最終更新:ID:3bK492le7A 2024年06月09日(日) 07:15:12履歴
「ほら、手を取りなさい?永遠の都へと、ご招待して差し上げますから。ふふふ……」
【元ネタ】インドネシア(ジャワ島)神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ニャイ・ラトゥ・キドゥル
【異名・別名・表記揺れ】ニャイ・ロロ・キドゥル、カンジェン・ラトゥ・キドゥル、「南海の女王」
【性別】女性
【身長・体重】177cm・??kg
【肌色】健康的
【髪色】明るい緑
【瞳色】深緑
【スリーサイズ】87/58/89(人間形態)
【外見・容姿】肌以外全体的に緑色のすらっとした美女。モデル体型だが、出るところはしっかり出ている。(人間形態)
豪奢な装飾の為された緑色の民族衣装に身を包み、蛇竜の下半身を持つ人魚のような姿。(真体)
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:C 宝具:A
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ニャイ・ラトゥ・キドゥル
【異名・別名・表記揺れ】ニャイ・ロロ・キドゥル、カンジェン・ラトゥ・キドゥル、「南海の女王」
【性別】女性
【身長・体重】177cm・??kg
【肌色】健康的
【髪色】明るい緑
【瞳色】深緑
【スリーサイズ】87/58/89(人間形態)
【外見・容姿】肌以外全体的に緑色のすらっとした美女。モデル体型だが、出るところはしっかり出ている。(人間形態)
豪奢な装飾の為された緑色の民族衣装に身を包み、蛇竜の下半身を持つ人魚のような姿。(真体)
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:C 宝具:A
ライダーのクラススキル。霊基そのものが海属性に偏っているため変質している。
「乗り物」に分類されるものほぼ全てに対する騎乗適性。このライダーの場合は海に纏わる乗り物に対しては生物・非生物問わずランク以上の乗りこなし力を発揮する。
豪華客船だろうとマリンバイクだろうと海の男だろうと、海に属するものならば難なく乗り回し自在に操ることが可能。
それ以外の物にもCランク程度の効力を発揮するが、陸の乗り物は酔うらしい。
「乗り物」に分類されるものほぼ全てに対する騎乗適性。このライダーの場合は海に纏わる乗り物に対しては生物・非生物問わずランク以上の乗りこなし力を発揮する。
豪華客船だろうとマリンバイクだろうと海の男だろうと、海に属するものならば難なく乗り回し自在に操ることが可能。
それ以外の物にもCランク程度の効力を発揮するが、陸の乗り物は酔うらしい。
人より転じ、海の支配者となったライダーの権能を示すスキル。
自分の領域である海において、本来サーヴァントの身では発動できないスペックを無理矢理発揮することのできる女王特権。
海上、海中においては下半身が鰭を持つ蛇竜の姿となり、全ステータスとスキルのランクが大きく上昇。こうなると神代の英雄であってもそうそう手のつけられない大駒になる。
海上戦闘に纏わる特別なスキルや「海」そのものへの破壊的な攻撃方法を持たない限り、海でのライダーに打ち克つことはほぼ不可能と言っていいだろう。
また、常時発動効果として水属性ダメージを完全にシャットアウトし、海難によって死霊となりライダーの宮殿に囚われた魂を使役できる。
死霊たちはもともとは一般の人間であっても下級の精霊に変質しているため、大量展開すればサーヴァント相手にも有効打を与えうる。
ちなみに仮に真水の川や広い浴槽などでもそれなりに水があれば真体に戻ることはできる。できるが、スキルの発動はあくまで海水の上のみでありこちらは見かけだけの再現に留まる*1。
自分の領域である海において、本来サーヴァントの身では発動できないスペックを無理矢理発揮することのできる女王特権。
海上、海中においては下半身が鰭を持つ蛇竜の姿となり、全ステータスとスキルのランクが大きく上昇。こうなると神代の英雄であってもそうそう手のつけられない大駒になる。
海上戦闘に纏わる特別なスキルや「海」そのものへの破壊的な攻撃方法を持たない限り、海でのライダーに打ち克つことはほぼ不可能と言っていいだろう。
