ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【個体名称】SIK21
【性別】オス
【年齢】不明
【出身】北海道
【全長・体重】2メートル以上・350kgオーバー

魔術・特殊技能・特性など

魔力喰い

あらゆるものを喰い荒らす存在として世界中の様々な伝承に現れる凶猛なる猪、魔猪によく似た属性を与えられている。
非常に悪食で、特筆すると魔力が込められたものを食べることができる。むしろ好んでいるくらいで、魔力の気配がするものは無機物・有機物問わず積極的に捕食する。
それによって魔力の込められたものに耐性を持っており、特に直接ダメージを与えようとするもの対しては分厚い剛毛の毛皮と厚い皮下脂肪、そして魔力への耐性により強い抵抗力を示す。
反面あくまで動物であり、論理的思考を行わず本能で生きているため、幻覚や幻聴など五感に働きかけて惑わすような魔術はうまく使えばあっさりと騙される。

ウェンカムイ

ヒグマを「霊的高位存在(=カムイ)が肉や毛皮を携えて人間たちの元へ訪問してきてくださった」ものとするアイヌの人々の価値観における、人間を殺した悪神のこと。
このヒグマは飼育していた魔術師を殺害しているためこれに相当する。
どうやらこのヒグマは時計塔の動物科の魔術師によって西洋的なアプローチで術式を作用させられていたようだが、現地に根付く伝承のエッセンスもアクセントとして加えられていたらしい。
そのせいか、かなり微弱だが神性に似た能力を発揮する。あくまで『ようなもの』でしかないが、それでも現代の神秘に携わる者にとっては十分驚異的。

外見・容姿の詳細など

全長2メートルを超えるのは確実と言われる非常に巨大なヒグマ。
左目の上に傷があって半分目が塞がっているのが特徴。おそらくは元の飼い主と争った際についた傷。
その傷と規格外のサイズ以外にヒグマとして他の個体と外見が大きく違うということはない。
しかし魔力を察知できる者が見れば、その全身から漂う濃い魔力の気配に禍々しさを感じずにはいられないだろう。

ヒグマとしての生態


好きなもの:魔力の込められたもの、甘いもの
苦手なもの:人間

来歴

ごく最近山中にいるのを発見され、そのサイズから函館市周辺で警戒されている巨大なヒグマ。
函館市の隣町である鹿部町の山で目撃情報があった際、その足跡が21cmもの大きさであったため便宜上SIK21という名前をつけられた。
今のところこれといった被害は出ていないものの、危険であるため猟友会が捜索と駆除を試みている。

というのが表向きの話。
真相はこのヒグマは魔術師が自分の魔術のために飼育していたものであり、それが飼い主を喰い殺して脱走した個体。
この魔術師は函館市へ聖杯探索のためにやってきた時計塔の魔術師たちの手引きをするはずだった。
しかし連絡が無いので時計塔の魔術師たちが山中の工房を調査したところ彼の死骸の一部が発見され、その後残された研究誌から上記の事実が推定されて明るみとなった。
このヒグマは魔力が込められたものを優先的に捕食するという性質があり、函館入りしている時計塔の魔術師や聖堂教会の聖堂騎士たちを筆頭に魔力を帯びる者にとって非常に危険な存在。
実際SIK21は彼らを得物の標的として定めており、送り込まれた人員のうち何人かはこの猛獣の餌食となることになる。
魔力の香りのするものを狙う以上いつかは街中に現れて生まれつき魔術回路を持つ者を襲うのは確実であり、その戦闘力は通常のヒグマとは一線を画する。
何の加工もない猟銃などで仕留められるものでは到底無く、今回の聖杯絡みの一件がなくとも事態隠蔽のために時計塔から狩猟部隊が派遣されていただろう。

性格

魔術による調整を受けているが、知能には手を加えられていないため基本的な性質は通常のヒグマと合致。
好奇心旺盛で初めて見るものには興味を示し、また一度自分のものと認識したものには強い執着心を示す。
自分のものを奪おうとする者には攻撃的になり、捕食対象でなくとも殺害することに躊躇はない。
これだけの図体をしていながら臆病。裏を返せば慎重ということであり、注意深く学習能力も高い。一度味わった痛い目は二度と忘れず警戒する。
個体差はあるものの、こういったヒグマに共通しがちな要素はこのヒグマも備えている。
故にこれほどの巨体でありながら好き勝手に暴れ回るのではなく、息を潜めて隠れることを得意とする。
一度気配を断って山中に消えるとヒグマの生態に詳しい名うての狩人や魔術的な探査に長ける者でないと見つけ出すのは困難であり、また探されていると感じるとその場を離れる勘の良さも備える。
無駄な殺生やリスクを好まない。すぐ側にその気になれば仕留められる獲物がいたとしても、欲求が解消されているならば悠々と立ち去ることもある。
このヒグマが狂う時があるとすれば3つ。自分の所有物を奪われたと感じた時。自分が攻撃をされていると危機感を持った時。そして飢えている時だ。

