ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。






「オイオイぃ、俺に頼るとか余程追い込まれたなお前〜?
 んま、"事情に深く踏み込まない"のは俺の仕事の第一条だし、そんな深くは聞かねぇよ」

「とりあえず、最低限の用件だけ聞こうか。ようこそ"継ぎ接ぎ接合屋パッチワーク・ギャザリング"へ」


■基本情報

【氏名】パトリシア・リガルディー
【性別】女性【年齢】32歳
【出身】アメリカ
【身長】147cm【体重】41kg
【スリーサイズ】78/52/85(Dカップ)
【肌色】薄【髪色】銀【瞳色】金
【イメージカラー】鏡
【属性】中立・中庸
【魔術属性】地
【起源】『自由』
【特技】暗記
【好きなもの】魔術使い、チーズ料理(主にフォンデュ、ゴルゴンゾーラのリゾット)
【苦手なもの】魔術師(ただし血統や才能に胡坐かいて成果を残さない人間に限る。才能などを駆使して何かを生み出した魔術師はむしろ敬意の対象)
【魔術系統】黄金の夜明け系列より分岐する象徴・儀礼魔術
【魔術回路】質:E  量:E  編成:正常
【決戦の日】『黄金』との対峙
【階位・称号・二つ名】『継ぎ接ぎ接合屋パッチワーク・ギャザリング

■外見・容姿

もふもふとしたボリューミィな銀色の髪を持つ、10代前半と見紛うような外見を持つ女性。
常に人を小馬鹿にしたような表情をしつつ、男性的な言葉遣いで会話するが、不思議と嫌な気分にはならない言動を行う。
ニヤニヤとした意地の悪い笑みで基本はいるが、興味深い魔術を見ると目を輝かせて子供のように無邪気に観察に溺れる。

Picrew


■概要

ヘレナ・ブラヴァツキーや"黄金の夜明け"に端を発する近代西洋魔術の流れを汲む魔術師。
アメリカの儀式魔術師にして、かつて"黄金の夜明け"分派『暁の明星』に所属していたイスラエル・リガルディーの血を引く。
絶対記憶術という特性を後天的に取得しており、集中している状態でその眼に映したものは一切忘れる事はない。
この技術を用いて様々な魔術基盤や系統を暗記し、基本的な魔術に関しては知らぬことは無いと言ってもいい(ただし各家系や特定の集団のみに伝わる魔術を除く)
その素晴らしい技術には胡坐をかいて得意げになっているが、魔術の才能は非常に低く、単純な暗示でも苦労するレベル。
本人自身もそこにコンプレックスを抱いており、生まれ持った才能や家系の歴史に左右されない『万能魔術基盤』の構築を目標としている。
…………のだが、詰めが甘く、加えてやり方が冗長であるために、危ない橋を気付かずにわたって危機に瀕するのもしばしばある。

■来歴

近代西洋魔術の立役者、イスラエル・リガルディーのひ孫として生を受ける。
イスラエル・リガルディーとは"黄金の夜明け"分派『暁の明星』にて魔術を学んだ米国のオカルティスト、儀式魔術師である。
彼は解散して分裂した黄金の夜明けの生み出した技法が喪われるのを危惧し、黄金の夜明けの神秘を編纂し出版したことが有名である。
儀礼と象徴により様々な魔術系統を合一させて扱い、人間の魂の進化を促す手法は、現代のオカルティスト達にも広く認識されている。
その儀礼の手法は時計塔からも評価されており、現代魔術科などでは階位昇格の儀式などではこれらの手法が取り入れられている。

このように、リガルディーの名は非常に高名な魔術師の家系であったが、所詮は歴史の浅い家系。
魔術師としては歴史が浅く、刻印の研鑽も積まれていなかった。加えて高い魔術回路が宿る見込みもない三流の家系というのが、リガルディー家の実態だった。
その見込みに違わず、パトリシア自身も量・質ともに恵まれない状態で生を受ける。故に、魔術師として生きずに一般人として生きる道もあるにはあった。
だが曾祖父の遺した黄金の夜明けの教義を目にして深く共感。「世界中に散った様々な魔術系統を、儀礼と象徴でまとめ上げて1つにする」という行為に感銘を受ける。
そして彼女自身も、かつて黄金の夜明けが行ったように様々な魔術系統を蒐集して1つにまとめ上げたいという、漠然ながらも大きな夢を抱くようになる。

だがそのためにはまず膨大な知識量が必要であった。彼女は実力の低さを、とにかく知識で補おうと努力した。
父親の直接の指導や、祖父・曾祖父の遺した魔術指南を片っ端から学び、努力を重ね、「絶対記憶術」を習得するに至った。
集中した間に得た知識を決して忘れずにため込む技能を得た彼女は世界中の魔術に関する知識を手に入る限り全て吸収。
結果一流の魔術師も斯くやと言わんばかりの知識量を得て、その知識量"だけ"に胡坐をかき、天狗になった生活を送るようになる。

