大戦期に第三帝国にてアドバイザーをしていた過去があり、党員の国外脱出にも協力した。 聖杯という財宝に興味がありカルメズィーンに出資・協力しているが、いざとなれば切り捨てる程度の間柄。 |
| 血濡れの赤頭巾 | 済 | サブ | 死徒に成り果て、しかし悪虐に落ちることも出来ないまま狭間を彷徨うレインコートの少女。 『不死』と評される圧倒的な復元呪詛を持ち、有り余る回復能力を他人に分け与えることも出来る特殊な体質を持つ。 『聖杯』という奇跡を手に入れ、死徒と人の狭間から抜け出し高位に至ろうと画策している。 ……しかし非情になりきれない性格なため、成り行きで他の陣営と肩を並べる事が多く、度々回復アイテム扱いされたりする。（性能的にサブのほうが合いそうなので移動しました） |
| 刑事さん | 済 | サブ | 函館署勤務。28歳のまだまだ新米刑事。騒動の現場にいた梓希たちの調書を署で取ろうとし、暗示の魔術をかけられて逃してしまった。 この函館で起きていることを暗示を受けた彼の口から知ることになる。梓希に対して「どこかで会ったことがあるか？」と不思議そうな顔をするが、もちろん出会ったことなどない。 |
| 豊臣秀吉 | 済 | サブ | 大阪聖杯大戦で召喚されたサーヴァント。消滅済みで本人は登場せず、大戦を知る者の口からその存在を語られる。 実は彼の宝具『天下絢爛日輪城』とそれを破壊したヤマタノオロチが函館の聖杯に大きな影響を与えており、あわや聖杯探索が行われる前に北海道が消滅する危機が起きかけていた。 ある男の尽力により危機自体は回避されたものの、結果として聖杯の起動を後押ししており、本案件における元凶の1人と言っても過言では無いポジションとなっている。 |
| 千鳥橋陽乃 | 済 | サブ | 主催者用意。鴈鉄梓希が函館に来るきっかけとなった友人。 物語上には登場せず、プロローグとエピローグで姿を見せる程度。 |
| ヴィクトル・ドラグノフ | 済 | サブ | ルゥを鋳造した魔術師、ルゥの父。消息不明。 函館の聖杯に大きく関与しており、その所在を知る者としてアズキたちは彼を探すこととなる。 |
ゲスト
物語にかかわらず三つ巴の組織に関わることもない完全な独立枠。
メインとなるストーリーに影響しない完全なパラレル枠と言い換えてもいいので、トンチキなスピンオフとかを展開出来る。
ここはもう完全な自由枠なので理由をつけてサーヴァントが出てきてもいいです。自由に函館を観光してください。
メインとなるストーリーに影響しない完全なパラレル枠と言い換えてもいいので、トンチキなスピンオフとかを展開出来る。
ここはもう完全な自由枠なので理由をつけてサーヴァントが出てきてもいいです。自由に函館を観光してください。
| 名前 | 予約 | 役割 | ハンドアウト |
| ストームメーカー | 済 | 何しに来たの？この人？ | 時計塔天体科一級講師、典位魔術師。 東京、大阪に続き函館での聖杯戦争勃発を聞き付け、よーしパパ聖杯を横から掠め盗っちゃうぞー！と大量の礼装を携え来日した。 羽田で新千歳空港への乗り換えを待つ間に突如として羽田沖にて数日間雷雨が止まない異常気象が発生。様子を見てくる。と言う言葉と共に姿を消して空港に戻ってきた際には何故か殆どの礼装を失っていた。 態勢を整え直している間に函館での事件は終息してしまい、恩知らずがよぉ！……まぁ久々に顔が見れて安心したよと言う言葉を残して帰国した |
| 孤塔の女王 | 済 | 正確には魔術協会側？ | サムナに魔術協会上層部の意向と聖杯探索の任務を伝えたメッセンジャー。彼からは「ボス」と呼ばれている。 人を見る眼に長け、協会陣営のメンバー選出や機材の提供に一枚嚙んでいるらしい。 過去の大罪で時計塔に20年以上軟禁され続けながらも外部とのパイプ役を担い、協会内のパワーバランスを保つ有力者。 20年の間にものすごく育っている。 |
| 旅行客 | そろそろ牡蠣の季節ですねェ | 魂泊浄日 | ✨おもいで✨ ───すいません、穴子一丁 ───新函館駅周り、マジで何もありませんね ───この時間の温泉どこも閉まってますねェ ───ガリください ───北海道って本当にセイコーマートばっかりなんですねェーッ ───すいません、サーモン一丁 ───すいません、穴子一丁 ───セイコーマートの略って結局セイマでいいんですか？ ───さむっ ───あっ、牡蠣食べるの忘れた |
| 近所の少女からの手紙とダンボールいっぱいの蜜柑 | 済 | 単行本巻末のおまけ的ななんか？ | あずきねーえちゃんへ あずきねーちゃんがすげー事をしようとしてるって、めぐるにーちゃんから聞きました。 どんなスゴイ事かはにーちゃん達からは教えてもらえなかったですけど、すげー事をしようとしてるあずきねーちゃんはすげーと思います。 だから、そのすげー事にチャレンジしてるあずきねーちゃんにダンボールいっぱいのミカンをおくります。 トモダチといっしょに食べて、すげー事を成功させてウルトラすげーあずきねーちゃんになってください。 ６年３組 けん ロータス・オムニサービスぎじゅつぶ づだ ねがい ついしん ほんとは、ロータスで作ったすげー礼装をたくさんあげたかったけど、にーちゃんととーちゃんに「それだけはゼッタイにやめなさい」って言われたのでミカンにしました。 |
| ゲスト |
■プロット
大まかに「こんな感じの展開になるよ」という出来事をまとめたプロットです。
展開の追加や修正などは自由に行っていただいて構いませんが、その際は軽い報告や連絡を残しておいていただけるとありがたいです。
細かな仔細も補足として追加予定ですが、膨大な量になってしまいそうなので現時点では箇条書きのみに留めています。すみません！
展開の追加や修正などは自由に行っていただいて構いませんが、その際は軽い報告や連絡を残しておいていただけるとありがたいです。
細かな仔細も補足として追加予定ですが、膨大な量になってしまいそうなので現時点では箇条書きのみに留めています。すみません！
序章（〜2月2日）
・大阪聖杯大戦終結
・アズキが大阪から帰還し日常に戻る
・夕刻陣営が『聖杯』の異変に気が付く
・そこからやや遅れて、魔術協会及び聖堂教会が『聖杯』の予兆を確認
・三つ巴陣営全体で『聖杯』獲得の手筈が進む
・二大組織が動き出した事で『聖杯』の噂が魔術社会全体に広がり、多くの組織や魔術師が函館を目指す
・魔術協会陣営が函館に到着
・聖堂教会陣営が函館に到着（同時ではなく各々が散発的に来る感じかもしれない。）
・夕刻陣営が「余所者」に対抗すべく、残された資料を元に『英霊』二基を召喚
・アズキとルゥが出会う
起章（2月2日〜9日）
・アズキとルゥ、情報屋ヒナタを名乗る謎の人物と遭遇
・魔術協会に追われていたテアをアズキが助け、行動を共にすることになる
・サムナとアズキが接触、魔術協会から“アズキ一行”と見做され対立構造が浮かび上がる
・「魔術師連続昏倒事件」発生、数日の間に多くの魔術師や代行者が被害に遭う
・同時期、昏倒事件の犯人と思われるモノとアズキ一行が接触、交戦。以降犯人を「呪詛人形」と呼称する
・三つ巴陣営がそれぞれ接触し、函館に多くの組織が入り乱れている事が発覚
・『聖杯』の在り処を巡り二大組織と地元の魔術組織、第三勢力も介入したある種の『聖杯戦争』が勃発したと各陣営のリーダー達が悟る
・アズキ一行、呪詛人形と交戦し辛くも勝利。“中身”の人物と改めて接触し、以降行動を共にすることとなる
・暁子とアズキが『聖杯』とは関わりのない場面で接触、お互いに「只者ではない」と感じながら『聖杯』に関わりを持つとは気が付かず別れる
・聖堂教会主導のもと、三つ巴陣営のリーダー達による三者会談が開かれるも交渉は平行線を辿る
他に入れておきたい展開：各陣営のサブキャラクターの登場、陣営同士の細かな関わり、アズキと各陣営サブリーダーの接触
承章（2月10日〜17日）
・函館全体で「空を飛ぶ幽霊を見た」という噂が広がり出す
・同時期、東方正教会が参入し三つ巴陣営にもその存在が知られる
・第三勢力の登場で三つ巴の構造が一時崩れ、混乱に乗じパトリシアがアズキ一行に加入
・アトリとカルメズィーンが接触、明確な協力関係とまでは行かずとも手を貸す事となる