魔術で無理な調整を受けており、また冬季ということもあって、飢餓感を覚えるペースは早い。
今のこのヒグマにとってご馳走とは「魔力を帯びているもの」であり、その気になれば無機物さえ貪り食って消化し糧としてしまう。
しかしやはり最上なのは魔力を含んだ肉であり、それをより多く含んでいるのは市井の人間ではなく時計塔からやってきた魔術師や聖堂教会からやってきた聖堂騎士といった余所者ということになる。
彼らはこのヒグマからしてみれば、突然野に放たれて食事に困っていたところ、のこのこと現れたご馳走なのである。
なので腹が減るとそういった魔力を含んだ人間を執拗に狙う。人間たちが置かれている状況に関わらず、山の付近であれば神出鬼没に現れて彼らを仕留めて貪ろうとする。
このヒグマは飢えを満たそうとする動物でしかないので状況に対する意図は一切なく、人間側からすれば降って湧いた天災でしかない。

戦闘力は苛烈の一言。
もともとこれほどの体躯のヒグマというだけで魔術で加工されていなくても十分すぎるほど驚異的。急所に当たらなければ銃弾などほぼ意味をなさないほど。
爪の一振り、牙の一噛み、それぞれがワンアクションで人間を殺害して当然の威力を持つ。
訓練された魔術師や鍛え抜かれた代行者といった超人的な存在であってもこれをひとりで倒すのは相性が良くない限り骨が折れるだろう。
これに魔術的なアプローチが加わり、また土地の伝承と奇跡的に噛み合っていることで、その脅威は恐るべき増大を見せた。
生半可な魔術は食べられて無効化されてしまい、その腕の一振りは聖堂騎士を容易く吹き飛ばす。巨体に似合わず俊敏であり、魔術的な耐性を貫いたとしても分厚い毛皮と皮下脂肪が肉体を守る。
野の獣としての勘の鋭さから危険察知にも長け、仕掛けられた罠を本能的に回避することさえある。
聖堂教会の判定で「下手な夜属よりも強い。ひょっとしたら戦闘力だけなら夜魔レベルに届いているかもしれない」とされるほど。
現代の人間であるならば神秘に携わる者でさえ余程の規格外でもない限り正面から戦うべきではない存在。人間が偶然作り出してしまった、まごうことなき化け物。

弱点があるとすれば、あくまでこれは野生の獣であるということだろう。
人間よりも遥かに優れた五感を持ち、それを普段でも戦闘時でも活用するが、逆に言えば自分が感じたその五感をこの獣は疑うことはない。
つまりその五感、もしくは魔力を探知する能力を含めた六感を惑わせたならば騙すことは容易である。二度目や三度目ならばともかく、初見ならばまず間違いなく引っかかる。
人間が張り巡らせた小賢しい智慧に対応し切るほど獣の本能は柔軟ではない。化かしあいとなるとさすがに一歩劣る。聖堂教会が“戦闘力なら”と限定したのはこれが理由。
この獣の脅威をやり過ごすという点で優れるのは魔術師側。直接的な魔術による攻撃は魔術そのものを食われて無効化されやすいものの、幻術の類には引っかかってくれるため。
逆に聖堂教会側は絡め手を扱いづらいため、もしこのヒグマが襲いかかってきた場合は正面から渡り合わねばならない。そうなると被害は必至である。

実はこう見えて甘いものに目がなく、もし人間のお菓子などを得る機会があれば空腹の度合いにもよるがそちらを食べることを優先しかねない。
腹さえある程度満ちていれば、驚いた拍子に相手の脅威度に関わらず逃げ出すようなこともある。桁外れの戦闘力を除けば良くも悪くも野に生きるヒグマである。

行動規範・行動方針

生きる。
それは即ち腹を満たすことである。
このヒグマは野を生きる獣である。それ以上の行動理念は繁殖欲求以外に存在しない。
舞台が繁殖のためのシーズンではない以上、冬眠をしていない彼にとってそれだけが重要なことである。

役どころ・コンセプトなど

突如としてポップするFOE。人間の事情なんてお構いなし。まさにトリックスター。


因縁キャラ

[[]]

コメント

ヒグマ。

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