さらにその得た世界中の魔術に関する知識を総動員し、才能の無い自分でもなんとか魔術師としてやっていけるような継ぎ接ぎの儀礼魔術を習得。
主に黄金の夜明けが生み出したような、象徴と儀礼を使った、様々な神話や体系を組み合わせて、少ない魔力でも効率よく結果を生み出せる魔術理論を構築。
意気揚々とその理論を携えて、時計塔の門戸を叩く為にイギリスへと渡った。

だが時計塔においては、その生まれついての魔術回路の低さや家の歴史の浅さ、
そして様々な魔術系統をつまみ食いする、魔術師というよいり技術者のような卑しいやり方に嘲笑を受ける。
少ない魔力で効率よく結果を起こせるとしても、その準備の為の儀礼に時間を取られるようでは意味がない。
やっている事は先人たちの生み出した知識を継ぎ接ぎにしているだけのみっともない魔術だと嘲笑われ、彼女はこんな場所で魔術を学ぶなど願い下げだと飛び出した。
それ以降、時計塔の自分を馬鹿にした魔術師を、自分にできるやり方で見返すためにはどうすればいいかとばかり考えるようになる。
この時から血統主義な魔術師を嫌悪するようになり、逆に魔術を技術としてドライに扱う魔術使いを好むようになる。

色々考えに考えて、最終的に「時計塔の連中が狭く深くで攻めるならば、こっちは広く浅くを極めればいいのでは?」という理論に行きつく。
要は魔術を構築する際に1つの系統に拘らず、ありとあらゆる似通った伝承などを中継として様々な魔術系統を利用することで、より効率のいい魔術を生み出そうとしたのだ。
黄金の夜明けが行った手法こそまさしくその典型であり、儀礼という世界中で行われる"神秘"に各宗教・神話にある"象徴"を重ね合わせ、エジプト神話やカバラ、エノキアンなどを融和させた。
同じように、世界中の魔術を1つ1つ丁寧に合一させていけば、やがてはどんなに才能が無い人間でも神秘を扱うことが出来るのでは…と彼女は結論付けたのだ。
要は知識量で才能を埋め立てるという力技である。彼女はその先に完成するものを『万能魔術基盤』と定義づけ、その完成を目標として設定した。
完成のためには膨大な知識が必要となるが、彼女は自分の記憶術にだけは絶対の自信を持っており、きっと出来ると信じ切っていた。
特に根拠は存在しない自信だったが、なぜか自信だけは満ち溢れていた。

そうして様々な魔術を学んで記憶しては組合せて往くという彼女の長い道のりが幕を開けた。
第一段階として彼女は、その知識量を活かしつつ多くの魔術に触れる事の出来る魔術アドバイザーを生業として日銭を稼いでいる。
だがそれだけでは彼女の求めるような魔術に触れることが出来ないと、最近はなにやら危ない橋を渡ろうとしているらしい。
彼女が行きつく先は破滅か、あるいは栄華か……。答えは誰にも分からない。

■魔術・技能

絶対記憶術トータル・リコール

彼女が才能の低さを補うために努力で得た技能。
集中状態でその眼に映したものを永遠に忘れずに覚え続ける事が出来る。
現実でも広く知られる記憶術といった手法に、魔術による暗示などを複合させた特殊技能。

彼女の場合は通常状態ではあまり記憶能力は発揮されないが、
魔術におけるオドの生成に似た瞑想を通して集中状態に入った場合、圧倒的なまでの記憶能力を発揮する。
集中状態に入った彼女はその目に映ったものを映像のように脳内に記憶し、それを何時でも鮮明な状態で取り出す事を可能にする。
これを利用して彼女は数百を超える魔術基盤と数十を超える神話や伝承を基礎とする魔術系統を全て暗記している。
そのため彼女はほぼすべての魔術の理論に精通しており、資料などを必要とせず見ただけで魔術を解体できる。

だが常に十全な状態で覚えているわけではなく、日常では一種の暗示魔術を自分にかけて記憶を圧縮している。
圧縮した記憶を解凍するために、魔術基盤や魔術系統に即した象徴(シンボル)をページごとに記載した手帳を所持しており、
解凍したい記憶に関する象徴の記載されたページを見る事でその魔術の基盤や系統に関する記憶を全て開放できる、という仕組み。
("魔術基盤・系統に関する象徴を連続して見る事"をキーとし、連想に似たプロセスを経て記憶を解凍する)
そのため魔術を見て即座に理論を説明するという行為はできず、理論の解析までは若干のラグが発生する。
手帳を喪えば無力化されると思われがちだが、そこは彼女も分かっておりスペアを大量に持っている。

