kagemiya@ふたば - ソグン

【基本情報】

【元ネタ】北欧神話『名の諳誦(増補版)』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ソグン
【異名・別名・表記揺れ】Þǫgn
【性別】女性
【身長・体重】171cm・57kg
【肌色】透き通るような白
【スリーサイズ】98/61/86
【外見・容姿】兜を被った漆黒のドレスの女性、兜の中に首はない
【地域】北欧、アイルランド
【年代】神代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・ヴァルキリー
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:B

【クラス別スキル】

騎乗:A
ワルキューレとして模範的な程度の騎乗能力。
通常の獣や乗り物ならばあらかたを乗りこなし、
狼、もしくは馬の種類ならば神獣クラスでも乗りこなせる。
彼女の場合常に首なしの馬を連れそれに騎乗する。

【保有スキル】

神性:-(B+)
本来は半神として扱われるワルキューレだが、彼女はワルキューレとしての姿を捨て去って現界している。
そのため彼女は神性として扱われない。

死を纏う者:A+
彼女は死を告げる者である。
ヴァルキュリアとはそれ即ち元来は冷酷なる死神であった。
しかし彼女たちは守護霊フィルギャと同一視され、戦乙女となった。
だが彼女は違う。いまだ己の役割を曲げず、死神で在り続ける。

魔力放出(影):A
彼女の持つ特異な魔力放出。
己の魔力を影として放出し、それを形都市様々な武器、使い魔とする。
主には大鎌を作り武器とし、そして首のない馬を作り乗り物とする。

【宝具】

『死亡告知(ブラッディ・スコール)』

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-400 最大補足:300人
死に近い者へ死を告げる、変質した…いや、本来の彼女の在り方を形とした宝具。
血の雨を降らせ、命中したものを対象の幸運値に応じた一定期間、1〜7日後に死亡させる。
彼女によく似た……いや、在り方が同じ存在である首なしの武士も同じ宝具を使う。

『純白の導き(ヴァルハラー・コール)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大補足:100人
ワルキューレとしての彼女の在り方が宝具となったもの。
勇気ある兵士をその手で優しく包み込み、ヴァルハラへと導く。
その包まれた対象は、各種回復効果やステータスの上昇などの効果を使用できる。
彼女はそういったワルキューレの在り方を否定しているため、この宝具は本来使用されない。
だが彼女が戦いの中で何らかの心変わりがあれば、ワルキューレの在り方を認め使用されることもあるだろう。
ヘルフィヨトルの『戦乙女流星騎行(ディー・ワルキューレ・メテオール)』とは似て非なる物。
あちらはワルキューレの在り方を攻撃に転用し、こちらは回復・癒しに転用したものである。

【Weapon】

『大鎌』
彼女が己の影を練って作り上げた鎌。
形は自由自在の為剣にも槍にもなれるが彼女の精神性上鎌になることが一番多い。
肉体を傷つけることはないが魂を切り裂く。切られたものは数分〜数時間放心状態となる。

『コシュタ・バワー』
彼女が乗る馬。これも彼女の影から作られた使い魔であり姿かたちは彼女の思うがまま。
ただし質量はそのままの為馬より大きいものになれない。

【解説】

北欧神話に伝わるワルキューレの1人。その名は『沈黙』を表す。

彼女が沈黙をするのには、訳がある。
彼女たちワルキューレは元々は冷酷な死神であった。
しかし彼女たちの上司は言った。人に優しき戦乙女であれ、と。
彼女たちはそれに従い、兵士たちをヴァルハラへと導く戦乙女としての在り方を受け入れた。
しかし、彼女ソグンだけはその在り方に納得がいかなかった。冷酷なる死神である自分に誇りを持っていたからだ。
優しく兵士を天国へ導くなどまっぴらごめんだ、死と言う物は兵士だけじゃない、すべての人間に平等に訪れるのだと。
しかし、彼女の父であり上司である彼の命令に彼女は逆らえない。ゆえに彼女は口を閉ざした。己の誇りを貫くべく。
戦のない日はワルキューレは糸を編む。しかし彼女だけは夜な夜な出かけた。己の本来の在り方を遂行すべく。
顔を知られぬように首を切り落とそう。そして死の近づいたものに死を告げよう。血と臓物をぶちまけて、
死への恐怖を思い出させよう。そうした行動をつづけた彼女の存在はやがては伝承となった。

───────────首なしの死を告げる妖精、デュラハーンと……。

沈黙の名の通り、まったく喋らない。というか喋れない。
首から上がないが、触ると確かに感触があり、首無しというより透明化に近い。
本来の顔はワルキューレにふさわしい美人であるがそれを言うと怒る。

【人物・性格】

己の矜持を常に貫く頑固者。
自分たちワルキューレは冷酷な死神でなくてはならないと考えを曲げない。
さらに首がなくしゃべれないため意思の疎通も難しい為、二重にコミュニケーションが難しい。
だがなにかきっかけがあればその固く閉ざした心を開いてくれるかもしれない。
本性は非常に優しい性格をしているためパートナーにすると心強い。

見た目が非常に目立つため、その時代に合った服装にするのにためらいがない。
最近は首がないのを隠すのに適した服装として、フルフェイスヘルメットとライダースーツ、
そして使い魔の馬はバイク状に変化させるという裏技も発見した。主に新宿や池袋ではこの姿をとる。

【因縁キャラ】

平将門
首なしの同僚。自分が彼を真似したのか、はたまた彼が自分を真似したのか。
今となってはそれはどうでもいいことだと彼女は考えている。

ブリュンヒルデ
愛という感情の下に呪われし悲劇の運命に身を投じた彼女には同情している。
でもそんな彼女がちょっと羨ましいと感じたり。

レギンレイヴ
なんか自分の記憶と違うような気がするけどそこはそれとして置いておいて。
ワルキューレである時点でちょっと嫌だが可愛いのでかわいがる。

スケッギョルド
斧馬鹿。自分の武器も鎌じゃなくて斧にしろとうるさく言われたので若干苦手。
ワルキューレであることを除いても性格が苦手。

サングリズル
ある意味似た者同士。彼女は闘争への執着を、そして自分はかつての己への執着を捨てきれなかった者同士。
ワルキューレだから苦手だけどなんか親近感が沸く。

ヘルフィヨトル
一番苦手。猫被った性格というかつかみどころのない性格が苦手。
あと……普通に筋力高いから苦手。

グリームニルグリムリーパーガグンラーズ
………。『いや、何してるんですか上司(おとう)さん!?』(筆談で驚く。)

【その他情報】
イメージカラー:影
特技:峠攻め、スケジュール管理
好きなもの:死期
嫌いなもの:他ワルキューレ
天敵:医者(死期が伸びる為)
願い:もう一度ワルキューレという存在を、戦乙女ではなく冷酷な死神へ

【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-