また、常時発動効果として水属性ダメージを完全にシャットアウトし、海難によって死霊となりライダーの宮殿に囚われた魂を使役できる。
死霊たちはもともとは一般の人間であっても下級の精霊に変質しているため、大量展開すればサーヴァント相手にも有効打を与えうる。
ちなみに仮に真水の川や広い浴槽などでもそれなりに水があれば真体に戻ることはできる。できるが、スキルの発動はあくまで海水の上のみでありこちらは見かけだけの再現に留まる*1。
広く深い溟海の主として、あまねく魂と海を支配するための叡智。
それらを行使するためのスキルが南海の女王であれば、こちらは単なる異能・特権としてではなく知識としてそれらを身に付けていることを示すもの。
かつて他者にその力を教導した逸話がある通り、素養*2のある相手であれば霊体使役・動物会話(水棲)といったスキルや、海に纏わる魔術の伝授も可能。
例え完全に伝授することができなくとも、現代の魔術師に対してならば多少教鞭を執るだけでも数世代分の上達を果たさせることができる。
……もっとも、例え素質があろうと無かろうと、顔か性格がライダーの好みに合致しなければさわりを教えてすら貰えないのだが。
それらを行使するためのスキルが南海の女王であれば、こちらは単なる異能・特権としてではなく知識としてそれらを身に付けていることを示すもの。
かつて他者にその力を教導した逸話がある通り、素養*2のある相手であれば霊体使役・動物会話(水棲)といったスキルや、海に纏わる魔術の伝授も可能。
例え完全に伝授することができなくとも、現代の魔術師に対してならば多少教鞭を執るだけでも数世代分の上達を果たさせることができる。
……もっとも、例え素質があろうと無かろうと、顔か性格がライダーの好みに合致しなければさわりを教えてすら貰えないのだが。
荒波と突風。自然の猛威を示す魔力の奔流。
伝説において、女王の率いる不可視の軍勢は突風と轟音を伴って駆けるとされる。その推進力の正体にあたるものがこのスキルであり、海上では波、陸上では海からの風を自在に操ることで亜音速の三次元機動を実現する。
伝説において、女王の率いる不可視の軍勢は突風と轟音を伴って駆けるとされる。その推進力の正体にあたるものがこのスキルであり、海上では波、陸上では海からの風を自在に操ることで亜音速の三次元機動を実現する。
女神としても信仰されるライダーは神霊適性を持つ。
ただし説によっては元より女神として生まれ落ちたモノではないためか、(少なくともサーヴァントとしては)神核は持たない。
ライダーを精霊 と捉えるか悪霊 と捉えるか、あるいは神として捉えるかという区分はもともと曖昧かつ、歴史や宗教との兼ね合いで時代と共に移ろっている。
近年は映画などの影響で悪霊扱いが増えているため、ご本人はややご立腹である。
ただし説によっては元より女神として生まれ落ちたモノではないためか、(少なくともサーヴァントとしては)神核は持たない。
ライダーを
近年は映画などの影響で悪霊扱いが増えているため、ご本人はややご立腹である。
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:0〜80 最大捕捉:250
ライダーの宝具。本来の姿は、ライダーの棲む海底宮殿。一度捕らわれた魂は、未来永劫地上へ帰ることのできないと言われる深海の冥界。緑の楽園。
海に浚われた死者の行き着く先とされるが、「女王のお気に入りの色である緑色の服を着て海岸を歩くと気に入られ、海に引きずり込まれ永遠に囚われる」という逸話もある*3。
ライダーは、(サーヴァントにこそ通用しないものの)魔術や接触によって人間の魂を摘出して死霊としてこの宝具にストック、強制的に使役するという隷属の力を行使できる。
そんな宮殿を、ライダークラスらしく移動可能な搭乗型宝具と改造した。
本来の姿である竜蛇の半身をすっぽりと納める、空陸海対応の巨大機動兵器。宮殿ドロビウム
この形態でも概念的には宮殿のままであり、死霊や魔力の籠った水を艦砲射撃のごとく発射することができる。
深海の水圧にも耐える堅牢さとライダーの領域としての魔術的バフは空でも陸でも健在。当然「海」として扱われるため、南海の女王スキルも発動する。
強力な分マスターの魔力消費は凄まじいが、それでも本来消費する筈の魔力の半分程はライダーが自ら生成し負担している。
内部は外見以上に広く、マスターや味方を中に乗せての移動も可能。