基盤結合・混沌魔術式ケイオス・ベイシス

彼女が今まで記憶し続けた魔術基盤、魔術系統を利用して立ち上げた、彼女独自の技術体系。
魔術の世界において東西問わず通用する概念を中継ハブとする事で、複数の魔術系統から得た成果の一端を共存させることを目指す。

異文化の魔術は本来相容れないが、それらに共通するロジックを見出そうとする動きは昔からあり、いくつかは時計塔の理論にも取り入れられている。
個人の魔術系統に関わらず時計塔で共通して採用される五大元素という尺度や、
世界中の呪術を分類したフレイザーによる感染と類感(共感/模倣)の理論はその最たるものだ。
現代魔術科のロードは他にもいくつかの例を挙げている。*1
三角形(トライアングル)による安定……すなわち、錬金術の三要素(トゥリア・プリマ)と神学の三位一体、比較神話学の三相女神や三機能説など。
憑依現象による肉体的変容……すなわち、欧州の人狼伝説、日本の狐憑きなど。
冥界における食事……すなわち、日本のヨモツヘグイ、ギリシャのベルセポネのザクロ。
食すことによる力の取り込み……すなわち、部族信仰における戦士の脳や心臓、西洋において薬とされたミイラの欠片、神学におけるイエスの血肉とワインとパンの比喩。
こういった共通法則は、時として異質な文化に属する神秘的産物の共存を可能とする。

現状は、黄金の夜明けの統合思想を主な中継ハブの土台として利用する。
近代オカルトの多くは、複数の文化圏の神秘に共通する原理を見出して統合的に解釈しているが、黄金の夜明けこそ、西洋におけるその嚆矢であった。
黄金の夜明けは天使や幻獣、各種魔術的性質を五元素へと照応させ、
生命の樹を構成する10のセフィラーと22のパスへと、それぞれの神秘的シンボル……ヘブライ文字や天使、魔術属性などを当てはめた。
そしてエジプト神話、ギリシャ神話、タロット、エノキアン魔術などの原理を『儀式』という概念から1つにまとめ上げ、隠秘学知識の集大成とも言うべき教義を確立した。
様々な魔術系統・魔術基盤から溢れでた成果を共存させた黄金の夜明けの理論は、今日でも時計塔において、階位昇格の儀や魔術理論などに無視できない影響を残している。
彼女が目指す魔術の土台として、理想的なものであったと言えよう。

彼女はこういった「共通する概念を中継した神秘の共存」というルールを活かし、
様々な魔術系統を繋げ合わせて、歴史や才能の無い魔術師でも効率よく魔術を起動できる『万能基盤』の作成を夢見る。
具体例を挙げれば、様々な神話や伝承に由来する術式を相互に影響させ、少ない魔術回路の賦活や少ない魔力で高い成果を上げる魔術を作れたらと考えている。
それを活用することで、彼女は非常に脆弱な魔術回路でありながら暗示魔術や強化魔術などを常人並みの力量で行う事に成功している。
……のだが、流石に公開されている魔術や神話伝承に精通しただけでは応用力に乏しく、結局は開位へあと一歩、長子レベルの凡庸な力量にとどまっている。

彼女が目指すような『万能基盤』に辿り着くには、まずは多くの魔術を学び、記憶し、取り入れる必要がある。
魔導書や時計塔の記録などから学べる魔術もあるにはあるが、基本的に神秘の流出を防ごうとする魔術の名家は秘奥を明かそうとしない。
中でもそういった家系の魔術は特徴的な理論や、複数の神話・伝承に由来する神秘など、まだ見ぬやり方を行っていると睨み、それらを脳裏に記憶したい、と彼女は考えている。
だが基本的に叶わずにいるのが彼女の現状に当たる。

継ぎ接ぎ接合屋パッチワーク・ギャザリング

上述の「様々な魔術を観察し記憶したい」という願望の第一段階を叶えるために彼女が立ち上げた生業。
魔術蒐集の手段として彼女は、実益と研究を兼ね備えるために、その大量に覚えた魔術の知識を生かした魔術アドバイザーを営んでいる。
記憶した魔術に関する知識を活用して、力や才能が無い魔術師達にアドバイスを行い、そしてその対価として依頼人の使う魔術を記憶し報酬を得るという仕組みだ。

契約時には後述するギアスを結ぶことで、依頼人と契りを交わす。
依頼人の"神秘"の秘密を厳守する代わりに、裏切りにあって命を奪われないようにしている。
現状の主な取引相手は、家の歴史が浅く成績に悩んでる時計塔の生徒たちとなっており、
魔術の強度を手っ取り早く伸ばす事の出来るアドバイザーとして非常に重宝されている。