・アズキの呪いが進行、トゥメアーの協力により調律が行われある程度制御が可能に
・夕刻陣営により、魔術協会と聖堂教会及び第三勢力の混乱を狙った噂が流される
・流された「噴火湾の海底火山に聖杯が眠っている」という情報により、噴火湾を横断する豪華客船に多くの人員が乗り込む
・豪華客船を舞台に、水面下での情報戦と小競り合いが繰り広げられる
・この一件をきっかけとしてアズキ一行の存在が全ての陣営に知られ、目的の周知もあり明確な「第三勢力」と認識される
・帰港後、噴火湾に聖杯は無かったものの「火山の自然的な神秘を用いた霊脈」の可能性がとある魔術組織の工作員により示唆される
・夕刻陣営がいち早く大霊脈の存在に気が付き始め、少し遅れて協会、教会もその存在を朧気ながら掴み始める
・このパートに合わせて各陣営のリーダー、サブリーダーの掘り下げなどがあるといいかも……
・各地の霊脈の結合点である噴火湾直上を通ったことでルゥに異変が生じ、ここでアズキ一行も『聖杯』とルゥの繋がりに気が付き始める
・それぞれの陣営が『聖杯』というものの存在を朧気ながら認識し始め、目的が定まり始めたことで三つ巴の対立が確固たるものになる
・魔術組織『荊』が豪華客船で得た情報を元に北海道各地の調査を開始、噴火湾から続く霊脈が各地の火山と結合していると発覚
・豪華客船で『荊』と行動を共にしていた魔術協会がこの情報を手に入れる
他に入れておきたい展開：カルメズィーンの表舞台への登場、教会陣営と一行の協力、その他の組織の動きなど、教会陣営と死徒勢力の接触（これは転章でもいいかも）
転章（2月18日〜2月25日）
・魔術協会、聖堂教会の決定的な決裂
・アズキ一行と夕刻の接触、ここで80年以上も前に函館で聖杯戦争が勃発していたことが明かされる
・この接触がきっかけとなり、ルゥと『聖杯』の繋がりが三つ巴陣営に知られる
・魔術協会によりルゥが誘拐され一行から一時離脱
・シトラとの問答やルゥの誘拐で精神が不安定になったアズキが呪いに飲まれ暴走、金刺万障と激突
・この戦闘を経て、情報屋ヒナタが聖堂教会の人間、玖導日向だと発覚
・ルゥを確保した魔術協会と彼らの行動を察知した夕刻の衝突
・衝突による混乱に乗じ夕刻側がルゥを一時確保、戦闘は収まるものの膠着状態が続く
・ルゥ、夕刻陣営で『聖杯』に関するいきさつを知る
・同時期、アズキ一行がルゥを取り返すべく魔術協会と衝突
・但しこの時協会側にルゥは居らず、一悶着あった後に「夕刻からルゥを奪い返す」という共通の目的に則り一時休戦
・人海戦術で『聖杯』へのアプローチを試みる聖堂教会がカルメズィーン、及びアトリと接触
・教会とカルメズィーンの問答の末、カルメズィーンの目的を知った教会側が排除を試みるも失敗に終わる
・この問答と衝突による余波でカルメズィーンの存在が知れ渡り、介入を阻止すべく協会、教会両陣営が一時的な協力関係を結ぶ
・聖堂教会が函館市内全域に向けて「カルメズィーンの討伐戦」を告知、夕刻を含めた多くの陣営が参加
・アズキ一行も知らせを聞き討伐戦に参加、三つ巴陣営との衝突を避けつつ決戦の地へ
・カルメズィーンが根城とする五稜郭で大規模な討伐戦が勃発
・決戦の中で夕刻陣営とアズキ一行が接触、一時衝突するもルゥを奪い返した一行は即座に撤退
・東方正教会の乱入もあり、必要な情報を手に入れた夕刻も深追いせずルゥを見送る
・多くの勢力の協力によりカルメズィーンが函館から退場、分離された聖槍を確保したアトリは姿を消す
・第三勢力の退場により三つ巴の対立が再び明確に
・ルゥからの情報と明らかになった過去の記録を参照した夕刻陣営が『聖杯』、及びそれに連なる『大霊脈』の存在に気が付く
・ルゥと合流した一行も『聖杯』の在り処を知るが、そこまでの道のりが分からず立ち往生
・魔術協会、聖堂教会はこれまでの情報と人員の派遣により夕刻陣営の動きを察知、一歩遅れる形で『聖杯』の在り処を知る
・函館山……夕刻の敷地内に『聖杯』までの通路があると判明、一足早く『聖杯』の眠る恵山へ
・夕刻の本拠地に足を踏み入れた聖堂教会が痕跡を辿ってその後を追い、人員の移動を嗅ぎ付けた魔術協会も函館山の通路へ
・通路を走る列車の運転準備を終えた夕刻と聖堂教会、魔術協会が遭遇。『聖杯』に向け発車した列車の中で三つ巴陣営が衝突
・ルゥの実家を探り、情報を得たアズキ一行は三つ巴陣営から少し遅れる形で函館山へ
・通路前に立ち塞がる番人、シトラとアズキが再び問答、衝突の末にシトラが破れ一行はトンネルへ
・既に発車してしまった列車を追いかけるべく、テアが用意したトロッコに乗り込み『聖杯』に向かう
他に入れておきたい展開：魔術協会、聖堂教会が『聖杯』に関する情報を知るもう少し説得力のある流れ、クマとの戦闘、ルゥと『聖杯』の繋がりが発覚してから三つ巴陣営が動くまでの各視点
かなり大きく物語が動くので修正点が結構多くなりそうですが、大まかな流れはこんな感じになります
結章（2月25日、26日、27日）
・列車内で衝突するモブ魔術師たちとモブ代行者たち
・傷を負って通路に逃げ延びていたSIK21が膨大な魔力に釣られ起床、列車に侵入
・先頭の客車で三つ巴陣営のメインキャラクターが接敵、サブキャラクターも戦闘を繰り広げる
・三つ巴の戦闘に加えてSIK21の侵入もあり現場は混乱、狭い客車の中で血みどろの魔術戦が勃発する
・アズキ一行が最後尾の車両に到達。アズキとルゥが飛び乗るも、エリザベスに阻まれテアとトゥメアーがトロッコに取り残される
・エリザベスとアズキの邂逅。互いに意見が衝突し戦闘に発展するも、コルトの介入により決着は付かず三つ巴に発展
・トロッコを乗り捨ててヴァルカン浄火騎士団所有のオフロードバイクを奪取したテアとトゥメアー、その場で封印指定の魔術師ふたりがかりの即席チューンを施して列車の追跡を開始
・先頭車両で行われていたサムナ、日向の戦闘により動力炉が破損。列車が制御不能に陥る
・暴走に気が付いたルゥが先頭車両に向かい、アズキも戦闘から逃げる形で追いかける
・残されたコルトとエリザベスが真っ向から激突。戦闘は車外にまで及び、車内の戦闘の余波が原因で列車から振り落とされてしまう
・協会、教会の合間に挟まれ身動きが取りにくくなっていた夕刻陣営の元にアズキとルゥが割り込む
・ルゥが暴走の状況を伝え、アズキが人並みを押しのけてなんとか道を切り開く
・終着駅を通り越して暴走、そのまま『聖杯』に衝突し爆発が引き起こされることを懸念しバーサーカーが疾走
・バイクで列車に追いついたテアとトゥメアーが車両の異常を察知、客車の窓から制止するアズキに手を振って客車ではなく機関部のある先頭車両へ直接乗り込む
・バーサーカーの目論見を察した暁子は負担を減らすべく先頭車両から繋がる客車の連結を切断
・客車を失って更に速度の上がった先頭車両でテアとトゥメアーが暴走する機関部の抑制に着手、同時にバーサーカーが先頭車両の前へ立ちはだかる
・押し留めるバーサーカーによって先頭車両が脱線、門からやや逸れるルートを取りつつも依然被害を与えかねない状態の中でテアとトゥメアーが可能な限り規模を小さくするため最後まで奮闘する
・先頭車両が海へと転落、爆発。巻き上がった水飛沫は付近へ雨のように降り注いだが、辛うじて門への影響は出なかった
・トゥメアーは辛うじて地上に残るも、テアが海に転落してしまう。
・度重なる戦闘、SIK21との戦いを経た霊基は限界を迎え、バーサーカーは役目を果たし消滅
・ルゥの力によって『聖杯』へと続く門が開放
・一同、『聖杯』を発見。器は古く錆びた簡素な装飾の盃で、濃縮された魔力が溢れ出ている
・しかしその魔力量は東京、大阪で出現した『聖杯』には遠く及ばないものだと発覚する
・魔力のリソースとしては膨大だが万能の願望器としては機能し難い、ここで多くの参加者の目論見が水泡に帰す
・サムナはスタンスを変えること無く、どのような性能であれ『聖杯』の確保は譲らないと宣言
・日向は自分個人の願いが叶わないと知り打ちひしがれる。
・（暁子さんのスタンスは現状未定ですが、二人と対立する形なのは変わりません）
・アズキは依然変わらず『聖杯』を破壊し、禍根を断つべきだと主張する
・三つ巴の構造が崩れることはなく、交渉は決裂
・議論の中で日向、旧約正典ロトを起動。望みが叶わないのならと『聖杯』の破壊を試み、他組織に向けて攻撃を開始