ただしそのままこの宝具が水中に潜った場合は本来の「脱出不可能の魂の牢獄」という性質を取り戻すため、海中では搭乗員はライダーの許可なく外に出ることが叶わなくなる。
ライダーの宝具。本来の姿は、ライダーの棲む海底宮殿。一度捕らわれた魂は、未来永劫地上へ帰ることのできないと言われる深海の冥界。緑の楽園。
海に浚われた死者の行き着く先とされるが、「女王のお気に入りの色である緑色の服を着て海岸を歩くと気に入られ、海に引きずり込まれ永遠に囚われる」という逸話もある*3。
ライダーは、(サーヴァントにこそ通用しないものの)魔術や接触によって人間の魂を摘出して死霊としてこの宝具にストック、強制的に使役するという隷属の力を行使できる。
そんな宮殿を、ライダークラスらしく移動可能な搭乗型宝具と改造した。
本来の姿である竜蛇の半身をすっぽりと納める、空陸海対応の巨大機動兵器。
この形態でも概念的には宮殿のままであり、死霊や魔力の籠った水を艦砲射撃のごとく発射することができる。
深海の水圧にも耐える堅牢さとライダーの領域としての魔術的バフは空でも陸でも健在。当然「海」として扱われるため、南海の女王スキルも発動する。
強力な分マスターの魔力消費は凄まじいが、それでも本来消費する筈の魔力の半分程はライダーが自ら生成し負担している。
内部は外見以上に広く、マスターや味方を中に乗せての移動も可能。
ただしそのままこの宝具が水中に潜った場合は本来の「脱出不可能の魂の牢獄」という性質を取り戻すため、海中では搭乗員はライダーの許可なく外に出ることが叶わなくなる。
独自の形状を持つ伝統的な蛇行剣。女性用は小さめのため、家庭用包丁程度のサイズ。
蛇のように波打つ刃により付けられた傷は治りが遅く、縫合や魔術治療が難しい。
単なる武器ではなく魔術的なアイテムでもあり、ライダーは近接戦よりは主に魔術の行使の際にこれを振るう。
蛇のように波打つ刃により付けられた傷は治りが遅く、縫合や魔術治療が難しい。
単なる武器ではなく魔術的なアイテムでもあり、ライダーは近接戦よりは主に魔術の行使の際にこれを振るう。
天女の羽衣に似た形状の、ライダーが身に纏う緑色の布。繊細な紋様が施された逸品。
現代インドネシアにおけるselendang*4に近いが、体からは浮いている。
水を含むことで触手のように伸縮自在な武器となり、ライダーの思うがままに無礼者を弾き飛ばす。
現代インドネシアにおけるselendang*4に近いが、体からは浮いている。
水を含むことで触手のように伸縮自在な武器となり、ライダーの思うがままに無礼者を弾き飛ばす。
元が宮殿であるためか兵装部分のみを分離する機能はなく、真名開放するか否かの使い方しかできない。
マスターの魔力負担を考えても基本的には奥の手、切り札であり、搭乗型の宝具ではあるが普段使いにはまったく向いていないと言える。
そもそも海上においては乗騎に乗った一般的なライダーより素で早いため問題はないが、仮にマスターと同時に移動する場合マスターはジェット機で海面を走るような体験をするハメになるだろう。
マスターの魔力負担を考えても基本的には奥の手、切り札であり、搭乗型の宝具ではあるが普段使いにはまったく向いていないと言える。
そもそも海上においては乗騎に乗った一般的なライダーより素で早いため問題はないが、仮にマスターと同時に移動する場合マスターはジェット機で海面を走るような体験をするハメになるだろう。
ニャイ(敬称)・ラトゥ(王/女王)・キドゥル(南)。或いはニャイ・ロロ(古語で娘/現代語で病)・キドゥル、カンジェン(敬称)・ラトゥ・キドゥルなど。*5
偉大にして恐ろしく、美しく妖しい南海の女王。
ジャワ島をはじめとするインドネシア近辺で信仰され、畏れられる霊的存在。
海底の神殿に住むという海と冥界の女王*6であり、適切な捧げ物や信仰を欠かさなければ人に益をもたらすが、その機嫌を損ねれば天災による甚大な被害をもたらすとされる。
彼女の出自については無数の類話がありオリジナルは特定できないが、概ね共通するのは呪いによる皮膚病や王族からの冷遇によって王宮から追い出された未婚の娘が、天の声に導かれるまま南の海へ身を投げたことで変成した、というもの(これは本来ロロ・キドゥルの逸話であったというが、近年は混同が進んでいる)。
その影響で、サーヴァントとしての彼女はかつて自分が高貴な生まれの人間だったことは朧気に記憶しているものの、自分の人間だったころの名前は記憶していない……という状態で召喚される。