そうして過ごし十数年。基本的に頼りになるアドバイザーとして稼ぎに苦労はしなかった。
だが彼女がこの生業を始めた本当の理由である蒐集目的。即ち「彼女も知らない魔術」は、そういった学生相手に商売をしていても手に入ることはそうそうなかった。
そもそも彼女に相談をするような学生は教科書通りのテンプレートな魔術しか知らず、彼女が求めるような工夫や応用、神秘に満ちた魔術に通じているはずがなかった。
というより、彼女が求めるような魔術を既に持っている魔術師は彼女のようなアドバイザーを頼らない。彼女はそこに気付くことのできない、根本的にはアホの子であった。

そんな矛盾に気付かないままにアドバイザーを続け、最終的にしびれを切らした彼女は別の道を模索。
「時計塔に言えないような魔術の使い方をしてる魔術使いならイケるのでは?」と考え、危ない橋に歩を進め始める。
その結果彼女は、様々な事件に巻き込まれていくことになるのであった。

相互強制証明デュアル・ギアス・スクロール

彼女が契約を交わす際、トラブル防止や信頼を得るために必ずセッティングするギアス。
基本的に魔術師というのは、自分の扱う神秘の隠匿に努める種族であり、魔術へのアドバイザーを行う彼女のような存在は信用されにくい。
なのでこういった契約を雇用主とアドバイザーの間に交わすことで、神秘の隠匿や安全の確保などを行い顧客を増やしていくという目的がある。
ギアスを決定づけるスクロールが2枚1組となった特殊なセルフ・ギアス・スクロールのようなものであり、双方に雇用主と彼女が署名することで発動となる。
基本的に魔術師は外部から来る呪いなどは弾く術式をデフォルトで設定しているが、互いの合意の上に自分自身へ掛けるギアスは双方に影響を及ぼす確固たる契約の証となる。
互いが互いに、自分の意志で強制を掛けることが重要となるため、2枚1組というカタチの特殊な礼装という体を模している。
基本骨子はセルフ・ギアス・スクロールだが、2枚1組となっているのは彼女のアレンジによるもの。

主な内容としては、契約の履行に際し開帳された魔術・神秘の扱いについてや、契約期間中の互いの安全についてなどが記されている。
「以下、スクロールAへ署名した魔術助言依頼者を甲、スクロールBへ署名した魔術助言者を乙とする」
「甲は乙の魔術助言を受けるにあたって、開帳した魔術の内容の使用・改竄・複製の許可するが、乙は魔術の内容そのものを自分の意思で第三者に譲渡しない」
(生命の危機や精神操作などの不測の事態を除く)(「魔術の内容そのもの」には、乙が術式を改竄する際に、魔術の内容から得た知識を活用・応用することなどは含まれない)
「契約期間中、甲と乙は互いに対して攻撃を行わない」「原因に関わらず、契約期間内に乙が死亡した場合は甲も死亡する」
「契約期間中、乙が外的な危険により行動不能となった際には、甲には乙を最大限可能な範囲で救護するための行動をとる義務が生じる」
等の文面が並ぶ。作成に際して父親や『暁の明星』関係者にまで意見を求めた、本格的な内容のものとなっている。


■人物


【一人称】俺【二人称】お前さん、アンタ【三人称】○○君(目下、依頼人)、○○サン

性格

割とプライドが高く、自分の行動や思考に迷いを持たないタイプ。
このプライドの高さは、昔に時計塔の連中にボロクソに自分のやり方を貶された事の無意識の反抗の裏返し。
加えて、努力によって得た常人にはない記憶能力と、すさまじいまでの魔術的知識から来る自信に由来する。
基本的に自分が間違うという可能性を考えておらず、そのために迷いなくゴーイングマイウェイを選んでしまうという、魔術師らしいが非常に危うい性格。
そのために危機感が薄く、いざという時に咄嗟の判断をできずに慌てふためくことが多い。端的に言ってしまえば何処か抜けている。
だがそれでも『暁の明星』の魔術師達にお世話された事もあり、最低限の危機感や良識、そして謙虚さは持ち合わせている。

また加えて、非常に多くの魔術を見て蒐集することを目指しているために、重度の魔術オタクのような挙動を取ることが多い。
そのため、知らない魔術や興味深い術式の構築や理論立てを行っている魔術の行使には目をキラキラと、純真な子供のように輝かせる。
アレイスター・クロウリーの言を借り、「魔術とは、意志に従って変化を起こす科学にして、芸術である」という信念を持っており、
魔術にはそれを構築した人間の意志と理解、そして何よりも感性が色濃く出ると考え、どのような魔術であれそれを構築した魔術師には、高慢さを忘れ敬意を抱く。