・聖堂教会の騎士という使命を忘れ己の『起源』に呑み込まれた日向を前にし、サムナ、暁子、アズキの三名は『聖杯』を守るべく応戦
・アズキとしては目的は同じであるものの、正当な解体による破壊でなく「物理的な破壊」では災害が発生しうるため食い止めなければならなかった
・究極浄化を宣言する彼を辛うじて押し留めるも、三名の力を持ってしても妥当には至らない
・列車から投げ出されたコルト、エリザベスが遅れて現着
・我を失い『聖杯』の破壊を試みる日向に対しエリザベスが叱責
・正気を取り戻した日向は個人としての望みを諦め、聖堂教会の騎士としての使命を果たすべく改めて他勢力と対立
・コルトはどのような状況であってもサムナを最期まで見届けると宣言し、再び戦線に加わる
・魔術協会と聖堂教会、魔術世界に於ける双璧が衝突
・『聖杯』の物理的な破壊を阻止したことで安堵していたアズキの元に暁子が現れ、覚悟を問う
・『聖杯』は想定ほど強力なものではない、それでもまだ破壊する意志はあるのかどうか
・アズキはどのようなものであれ『聖杯』という概念は人の心の悪性に侵食し、災害を引き起こす。その根源を断たなければいけないとして真っ向から対立
・お互いに譲れぬ理由を明かし、互いの筋が交わることはないと理解した上で剣を抜き、筋を通すための決闘が始まる
・コルトが敗れ戦闘不能。これにより魔術協会側は壊滅状態に陥り、任務の続行が不可能に
・サムナ本人の負傷も大きいが、負傷者の後送を任せ単騎で任務を続行する。しかしアズキを守るためにトゥメアーが立ちはだかり、サムナは敗北して消息を断つ。
・魔術協会は撤退を決定。負傷者を連れて『聖杯』の元から立ち去る
・アズキが勝利し暁子が刀を納める。筋は必ず通すと告げ、その上で最後を看取ると述べ『聖杯』の破壊、つまり解体を申し出る
・聖堂教会と一行、夕刻の構図となり、函館に於ける教会の関係悪化を案じた日向は破壊を受け入れる
・但し『聖杯』そのものの破壊ではなく、それを生み出す『大霊脈』を解体することで機能不全に陥れ、この空間ごと封鎖し「隔離」すると提案する
・さらなる状況の悪化を鑑み、暁子は承諾。アズキは悩むが、ルゥが「隔離」した聖杯を自分が管理するという条件を付け加えた事で承諾する
・こうして各地に繋がる『大霊脈』は閉ざされ、函館に君臨した『聖杯』は魔力の供給を失い空の器と化した
・地上に戻ったアズキとルゥはテア、トゥメアーど合流。事の顛末を伝える
要所要所の流れがまだちょっと未定なので、結末までの流れを纏めました
もし追加したい要素や修正すべき部分などありましたら追記をお願い致します
終章（2月28日〜）
・聖堂教会と夕刻による協力の元、『聖杯』に繋がる門が封鎖される
・魔術協会により五稜郭の修復作業が行われ、各地の魔術的な痕跡も抹消される
・函館で巻き起こった一ヶ月間の出来事が表沙汰になることはなく、市民の生活が脅かされることもなかった
・水面下での工作が続く中、アズキは協力者達との別れを告げる
・いつもと変わらない日常が続く街の中でアズキは友人と合流し、僅か一日の観光を楽しむ
・夜、札幌行の列車を見送るルゥ。その姿を見届け、夜景の中で一際輝くその色を見届けてアズキは函館を去る
・数日後、時計塔で函館での顛末が語られる。報告を受け、『聖杯』という存在に眉を顰める長髪のロード
・事後調査のために来日した魔術師、夕刻からの報告を聞き参戦していたメンバーに驚愕する
・夕刻が資料を整理する中で違和感に気が付く。多くの書類は焼失したが、幾つかの書類は「持ち出し」されたまま行方知れずになっているようだ
・所変わってとある組織の元に送り届けられた古びた資料。そこには嘗て勃発した『函館聖杯戦争』の日時と、続いて『広島県呉市』『大分県■■市』での仔細が記録されていた
時系列
| 段 | 年代 | 主な出来事 | アズキ一行 | 魔術協会 | 聖堂教会 | 夕刻 | 第三勢力 | その他勢力 | ゲスト | 備考 |
| 前章 | 近代以前 | |||||||||
| 明治 | ||||||||||
| 昭和 | ||||||||||
| 平成 | ||||||||||
| 令和3年 | 東京聖杯戦争 | |||||||||
| 令和4年 | 大阪聖杯大戦 | ヴィクトルが消息を絶ち、ルゥが1人になる。 (大阪にてヤマタノオロチが討伐されて2、3日後の出来事) | ||||||||
| 序章 | ||||||||||
| 1月15日 | サムナ、コルト、函館到着。 魔術協会陣営の第一拠点を設置。 以後、各自のルートで魔術師達が順次合流。 | |||||||||
| 1月31日 | 貨物船が函館に寄港。 上陸したテアが現地で調査を開始する。 | |||||||||
| 2月2日 | 鴈鉄梓希が函館に到着。 ルゥとコルトが邂逅、洋館から逃走。 梓希とルゥが出会う。 | |||||||||
| 起章 | ||||||||||
| 承章 | ||||||||||
| 転章 | ||||||||||
| 結章 | ||||||||||
| 終章 | ||||||||||
| 2月28日 | 鴈鉄梓希が函館を出発 | |||||||||
| 後章 | ||||||||||
■SS置き場
函館聖杯探索に関する色々なSSを置いておける場所です。
本編開始前のプロローグから本編終了後のエピローグ、その更に先のお話でも自由に追加してしまってください。
またこちらに投稿されたSSの流れを本編のプロットに組み込ませていただくことがあるかもしれません。
本編開始前のプロローグから本編終了後のエピローグ、その更に先のお話でも自由に追加してしまってください。
またこちらに投稿されたSSの流れを本編のプロットに組み込ませていただくことがあるかもしれません。
プロローグ
『魔術回路を開く、ということ』 登場人物：鴈鉄梓希、千鳥橋陽乃
『170kgの男』 登場人物：サムナ・アトキンソン、アーロン・ナエリエッタ
『大陸の令嬢』 登場人物：サムナ・アトキンソン、李梓萱
前編
『装い新たに』 登場人物：鴈鉄梓希、ルゥ、テア・フォン・シュターネンスタウヴ
『27年前』 登場人物：鴈鉄梓希、鎧塚梓
『夕餉の香り』 登場人物：鴈鉄梓希、ルゥ
『夜会話[テア]：�◆戞‥仂貎擁�：鴈鉄梓希、テア・フォン・シュターネンスタウヴ
中編
『花の注文』 登場人物：鴈鉄梓希、テア・フォン・シュターネンスタウヴ、トゥメアー・ディットィエルト
『夜会話[テア]：��』 登場人物：鴈鉄梓希、テア・フォン・シュターネンスタウヴ
後編
『傷心の車内』 登場人物：鴈鉄梓希、ルゥ、テア・フォン・シュターネンスタウヴ、トゥメアー・ディットィエルト
『UPDATE』 登場人物：鴈鉄梓希、テア・フォン・シュターネンスタウヴ
完結編
エピローグ
パラレル、ゲスト時空
■世界観設定
聖杯探索やこの世界線に於ける設定をまとめています。
項目の追加は自由に行っていただいて構いません。
項目の追加は自由に行っていただいて構いません。
舞台
・函館市
北海道道南に位置する地方都市。
古くから良好として栄え、アイヌと和人が交流する地としても知られた。
日米和親条約締結に伴う開港により対外貿易の拠点として発展、外国人の流入により異国情緒溢れる街並みが形成された。
今もなお古くからの情景を色濃く残す観光都市で、函館山（臥牛山）から望む夜景は「100万ドルの夜景」として広く知られる。
湾岸沿いに広がる市街と、市の8割以上を占める山間部により成り立つ。
季節は冬、加えて北海道という地域であることも相まって雪が降り積もっており、平均気温は氷点下前後。
市街なら除雪も行き届いているので然程影響はないかもしれないが、山間部は深く積雪しているため行動には制限がかかってしまう。
古くから良好として栄え、アイヌと和人が交流する地としても知られた。
日米和親条約締結に伴う開港により対外貿易の拠点として発展、外国人の流入により異国情緒溢れる街並みが形成された。
今もなお古くからの情景を色濃く残す観光都市で、函館山（臥牛山）から望む夜景は「100万ドルの夜景」として広く知られる。
湾岸沿いに広がる市街と、市の8割以上を占める山間部により成り立つ。
