kagemiya@ふたば - カフラー

     「我が暴虐を心に刻むのだ……暴王ファラオの名と共に……“暴王は偉大なりウェル・エン・カフラー”とな……!」


基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】カフラー
【異名・別名・表記揺れ】カフレー、ケフレン、チェフレン、スフィス2世
【性別】男性
【身長・体重】180cm・99kg→233cm・183kg(宝具使用時)
【髪色】緑寄りの金髪 【瞳色】白目
【外見・容姿】見事な逆三角形の肉体を持つ筋肉隆々の巨漢
【地域】古代エジプト
【年代】古代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:A 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:D 宝具:A
◆完全フリー素材◆

この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!

【クラス別スキル】

対魔力:C

 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+

 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【保有スキル】

聖帝特権:C

 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 後世の批評・風評のためか、父親が所有しているものと比べると劣化している。

天性の肉体:A

 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 エジプトに於いて多くの信仰を集めた“スフィンクス”の生みの親であるカフラーは、逆説的に天性の加護を獲得している。
 あらゆる外的デバフ・肉体ペナルティを無効化し、常に耐久値に補正を得られるが、あまりにも隆々過ぎる肉体故に霊体化が不可能という欠点を持つ。

無辜の怪物:D

 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 ヘロドトスを始めとする学者達から「異端にして冷酷な暴王」とされたカフラーは、常に“悪”として在るように定められてしまっている。
 ……が、実際史実に於いてもそれほど良い王ではなかったので、さほどデメリットとはなっていない。ヒール的な振る舞いが目立つ程度。

【宝具】

暴王は偉大なりウェル・エン・カフラー

ランク:B 種別:対人[自己]宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 生前培った畏怖と威厳、及び死後培った信仰と風評の具現。
 これらを以て己を鼓舞し、肉体を一時的に“偉大なるファラオ”足りうる者へと昇華させる自己強化宝具の一種。
 相手から恐れられれば恐れられるほど、周囲から驚異として認識されればされるほど、カウラーはより“怪物”としての側面を強められる。
 発動中は肉体が大幅に肥大化し、デフォルト状態でも2mを優に超える体格を獲得。歩くだけでも地鳴りを轟かせる程の力を得る。
 仕様上、暴れば暴れまわるほどに効果は増していくが、反面自分よりも目立つ“災害”や“驚異”が居る状況では性能を活かしにくい。
 効果としては、これまでの戦闘回数や舞台となる場所での知名度に応じて自身の筋力・耐久・敏捷値にボーナスを掛ける。
 基本的に効果時間は無いが、相手が戦意を失った場合や戦闘が終了した場合は「敵意」として見なされなくなるため、自然と効果が解けてしまう。

熱砂羅漢獅子身獣アブ・ル・ハウル

ランク:A 種別:騎乗宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
 カフラーが所有する巨大な聖獣。幻想種の最高位に位置する“神獣”であり、言わずと知れた“スフィンクス”そのもの。
 騎乗用として扱う都合上、普段は全長5mほどに抑えられているが、真名開放時には史実のサイズと同格の肉体を獲得する。
 物理的な束縛を受けず、様々な法則を無視した攻撃を可能とし、高い知性を持つ聖獣は宝具そのものがが「サーヴァント」とほぼ同格の戦闘力を有する。
 太陽王が扱うスフィンクスと同質のもので、スフィンクスを生み出したファラオであるカフラーは、この行使に際してほぼ魔力を消費しない。
 故に燃費はとても良好だが、欠点として最大でも一体のみしか召喚出来ず、仮に倒されてしまった場合は再召喚が不可能となってしまう。
 これは太陽王のように「スフィンクスというカテゴリの聖獣」を召喚しているのではなく、「史実に於いて信仰された唯一無二の“大スフィンクス”」を召喚している為。
 その為神秘性や幻想性の面では上回るが、生物的な側面も強く出てしまっており、火炎による攻撃は出来ず頭を切り落とされてしまうと致命打となってしまう。

【解説】

自身を暴王ファラオと称する、ギザの三大ピラミッドに祀られる古代エジプト王、カフラー。
偉大なる聖帝・クフ王の息子にして、彼の暴虐無道な独裁を引き継ぎ、当時の王朝を“106年の闇”とまで言わしめた悪しきファラオ。
ピラミッドは勿論だが、彼はかの有名な「スフィンクス」を建造させた者としても知られており、その知名度は父・クフに勝るとも劣らない。
彼の死後、王位は息子のメンカウラーが継いだとされ、彼はクフ及びカフラーとは打って変わって慈悲深い善王であったと伝えられる。

【人物・性格】

ファラオを名乗るだけあり、優れた実力を持つが傍若無人かつ高圧的。
父親と比べると人間味に欠けていて、純粋に“暴虐と破壊”の限りを尽くす怪物としての側面が強い。
敵味方の区別が付いていない節があり、戦えるならばそれでいいという思想からか、ライダーでありながらバーサーカーと間違われがち。
しかしマスターにだけは一切危害を加えず、時には自身の危険を顧みず庇うことから、根っからの“悪”ではないという事が伺える。
非戦闘時は以外にも大人しく、霊体化も出来ないためか常にマスターの側を付いて歩く。故にとても目立つ。
また高い所が好きで、戦闘時にも常にスフィンクスの上で仁王立ちしており、日常でも基本地面よりも高い場所に陣取る。
故にレストランなどでテーブルの上に立ったり駅のホームでベンチの上に立ったり等、その異様な風貌に拍車をかけてしまっている。

基本的にどんなサーヴァントにも高圧的な態度を崩さないが、父親だけは例外。
父親の前でのみ、カフラーは厳つい“怪物”ではなく穏やかな“息子”としての表情を見せ、彼とともにいる間のみ“無辜の怪物”の効果が打ち消される。
理由は明白――――彼は、捻じ曲げられていない正しき「息子カフラー」を知っているのだから。


イメージカラー:濃い黄緑
特技:圧政、破壊
好きなもの:高い場所、ビール、親父
嫌いなもの:平民と同じ地位、インスタント食品、息子
天敵:親父クフ
願い:「願いは無い……英霊として在る以上……喚び出され、戦い続けるだけだ……!」

【一人称】俺 【二人称】貴様、お前 【三人称】奴、奴ら、あの男/女

【因縁キャラ】

クフ:父親にして唯一崇める聖帝
 上述のように「生前の彼」を知っている数少ない人物である為、信頼出来る相手であると同時に天敵でもある。
 余談だが、カフラー王のピラミッドはクフ王のものよりも僅かに小さく、これはカフラーが父・クフの偉大さを称えるためであったともされる。

メネス:信仰を抱く原初のファラオ
 父親とは別ベクトルでの尊敬を抱いており、ファラオとして崇めるべき存在であると認識している。
 但し英霊の座に於いてもまだ巡り会う機会には恵まれていない。

オジマンディアス:後のエジプトの太陽王。王の中の王。
 自身が生み出したファラオを貸し与えており、その扱いが中々に巧いため比較的好意的。
 しかし唯一無二の存在であるべきスフィンクスを幾体も召喚していることに関しては少々不満な様子。

【コメント】

クフ王の息子でスフィンクスを作らせた(ヘロドトス的に)わるいふぁらお
イメージとか振る舞いは某伝説の超サイヤ人です