だからこそだろうか。歴史や血筋だけを妄信して悦に浸るような人間を嫌う。
最初はそういった条件を満たす時計塔に所属する魔術師を揃って憎悪の対象としていたのだが、今は分別を弁えている。
基本的に魔術社会において、歴史や生まれ持った魔術回路の質がそのまま力になるのは事実である。それは揺るがないと考えている。
だがそれを記憶力という力技と工夫で補おうとしているのが彼女、並びに黄金の夜明け系列の魔術方式であり、そういった方法でも彼らに追い付けると考えている。
才能や血統、歴史を駆使して結果を出した人間が自分を見下すならば構わないが、ただそういったものに胡坐をかいている人間に自分の行為を真っ向から否定された場合は激怒する。
だからこそ彼女は自分の信じるやり方を貫き続ける。それが泥臭いと言われようが先人たちへの冒涜だと言われようが、彼女はあらゆる魔術系統を継ぎ接ぎにして使いこなす。
「歴史? 品位? 効率よくできれば、魔術基盤を混ぜてうまくやりゃそれでいいんだよ」とは、彼女の自由さと貴族主義への反骨精神にあふれた言葉である。

行動指針

いずれは全ての魔術を1つの体系としてまとめ上げ、世界中の魔術体系を1つにまとめ上げたいと考えている。
だがそのためには知識量はあっても、時間が圧倒的に足りない。加えて大々的にそんなことをすれば世界中の魔術師に狙われること間違いなし。
なので現状としては隠密に、積極的に自分という存在を売り込まず、口コミだけで広がる魔術アドバイザーとして密かに顧客を集めつつ、様々な魔術に触れ蒐集してる。
契約履行時に「他人に魔術を漏らさない」というギアスを結ぶが、もちろんしっかりその頭脳の中に契約相手の魔術を記憶して蒐集してる。
……のだが、表立って自分の存在を宣伝できないせいで蒐集ペースが遅すぎて自分が生きている間に完成するのか最近不安になってる。

サーヴァントへの態度

すげぇー。どうやって霊基維持してんのー? え? インヴォとエヴォの2重作用かこれ?
あー確か作ったのアイツンベルンだっけ? 令呪はマキリ? あーあそこ支配に関するの得意なんだっけ?
根っこの部分はこれ聖杯と第三魔法関連かなー? あー…いやこれ多分……獣ぶっ倒すときの決戦術式の応用か。
おわぁーすっげぇコレ。ねぇちょっと調べさせてくんない? 先っちょ! 先っちょだけだから見せて!!

役どころ

2世みたいな魔術解説キャラ
あとはお金目当てで首突っ込んだら命の危機に瀕するタイプ

因縁キャラ

ロード・エルメロイ2世
「よぅまた会ったな略奪公! いやーん知識量に物言わせて魔術解体するロードと出会っちゃったわー!
 これじゃあ俺の魔術も全部引っぺがされて丸裸にされちゃうかもー。こーわーいー」
性格は真逆と言ってもいいが、一部は似た者同士な「才能が無いのを知識で補っている」タイプ。だからか、何かと偶然出会ってしまう。
向こうは彼女の自由奔放さを羨ましく思っているが、彼女自身も向こうの持つロードという権力を羨ましく思っている。
「だってロードっていう権力があれば好き勝手魔術解体して特許獲れるんしょ? 無敵じゃん。金困らないじゃん?」

イスラエル・リガルディー
曾爺さん。敬意をこめて、あと若干の嘲りも込めてお曾(ひい)さまと呼んでいる。
嘲りを込めている理由は、当時分裂や騒乱を繰り返していた黄金の夜明けの教義の喪失を心配して書籍として出版した所から。
「ったくよー。お曾さまも馬鹿だよなぁオイ。とっとけば時計塔の老害共に対するジョーカーになれたかもしれねっつーのによぉ。
 ほーんと、慌てん坊さんだよ。黄金の夜明けの教義は既存体系のジグソーパズルだ。そう簡単には喪われないってのになぁ?」
こう言ってはいるが、彼の編纂した書物がなければ魔術師にならなかったので、非常に感謝と敬意を抱いており、馬鹿にされると激昂する。
加えて補足すると、割と慌てふためきやすい所はしっかり受け継いでいたりするが当人は気づいていない。

マクレガー・メイザース
「いやぁ、あの人がカバラの原典を翻訳してくれたから今の俺があると言っても良い。すげぇ人だよ」
多くの秘されていた魔術系統、主にカバラやエジプト魔術の原典を翻訳して広く流布した人と認識している。
彼女が読んで暗記した書物の大部分は彼が最初に翻訳したものが多く在り、手放しに尊敬に値する人物と見ている。

ヘレナ・P・ブラヴァツキー
「俺のやりたい事の先を歩む人だな。俺もあれぐらいの一大センセーションを巻き起こしたい」
近代魔術師の源流と言っても過言ではない女傑。彼女の提唱した神智学の概念は近現代のオカルト界隈のほとんどに影響を残している。
加えてインドの密教や古代の秘教の知識を加え、更に進化論などを加え全く新しい魔術基盤を生み出したその手腕は、彼女の目標の1つと言っても良い。