季節は冬、加えて北海道という地域であることも相まって雪が降り積もっており、平均気温は氷点下前後。
市街なら除雪も行き届いているので然程影響はないかもしれないが、山間部は深く積雪しているため行動には制限がかかってしまう。
・五稜郭公園
戊辰戦争の決着地。函館山の麓に構えられた稜堡式城郭。
戦火の舞台となったのも今は昔。現在では公園として整備され、桜の名所として地元民に愛されている。
激戦を物語るように魔力が染み付いているらしく、五稜郭そのものが触媒の効果を発揮するほど優れた霊脈であるらしい。
傍らには五稜郭タワーと呼ばれる観光施設も聳え立っている。ちなみにこのタワー、初代は1960年代に建てられた由緒正しき施設である。
戦火の舞台となったのも今は昔。現在では公園として整備され、桜の名所として地元民に愛されている。
激戦を物語るように魔力が染み付いているらしく、五稜郭そのものが触媒の効果を発揮するほど優れた霊脈であるらしい。
傍らには五稜郭タワーと呼ばれる観光施設も聳え立っている。ちなみにこのタワー、初代は1960年代に建てられた由緒正しき施設である。
・元町
函館山の麓一帯。数多くの教会が立ち並ぶクラシカルな町。
幕末以前から聖堂教会が流入していた土地でもあり、支部となる教会も存在している。
嘗ては地元の魔術組織「夕刻」の監視下にあったが、現在では形骸化しているようで教会傘下の人間であってもある程度自由に活動出来る。
聖堂教会を抜きにしても西洋の文化が色濃く残る町で、旧イギリス領事館や外国人墓地なども存在する。
幕末以前から聖堂教会が流入していた土地でもあり、支部となる教会も存在している。
嘗ては地元の魔術組織「夕刻」の監視下にあったが、現在では形骸化しているようで教会傘下の人間であってもある程度自由に活動出来る。
聖堂教会を抜きにしても西洋の文化が色濃く残る町で、旧イギリス領事館や外国人墓地なども存在する。
・函館港
巴状に歪曲した形が独特な重要港。
横浜港、長崎港に並び貿易港として開港され、西洋文化発展の一助となった。
多くの戦争を経て破壊と再生を繰り返し現在の形が確立。赤レンガ倉庫を始めとする明治期の建築様式が立ち並ぶ観光地ともなっている。
現在でも貿易港、漁港両面で活用されており、漁船のみならずタンカーやコンテナ船、また大型フェリーなども停泊している。
横浜港、長崎港に並び貿易港として開港され、西洋文化発展の一助となった。
多くの戦争を経て破壊と再生を繰り返し現在の形が確立。赤レンガ倉庫を始めとする明治期の建築様式が立ち並ぶ観光地ともなっている。
現在でも貿易港、漁港両面で活用されており、漁船のみならずタンカーやコンテナ船、また大型フェリーなども停泊している。
・函館山
別名臥牛山。山と呼ばれているが、実際は陸繋ぎになった島である。
魔術組織「夕刻」が本拠地を構えている土地。市街からは真裏に位置する海沿いの山肌に荘厳なる屋敷が建っている。
五稜郭程ではないにせよ霊脈の豊かな山で、明治以降は「夕刻」の管理下のもと厳重に管理され記録に残すことすら禁じられていた。
太平洋戦争中は箝口令が敷かれる程であったが、終戦に伴い権力を失った事で土地を開放。現在ではある程度の散策も許可されている。
無論魔術的な結界は依然残されたままであるため、部外者が立ち入れば即座に警報が鳴る仕組みとなっている。
峰の中でも一際目立つ御殿山の頂上には、展望台とロープウェーが設けられている。
函館の夜景として知られるあの景色はこの頂上から撮影したもの。夜になれば多くの観光客……そしてカップルで賑わう。
魔術組織「夕刻」が本拠地を構えている土地。市街からは真裏に位置する海沿いの山肌に荘厳なる屋敷が建っている。
五稜郭程ではないにせよ霊脈の豊かな山で、明治以降は「夕刻」の管理下のもと厳重に管理され記録に残すことすら禁じられていた。
太平洋戦争中は箝口令が敷かれる程であったが、終戦に伴い権力を失った事で土地を開放。現在ではある程度の散策も許可されている。
無論魔術的な結界は依然残されたままであるため、部外者が立ち入れば即座に警報が鳴る仕組みとなっている。
峰の中でも一際目立つ御殿山の頂上には、展望台とロープウェーが設けられている。
函館の夜景として知られるあの景色はこの頂上から撮影したもの。夜になれば多くの観光客……そしてカップルで賑わう。
・ドラグノフ邸
函館市内から少し離れた場所にある庄司山どこかに隠された古い洋館。
住人はルゥとヴィクトル・ドラグノフの2人のみだったが、1年前にヴィクトルが消えて以降はルゥが1人で生活している。
洋館は魔術的な結界だけでなく、山道の景色や木々の配置などを利用した科学的な暗示、そしてルゥを愛する自然 の意思によって守られており、侵入することは不可能。
ただしルゥに招かれればその限りではなく、コルト・コルタン・コルトーナや梓希たち一行はこの方法で洋館に入っている。
屋敷の中はごく普通の生活スペースが広がっているが、地下にはヴィクトルの遺した研究資料などが収納されている。
その中には函館の『聖杯』に関する情報もあり、梓希たちが本格的に聖杯探索を行うことになるキッカケとなる。
住人はルゥとヴィクトル・ドラグノフの2人のみだったが、1年前にヴィクトルが消えて以降はルゥが1人で生活している。
洋館は魔術的な結界だけでなく、山道の景色や木々の配置などを利用した科学的な暗示、そしてルゥを愛する
ただしルゥに招かれればその限りではなく、コルト・コルタン・コルトーナや梓希たち一行はこの方法で洋館に入っている。
屋敷の中はごく普通の生活スペースが広がっているが、地下にはヴィクトルの遺した研究資料などが収納されている。
その中には函館の『聖杯』に関する情報もあり、梓希たちが本格的に聖杯探索を行うことになるキッカケとなる。
・恵山
函館市内から離れた場所に位置する、渡島半島最東端の火山。
古くより信仰を受け続けた霊験あらたかなる山で、函館山とは比べ物にならない程の霊脈を有する。
第一回聖杯戦争にて『聖杯』が降臨した土地。つまり登場人物たちが探し求める『聖杯』の在り処であり、この物語の終着点である。
18にも及ぶ北海道の火山から霊脈を繋ぎ、地下空洞に集約することで魔力の流れを滞留させ、極めて効率よく『聖杯』を満たすことが出来るように造られた。
函館山から恵山までを結ぶトンネルも存在しており、最終盤にて存在が明かされた。行き来は魔力を動力とした列車を用いる。
古くより信仰を受け続けた霊験あらたかなる山で、函館山とは比べ物にならない程の霊脈を有する。
第一回聖杯戦争にて『聖杯』が降臨した土地。つまり登場人物たちが探し求める『聖杯』の在り処であり、この物語の終着点である。
18にも及ぶ北海道の火山から霊脈を繋ぎ、地下空洞に集約することで魔力の流れを滞留させ、極めて効率よく『聖杯』を満たすことが出来るように造られた。
函館山から恵山までを結ぶトンネルも存在しており、最終盤にて存在が明かされた。行き来は魔力を動力とした列車を用いる。
・ハッピークラウン
函館を中心とした道南地域に展開されるハンバーガーチェーン。
地域密着型のショップチェーンで、作り置きなどはせず注文を受けてから店内で調理し提供する方式を取る。
そのためファストフードとしての趣は薄く、常に出来たてを味わうことが出来る。ハンバーガーのみならずハンバーグ定食、生姜焼き定食などのメニューも豊富。
地元民に広く愛される一方、看板に描かれるクラシカルな絵柄のピエロが「怖すぎる」「気合が入りすぎ」「殺人鬼の目をしている」と恐れられている。
……その実態は「夕刻」の資金源調達元の一つ。魔術的な費用の負担を軽減すべく、30年ほど前に創業された。
地域密着型のショップチェーンで、作り置きなどはせず注文を受けてから店内で調理し提供する方式を取る。
そのためファストフードとしての趣は薄く、常に出来たてを味わうことが出来る。ハンバーガーのみならずハンバーグ定食、生姜焼き定食などのメニューも豊富。
地元民に広く愛される一方、看板に描かれるクラシカルな絵柄のピエロが「怖すぎる」「気合が入りすぎ」「殺人鬼の目をしている」と恐れられている。
……その実態は「夕刻」の資金源調達元の一つ。魔術的な費用の負担を軽減すべく、30年ほど前に創業された。
・函館ハリストス正教会
・忍海��
