kagemiya@ふたば - セオドア・リーベルス

基本情報

【氏名】セオドア・リーベルス
【性別】女
【年齢】二十歳
【出身】バチカン市国
【身長・体重】156cm・トップシークレット
【肌色】白【髪色】金【瞳色】紫

【属性】中立・中庸
【魔術系統】霊媒魔術
【魔術属性】虚数
【魔術特性】封印
【魔術回路】質:C 量:B 編成:正常
【起源】堕落

【所属】『五の濠』
【称号】『渡し守』

特殊技能など

リーベルス流変装術

リーベルス一族に代々受け継がれる変装術。
秘伝の変装セットを用いればアラ不思議。瞬くうちにアノ人に。
上手な変装の秘訣は生活を共にすることとかなんとか。

リーベルス流柔術

リーベルス一族に代々受け継がれる武術。
元を辿ればリーベルス流変装術もこの柔術の技の一つ。
遥か昔、開祖となる先祖が夢枕に神の声を聞いて習得したらしいが眉唾。
セオドアの得意技は投擲と分身。

礼装・装備など

変装セット

万能マスク。アンチョコ眼鏡。変声飴などなど。
便利な道具の数々はリーベルス一族が培ってきた変装技術の結集。
ちなみに礼装は一切含まれず魔術も必要としない。
純粋な技術が織りなすちょっと魔術の域に達した変装がここにある……

外見・容姿の詳細など

大きな眼鏡を掛けたボッサボサの金髪美女。巨乳。
家では常に極東の"WAHUKU"をだらしなく着崩している。

人物像

『災裾』を受け継いだ兄同様、影武者である『渡し守』を受け継いだ女性。
常に屋敷の一室に監禁されており、『渡し守』の要請がない限り敷地に出ることも出来ない。
リーベルス一族が犯した第二の罪とも呼べる、人間性を簒奪された『五の濠』の"闇"の象徴。

イメージカラー:洗いざらしなシーツの白
特技:変装,FPS,料理
好きなもの:ゲーム全般,兄がたまに買ってくる洋菓子店「ロンド」のオムシューケーキ,
苦手なもの:片付け,犬(昔飼っていたが既に亡くなった)
天敵:日光,恋敵のメイド
願い:特にない

【一人称】わたし/セオ 【二人称】キミ

来歴

『五の濠』の影に潜んできたリーベルス一族。その中で最も色濃い影、『渡し守』。
粛清者の真実を覆い隠すために存在するこの役目に就いた者が歴史の表に浮き上がることは二度とない。
変装の精度を保つため当代の『災裾』と常に生活を共にする彼らにはプライベートなど存在せず、
『渡し守』となった瞬間からリーベルスの屋敷を歩くことも許されぬ監禁状態で生涯を送る。
対応する『災裾』が引退すれば禁錮から開放され失った自由を再び手にすることができるが、
多くの『渡し守』が役目から開放されるのは老人に近づいた頃合いで今更やり直しも出来ない。
彼らが束の間の余暇を得られるのは『渡し守』の職務を全うするその時だけ。
友人も、恋人も、家庭も、何一つ得られないまま孤独に彼らは死んでいくのだ。
『渡し守』は生涯の安定を与えられるが奪われた物と決して天秤は釣り合わないだろう。
セオドアは次代『災裾』として生を受けたアルメア・リーベルスの妹。彼女の人生は生まれる前に閉じていた。
この先、セオドアは外の世界を知ることが出来ぬまま狭い屋敷で『渡し守』として悲惨に朽ち果てていく……

……………………はずだったのだが。

性格

趣味と実益込みで屋敷に軟禁される人生に甘んじているヒモノオンナ。*1
敬虔なカトリック信徒が揃うリーベルス一族だが、起源が起源なせいか彼女は唯一無宗教。
昼は寝て夜はごろつく神の教えに中指立てるような自堕落ニート生活を最高の人生と公言し、
使命と本来の職務"だけ"には勤勉な兄、アルメアにも度々呆れられている。

堕落の起源によって倒錯しておりブラコンを超え兄を異性として愛しているため、
変装相手を観察する『渡し守』の使命、という体で屋敷ではアルメアと同居している。
衣食住どころか寝るときも同じダブルベッド。バスルームに影が見えれば裸で乱入するのが日常。
そんな感じで日常的に露骨なモーションを掛けているが、兄には全く相手にされていない。

二つ年下のネーナとは兄を奪い合う(※奪い合えてない)ライバル関係にあり、
同居生活でのイチャイチャ(※していない)をネーナに自慢しドヤ顔を作っては、
『五の濠』でネーナに囁かれた愛の言葉(※囁かれてない)を聞いて歯噛みする。

また、とあるオンラインFPSのチャンピオンで、出場した全ての大会で常に王座を防衛してきた。
その素性は聖堂教会の力を以て隠蔽されているため、どんなに優れたハッカーでも追えないと一部界隈で有名。
リアルの一切を漏らさず、決して賞金を受け取らないストイックなプレイスタイルで注目を集めていたが、
米国のe-sportチームから莫大な契約金と共に持ちかけられた勧誘を即座に蹴ったことで話題性と知名度が爆発。
ネット上ではミステリアスなベールに包まれた凄腕トップゲーマー『acheron』としてカルト的人気を誇る。
オンライン大会専門なためテリトリーは狭いが、その狭さが逆に人気の秘訣となっているようだ。

役どころ・コンセプトなど

バチカン唯一のニート。
リーベルス家イチの(ある意味で)勝ち組。

因縁キャラ

アルメア・リーベルス
アル。彼女が慕う最愛の相手。
重度の監禁状態にあるセオドアがなんだかんだ楽しくやれてるのは兄との同居生活あってこそ。
セオドア的には内縁の妻のつもりで「最近は仕事も忙しく夫婦の時間が取れずセックスレス」
……という設定の妄想を生活に挟み込んで兄が手を出してこない現状を飲み込んでいる。
ダーリン呼びには憧れがあったがアルメアに信じられない馬鹿を見るような目をされたので封印中。
「おかえりなさい! それじゃ、ごはんにする? お風呂にする? それともセオを──。……アル……謝るから駄目な子を見る目はやめて」
 
ネーナ・コウフウ・リカシャズィア
ネーナ。恋敵。
リカシャズィア家は代々『渡し守』の世話役を努めており、その縁でネーナとは実の姉妹のように育った。
そのせいかネーナが口に出さずに思っていることがなんとなくわかるので、
彼女らが会話する時は黙り込んだネーナにセオドアが喋り続けるという異様な光景が浮かび上がる。
ネーナの恋の良き理解者であり、リーベルスの屋敷でのラブっぽいイベントは全力で妨害しに行く。
「ネーちゃんネーちゃん。新しいゲーム買ってもらったから一緒にやろっ! 1人だとアタッチメント集めが面倒でさー」

コメント

彼女がすぐ部屋を散らかすのがアルメアが掃除を得意とする原因。
更に実の妹からの絶え間ない誘惑と信仰の間での板挟みがナルシストに目覚めた原因。
ついでに、そのうち本当に性的に食われるのではとの懐疑と恐怖が結婚願望高い原因。
もっと言えば『爪』の冷ややかな目線に耐えて出来うる限りオフィスに長居する原因。

でもクズなのは誰のせいでもなく元から。