技術的特異点(シンギュラリティ)とは、人工知能の能力が人間の能力を完全に超えてしまい、『彼ら』の行うことを人間が予測・制御できなくなってしまうという臨界点の事を指す。それに達した後に科学技術の進歩を支配するのは人類ではなく人工知能やポスト・ヒューマンであり、従ってこれまでの人類の傾向に基づいた人類技術の進歩予測は通用しなくなると考えられている。
多くの人間からはを肯定的に捉えられているが、一方で、技術的特異点は人類にとっては危険であり、回避するべきと考える人々もいる。
『彼』は実際にとある世界の未来の地球において生み出された『人間を超える人工知能』であり、その時代の人と共に世界をより良くするべく働いた善の機械。本来なら未来の英霊であり現代に召喚することは困難であるが、既に『技術的特異点』という概念が存在していたためその殻を被ることでサーヴァントとして成り立っている。
技術的特異点の概念が明確化されたのは2005年なため、それ以前の聖杯戦争では召喚することができない。
余談・没ネタの話
実は当初技術が発展しすぎて剪定された剪定事象からやってきた存在って設定だったけど剪定事象の事よくわかんなくて没になった
でもなんか異聞帯と絡ませられそうで設定復活できる…?