日本が世界に誇る外航クルーズ客船。8層のデッキから為る大型の船舶。
プールや大浴場を始め吹き抜けの大型アトリウム、人工芝の広がる庭園、大規模なカジノルームなどを備えた娯楽の殿堂。
物語中盤頃に出港予定で、噴火湾を通り室蘭の夜景を一望したのち太平洋を通って横浜、神戸と停泊した後に海外へと向かう流れとなっていた。
が、三つ巴勢力の中で広がっていた『聖杯は噴火湾の海底に眠っている』という噂から、真偽を確かめるべく乗り込んだ面々による聖杯探索の場外乱闘現場と化してしまった。
結果として噂はデマで、三つ巴の面々を出し抜こうとしていた者による虚偽の情報だと発覚する……一方、乗り込んだ者達の調査により『聖杯』に繋がる大霊脈の存在が明らかとなった。
余談だが2023年は卯年ということでカジノルームの制服はバニースーツとなっている。周囲に溶け込むための変装としては最適かもしれない。
プールや大浴場を始め吹き抜けの大型アトリウム、人工芝の広がる庭園、大規模なカジノルームなどを備えた娯楽の殿堂。
物語中盤頃に出港予定で、噴火湾を通り室蘭の夜景を一望したのち太平洋を通って横浜、神戸と停泊した後に海外へと向かう流れとなっていた。
が、三つ巴勢力の中で広がっていた『聖杯は噴火湾の海底に眠っている』という噂から、真偽を確かめるべく乗り込んだ面々による聖杯探索の場外乱闘現場と化してしまった。
結果として噂はデマで、三つ巴の面々を出し抜こうとしていた者による虚偽の情報だと発覚する……一方、乗り込んだ者達の調査により『聖杯』に繋がる大霊脈の存在が明らかとなった。
余談だが2023年は卯年ということでカジノルームの制服はバニースーツとなっている。周囲に溶け込むための変装としては最適かもしれない。
・鎧塚宅
鎧塚博士が函館市郊外の地層に眠る化石を調べるために個人的に所有している部屋。築30年のほど良く古びた2階建てアパートの2階にある。隣の部屋と1階のテナントは空き家になっている。
居住スペースというよりは函館へ調査に来た際の寝泊まり用ベッドルーム兼臨時倉庫という役割であり、最低限の日用品以外には化石の入った箱が隅に積んであるだけの殺風景な部屋。
水道と電気が通っているだけでネット回線は備えられていないが、その代わりかメインの居室以外に小部屋がふたつある。
空調以外は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、小型のテレビと掃除機、コーヒーメーカー、それと緊急用のガスストーブという家電のラインナップ。
博士が札幌を発つ際に梓希たちに貸し出していった。しばらく彼女たちの臨時の拠点として機能することになる。
居住スペースというよりは函館へ調査に来た際の寝泊まり用ベッドルーム兼臨時倉庫という役割であり、最低限の日用品以外には化石の入った箱が隅に積んであるだけの殺風景な部屋。
水道と電気が通っているだけでネット回線は備えられていないが、その代わりかメインの居室以外に小部屋がふたつある。
空調以外は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、小型のテレビと掃除機、コーヒーメーカー、それと緊急用のガスストーブという家電のラインナップ。
博士が札幌を発つ際に梓希たちに貸し出していった。しばらく彼女たちの臨時の拠点として機能することになる。
人物
・夕刻三代目当主
大正頃に当主の座を受け継いだ組長。
大霊脈を掘り進め『聖杯』を製造し、そこから英霊の模造体を生み出すことに成功した類稀なる天才。
極道に近しい裏社会を生きる人間でありながら性善説を心から信じる博愛主義者で、誰しもが自らの幸福を求めて生きていると確信していた。
聖杯の量産という考えに至ったのも「万人の願いが平等に叶う世の中になって欲しい」という思いからであった。
この世界における第一回聖杯戦争を引き起こした張本人でもあるが、開幕のきっかけは若頭の「軍を排除しなければ函館が戦火に巻き込まれる」という唆しによるもの。
本人は平和と安寧のため、試作段階にあった聖杯を起動。結果として函館全域を巻き込む惨事を引き起こしてしまい、絶望。
聖杯は幸せでなく混沌を齎すものなのではないかという思いから、聖杯にかかわる文書を自ら焼却し大霊脈に「門」を設けた後に腹を切り自決する。
聖杯探索時点では既に故人となっており、大霊脈には彼の白骨死体と共に「万人の幸福」を願う辞世の句が残されていた。
大霊脈を掘り進め『聖杯』を製造し、そこから英霊の模造体を生み出すことに成功した類稀なる天才。
極道に近しい裏社会を生きる人間でありながら性善説を心から信じる博愛主義者で、誰しもが自らの幸福を求めて生きていると確信していた。
聖杯の量産という考えに至ったのも「万人の願いが平等に叶う世の中になって欲しい」という思いからであった。
この世界における第一回聖杯戦争を引き起こした張本人でもあるが、開幕のきっかけは若頭の「軍を排除しなければ函館が戦火に巻き込まれる」という唆しによるもの。
本人は平和と安寧のため、試作段階にあった聖杯を起動。結果として函館全域を巻き込む惨事を引き起こしてしまい、絶望。
聖杯は幸せでなく混沌を齎すものなのではないかという思いから、聖杯にかかわる文書を自ら焼却し大霊脈に「門」を設けた後に腹を切り自決する。
聖杯探索時点では既に故人となっており、大霊脈には彼の白骨死体と共に「万人の幸福」を願う辞世の句が残されていた。
・ヴィクトル・ドラグノフ
函館・庄司山の山奥に住んでいた、ルゥの父親にしてルゥを鋳造した錬金術師。
その正体は、錬金術を極めた果てに精霊になったたことで封印指定を受けた、数世紀の時を生きる魔術師。
少なくとも18世紀時点で既に精霊になっていたとされるが、第一次世界大戦の時に魔術協会の監視を振り切り消息を絶っていた。
実際は北海道・函館市に身を潜めており、そこで研究を続けていた。
14年前に「ある目的」のためにルゥを鋳造するも、1年前に突如姿を消している。
また、函館の『聖杯』に関する研究もしており、聖杯に近づくためのキーパーソンとして梓希たちの聖杯探索の小目的となっている。
その正体は、錬金術を極めた果てに精霊になったたことで封印指定を受けた、数世紀の時を生きる魔術師。
少なくとも18世紀時点で既に精霊になっていたとされるが、第一次世界大戦の時に魔術協会の監視を振り切り消息を絶っていた。
実際は北海道・函館市に身を潜めており、そこで研究を続けていた。
14年前に「ある目的」のためにルゥを鋳造するも、1年前に突如姿を消している。
また、函館の『聖杯』に関する研究もしており、聖杯に近づくためのキーパーソンとして梓希たちの聖杯探索の小目的となっている。
組織
・夕刻
起源は安政元年にまで遡り、日米和親条約締結と共に西洋文化が取り入れられたことで新たなる魔術系統が組み込まれた。
既存の体系とは大きく異なる「西洋由来」の魔術を学び、独自に研鑽を重ね続けた一族が「夕刻」の起源であると語られている。
幕府の目の届かぬ蝦夷地で密かに規模を増し続けた一族は、箱館戦争勃発に際し勢い付く新政府軍に肩入れする形で参戦、函館の地にて大きな影響力を得る。
明治が訪れると一族は「夕刻」と名を改め組織として基盤を固め、新時代に湧く和洋折衷の都を『裏側』から支配すべく奔走。
大火に際し速やかな復興を行う、漁業を取り仕切り経済の発展を促すなど、魔術組織であると同時に地域密着な組織としても躍進する。
しかし昭和に入り太平洋戦争へと突入すると、優秀な泊地であった函館に多くの軍人が配備され支配が行き届き難くなってしまう。
軍事色に染まる事を嫌った当時の夕刻首領は、軍の介入を防ぐべく強力な“霊”の降臨を試みた
西洋魔術にて記録されていた“英霊”なる存在の降臨、それに不可欠な高濃度の魔力……即ち『聖杯』の製造に着手したのである。
函館全域の霊脈を一転に繋げて降臨した聖杯。しかしそれは夕刻のみならず、敵であった日本軍側にも“英霊”の召喚を許してしまった。
本土より派遣された軍直属の魔術部隊と夕刻の大規模な衝突。これがこの世界線における初めての「聖杯戦争」の記録とされる。
結果として決着は付かず、聖杯も起動すること無く休眠状態に移行。両者痛み分けという結果に終わり、夕刻の支配力も低下する。
