kagemiya@ふたば - アコロン

【基本データ】

【元ネタ】 アーサー王伝説
【CLASS】 アサシン
【マスター】
【真名】アコロン
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】 男性
【身長・体重】154cm・42kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】緑
【外見・容姿】アルトリア顔・一見すると女性に見える。髪型はショートカット。
【地域】 ブリテン
【属性】中立・中庸
【その他属性】人型・ホムンクルス

【ステータス】

筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:A


【クラス別スキル】

気配遮断:E

 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 視界から外れていれば存在を気づかれにくい程度。

【保有スキル】

諜報:E

 このスキルは気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせないスキルである。
 アーサー王の気配を発する事ができる為、キャメロットの騎士にのみ有効。キャメロット関係者には何故か気に入られる。

魔力放出:D-

 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事で能力を向上させるスキル。
 だが使いこなせているとは言い難く、有り余るパワーに振り回されている。

【宝具】

『彼女に捧ぐ勝利の剣(エクスカリバー)』

ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1-60 最大捕捉:500人
 モルガンが奸計で奪い、アサシンに与えたエクスカリバー。
 アーサー王の情報を使って作られたホムンクルスであるが故、使用する事が可能となっている。
 魔力の低いアサシンでは十全の威力は発揮できないが、それでも相当な威力を発揮する。
 なお風王結界は機能していない。

『彼女が為の理想郷(アヴァロン)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 モルガンが奸計で奪い、アサシンに与えたエクスカリバーの鞘。
 本来の効果の中で、無限の治癒能力のみが発動できている状態。
 そのため、アーサー王とは違って傷は負う。
 だがこの宝具の影響下にある限りは決して死ぬことはなく、致命傷を負ってもすぐに立ち上がる。

『不義隠しの兜(シークレット・オブ・アイデンティティ)』

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 アサシンの素性を隠すためにモルガンから贈られた宝具。モードレッドの『不貞隠しの兜』と対を成す。
 『不貞隠しの兜』とは逆に基本ステータスやクラスを隠蔽する効果を持ち、宝具・固有スキル・剣の意匠といった情報は隠せない。
 聖杯戦争においては、エクスカリバーを振るう謎のクラスとなり、伝承に詳しい者ほどアーサー王に見えるであろう。

【Weapon】

『エクスカリバー』


【解説】

モルガンの作り出した、アルトリア顔の愛玩人形でありホムンクルス。
アーサー王に似た、とあるガリア騎士がホムンクルスの素材の一部として使われ、アコロンというのはそのガリア騎士の元々の名前である。
そこにアーサー王の情報を練り込み、アサシンが作り出された。
外見や気配こそ似ているものの、性能についてはアーサー王には遠く及ばない。
モードレッドのプロトタイプとも言える。

モルガンからは、アルトリア顔である故に愛でる以外にも、理不尽な虐待を何度も受けていたが、アサシンは母であり恋人でもある彼女の事を愛していた。
モルガンもまた、アーサー王と同じ顔をし、自分を愛してくれるアサシンには憎しみだけではなく、深い愛情も抱いていた。
唯一、アサシンがモルガンに不満を抱いていたとすれば、決して「騎士」として扱ってはくれなかったこと。

アーサーの代わりとして精一杯モルガンを愛するアサシンの姿に、
やがてモルガンはアサシンこそが本来あるべきアーサー王の姿でありブリテンの王に相応しいのだという考えに取り憑かれてしまう。

そしてアサシンはアーサー王暗殺のためにキャメロットへと赴くことになった。

キャメロットでは、王の姉であるモルガンから紹介された人物である事から王の配下の一員に登用された。
アーサー王はこの時、モルガンからの差し金であると薄々見抜いてはいたが、アサシンを騎士として迎え入れている。
アサシンの側も、アーサー王に感づかれている事を薄々分かっていたが、
それでも騎士として迎え入れて事にとても感激し、密かにアーサー王への忠節を誓った。

アサシンが登用されてから年月が経ったある日、モルガンによる奸計でアーサー王が陥れられ、聖剣と鞘が奪われる。
モルガンは聖剣と鞘をアサシンに与え、アーサー王を討ち取るように命じる。
アサシンは無敵の宝具を使って、自分よりも圧倒的に力量が上のアーサー王を追い詰めていった。

しかし、自分を騎士として扱ってくれたアーサー王を卑怯な手で殺す事をどうしても承服できなかったアサシンは
聖剣と鞘を自ら放棄し、正体を隠す兜を脱いで、自らの出自とモルガンの刺客である事を明かした。

だが自分はモルガンを裏切る事は決してできないと告げ、王に騎士として一騎打ちを所望する。
アーサー王も、その挑戦に騎士として応じた。

……一騎打ちは、アサシンの敗北に終わる。
アサシンは、最後まで自分を「騎士」として扱ってくれたアーサー王に深い感謝と、今までずっと騙していた謝罪を述べる。
そして、許しを与えると言った王の腕の中で死んでいった。

アーサー王は、顔を怒りと哀しみで歪ませながらも、
モルガンへのメッセージとしてアサシンの遺体を送りつけ、悲劇の責任と哀悼の責任を求めた。
モルガンはその遺体を抱きしめ、死を嘆き、アーサー王への歪んだ想いをさらに募らせたと言う。

【人物・性格】

アーサー王ゆずりの清廉な精神を根っこに持ちながらも、ブリテンではなくモルガン一人を選び愛してくれる。
いつかのモルガンが求めていたかもしれないアーサー王の偶像を具現化した存在。

アーサー王の清廉な精神が基盤になっているが、アーサー王のように潔白な人物ではない。
性格は明るく人懐っこい。
よく言えば優しく、悪く言えば優柔不断。
目の前の欲望に滅法弱いが、でも主には尽くそうとする子犬系男子。

時に愛に溺れ、最後には騎士道に溺れて命を落とす。
そしてそんな自分を自己嫌悪する。
アーサー王には強烈な憧れとコンプレックスの両方を持っている。



イメージカラー:薄い水色
特技:特になし
好きなもの:モルガン
嫌いなもの:特になし
天敵:アーサー王 ケイ モードレッド
願い:円卓の騎士に並びたてる騎士となる事

【一人称】ボク・私 【二人称】あなた・キミ・卿 【三人称】あの方

【因縁キャラ】

アルトリアズ
憧れとコンプレックスを抱いている。
一部、暴走して変な事になっているアルトリアにも素直に憧れ、目をきらきらさせる。


円卓の騎士及びキャメロット関係者
やたらと敵視してくるモードレッド
妙に距離が近くて考えが読めないケイ兄さん
無視するアグラヴェイン
この3人以外とは仲良くやれている。



モードレッド
王の気配を察しているのか、やたら敵視してきて怖い。
モルガンの愛人であることは全然バレてない。


アグラヴェイン
モルガンの愛人であることが完全にバレてる雰囲気。
でも、空気を読んでくれているのか騎士の情けなのか黙ってくれている。
TSアグラヴェインの場合は、彼女の理想の騎士(アーサー王)っぽい匂いと、モルガンの残り香を同時にさせてくる男性というやや複雑な存在となっている。


【コメント】
アルトリア顔な子犬系男子。
TS円卓ではアイドルになるかもしれないしならないかもしれない。
原典からはかなり変えてます。