アレイスター・クロウリー
「いやあれは俺的にノーサンキュー。才能は凄いと思うけど方向がおかしい」
同じく近代でセレマ魔術という魔術基盤を生み出した、20世紀最大にして最悪の魔術師。
黄金の夜明けの教義を通して『人間の魂の位階の進化』にまとめ上げた手腕は認めているが、如何せん行動が過激すぎるので趣味に合わなかった。

クリスチャン・ローゼンクロイツ
「実在するとは……俺としては隠されし首領の一種だとばかり。さ、サイン貰って良い?」
基本的に英霊は死した人物本人とは別である写し身、再現体であると割り切っている彼女だが、そんな事を忘れるぐらいに驚く相手。
そもそも実在しない存在だとしか思っていなかったから出会ったら様々な秘教の知識を授かろうとしてくる。

アンナ=メルキゼデク・ティーベターン
「アイツ嫌い。何でも見透かしたような言動してくる。というか一緒にいるだけで魂まで見透かされそう」
何度か時計塔に出入りするうちに交流があった法政科の生徒。何故か向こうからは気に入られる。
一度「リガルディーの坊の子孫か」などと言われたのが気になるが、特に気にしないようにしている。

サミィ・L・メイ
「どっかで逢ったことある? いや…魔術の、その……使い方というか組み立て方にシンパシーが…」
同じく黄金の夜明けの教義を基にした魔術を使う魔術師。というより当人自身が黄金の夜明けの設立者なのだが彼女はそれを知らない。

函館聖杯探索にて】

時計塔に雇われる形で参戦。彼女の持つ魔術観察眼を買われ、外様のフリーランスでありながら時計塔陣営として聖杯探索に関わる。
……のだが、実態としては体の良い肉壁要員という側面もある。時計塔からしてみれば彼女のやってる行為は目の上の瘤のようなものでもあるからだ。
時計塔の上層部たちは彼女の知識と観察力自体は認めている為、それを利用しつつうまい具合に戦死させれば儲けもの……というのが上層部の思惑。
彼女自身もそれを分かっている為、道中では裏切って各陣営を飛び回る気満々である。あとは聖杯戦争という儀式の解析と、それによる時計塔との交渉が最終目標。
他には、参加者たちが持ち寄る固有の魔術の理論とかを盗み見れれば儲けものと考えている。だが、何と言っても一番大事なのは命である。
優先順位としては、命>>聖杯の情報を持ち帰り、時計塔と交渉≧色んな魔術理論の蒐集>>金銭、という具合。
詳細な彼女の内面や時計塔との交渉に関してはこちらのSSを参照。
ちなみに年齢は、大体冒険本編(2004年+α?)時点で34歳を想定しているので、函館時点では40〜50代前後の可能性が高い。見た目は変わってないがその年齢で俺っ子はやめた方がいいと思う。

秘策

彼女自身、自分のやり方が綱渡りなのは分かっている。
故に、いつか来るだろう『最悪』に備えてとある最終手段を取っておいてある。恐らくこの函館での聖杯探索で使うことになるだろう。
詳細は不明だが、彼女の現時点での知識の集大成であり、ありとあらゆる魔術基盤を継ぎ接ぎ合わせた果ての窮極であると謳っている。
だが厄介な事に、彼女1人で発動する場合は外部から得た使い捨ての疑似魔術回路を通す必要があり、出力は正直言って期待できるものではない。
この秘策が最も輝くのは、誰か協力者がおり、その協力者を通して魔術を発動"させる"場合に限る。
そんな状況が来るかどうかは、まだ不明であるが……。

関連キャラ

時計塔関連
サムナ・アトキンソン
「銀狼の王じゃねぇか!? 本気だな時計塔。こりゃ目をかいくぐって逃げるの無理ゲーじゃねぇか?
 ゼムルプスん所で学べた対獣用の臭い消しならあるいは……? いや、奴が使うのはただの獣じゃねぇ。北欧のベルセルク由来のもあるから恐らくは……っ!
 糞が! 首輪のつもりかよ時計塔!! 首輪付けるべくは向こう側だろ! 飼い主出てこい飼い主!!」
色々と目の上の瘤。追跡に関しては恐らく最上級とも言える魔術師と見ており、裏切りを画策する際に手を焼く相手。
対抗策はなくはないが、その対抗策が使い物になるかを警戒している。恐らく行動に出る時は入念に準備をした後か、やけっぱちになった後である。

李梓萱
「使い魔に蜂を選んだのはナイス判断だ。奴らは古代から勤勉の象徴でもあるからな。女王サマにゃあ従順だ。
 神話では神々の使いとしても書かれる。ラーの涙から生まれた、なんつー話もあるし、もっと伸ばせるんじゃねぇか? メモリ余ってんだろ?
 魔術以外のアドバイスすんなら、ローヤルゼリー飲むと良いかもな。術者自身を女王蜂に見立ててるんだろ? それに、美容にもいいしな」
割と絡む相手。年下だから絡みやすいというのもあるし、相手が一目で「まだ伸ばす箇所ある奴だな」と分かる相手なので、色々知識を開放して伸ばす要素を見出したがるというのもある。
これは純粋に魔術師としての興味本位もあるが、それ以上に恩を売っておいていざという時に裏切るのを手伝って欲しいという打算的な側面もある。