終戦後はGHQの介入もあり市政から切り離され、夕刻の影響力は大きく低下。教会の介入により『聖杯』を含めた多くの資料が焼却された。
戦後暫くの間は事実上の解散状態となっていたが、高度成長期の著しい復興に乗じて再び人員を募り組織を再結成。
以前ほどの影響力は持たずとも、函館一帯を「シマ」と呼べる程度に各地域に介入し組織としての力を取り戻した。
やがて昭和も佳境を迎えると、その事業は魔術組織というよりも反社会的な「極道」に近いものへと変化し始める。
所有する土地でのシノギを初め、表社会に対する圧力で以てその名を知らしめたことで組織内部にも亀裂が発生。
極道組織として成長したい一派と魔術組織として維持したい一派に分かれ、大規模な内部抗争が繰り広げられた。
バブルも弾け平成の世が訪れた事で抗争も鳴りを潜め、暴対法の施行が成されると極道派閥の勢いは完全に失われた。
こうして「夕刻」は再び魔術組織としての実態を取り戻し、霊脈の濃い土地の管理を主とした事業を推し進めていく事となる。
「夕刻」の名は然程知られておらず、函館外での知名度は低い部類に当たる。
聖杯戦争を勃発させたという経歴も一部の物好きのみが知る程度に留まり、それも「極東の奇妙な内紛」といったような認識であった。
が、東京での聖杯戦争及び大阪での聖杯大戦を経て多くの組織の認識は一変。科学的でなく純粋な魔力のみを用いた「聖杯」の存在が注目された。
しかし戦中以前の情報は戦火及び検閲により焼失していたため、現在の「夕刻」ですら「聖杯」の降臨地は掴めずにいる。
良くも悪くも地域に密着する形で成長を遂げた組織であり、外部からの介入に対して敏感である。
これは結成当初から今も尚変わらない性質で、異国人の流入が激しい土地でありながら他魔術組織の介入は確認されていない。
例外として、開港当時に根ざした聖堂教会のみ支部が存在している。
既存の体系とは大きく異なる「西洋由来」の魔術を学び、独自に研鑽を重ね続けた一族が「夕刻」の起源であると語られている。
幕府の目の届かぬ蝦夷地で密かに規模を増し続けた一族は、箱館戦争勃発に際し勢い付く新政府軍に肩入れする形で参戦、函館の地にて大きな影響力を得る。
明治が訪れると一族は「夕刻」と名を改め組織として基盤を固め、新時代に湧く和洋折衷の都を『裏側』から支配すべく奔走。
大火に際し速やかな復興を行う、漁業を取り仕切り経済の発展を促すなど、魔術組織であると同時に地域密着な組織としても躍進する。
しかし昭和に入り太平洋戦争へと突入すると、優秀な泊地であった函館に多くの軍人が配備され支配が行き届き難くなってしまう。
軍事色に染まる事を嫌った当時の夕刻首領は、軍の介入を防ぐべく強力な“霊”の降臨を試みた
西洋魔術にて記録されていた“英霊”なる存在の降臨、それに不可欠な高濃度の魔力……即ち『聖杯』の製造に着手したのである。
函館全域の霊脈を一転に繋げて降臨した聖杯。しかしそれは夕刻のみならず、敵であった日本軍側にも“英霊”の召喚を許してしまった。
本土より派遣された軍直属の魔術部隊と夕刻の大規模な衝突。これがこの世界線における初めての「聖杯戦争」の記録とされる。
結果として決着は付かず、聖杯も起動すること無く休眠状態に移行。両者痛み分けという結果に終わり、夕刻の支配力も低下する。
終戦後はGHQの介入もあり市政から切り離され、夕刻の影響力は大きく低下。教会の介入により『聖杯』を含めた多くの資料が焼却された。
戦後暫くの間は事実上の解散状態となっていたが、高度成長期の著しい復興に乗じて再び人員を募り組織を再結成。
以前ほどの影響力は持たずとも、函館一帯を「シマ」と呼べる程度に各地域に介入し組織としての力を取り戻した。
やがて昭和も佳境を迎えると、その事業は魔術組織というよりも反社会的な「極道」に近いものへと変化し始める。
所有する土地でのシノギを初め、表社会に対する圧力で以てその名を知らしめたことで組織内部にも亀裂が発生。
極道組織として成長したい一派と魔術組織として維持したい一派に分かれ、大規模な内部抗争が繰り広げられた。
バブルも弾け平成の世が訪れた事で抗争も鳴りを潜め、暴対法の施行が成されると極道派閥の勢いは完全に失われた。
こうして「夕刻」は再び魔術組織としての実態を取り戻し、霊脈の濃い土地の管理を主とした事業を推し進めていく事となる。
「夕刻」の名は然程知られておらず、函館外での知名度は低い部類に当たる。
聖杯戦争を勃発させたという経歴も一部の物好きのみが知る程度に留まり、それも「極東の奇妙な内紛」といったような認識であった。
が、東京での聖杯戦争及び大阪での聖杯大戦を経て多くの組織の認識は一変。科学的でなく純粋な魔力のみを用いた「聖杯」の存在が注目された。
しかし戦中以前の情報は戦火及び検閲により焼失していたため、現在の「夕刻」ですら「聖杯」の降臨地は掴めずにいる。
良くも悪くも地域に密着する形で成長を遂げた組織であり、外部からの介入に対して敏感である。
これは結成当初から今も尚変わらない性質で、異国人の流入が激しい土地でありながら他魔術組織の介入は確認されていない。
例外として、開港当時に根ざした聖堂教会のみ支部が存在している。
用語
・聖杯
1945年、太平洋戦争中に函館にて降臨した極めて高純度の魔力結晶。
函館各地、ひいては北海道全域の霊脈を一転に集約させ魔力を注いだ“器”、願望器としての性能を得るに至った原初の『聖杯』。
原作世界で言うところの「小聖杯」に値するもので、サーヴァントの召喚や霊器の回収、願望器としての機能を兼ね備える。
但しこの聖杯は英霊の座から存在をコピーし召喚するのではなく、座に記録された情報と人々の共通意識の中に存在する情報を照らし合わせ
それらを相応の魔力を以て再現し使い魔として出力する。つまり往来の英霊が正規の「複製品」であるなら、こちらは一から作られた「模造品」であると言える。
故に英霊としての知名度補正や神秘は減少するが、少ない魔力量で現界が可能。また情報が多く残される人物であれば、本来の英霊に近いパフォーマンスを発揮する。
この「情報のみを参照し、ローカルで模写し出力する」という方法を応用し造られたものが東京聖杯戦争における『制式聖杯』である。
とはいえ東京のものと比べると性能は低く、大阪のものと比べても規模や貯蔵魔力量でも大きく劣っている。
実際の所、協会や教会が危険視するほどの驚異は秘めておらず、完全に起動したとしても東京よりも小さな規模の聖杯戦争が勃発する程度である。
つまるところ、この『聖杯』そのものよりも────手付かずの神秘が眠る北海道、その各地の霊脈から魔力を吸い上げ続ける「大霊脈」そのものが驚異となるのだ。
二度の聖杯戦争を経て堰き止めていた蓋が外れ、大霊脈からの供給が始まったこと。そして空っぽだった聖杯が僅かな期間で起動寸前まで満たされていること。
これらの状況を鑑みるに、函館という地で行われていたものは聖杯の降臨ではなく……脈々と湧き出る魔力を集約し具現化させる『聖杯の量産』であった。
降臨地は「恵山」の地下空洞。北海道各所の霊脈から“道”が繋げられ、魔力が一転に集約されるよう整えられている。
函館各地、ひいては北海道全域の霊脈を一転に集約させ魔力を注いだ“器”、願望器としての性能を得るに至った原初の『聖杯』。
原作世界で言うところの「小聖杯」に値するもので、サーヴァントの召喚や霊器の回収、願望器としての機能を兼ね備える。
但しこの聖杯は英霊の座から存在をコピーし召喚するのではなく、座に記録された情報と人々の共通意識の中に存在する情報を照らし合わせ
それらを相応の魔力を以て再現し使い魔として出力する。つまり往来の英霊が正規の「複製品」であるなら、こちらは一から作られた「模造品」であると言える。
故に英霊としての知名度補正や神秘は減少するが、少ない魔力量で現界が可能。また情報が多く残される人物であれば、本来の英霊に近いパフォーマンスを発揮する。
この「情報のみを参照し、ローカルで模写し出力する」という方法を応用し造られたものが東京聖杯戦争における『制式聖杯』である。
とはいえ東京のものと比べると性能は低く、大阪のものと比べても規模や貯蔵魔力量でも大きく劣っている。
