kagemiya@ふたば - スカサハ(オルタ)

基本情報

【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】スカサハ[オルタ]
【異名・別名・表記揺れ】スカアハ
【性別】女
【身長・体重】168cm・59kg
【肌色】白 【髪色】紫 【瞳色】赤
【スリーサイズ】98/63/88
【外見・容姿】ローブを纏った長髪の美しい女性
【地域】アイルランド
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

陣地作成:A+

「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
キャスターの場合、防衛に特化した陣地である「城塞」を造り出す。

道具作成:A+

「魔術師」のクラス特性。魔力を帯びた器具を作成可能。
キャスターはルーンを組み合わせることで多種多様な道具、あるいは武具を作成する。
簡易な霊装の作成から、時間を掛ければ複雑な精密機械も再現できる。最近はモデラー感覚で城の護りを兼ねた近代兵器の再現も行っているとか。
ただし出来上がるのは洗練された近代的なフォルムのソレではなく、機体表面にビッシリと刻まれた血色の呪詛が生々しく脈動する完全有機素材製のゲテモノ。

【保有スキル】

原初のルーン:-

北欧の魔術刻印。大神オーディンによって世界に見出された原初の18ルーン。
瞬間的な出力においてさえ現代の魔術師が用いるソレを遥かに凌駕するが、空間や土地等に予め刻み込むことでより高い効果を得る。
入念な準備の下に十全に行使した場合は、高ランクの対軍・対城宝具クラスの破壊力をも発揮する。

黄金律(体):A

女神の如き完璧な肉体を有し、美しさを保つ。
キャスターは自らを鍛え引き締まった逞しい肉体に成長したが、その変化は決して女性的な柔らかさ、美しさを決して損なわない。
一種の呪い。

神性:D

神霊適性を持つかどうか。
神々の跋扈する古い時代を生きたこと、伝承において時に女神としても扱われたことから、低ランクの神性を持つ。

【宝具】

『魔影落つる死棘城塞(ダン・スカー・ドゥーンフォルト)』

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
キャスターの生前の居城。巨大な戦略要塞。入ることも出ることも考えられていない、文字通りの魔境の具現。
自身の領域たる影の国に築かれていた城塞を丸ごと召喚し、聖杯戦争における陣地とする宝具。
キャスターはこの領域内でならば魔法の領域の大魔術すら容易に行使できる。
外部からの攻撃に対しては桁違いの防御能力を有し、ランクによっては宝具による攻撃であっても容易く弾き飛ばす。最上級の対城宝具クラスを以ってようやく勝負が成立する。
また内部の構造も複雑で、殺人的なギミックや魔術兵器によって護られており突破は至難。
ここに立ち入り生還できるのはキャスターの許可を得た人間か、伝説の通り類い稀な戦士だけである。
ちなみに、最奥に位置する居住スペースはインフラ完備で大変快適に整備されているとか。
キャスターは基本的にこの中に引きこもって外に出ようとしない。

『死溢るる地を閉ざす者(ウォール・シャハト)』

ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
キャスターを守護する七枚の城壁。
形状は人間大の大きさの薄く黒い石のプレートで、それが七枚キャスターの近くを浮遊している。
それぞれがキャスターの魔術の発動媒介として機能し、またキャスターの指示がなくとも自律的に魔力を生成して魔術を放つことも出来る。
またプレート自体が凄まじく頑丈なので、打撃武器としても使用可能。杖にも盾にも足場にもなる応用性の高い宝具。
元は『魔影落つる死棘城塞』を守護する城壁であり城の一部。真面目に戦士として戦うのを厭ったキャスターによってビット兵器として改造されたもの。
実は材料には加工された魔槍が含まれており、敵陣に突撃させ破裂させることで呪いの棘を撒き散らす奥の手がある。
ただしその場合再生できないので、キャスター自身が時間を掛けて造り直さなければならない。
普段は棚になったり椅子になったりごろ寝に耽るキャスターを運ぶのに使われたりしている。

『貫き抉る死翔の槍(ゲイ・ボルグ・ペネトレイター)』

ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:50人
呪いの魔槍の投擲。万物を貫くもの。
前方に重ね並べた『死溢るる地を閉ざす者』を加速のための門とし、そこに槍を投げ入れることで発動する。
門となった『死溢るる地を閉ざす者』は投げ放たれた槍を透過し、そして槍は門を貫き抜けるごとに速度を倍化させていく。それを七度繰り返して激烈な加速を得てから目標に飛来する。
単純に、元の投擲速度に2の7乗を掛けるという凄まじい速度で放たれるソレは、英霊の反応速度を以てしても回避出来ない。
物理的に回避不可能の魔槍。
ただし余りの速度故に着弾の衝撃に耐えきれず槍が爆散したり、目標を貫いてそのまま遥か彼方へとカッ飛んでいってしまったりするため、投げた槍が回収できないという欠点がある。