教会関連
基本的には中指突き立てたい相手。だが、報復とかそういうのが怖いのであんまり表立って対立はしない。
彼女の優先順位としては命が最優先なのだが、そもそも魔術を基本全て否定する教会側は彼女の理念と著しく反する。
ので、見逃してくれるのなら逃げはするが、その代償に魔術をあきらめろとか言われたら恐らく噛みついて敵対する。

玖導日向
「ソドムとゴモラか。昔見た天罰術式を思い出すが、ありゃ対象を狭めてる代わりにより強い"浄化"の属性を与えている具合か。
 火相手だから水で……って単純な話じゃ防げねぇだろうな。なにせ神罰由来なんだから。となると……なんか楽しくなって来るじゃねぇか」
相手したくない相手。と言いながらも、割と彼の持つ旧約正典ロトには興奮を隠せておらず、どのようにかいくぐるかをワクワクしながら模索している。
これは彼女の魔術への興味が、教会の持つ正典も対象であるゆえである。あと曾祖父が所属していた黄金譲りのキリスト教への反骨精神もある。

エリザベス・アークティカ
「いや、確かに魔術のトーシロを戦場に立たせるよか銃持たせた方がいいとか思ってたけど!
 糞が! 割と話が通じそうな奴がいるなと思ったらとんだ災難だ!!」
見た目ガキがいるなーと(自分の容姿を棚に上げて)近づいたりする候補筆頭。主に、いざとなったら匿って〜というお願い。
だがそんなものが通る筈もなく銃を突き付けられた。以降、あんまり近寄りたくない相手。

金刺万障
夕刻
その他
カルメズィーン
「アイツ、頭が(頭上で人差し指をくるくる回す)これなんじゃ(掌でパーを作る)ねぇのか?
 と言いてぇが、馬鹿宣うレベルの実力だけはあるようだな。ナチのアーネンエルベの残党か何かか。あの辺色々やってたからなぁ。ヒムラーとかもオカルト主義に耽溺してたし。
 にしても、ありゃどういう冗談だ? 人間が宝具を使うのは何度か見たが、アレは教会の管轄じゃあねぇのか? 誰か俺をぶん殴って夢から覚ましてくれんかね」
一目見て、げっそりとやせ細りそうになるほど嫌な相手。ナチな頭の連中が強者だというのも信じたくないし、今までさんざ聞いた都市伝説がマジだったというのも信じたくない。
総じて、通常の魔術の常識で測りたくない。なので彼をこの聖杯探索の盤面から排除すると提案すれば協力はしてくれるぞ。

鴈鉄梓希
「ほーん、魔術も使える一般人ってトコか? にしちゃあ強化魔術のやり方に筋が通ってんな。特に、ちゃんと方向性が定まってんのはGoodだな。
 魔術を覚えるっつー使命が先にあったってより、自分の戦い方に合わせてブーストの為の魔術を覚えたっつー感じか? 良いねぇ! 俺ァそういうの好きだぜ!
 ただ、ちと感覚が鋭敏すぎるか? 歩き方とか、背後気にしてんのバレバレだぜ。黄金の夜明け特性の瞑想教えてやるよ、特別にロハで」
割と物珍しい目で見る相手。今まで彼女が見て来たのは"魔術師"がほとんどであり、彼女のような、目的の為に魔術を使う"魔術使い"を見るのはかなり貴重だからである。
その為魔術理論の収集とか打算抜きで、彼女の魔術へのアドバイスをしたりする。主に同胞を見つけた安心感とか、偶然見つけた金の卵を伸ばしたい気分に駆られるような、そんな感情に似ている。

テア・フォン・シュターネンスタウヴ
「誰かと思えば天災様じゃねぇか。いいえ誤字じゃありませんよー? 俺様と似通ってる事やってるくせに、才能だけは有り余りやがって。
 1回てめーが作り出した礼装見さしてもらったがありゃどうなってんだ? 宇宙でも作り直したのか? 完全に既存の魔術基盤逸脱してんぞオイ。
 ……まぁ、なるべく関わんねぇようにするわ。出来んならお前の脳みそ貰っていきたいところだが、今は俺の命の方が大事なんでね」
嫉妬心むき出しの相手。天才と凡人、ありあわせと再現不可能という真逆の存在。だが、ただ嫉妬するだけでなく協力出来ればきっと楽しいんだろうなとも思っている。
対面するとついつい嫉妬心で敵対的な口調になってしまうが、その実は彼女の作る礼装を自分なりに分析して、自分の術式に組み込めればいいなと思っていたりなんだり。

