kagemiya@ふたば - タイパン


「いい子にしてれば何もしないさ。ほんとだよ」


基本情報

【元ネタ】アボリジニ伝承
【CLASS】アサシン
【真名】タイパン
【性別】女
【身長・体重】157cm・46kg
【肌色】褐色気味
【髪色】赤
【瞳色】黄緑
【スリーサイズ】73/57/79
【外見・容姿】超然的な雰囲気の少女
【地域】クイーンズランド
【年代】アルケア(ドリームタイム)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・竜・蛇
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:A+ 幸運:D 宝具:B++

【クラス別スキル】

気配遮断(地):A+

サーヴァントとしての気配を断つ、アサシンのクラススキル。
タイパンは地中に潜航する能力を持つため、潜航可能な地面のある場所では一流の暗殺者に匹敵する気配遮断能力を得る。
なお、素でもBランク程度はある。

【保有スキル】

雷鳴裁決:B

神明裁決の類似スキル。
掟を破る者に雷の裁きを下す神としての側面から、混沌属性のサーヴァントに対しての行動に強制力とダメージボーナスが発生する。

害骨摘出:A

外科手術、他己改造などの類似スキル。呪術の一種にも数えられる。
タイパンの持つ、悪くなった骨を吸い出すことで生物を治癒する能力がスキルとなったもの。
同ランクまでのデバフを完全に解除する他、摘出したデバフを他の対象に押し付けることが可能。
ただし、概念レベルでの魔術治療ではあるものの方法の分類としては外科手術にあたり、呪いなど魔術的な類のデバフに対しては効果が薄い一面もある。

魔力放出(雷):A

魔力を雷の形で放出するスキル。自身の身体能力の向上にも応用できる。
アサシンは、宝具『裁定の雷骨/血紐の石剣』の効果により、複数の種類の雷を自在に操ることが可能。

虹の青:EX

固有スキル。神性、飛行、動物会話、天候操作などを複合する強力なスキル。
空に架かる虹の青色はタイパンが転じたものとされ、またそれは呪術師であったタイパンが後に「虹蛇」の一柱に数えられることにも通じている。

虹の赤:EX

アイテムとして所持している息子の血を塗りつけた対象に、強制的に生理を引き起こすスキル。男性相手でも生理が起こる身体=女に変質させる。
基本的に望まれない限りはこのスキルを使用することはない。
なお自分には使っている。

【宝具】

裁定の雷骨/血紐の石剣トーテム&フリント

ランク:B+ 種別:対衆・対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:400人
タイパンの持つ二つの魔法の道具。
身の丈と同じ程の長さの骨である『裁定の雷骨トーテム』と、赤く長い紐の先に繋がれた石のナイフである『血紐の石剣フリント』、二つが一つの宝具扱いとなっている。
双方とも雷を起こす能力を持ち、それぞれ広範囲への雷撃と定点的な雷撃を担う。

【Weapon】

裁定の雷骨トーテム

巨大な骨。雷を発生させる力を持ち、真名開放することで周囲にランダムで雷を落とす。

血紐の石剣フリント

紐の先に結われたナイフ。強力な雷の力を宿し、投げつけることで落雷の如き威力を発揮する。

【解説】

オーストラリア北東部、クイーンズランドに伝わる人であり、蛇であり、神である存在。
優れたまじない師であり、近隣の首長でもあった彼は、骨を吸い出し人を癒やす力と雷を自在に操る力で人々を守り、戒めていた。
また彼は雌蛇を三体、自らの嫁としていたのだが、その間に設けた子であるタイパン(名前が同じ)が、ワラというトカゲの妻であった蛇ティンタワワと駆け落ちしたことによりタイパンの運命は変わる。
人(?)妻の奪取と駆け落ちは当時においても大罪であり、当然、怒り狂ったワラは息子のタイパンを殺す。
規律を守らせる側の存在であるタイパンは、当然それに異議を言うことはなかった。
それはそれとしてやはり息子の死でたいそう落ち込んだらしく、息子の血を様々な生物に与えて生理を創造し、地中に潜って自身の領域にしばらく籠もった後、二人の妹とともに空に登り虹となった。
生理を与えられた女性の象徴である妹は虹の赤であり、タイパンは虹の青であるという。

後述の通り複数のクラスへの適正を持つが、今回は自身の霊基を大幅に変化させたせい霊格が下がりアサシンとして現界するに至った。
人間時代の姿かつ神性時由来の能力での霊基改造という荒業により、アーチャーやルーラーのクラスでは可能となる蛇の姿への変貌なども不可能となっている。
代わりに高い敏捷性や地中潜航能力の性能向上を得ているため、本気を出していないかと言われるとそういう訳ではない。
強いて言うならば低燃費モードと言うのが正しいだろう。

【人物・性格】

あっけらかんとした笑顔が特徴的な、爽やかで野性的な雰囲気を持つ少女のサーヴァント。
アサシンクラスですら三騎士に匹敵する基礎性能を持ち、またアーチャーやキャスター、ルーラーなど様々なクラスに適性を持つ偉大な英霊でもある。
ただし神権の行使や裁きについては生前の経験からか消極的で、サーヴァントとしてはクラス補正でどうしてもお堅くなってしまうそれらより現在のアサシンクラスの方が素の性に合っているのだとか。

サーヴァントとしては比較的に素直で、忠実な部下としてではなくある程度言うことを聞く番犬のような関係性を好むスタイル。
生前からの話だが可愛らしい女の子(人外含む)に目がなく、常にマスターの命令の次くらいの優先順位に食い込んでいる。
折角だし自分もかわいくしよう、とスキルを用いて性転換していることからも分かる通り、頼み込めばいろいろしてくれる一面も。

イメージカラー:群青と緋色
特技:お仕置き
好きなもの:かわいい女の子、蛇
嫌いなもの:悪い子
天敵:息子
願い:とくになし

【一人称】あたし
【二人称】くん付け、ちゃん付け、呼び捨て
【三人称】くん付け、ちゃん付け、呼び捨て

【台詞例】

「アサシン、呪術師タイパン。召喚に応じ参上したよ、っと。よろしくね、マスター」

「ははっ、遅い遅い。せめて雷より速く動かなくちゃあ置いてっちゃうよ、と!」

「悪いことをする子には、雷様のお仕置きといこうかなっ、と」

「…おっ!あの子なかなかかわいいねぇ。マスター、ちょっと口説いてきてもいい?…あぁ大丈夫、人妻ならきっぱり諦めるから」

「さて、まぁ。たまには神様っぽいことでもしてみようか、っとね!…唸り轟くは雷鳴、討ち滅ぼすは悪しき罪なり!閃れ!『裁定の雷骨/血紐の石剣トーテム&フリント』!」

【因縁キャラ】

リル:似たような分類の存在。
裁定側の存在としてその境遇に同情する。

【コメント】