実際の所、協会や教会が危険視するほどの驚異は秘めておらず、完全に起動したとしても東京よりも小さな規模の聖杯戦争が勃発する程度である。
つまるところ、この『聖杯』そのものよりも────手付かずの神秘が眠る北海道、その各地の霊脈から魔力を吸い上げ続ける「大霊脈」そのものが驚異となるのだ。
二度の聖杯戦争を経て堰き止めていた蓋が外れ、大霊脈からの供給が始まったこと。そして空っぽだった聖杯が僅かな期間で起動寸前まで満たされていること。
これらの状況を鑑みるに、函館という地で行われていたものは聖杯の降臨ではなく……脈々と湧き出る魔力を集約し具現化させる『聖杯の量産』であった。
降臨地は「恵山」の地下空洞。北海道各所の霊脈から“道”が繋げられ、魔力が一転に集約されるよう整えられている。
・大霊脈
「夕刻」当主が半生を投じ、総力を上げて掘り進めた人工霊脈。
北海道は近代に入るまで神秘の多く根付く土地であった。その中でも多く信仰を集めていた霊脈地、即ち“火山”を源泉とし道を繋げたのだ。
日本の中では──海で隔てられた火山を除き──最も多く火山を有する北海道。その土地柄を利用し、当主は自然の魔力を漏れなく応用可能な『聖杯の量産』を試みた。
18もの山々から結ばれた道の終着点は、古くより畏れと信仰を抱かれ続けた火山「恵山」。
霊脈を掘り進める上で、その事業の幾つかは「トンネル建設」「地盤調査」「希少資源採掘」の名目で表向きに進められていた。
表社会にも関わり続けた組織であったからこそ成し得た豪胆な手法であり、圧力の及ばぬ道南圏外では他組織の事業に紛れて執り行うほどであった。
火山という莫大なエネルギーの塊で魔力の感知を読み難くし、人の少ない山間部を縫うよう掘り進められていたことで発見が遅れた。
降臨地である恵山に関しても、函館の中心地からは遠く離れた場所であることも相まって発見には至らず、聖杯探索が佳境を迎えた末にその「道」が開かれた。
小聖杯を短期間で満たすほどの魔力が一点に集約される高濃度霊脈。
聖杯のみならず様々な魔力の利用に応用可能であるこの大霊脈は、別の意味で羨望の種となるだろう。
北海道は近代に入るまで神秘の多く根付く土地であった。その中でも多く信仰を集めていた霊脈地、即ち“火山”を源泉とし道を繋げたのだ。
日本の中では──海で隔てられた火山を除き──最も多く火山を有する北海道。その土地柄を利用し、当主は自然の魔力を漏れなく応用可能な『聖杯の量産』を試みた。
18もの山々から結ばれた道の終着点は、古くより畏れと信仰を抱かれ続けた火山「恵山」。
霊脈を掘り進める上で、その事業の幾つかは「トンネル建設」「地盤調査」「希少資源採掘」の名目で表向きに進められていた。
表社会にも関わり続けた組織であったからこそ成し得た豪胆な手法であり、圧力の及ばぬ道南圏外では他組織の事業に紛れて執り行うほどであった。
火山という莫大なエネルギーの塊で魔力の感知を読み難くし、人の少ない山間部を縫うよう掘り進められていたことで発見が遅れた。
降臨地である恵山に関しても、函館の中心地からは遠く離れた場所であることも相まって発見には至らず、聖杯探索が佳境を迎えた末にその「道」が開かれた。
小聖杯を短期間で満たすほどの魔力が一点に集約される高濃度霊脈。
聖杯のみならず様々な魔力の利用に応用可能であるこの大霊脈は、別の意味で羨望の種となるだろう。
・第一回聖杯戦争
1945年、太平洋戦争も末期に差し掛かった頃に勃発した聖杯戦争
函館の支配権を得て泊地として利用したい海軍勢力、北海道防衛のための砦として利用したい陸軍勢力、土地の支配を明け渡したくない夕刻勢力による三つ巴の戦い
完全な内紛による戦争であったため、当時函館に駐留していた聖堂教会も深く関与せず、一名を「監督役」に任命して成り行きを記録する程度に留まった
が、召喚された英霊の影響もあり戦火は想定以上に拡大。海軍陸軍も英霊召喚に成功した結果、合計6騎が入り乱れる事となり大きな損害が生じる
結果として勝利者は出ず、戦力を大きく消耗した軍は函館より撤退。夕刻も回復不能な痛手を負い、辛うじて生き残った夕刻当主により聖杯を封じる「門」が設けられ幕を閉じた
聖杯戦争に依る戦火は公に「函館空襲」として記録され、聖堂教会による記録も大部分が焼失してしまったため、記録として伝えられているものはごく僅か
協会教会を含めた組織には「極東の魔術師同士による内紛」とだけ認識されていて、現代の夕刻ですら顛末は伝えられておらず詳細は闇に葬られている
函館の支配権を得て泊地として利用したい海軍勢力、北海道防衛のための砦として利用したい陸軍勢力、土地の支配を明け渡したくない夕刻勢力による三つ巴の戦い
完全な内紛による戦争であったため、当時函館に駐留していた聖堂教会も深く関与せず、一名を「監督役」に任命して成り行きを記録する程度に留まった
が、召喚された英霊の影響もあり戦火は想定以上に拡大。海軍陸軍も英霊召喚に成功した結果、合計6騎が入り乱れる事となり大きな損害が生じる
結果として勝利者は出ず、戦力を大きく消耗した軍は函館より撤退。夕刻も回復不能な痛手を負い、辛うじて生き残った夕刻当主により聖杯を封じる「門」が設けられ幕を閉じた
聖杯戦争に依る戦火は公に「函館空襲」として記録され、聖堂教会による記録も大部分が焼失してしまったため、記録として伝えられているものはごく僅か
協会教会を含めた組織には「極東の魔術師同士による内紛」とだけ認識されていて、現代の夕刻ですら顛末は伝えられておらず詳細は闇に葬られている
■質問など
・この世界線で東京聖杯戦争、大阪聖杯大戦はどのような結末を迎えたの？
東京聖杯戦争は「都知事が画策して勃発させたが、一人の少女とサーヴァントの手によって打破された」。
大阪聖杯大戦は「一人の男が画策して勃発させ、聖杯から現れた怪物が大暴れするも参加者達の協力によって鎮圧された」。
このような結末を迎えており、東京は然程影響を与えていないものの大阪での災禍は一般社会、魔術社会両面に大きな影響を及ぼしました。
ある程度の魔術師であれば大阪聖杯大戦の顛末を把握しており、殆どは「聖杯戦争は危険な儀式」と認識しています。
一方で「聖杯は莫大な魔力を持ち、願望器として機能する」とも知られていて、原作SN時空と原作Apo時空の合間のような認知が進んでいます。
大阪聖杯大戦は「一人の男が画策して勃発させ、聖杯から現れた怪物が大暴れするも参加者達の協力によって鎮圧された」。
このような結末を迎えており、東京は然程影響を与えていないものの大阪での災禍は一般社会、魔術社会両面に大きな影響を及ぼしました。
ある程度の魔術師であれば大阪聖杯大戦の顛末を把握しており、殆どは「聖杯戦争は危険な儀式」と認識しています。
一方で「聖杯は莫大な魔力を持ち、願望器として機能する」とも知られていて、原作SN時空と原作Apo時空の合間のような認知が進んでいます。
・どうして三つの組織は対立してるの？
魔術協会側から見ると
聖堂教会は「元々対立している組織であり、調査対象の『聖杯』を横取りしようと企んでいるため」。
夕刻は「『聖杯』を持ち出すことや土地の調査すら許可せず、排他的なスタンスを崩さないため」。
聖堂教会側から見ると
魔術協会は「元々対立している組織であり、隔離すべき『聖杯』を調査の名目で持ち出そうと試みているため」。
夕刻は「『聖杯』の所有権を主張していて管理権を譲らず、排他的なスタンスを崩さないため」。
夕刻側から見ると
魔術協会は「勝手にシマに入り込んできた余所者の上、所有物である『聖杯』を調査するため持ち出すと言い出したため」。
聖堂教会は「元々黙認してやっていたのにスジも通さず、所有物である『聖杯』を隔離するため持ち出すと言い出したため」。
そして全ての組織から見て
アズキ一行は「確保すべき『聖杯』を破壊しようと目論んでいるため」。
それぞれのリーダーや構成員本人の思惑は別として、組織としてはこのような理由で対立しています。
いずれも協力する理由がなく、対立的な立場を取る理由となっていますが「争いになる」ほど強い対立構造ではありません。
あくまで睨み合い、牽制し合いの冷戦状態です。終盤で『聖杯』の在り処が明らかとなり、探索から“争奪”に変わって初めて「敵対」します。
ただし、応募されたキャラクター次第では多少理由が変化するかもしれません。