呪詛人形
「最ッ高に面白れぇ奴がいるじゃねぇの……っ! お前それ喋ってんの圧縮言語だろ? 俺ぁ聞き逃さねぇぞ!?
 ちょ、どこからこれ再現……あれ? お前もしかして封印指定の!? うぉマジかよ! こんな所で会えるとかさっすが聖杯戦争!!
 あ、この鎧も呪詛絡みで動いてんのか! っはー! これめっちゃ良いわ! 一日中眺めて居たい! ちょ、中入れて!! ちょっとだけで良いから!!」
多分視界に入れると同時に、子供みたいに興奮する相手。言語を組み合わせ圧縮し詠唱を簡易化させるという手法は彼女の源流である黄金の夜明けも試行錯誤していたため、同志を見つけたと(一方的に)思い込んで距離を狭める。
加えて呪詛などと言った魔術も非常に彼女好みであり、とびついて魔術を分析しにかかる。トゥメアー本人が強く出れないと分かるとさらに調子に乗るかもしれない。

■台詞

「初めまして。俺のこと知ってる? 知らないよなー。まぁ知らないでいてくれる方が俺としてもありがたいんだが。
 俺の名はパトリシア。パトリシア・リガルディー。黄金の夜明けの秘儀を全部書籍に纏めた希代の儀式魔術師イスラエル・リガルディーのひ孫と言えば、多少は分かるかな?」

「良いか? 魔術は基本的に類感と感染の世界だ。感染は呪術に近いかもしれんがまぁ魔術に含めて良いだろう。
 そして類感の根幹をなすのが"象徴"だ。四大属性や神を映す像、天や地を象徴する動物群。これらの偶像化は世界中で行われてきた。
 ユングの理論じゃないが、基本的に人間が思いつく神秘なんてどこも似通るんだよ。それを接着剤にすれば、魔術は効率化することが出来る」

「"人の身を超える力を目指す"、ね。うん。この方向は良いと思うぞ? だが目指すビジョンがぼやけてるな。
 ベルセルクやギリシャのライカンスロープに倣うなら獣性。ヘレナ女史に倣うならば魂の霊的進化。オウィディウスの『変身物語』を参考にするも良いか。
 近代でも神代でも何でもいい。目指す先を見据えろ。目標さえはっきりすれば、あとは組み立てるだけだから。それ課題な」

「とりあえず迷ったら3つだ。3つ混ぜろ。三相女神とかよく言うだろ? 神学の三位一体は基礎の基礎だしな。
 錬金術も塩と硫黄と水銀で三要素(トゥリア・プリマ)だろ? 結局それが一番安定する。物理学でも3方向に分散させるのが一番壊れにくいって言うらしい。
 安定するって事は崩れにくいって事だ。つまりなんか不自然な事しても理論が崩壊しにくくなる。なら2つや4つより、3つが一番いい」

「あー……詰まったな……。なんか良いアイディア……。上り詰める…上る…天国とかそういうの……。
 そう言えばマタイによる福音書13章45〜46節で天国を真珠に例えてたような……。真珠は確かセフィロトだとビナーの対応で……。
 んでビナーは至高の母・女性原理の象徴だろう……? "天国に辿り着く"を"女性への胎内回帰"に例えてマウイの死亡と重ね……だぁ無理ある!! ナシナシ!!」

「一番汎用性高いのはー、"うちのは世界中の事柄説明できますよ"ってドヤ顔してる魔術系統だな。
 カバラとかもう最高だね。10の数と22の文字で世界中を説明できるって言うから非常に多数の解釈が残っている。良い中継パスになってくれるよ。
 あと他には、キリスト教の普遍史も良い感じに扱えるね。無理に世界中の歴史や概念を聖書に当て嵌めようと努力してくれたんだ。これも良い接着剤だ」

「─────────お前今なんつった? 俺のやり方ゲテモノっつったか?」

「"できっこない"? そう言ってどう言いたい? 無意味だからやめろってか? そいつぁ俺から一番遠い言葉だね。
 出来ないじゃない。やるんだよ。やり続けるんだよ。出来るまでな。万が一無駄になっても、俺が纏め続けた体系は残しといてやる。
 んで後に、それを拾った俺と同じような馬鹿がなんか行動起こすかもしれねぇ。俺だってお曾さまの書物を読んで影響受けたクチだしな。
 それでいいんだよ。無意味な行動なんざこの世界には1つもない。結果を生み出せなくても、俺の行動は世界に残る。
 残った俺の行動が誰かに影響与える。意味なんか、それで十分なんだよ」

■コメント

自泥の一連の物語群の中で便利に使える魔術解説枠が欲しかった。
あとついでに、公式で出る事もなさそうだしコッテコテの『黄金』系統の魔術師も練りたかった。
メイソンと薔薇十字の2種を受け継いだのが黄金の夜明けなので割と泥にも親和性が高い。

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