召喚された時や昼間に出歩くときなど、陸での姿は一見人間そのものだが、これは魔術による擬態。
本来の姿は南海の女王スキルを発動した際の半蛇竜の姿であり、真体状態であれば特攻スキルなどでも人間と見なされない。
陸上ではスペックが落ちるものの決して戦えないわけではなく、また宝具を展開すれば場所を問わずフルスペックを発揮可能。
とはいえ最もライダーの性能が発揮されるのはやはり海上/海中であり、他の多くのサーヴァントにとって戦いづらい土壌であることも相まって「追われる戦闘」においては異常に強い。
偉大にして恐ろしく、美しく妖しい南海の女王。
ジャワ島をはじめとするインドネシア近辺で信仰され、畏れられる霊的存在。
海底の神殿に住むという海と冥界の女王*6であり、適切な捧げ物や信仰を欠かさなければ人に益をもたらすが、その機嫌を損ねれば天災による甚大な被害をもたらすとされる。
彼女の出自については無数の類話がありオリジナルは特定できないが、概ね共通するのは呪いによる皮膚病や王族からの冷遇によって王宮から追い出された未婚の娘が、天の声に導かれるまま南の海へ身を投げたことで変成した、というもの(これは本来ロロ・キドゥルの逸話であったというが、近年は混同が進んでいる)。
その影響で、サーヴァントとしての彼女はかつて自分が高貴な生まれの人間だったことは朧気に記憶しているものの、自分の人間だったころの名前は記憶していない……という状態で召喚される。
召喚された時や昼間に出歩くときなど、陸での姿は一見人間そのものだが、これは魔術による擬態。
本来の姿は南海の女王スキルを発動した際の半蛇竜の姿であり、真体状態であれば特攻スキルなどでも人間と見なされない。
陸上ではスペックが落ちるものの決して戦えないわけではなく、また宝具を展開すれば場所を問わずフルスペックを発揮可能。
とはいえ最もライダーの性能が発揮されるのはやはり海上/海中であり、他の多くのサーヴァントにとって戦いづらい土壌であることも相まって「追われる戦闘」においては異常に強い。
不遜にして奔放なる女王。ワガママ&フリーダム、命じられることも縛られることも嫌う根っからの王様気質。
召喚に応じた理由も「気まぐれで手を貸してあげる気になった」からだと言い、自らが聖杯にかける願いは存在しない。
緑色とイケメンが大好きで、両者を併せ持つ相手には思わず理性を失い口調が崩れることすらある。
とはいえ普段は権力者らしく舌がよく回り、マスターが命令やお願いをしようにもそこに正当な理由がなければ言い負かしてしまう。
……正当な理由があっても「気に入らない」とそっけなく返して聞いてくれないことも多いが。
令呪による強制命令権すらあまり恐れておらず、「最初から、三回だけならわたくしに命じるという非礼を許す契約を許容しているのです。ですからお好きになさったら?」というスタンス。
女王という言葉の持つ印象よりは言葉選びや口調が若々しく、厳かな印象よりは単に上流階級らしい口調というイメージが合致する。
そのため立ち振舞いは女王様というよりお嬢様寄りだが、時に狡猾な面を見せたり緊急時にも落ち着き払っていたりとここぞという時には大物感を漂わせる。
一方、尊大な性格とは裏腹に勤勉で努力家な面もあり、現代に召喚されてからも機会さえあれば新たな知識を身に付けようとする。
特に海に関することに関しては顕著。海の女王らしく、実力でも知識でも海の上ではナンバーワンでないと気がすまないらしい。
性格こそワガママ盛りで自由だが、意外にも公私の使い分けはしっかりとしており、「サーヴァント」としての役目には殉じようとする。
特に戦闘や戦略に関わる事に関しては真摯にマスターと向き合い、確実に勝ちを狙いに行こうとする。
マスターに個人として命令されることは絶対に嫌だが、あくまでサーヴァントに対するマスターとしての正当性のある命令であればしっかりと聞くという割り切り具合である。
ひたすら真面目に聖杯戦争をしようとするマスターであれば、大きな意見の衝突なく進んでいけるだろう。
ライダーは本質的に他人の真摯な願いに応じてやる事を是とし、それが善の願いであれ悪の願いであれ、人が願うことそのものを肯定する存在である。
気まぐれと本人は言うものの、主としたものが真に望む、尽きぬ願いを持ち続ける限り、ライダーの「気が変わる」ということは絶対にない。