聖堂教会は「元々対立している組織であり、調査対象の『聖杯』を横取りしようと企んでいるため」。
夕刻は「『聖杯』を持ち出すことや土地の調査すら許可せず、排他的なスタンスを崩さないため」。
聖堂教会側から見ると
魔術協会は「元々対立している組織であり、隔離すべき『聖杯』を調査の名目で持ち出そうと試みているため」。
夕刻は「『聖杯』の所有権を主張していて管理権を譲らず、排他的なスタンスを崩さないため」。
夕刻側から見ると
魔術協会は「勝手にシマに入り込んできた余所者の上、所有物である『聖杯』を調査するため持ち出すと言い出したため」。
聖堂教会は「元々黙認してやっていたのにスジも通さず、所有物である『聖杯』を隔離するため持ち出すと言い出したため」。
そして全ての組織から見て
アズキ一行は「確保すべき『聖杯』を破壊しようと目論んでいるため」。
それぞれのリーダーや構成員本人の思惑は別として、組織としてはこのような理由で対立しています。
いずれも協力する理由がなく、対立的な立場を取る理由となっていますが「争いになる」ほど強い対立構造ではありません。
あくまで睨み合い、牽制し合いの冷戦状態です。終盤で『聖杯』の在り処が明らかとなり、探索から“争奪”に変わって初めて「敵対」します。
ただし、応募されたキャラクター次第では多少理由が変化するかもしれません。
・どうして函館市なの？
古くから西洋文化が流入していた土地であること。
五稜郭のように歴史的にも重要な役割を持っている場所があること。
山と海を有し、聖杯戦争の舞台となる「地方都市」として丁度いい立地であること。
元々SSとして書く上で、アズキの故郷である北海道を舞台にしたかったこと。
許されざる角度を持つ地形であること。このような理由により函館という都市を選びました。
五稜郭のように歴史的にも重要な役割を持っている場所があること。
山と海を有し、聖杯戦争の舞台となる「地方都市」として丁度いい立地であること。
元々SSとして書く上で、アズキの故郷である北海道を舞台にしたかったこと。
許されざる角度を持つ地形であること。このような理由により函館という都市を選びました。
・退場＝死亡なの？
必ずしも死ぬ必要はなく、単純に物語上から姿を消すというだけです。
大怪我によって離脱する、役割を終えて函館市を去る等の展開でも構いません。
どのように離脱するかの希望がある場合、キャラクターのコメント欄に記載しておいて頂けるとありがたいです。
未設定の場合でも極力犠牲者は出ないような展開にしようと考えていますが、役割次第では死亡という結末になってしまうかもしれません。
ただしサーヴァントのみ、退場＝消滅ということにさせていただきます。
最終盤まで生き残っていたとしても、『聖杯』の破壊とともに消滅することになります。
大怪我によって離脱する、役割を終えて函館市を去る等の展開でも構いません。
どのように離脱するかの希望がある場合、キャラクターのコメント欄に記載しておいて頂けるとありがたいです。
未設定の場合でも極力犠牲者は出ないような展開にしようと考えていますが、役割次第では死亡という結末になってしまうかもしれません。
ただしサーヴァントのみ、退場＝消滅ということにさせていただきます。
最終盤まで生き残っていたとしても、『聖杯』の破壊とともに消滅することになります。
・サーヴァントは東京聖杯戦争のように近現代縛り？
今回は史実の英霊であればどの時代の英霊でもOKとします。
史実か否かの判別は「生没年が判明している」事とします。ミル貝で生没年が載っているなら史実の人物です。
『聖杯』の降臨地が日本なので和鯖が強い傾向にあるかもしれませんが、特に縛りはありません。役割として強力なのは共通です。
史実か否かの判別は「生没年が判明している」事とします。ミル貝で生没年が載っているなら史実の人物です。
『聖杯』の降臨地が日本なので和鯖が強い傾向にあるかもしれませんが、特に縛りはありません。役割として強力なのは共通です。
・サーヴァントは器物系、概念系でもOK？
どちらも作劇上で動かしにくくなってしまうため、今回は人間のみでお願いします。
具体的に言うと、器物系の英霊は戦車や艦船、航空機など戦闘の絵面が派手になりすぎてしまうため、隠匿の面や戦闘描写的に扱うことが難しくなってしまいます。
刀剣の場合、史実の刀剣であれば少なからず持ち主が存在している筈なのでそちらをメインとして練っていただければと思います。
概念系に関しては、明確に「実在した人物」ではないので一人の人物としての役割を与えにくく、かなり舞台装置が強まってしまうためです。
具体的に言うと、器物系の英霊は戦車や艦船、航空機など戦闘の絵面が派手になりすぎてしまうため、隠匿の面や戦闘描写的に扱うことが難しくなってしまいます。
刀剣の場合、史実の刀剣であれば少なからず持ち主が存在している筈なのでそちらをメインとして練っていただければと思います。
概念系に関しては、明確に「実在した人物」ではないので一人の人物としての役割を与えにくく、かなり舞台装置が強まってしまうためです。
・登場人物の強さはどのくらい盛っていい？
メインキャラクターの場合は要項に沿った強さでお願いします。
トリックスターの場合、一人で多人数を相手にしても蹴散らせるくらいの強さにしてしまって構いません。
サブキャラクターの場合、その陣営のリーダーを上回らない程度の実力でお願いします。
トリックスターの場合、一人で多人数を相手にしても蹴散らせるくらいの強さにしてしまって構いません。
サブキャラクターの場合、その陣営のリーダーを上回らない程度の実力でお願いします。
・選出されなかったメインキャラクター、トリックスターに出番はありますか？
せっかく練っていただいたので、選出されなかったキャラクターに関しても出番を設けようと考えておりました。
可能であれば練っていただいた方とDiscord等で相談し、役割や動機に調整を加えた上でサブキャラクターとして舞台に登場させたいと思っております。
他、直接登場することが難しい場合でも他キャラクターの回想や深く関わる人物として、間接的に関わってくる要因として扱わせていただこうかなとも想定しておりました。
選ばれなかった場合はこのようなキャラクターにしたい！といったご要望も受け付けております。逆に選ばれなかった場合は別のことに使いたいので取り下げたい！というご要望でも構いません。
極力、提出していただいたキャラクターには相談の上で何らかの役割を持たせたいと考えております。
トリックスターのように強力な存在は回想や因縁関係での登場になってしまうかも知れませんが、この点はご了承頂けましたらと思います。
可能であれば練っていただいた方とDiscord等で相談し、役割や動機に調整を加えた上でサブキャラクターとして舞台に登場させたいと思っております。
他、直接登場することが難しい場合でも他キャラクターの回想や深く関わる人物として、間接的に関わってくる要因として扱わせていただこうかなとも想定しておりました。
選ばれなかった場合はこのようなキャラクターにしたい！といったご要望も受け付けております。逆に選ばれなかった場合は別のことに使いたいので取り下げたい！というご要望でも構いません。
極力、提出していただいたキャラクターには相談の上で何らかの役割を持たせたいと考えております。
トリックスターのように強力な存在は回想や因縁関係での登場になってしまうかも知れませんが、この点はご了承頂けましたらと思います。
■コメント
大阪聖杯大戦後のアズキを主役にしたSSを考えていたら企画になっていました
物語上の主人公はアズキとヒロインですが、偶像劇としての側面もあるので協会、教会、夕刻がメインとなる展開も多いです
物語上の主人公はアズキとヒロインですが、偶像劇としての側面もあるので協会、教会、夕刻がメインとなる展開も多いです
このページへのコメント
夕刻について質問です。
当主の姓は「夕刻」ですが、若頭もまた直系の血縁である必要はあるでしょうか。もしくは、直系でなくとも姓を「夕刻」にする必要はあるでしょうか。
主催者です
若頭は必ずしも直径の血縁である必要はなく、姓を統一する必要もありません
血縁的には全く無関係の家系で外部からの参入者、という形でも構いません