kagemiya@ふたば - クィントゥス・ファビウス・マクシムス
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基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】シールダー
【真名】クィントゥス・ファビウス・マクシムス
【異名・別名・表記揺れ】クンクタートル、ローマの盾
【性別】男
【身長・体重】175cm・70kg
【肌色】肌色 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】大盾を背負った軽装の青年
【地域】共和制ローマ
【年代】紀元前2世紀ごろ
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・ローマ
【ステータス】筋力:E 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:B

【クラス別スキル】

対魔力:B

騎乗:C

自陣防御:C

【保有スキル】

仕切り直し:C

戦闘続行:C

ストーキング:A

標的を追い求め続けるためのスキル。
戦術的知識、経験則、直感からなる最高クラスの追跡術。
勇将ハンニバルを相手に10年以上追跡を続けた勲章。

破壊工作:B+

戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。トラップの達人。
ランクBの場合、進軍前の敵軍に四割近い損害を与えることが可能。ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。

【宝具】

『ローマの盾(スクトゥム・ロマエ)』

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:400
ハンニバルに対して行った遅延戦術の具現化。
自身の攻撃を封じることで行う徹底的な魔力補給の阻害、永久に続く追跡、どこからか向けられる視線。
ターゲティングされた対象は以降魔力補給が不可能となることに加え、シールダーに所在を把握されることになる。
魔力補給の阻害は複数の対象にも行うことが可能。
けっして攻撃はしてこないものの執拗な追跡と、行く先々での破壊工作は、確実に対象の精神をえぐる。
魔力消費が大きいサーヴァントに対しては追跡がなくとも効果は覿面、そうでなくとも行動を大きく制限されることになる。

【Weapon】

『スクトゥム』

楕円形の大盾。普段は背負っている。
直接攻撃を受け止めるより受け流す使い方を得意とする。

【解説】

共和制ローマの政治家かつ軍人。対ハンニバル裏の主役、ローマの剣と盾の盾担当。
カルタゴの雷光を相手に遅延戦術を繰り広げ徹底して戦闘を避けたことは有名だが、マルケルスのように目に見えるような勝ち星はない。
緒戦におけるハンニバルの新たな戦い方に即座に対応できないことに気付いた彼は、ひたすら戦闘を避け、カルタゴ軍の進軍先の街を焼き徹底的に遅延する策に出る。
この戦法を以てしばらくハンニバルを押しとどめるも、時間をかけつつ目立った戦果の出ないこの作戦は、弱腰との批判を受け将軍職を外されてしまう。
同時期にハンニバルを見失ったのも理由としては大きい。彼の異名である「クンタートル」は本来彼に向けられた罵声の1つであり、「のろま」「ぐず」を意味している。
後を引き継いだ政敵がゲロニウムの戦いに敗れるとそれを助け、後任の執政官がカンナエの戦いで敗れると、再び対ハンニバルの矢面に立つ。
これによりファビウスの評価反転、「クンタートル」の意味も「細心」「周到」と言った意味を持つ敬称へと変わった。
以降は初期同様の遅延戦術を繰り広げつつ、「ローマの剣」マルケルスと分担しカルタゴからローマを守り続けた。
紀元前203年死去。ハンニバルのアフリカへの帰還は見たものの、真の決着の前の死であった。

【人物・性格】

のんびり屋の青年であり、軍人でありながら積極的に戦いを求めることは少ない。挑発されようと後ろ指刺されようと自身のペースを崩すことはない。
徹底的に戦闘を避けつつ、しつこく相手を追跡し続け消耗させるのが本業ではあるが、直接戦闘も不得手というほどではない。
じっくり思考することが多いが、傍目には何もせず佇んでいるように見られてしまうことも多い。
主に活躍した第二次ポエニ戦争時はすでに五十を超える老境であったが、スキピオの勝利から思考の柔軟さを求めて第一次ポエニ戦争に参加した若い姿を取っている。
のんびりとした喋りは時にマスターをイラつかせるものとなりかねないが、彼の堅実な立ち回りはマスターをよく守るであろう。
追跡を開始したときは、そののんびりとした態度のまま妨害のためにあらゆる手を尽くす。時に民間人への被害もためらわない。
マスターに制止されれば手を緩めるが、同時に遅延戦術の効果が落ちることへの不満を率直に述べる。
のんびりとはしているが彼はあくまで軍人であり、生前あまり味わえなかった勝利の味を求めているのである。

イメージカラー:空色
特技:時間稼ぎ、昼寝
好きなもの:ローマ、のんびりとした時間
嫌いなもの:慌てること
天敵:ローマ市民
願い:ザマの戦いを見届ける

【一人称】僕 【二人称】君 【三人称】あの人、彼、彼女

【因縁キャラ】

ハンニバル・バルカ
勝てないまでも負けない戦いに徹した宿敵。味方としては心強い相手と大いに歓迎し、敵ならば生前同様徹底して戦闘を避ける。

マルクス・クラウディウス・マルケルス
自身とは対照的にハンニバルと戦い続けた同僚。ローマの剣。友として、ローマのために命を張った英雄として最大級の敬意を払う。

スキピオ・アフリカヌス?
カルタゴ本国に攻め込み、最終的にハンニバルを撃破した同僚。生前はあまり折り合いがいいとはいえなかったが、自身が諦めたハンニバル撃破を達成したことで畏敬の念を持つ。
彼の勝利を自ら見ることが現在の目的。

ローマ皇帝:
自身が生きた時代とは違うローマの形。その強さに関係なく守るべき対象。

フラウィウス・アエティウス
自身同様ローマを守るために戦った将軍。自分たちと同じローマを守ろうとする思いが続いていることを喜ばしく思う。

ロムルス:
当然のように畏敬の対象。自身とは違う守りの宝具にも強い興味を持つ。

ヘクトル、レオニダス一世:
自身と同じ軍を率いての防衛の英雄。多に対して少で相対し見事戦い抜いた彼らに尊敬の念を持つ。

【コメント】

ハンニバルを相手に延々時間を稼いだ男。ハンニバルの戦歴のほとんどは彼のストーキングに合っていたと考えていい。
ポエニ戦争メンバーで最年長にもかかわらず一人だけ若い。

FGO風セリフ