ただし、性格の癖を除けば実際にはそこまで扱いづらくはないサーヴァントであるが、ライダーのことを「人」だと思っていると痛い目に遭う可能性がある。
というのもライダーは人としての記憶こそあれどあくまで地属性サーヴァントであり、分類としては自然の触覚にあたる存在である。
そのため社会通念というものはあまり持ち合わせておらず、特に顕著なものとして人間を殺めたり捕らえたりすることに一切の躊躇がない。
これは自らの行動そのものが善悪という枠組みを越えた自然の摂理である、として振る舞っているからである(実際人を浚う海の神格化なのだから当然ではある)。
決して不必要な殺しを楽しむタイプではないものの、好みの男やいいセンス の服を着た人間がいればおつまみ感覚で魂を抜きかねないし、反感を買えば怒りの言葉を投げ掛けられるより前にあっさりと殺されかねない。
適切な距離感を維持しなければ容易くすべてを奪い去る、まさしく海の女王である。
イメージカラー:深く、暗く、暖かい緑
特技:
好きなもの:緑、イケメン、人の願い
嫌いなもの:美しくないもの、つまらないもの
天敵:海特攻の攻撃をしてくる相手(採用具合によって具体名を追記)
願い:とくになし
【一人称】わたくし
【二人称】貴方
【三人称】あの人、あの方
召喚に応じた理由も「気まぐれで手を貸してあげる気になった」からだと言い、自らが聖杯にかける願いは存在しない。
緑色とイケメンが大好きで、両者を併せ持つ相手には思わず理性を失い口調が崩れることすらある。
とはいえ普段は権力者らしく舌がよく回り、マスターが命令やお願いをしようにもそこに正当な理由がなければ言い負かしてしまう。
……正当な理由があっても「気に入らない」とそっけなく返して聞いてくれないことも多いが。
令呪による強制命令権すらあまり恐れておらず、「最初から、三回だけならわたくしに命じるという非礼を許す契約を許容しているのです。ですからお好きになさったら?」というスタンス。
女王という言葉の持つ印象よりは言葉選びや口調が若々しく、厳かな印象よりは単に上流階級らしい口調というイメージが合致する。
そのため立ち振舞いは女王様というよりお嬢様寄りだが、時に狡猾な面を見せたり緊急時にも落ち着き払っていたりとここぞという時には大物感を漂わせる。
一方、尊大な性格とは裏腹に勤勉で努力家な面もあり、現代に召喚されてからも機会さえあれば新たな知識を身に付けようとする。
特に海に関することに関しては顕著。海の女王らしく、実力でも知識でも海の上ではナンバーワンでないと気がすまないらしい。
性格こそワガママ盛りで自由だが、意外にも公私の使い分けはしっかりとしており、「サーヴァント」としての役目には殉じようとする。
特に戦闘や戦略に関わる事に関しては真摯にマスターと向き合い、確実に勝ちを狙いに行こうとする。
マスターに個人として命令されることは絶対に嫌だが、あくまでサーヴァントに対するマスターとしての正当性のある命令であればしっかりと聞くという割り切り具合である。
ひたすら真面目に聖杯戦争をしようとするマスターであれば、大きな意見の衝突なく進んでいけるだろう。
ライダーは本質的に他人の真摯な願いに応じてやる事を是とし、それが善の願いであれ悪の願いであれ、人が願うことそのものを肯定する存在である。
気まぐれと本人は言うものの、主としたものが真に望む、尽きぬ願いを持ち続ける限り、ライダーの「気が変わる」ということは絶対にない。
ただし、性格の癖を除けば実際にはそこまで扱いづらくはないサーヴァントであるが、ライダーのことを「人」だと思っていると痛い目に遭う可能性がある。
というのもライダーは人としての記憶こそあれどあくまで地属性サーヴァントであり、分類としては自然の触覚にあたる存在である。
そのため社会通念というものはあまり持ち合わせておらず、特に顕著なものとして人間を殺めたり捕らえたりすることに一切の躊躇がない。
これは自らの行動そのものが善悪という枠組みを越えた自然の摂理である、として振る舞っているからである(実際人を浚う海の神格化なのだから当然ではある)。
決して不必要な殺しを楽しむタイプではないものの、好みの男や
適切な距離感を維持しなければ容易くすべてを奪い去る、まさしく海の女王である。
イメージカラー:深く、暗く、暖かい緑
特技:
好きなもの:緑、イケメン、人の願い
嫌いなもの:美しくないもの、つまらないもの