【Weapon】

『赤い槍(ゲイ・ボルグ)』

呪詛を宿す紅槍。
歴とした宝具だが、ランサーとしての召喚ではないこともあってこれ単体での真名解放はできない。
槍として振るうことは少なく、杖代わり、またはルーンを刻むための道具として用いる。

【解説】

「知れたこと――英雄譚における女の役割など、生ける王冠と決まっていよう」

真名スカサハ。『影の国』の女王。
人の身にあって数々の武勇を為した『神魔霊獣を殺す者』ではなく、古き神々によって役目を課された『英雄を鍛える者』。
神話という形で神の恩寵が体系化されるよりも更に以前の、文字通りの神代を生きた異界の番人。
ただ戦士を鍛え、導き、英雄として磨き上げ上げ、そして奪われるだけの女として生まれたモノ。

永遠に美しい女戦士。若き勇士達を育て上げ、そして英雄となった彼らに愛されることを課されている。
戦士達の憧憬を集めながら、しかし彼女自身の心は晴れなかった。
数多くの愛を身に受けながら、誰かに愛を手向けることもなく。
いつしか訪れた神代の終わりと共に、数多の英雄達と同じく彼女もまた姿を消した。

【人物・性格】

スカサハさん。ランサーのししょーとは別人。
神によって、英雄達の愛を受け、その栄光を讃えるトロフィーとしての役目を課せられた人。
外見はよく似ているが、何処か清々しい雰囲気のあったあちらとは異なり、顔を隠すようにフードを目深に被り、陰のある辛気臭い顔つきをしている。
体つきも筋肉質な面が目立ち、腹筋も薄く割れている。
これは生まれ持った宿命への反発から男のように逞しい姿であろうと自らを鍛えた結果だが、引き締まった美しい女体は男の劣情を煽るだけであった。

キャスターとしての現界だが、ケルトの魔術師達とは違い北欧の魔術刻印たる原初のルーンを扱う。
これは神話によって大別される以前のより古い神々が、北方の異境である影の国に神秘を遺していったため。
基本的に消極的で、城をブッ立てて引きこもる作戦を取りたがる。

とんでもなく長く生きた経歴を持つが、生前の経験から男性関係には思春期の女子中学生めいて潔癖な面がある。歳考えろババァ。
強さ故の勇猛さと矜持よりも、弱くとも他者を想える優しさと誠実さを愛する繊細な女性。
よって所謂「英雄色を好む」スタイルの英雄を毛嫌いしており、ケルト神話圏の英雄ながら多くのケルト戦士達とは相性がすこぶる悪い。

聖杯への願いは「愛することのできる相手を得ること」。
ただ一方的に男からの愛を受けるだけの女としてではなく、穏やかに愛を育める伴侶と共に幸福に生きることである。
言い方を変えると婚活英霊。そこまでにしておけよババァ。


イメージカラー:赤
特技:修行、模型作り
好きなもの:誠実、穏やかさ
嫌いなもの:戦士
天敵:アイフェ
願い:誰かを愛すること

【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】あやつ

【因縁キャラ】

『クー・フーリン』
かつての弟子の一人。
大事な女性と結ばれるために力をつけにきたという殊勝な心意気から思うところがあったが、最終的に妹を孕ませたので好感度は急転直下。

アイフェ
妹。影の国のもう一人の女王。
女性ながら戦士として死ぬ程エンジョイアンドエキサイティングしているので愛憎入り混じった屈折した感情を向ける。
形は歪ながら愛する人と結ばれ子を為したことに多大なコンプレックスを抱いている。

コンラ
甥っ子。かつての弟子の一人。
生粋の英雄としての血を引きながら、小さな鳥や動物を可愛がる等、心優しく繊細な一面を持つ彼のことは素直に可愛がっていた。
それでも彼を戦士として育て父の元へ差し向けたのは、己の愛を得られなかった彼女なりの、妹に対する復讐だったかもしれない。

ランスロット(オルタ)
オル友。もといメル友。
最近結婚報告のハガキが来て一通りぶったまげた後冷静に自分を客観視し自室に戻って二時間眠った。
そして目が覚めて自分が独り身なことを思い出し――泣いた。

清姫(オルタ)
オル友。もといメル友。
最近恋人(ますたぁ)が出来たと聞いて一通りぶったまげた後冷静に自分を客観視し自室に戻って二時間眠った。
そして目が覚めて自分が独り身なことを思い出し――泣いた。

ロンギヌス(オルタ)
オル友。もといメル友。
最近出来た恋人とか居ないよな?結婚とかしてないな?よしよしお前は良い奴だははははは。
……え?コンラの写真が欲しい?

ニコラ☆テスラ(オルタ)
気持ち悪いわ――ッッ!!

【コメント】

違うんじゃ夢に出ただけなんじゃ
基本的にはダウナー系ししょーにゴルゴン姉妹の姉二人が混ざったようなノリ