大神(
グリームニル、
ガグンラーズ、
フラフナグズ他):異世界の異相。
彼らこそが正しき大神だ、と口では言う一方で、終末を迎えなかった可能性としての優越感とコンプレックスを同時に抱く。
グリムリーパー:比較的近い思想の大神の分霊か、はたまた元を同じくしたものか。
ともあれ彼の嫌うオーディンの要素はヘリアルに合致するため、犬猿の仲、そして宿敵となりうる。
戦乙女たち:れっきとした人格を持ち、駒ではなく部下として動くその姿に驚嘆する。
「…俺は、優秀な者ほど意志を奪い、自由を奪ってきた。その方が、より強くなれると思っていたからだ。…だが、あの戦乙女たちは生き生きとしている。そして、我が機巧を上回る力を感じる。……そうか、俺は…」
レギンレイヴ:やたら優しい。
無論裏がないわけがなく、その理由は…
「幼くも純真かつ勇猛な魂……。何としても、我が兵団に加えたいものだな……『戦乙女』として。ククク… 」
こういった具合である。
ヴァルトラウテ:別の大神の作り出したワルキューレ。
自身のものとは違う経緯で作り出された似通った機体…と認識するが、彼女の獲得した「個性」には興味を示す。
「ほう、あの長姉以外にも……。あちらの大神は随分と手際が悪いようだな?…いずれにせよ、興味深い事例であることに変わりはない、か……ク、ク」