天敵:海特攻の攻撃をしてくる相手(採用具合によって具体名を追記)
願い:とくになし
【一人称】わたくし
【二人称】貴方
【三人称】あの人、あの方
アネット・オンブレ:自らを召喚したマスター。基本的には貴方呼びで、マスターと呼ぶのは戦闘中が殆ど。名前では基本呼ばない。
「召喚された」というよりは、勝手にライダーから寄っていった形に近い。その純粋に幸福を望まんとする欲望と、瞳の色を気に入った。だから、その願いが行きつく先まで彼女の力となる事を決めた。
昼間に街中で遊ぶのはライダーも好きなので、二人で連れ立ってクレープとか食べていたりする。そういう時に金の使い方が荒いのも高評価。
戦闘においては容赦なく彼女の魔力を使い倒す勢いで大暴れし、足りなくなった分は津波を起こしてビーチにいる人間を魂喰い*8するなどして補う。
それすらも許容するマスターであるアネットとの相性は戦略面でもすこぶる良好と言える。もっとも、そうでなくてはライダーは召喚に応じないが。
というように大変気に入っている反面で、アネット・オンブレという個体の持つ「人間性」にだけは、心の中で多少の不満を抱えている。
人である以上逃れられないもの、或いは捨てきれていないもの。その残滓が彼女の獣性を鈍らせ、情けという形で表出するのを見るとどうにも興が削がれ、結果として彼女の命の通り獲物を見逃すこととなる。
真に人ならざるものとして在るライダーはその内心、アネットが怪物になりうる精神を宿しながら、人の枠を外れるほどに踏み外していないことを惜しんでいる。
同時に、恐らく聖杯を手にせずして──いや、仮に聖杯を手にしたとしても──彼女の望む幸福は、決して満たされないであろうことも。
「貴方、本当にいい瞳を持っていますね。綺麗で、研ぎ澄まされていて、宝石のよう。緑だし。……さぞかしこれまで傷ついて、沢山削られてきたのでしょう。そういう目をしているわ」
「わたくしにとっては、知識を深めることもまた娯楽ですから。たまにはこうして、お茶と本を楽しむ時間を、一緒に楽しむのも良いではないですか」
「マスターがこう言っていますので、わたくしも失礼いたします。命拾いしましたわね、貴方達」
「……まったく、肝心なところで優しいのですから。…………わたくしも、人の事は言えませんけれど」
「召喚された」というよりは、勝手にライダーから寄っていった形に近い。その純粋に幸福を望まんとする欲望と、瞳の色を気に入った。だから、その願いが行きつく先まで彼女の力となる事を決めた。
昼間に街中で遊ぶのはライダーも好きなので、二人で連れ立ってクレープとか食べていたりする。そういう時に金の使い方が荒いのも高評価。
戦闘においては容赦なく彼女の魔力を使い倒す勢いで大暴れし、足りなくなった分は津波を起こしてビーチにいる人間を魂喰い*8するなどして補う。
それすらも許容するマスターであるアネットとの相性は戦略面でもすこぶる良好と言える。もっとも、そうでなくてはライダーは召喚に応じないが。
というように大変気に入っている反面で、アネット・オンブレという個体の持つ「人間性」にだけは、心の中で多少の不満を抱えている。
人である以上逃れられないもの、或いは捨てきれていないもの。その残滓が彼女の獣性を鈍らせ、情けという形で表出するのを見るとどうにも興が削がれ、結果として彼女の命の通り獲物を見逃すこととなる。
真に人ならざるものとして在るライダーはその内心、アネットが怪物になりうる精神を宿しながら、人の枠を外れるほどに踏み外していないことを惜しんでいる。
同時に、恐らく聖杯を手にせずして──いや、仮に聖杯を手にしたとしても──彼女の望む幸福は、決して満たされないであろうことも。
「貴方、本当にいい瞳を持っていますね。綺麗で、研ぎ澄まされていて、宝石のよう。緑だし。……さぞかしこれまで傷ついて、沢山削られてきたのでしょう。そういう目をしているわ」
「わたくしにとっては、知識を深めることもまた娯楽ですから。たまにはこうして、お茶と本を楽しむ時間を、一緒に楽しむのも良いではないですか」
「マスターがこう言っていますので、わたくしも失礼いたします。命拾いしましたわね、貴方達」
「……まったく、肝心なところで優しいのですから。…………わたくしも、人の事は言えませんけれど」
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