史実通り、思ったことを素直に言い放ち、誤魔化しや曲がった事を嫌う性格。
端的に、かつ簡単に物事を言い纏めることを好み、含蓄のある言い回しや勿体振った話し方を苦手とする。
その歯に衣を着せない、良く言えば素直で明快……悪く言えば思いやりに欠け配慮を知らない言い回しは、相手次第では亀裂を生んでしまうことも。
これに対し本人は「思ったことを誤魔化し続けなきゃ付き合えねェような間柄なんぞ、オイラにゃ必要ないね」というスタンスで割り切っている。
職業柄、ニコラ・テスラなどの碩学、科学者の英霊と仲が良く、逆に得体の知れない魔術や形のない信仰、加護、哲学などを元にする英霊とは犬猿の仲。
人類の発展とは真逆の存在である反英雄などは“論外”としていて、その倫理観や価値観は現代を生きた英霊ならではのものと言えるだろう。
……さて、そんな彼が何故「彼女」として現界しているのかと言うと
彼は生前から可愛い女の子、女性に強い関心を持っていて、女性の気を引くために「女の心理」を研究していたことに依る。
彼……リチャード・P・ファインマンは、生前数多くの科学を生み出し、数多くの功績を残し、そして数多くの分野を切り開いてきた。
即ち、人智の幅を広げた存在。だが、そんな彼も生前、どれほど足掻いても知ることが出来なかった一つの分野があった。
それこそが――――――――「女性」。追い求めても、心理を解き明かしても、その謎を解くことは出来なかったたった一つの、最大の謎。
彼は人智という分野の最大の“片側”、女性という存在を解き明かすべく女性の体を得た……と、語る。
とはいえ、その霊基の性質を(性別のみとはいえ)変えるなど容易な事ではない。
故に、今の状態は厳密に言えば「女体化」ではなく、リチャード・P・ファインマンという霊格を「女性の量子」で覆っている状態である。
ヒューマンセル・オートマトン……人智に匹敵する演算装置によって造り上げられたアバター。とてつもなく私的な、職権乱用とも言える暴挙。
「男として生きただけじゃあ、男の事しかわからねぇ。
だからな、どうせ男として喚び出されて、またつまらん死を迎えるくらいなら……多少無理してでも「知らない世界」を生きたほうが楽しいだろ?」
イメージカラー:サイバーな緑色
特技:講義、解説、説明など
好きなもの:科学の発展、可愛い女の子、新鮮な魚料理
嫌いなもの:哲学、歪んだ物事、科学を侮辱する者
天敵:
願い:「受肉。サーヴァントも悪くはねぇが、やっぱり人間として産まれ直して、人間としてもう一度生きたいのさ。勿論、この姿のままでな?」
【一人称】オレ、オイラ 【二人称】アンタ、オマエ、オマエさん 【三人称】アイツ、アンニャロ
デザイン
セリフ集
自己紹介:「オレはリチャード・P・ファインマン……まあ、所謂天才ってぇやつだな!どうだ?ロジカルな見た目だろ?もっと褒めてくれてもいいんだぜ!」
戦闘開始:「オイオイ、科学者に戦闘させんのかよ?」「おいテメェーら!この身体にキズ付けんじゃねえぞ!」
アタック:「人智結晶、収縮展開」「デルトイドォ!」「圧縮圧縮ゥ!」
スキル:「お手並み拝見ってとこだな!」「ここらで一つ、小粋なジョークはどうだい?」
宝具:「これは人が造り上げた科学の結晶。いつかヒトが辿り着く、進化の果てに生まれる叡智。その時に人代は終わり、新たなるテクスチャが世界を覆う!故に、『嗚呼、素晴らしき原子世界』!」
ダメージ:「いつっ」
大ダメージ:「くそったれがァ!」
消滅:「まぁ……こんな事もあるわな……」「くそっ……やっぱり、つまらねえもんだ……」
勝利:「やっぱオイラにゃ荒事より、裏方仕事があってんなあ」「おっしゃあ!これが科学ってもんよ!」
敗北:「オレぁまだやれる!!くそっ、覚えてやがれ!次こそはぜってえ勝ってやる!!」
好きなこと:「そりゃあオマエ、可愛い女の子のかんさ――――こほん。科学の発展を眺めること……だな!」
嫌いなこと:「哲学ってやつだな。科学は確かにカタチのない概念だが、その結果をカタチとして表に出すことは出来る。けど、哲学ってのはそうじゃねえだろ?だから苦手なんだよなあ……」
マイルーム:「魔術師どもの組織ってのはもっと物騒なもんと思ってたが……案外現代的じゃねえか。オレがキャスターなら、ここを専用の工房にすんのになあ」
放置:「オイオイ、構ってくれないのか?こーんな幼気な女の子をほっとくなんて、オマエさんも罪なヤツだなあ…………なあ?」
会話:「なんだ?別に、ここじゃあ男が女になるってのはそう珍しいことでもねえんだろ?……へ?自力で女になってるやつは少ない?マジかよ……」