ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


機密名称谿間の藥鑵
機密等級智天Херувимы
機密種別星界機密Гея
管理番号ХГ-002
機密概要:
谿間の藥鑵リェークス、個体名称Лекарстванкаリカールストヴァンカ(以下、ХГ-002)は10世紀後半に現コストロマ、スマルコフスキー自然保護区周辺に発生したと推測される指定幻想種です。
ХГ-002は現状報告されている空想具現化特性から妖精種に分類される自然精霊として智天級星界機密に分類され、当院の管理下に置かれています。
本機密は現実干渉能を有する非在性機密であり、本質真體に対する媒介方法は神秘的手段にのみ限定されます。
ХГ-002の実在媒介体ХГ-002-1は物理的手段に基づく捕獲及び管理・運用が可能です。ХГ-002-1は智天級法儀式済聖石室『イエロニムの書斎』に通常収容されます。


「リェ。ーおう!ちかえ、りたい。」


基本情報

【自称】リェー
【機密名称】谿間の藥鑵
【性別】女性(慣例上)
【収容年】1107年
【出身】コストロマ公国
【身長・体重】132cm・29kg(平均値)
【肌色】白【髪色】青【瞳色】青(基本色)
【スリーサイズ】ちんちくりん
【所属】東方正教会モスクワ総主教庁古儀式派『欠件機密院』ヴァクタインソヴェート

機密特性

等位感知

並大抵の隠蔽では誤魔化しすら効かない鋭敏極まりない感知能。リェーはその真體に長大な髭のような感覚器官を有しており、自身より半径数km圏環内の環境情報の全て───物体の動作、連続体の流動、温度の変動、物質の存在、魔力流の振動───を、常時知覚している。
リェーの前で隠し事は出来ない。屋外での密談も、屋内での秘事も、遠く離れた場所で針が落ちたことさえも全て知っている。聞かれている。視られている。
だが、外界の全情報が常に入ってきている分、逆に外界から受ける刺激に対しては非常に鈍麻。多少の環境変化では全く反応が見られず、付近にダンプトラックが迫って来ていてさえ避けようともしない。周囲に生命体が多いほどに処理する情報量が多くなる関係か、その数に比例して無反応性が強くなる傾向も見られる。
少し触ってもつねっても揺らしても全く反応せず、ぼーっと宙を見ていたかと思えば数分後に突然返事をするなど、高すぎる知覚能力ゆえに非常に鈍感になってしまっている。
意思疎通そのものの困難さもあり、知覚分の情報量を適切に活用できているか、記憶出来ているのか、そもそもどう使っているのか自体が定かでない。

実在媒介体リールスラッド

非実在の真體が創り出す撒き餌。
現世に実体の存在しないリェークスが現実に自身を投射する為のアンカー
エーテルを用いて自身を象徴する「記号」としての肉体を創造、それを現世における自身の代替とする。
創り出された媒介体は物理的方法によって干渉可能な実在の姿である。透明化したままのエーテル肉体ならば初めから存在しなかったかのように、少女の様な見た目ならば本物の少女の様に見え、感じられ、その通りに触れる事ができる。それは世界にもう一つの実態を浮かび上がらせるにも等しい。
ごく軽微なものであるが、歴とした空想具現化マーブル・ファンタズムの一種である。
この性質のために、リェークスを実在媒介体を通じて滅ぼす手法は事実上存在しない。
通常、リェーを自称する少女の姿を模倣する。しかしあくまで精霊の想起する少女の姿である為、所々に違和が存在する場合もある。*1

危険に対する防衛の際は、何もない周囲空間から無数の触手状の攻性器官を実在化させ攻撃する。
それはリェーの真體の一部。受肉のために本来の権能の多くは削ぎ落とされているが、異界の摂理領域に存在する。

藥鑵リカールストヴァンカ

リェークスが真體内で精錬する特異な薬毒。効果は毎回代わり、真體触手先端から対象に注入する形で使用する。
それにより何が起こるかは、薬効が現れるまで誰にも分からない。

断罪聖言

機密院の手にあるすべての機密に付与される密約。起動条件を満たした上で第三者が指定聖句を唱え十字を画く、あるいはより強い条件を満たすことで自動起動し、対象に最適化された速やかな致命を行う。
暴走した人外を廃棄処分する爆弾首輪。藥鑵の起動条件は「組織活動と無関係な人間を喰った時」に第三者致命が可能となり、「真體の半顕現時」に自動起動する。
これは実在媒介体の魔力流を阻害し、その一切の物理的行動を停止させる。

人物像

怠惰。マイペース。誰にどんな命令をされても、どんな強制をされても気が向かない限りテコでも動かない。
よほどの事がなければびっくりせず、よほどの事がなければ自発的に動こうとする事はまずない。これは収容時から900年間変化しない性質である。
常にぼーっとしているようでありながら、全て聞いているし理解している。人間の言葉を理解しているようでありながら模倣に過ぎないため、喋り方は全体的にイントネーションがおかしく、完全な意思疎通が出来るわけではない。文化を理解しているわけでもないため、そこが食い違った様は言うことを聞かない子供のようでもある。
本質的に大人しく、うまく使えば情報収集が可能なこと、何よりも強力である事から市街地任務への適正が高く、駆り出される事が多い。
甘いものを非常に好み、食べている間には非常に際立ってそちらに意識が向くため、常にお菓子を与えられては頬張っている。

来歴

谿間の藥鑵リェークス
深い森中に隠れ棲んだ水精ルサールカとよばれた精霊たちの女王の名であり、その現世の残り香。
その生態は伝承の姿とは大きく異なるが、水域周辺に棲息した精霊種が土着伝承との習合から同一名称で呼称された一事例に過ぎない。
彼女の従える水精ルサールカたちは本来食事を必要としないが食欲旺盛であり、11世紀迄は主に人間に化け、野生動物を「水辺に誘い込んで食す」という生態を有した。コストロマ公国の勃興に伴って人類文明との接触が増加すると、その一部が人類種の味を覚えた事で率先して人間を襲うようになり、常人には太刀打ちできないまでに脅威が膨張。
当時の『智天』二体を導入した機密院の討伐隊により棲息域の河川ごと蒸発させる形で一掃されたが、彼女だけは"燃え残った"上に真體の過半が顕現。結果として『智天』二体および同行した機密全てが「融かし尽くされ」使い物にならなくなった事で壊滅してしまう。これはリェークスの顕現報告例内でも最悪の被害を出した事例の一つである。
詳細な生態調査が行われた結果として上述の能力が判明、さらに他の水精ルサールカとは異なり、特筆すべき刺激を与えない限り周囲への害意を示さない事が証明され、容易に捕獲された後機密化の処置を受ける。以降900年間、自発的に滅びず、比較的管理容易な『智天』として運用が成されている。

イメージカラー:透き通った青

【一人称】リェー 【二人称】おまえ、(名前呼び) 【三人称】なし*2

台詞例

「ちかれた。」
「は?らへ、った。〜!」
「バリッ バキバキッ  パリッ(煎餅を食べている)」
「や!だーはた。らき?た、くな。いア?ーテな!んとかし。て、」
「あちー。」
「もっ!とお、かし。く?れ〜、」
「むだ。だよリェー!さい、きょー卍だ。から。」
「さみ〜!」

行動規範・行動方針

かしくれ

参戦理由

よっしゃ卍

役どころ・コンセプトなど

くらげ ロリ はたらかない ダークドレアム

函館聖杯戦争では

機密院の切り札、『智天』に坐するモノ。遠く日本に送り込まれた正真正銘の人外。
常軌を逸した感知能力、隠蔽性、対策の至難さから市街地任務に適正があるとして選出された。
相応の眼が無ければ単なる少女としか認識できないが、いざ感知できる者には莫大な神秘性を以て威圧する。
とはいえ、だいたいはただその辺にぼーっとつっ立っているだけ。力を行使したり、働くシーンはほとんどない。

因縁キャラ

アズキ一行
ねみー
魔術協会
わはー
聖堂教会
しびび
第三勢力
おけけ卍
アーテ
かしくれ
カルメズィーン
かるめら
SIK21
んまそ
アトリ
ぐらぐら

コメント

にぎやかし
*3

コメントをかく


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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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