kagemiya@ふたば - 市寸島比売命
「やっほ〜。来ちゃったよぉ」

基本情報

【元ネタ】古事記・日本書紀など
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】市寸島比売命イチキシマヒメノミコト
【異名・別名・表記揺れ】市杵嶋姫命イチキシマヒメノミコト狭依毘売命サヨリヒメノミコトなど
【性別】女性
【身長・体重】143cm・32kg
【肌色】色白 【髪色】灰桜色 【瞳色】アクアブルー
【スリーサイズ】87/52/83
【外見・容姿】サイドテールの小柄な女性
【地域】日本
【年代】神話時代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・女性

【ステータス】

筋力:A 耐久:C 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:B 宝具: A++

【クラス別スキル】

対魔力:A

A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
その出自ゆえ、障壁や拘束といった類の魔術への抵抗力には特に優れている。

騎乗:B

騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
セイバーの場合基本的には船の操舵に用いるスキル。
道祖神たる彼女はどんな時化、もしくは悪路でも安全に乗り物を乗りこなすことができる。

【保有スキル】

黄金律(全):E

セイバーは弁財天、ひいてはサラスヴァティーと同一視されることが多い。
このサラスヴァティーは、その「財産の女神」たる性質により、望むならば望むだけあらゆる財産を手に入れることができる「黄金律(全):EX」により疑似的な願望器たりうるスキルを持つ。
……のだが、やはり本人ではないセイバーが所有するこのスキルは非常に劣化したものとなっている。
このスキルの効果は「望むならばあらゆる財産を手に入れる可能性を持つ」というもの。「手に入る」と「手に入る可能性がある」の差がどれほど大きいかは語るまでもないだろう。

女神の神核:EX

生まれながらに完成した女神であることを現す固有スキル。
神性スキルを含む複合スキル。
あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
背も伸びない。

顕現の詔:EX

天照大神の命により、天孫降臨の道を作るため、神の身でありながら地上に顕現しその筋道を整えたことに由来するスキル。
宗像三女神全てが持つ。
神霊の身でありながら通常の英霊同様にクラスに当てはめた召喚を行うことが可能。
ただし、そのステータスは当然ながら召喚されたクラスに合わせて減衰する。
人理を築くため、超越存在の力により、人の身を超えたモノをヒトの形として権限させる───その仕組みが本来の使い方グランド・サーヴァントに近しいゆえに、このスキルは成立する。
市寸島比売命はセイバークラスの他にライダークラス、ルーラークラスなどに適合している。

魔力放出(水):A

武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
放出される魔力は水に変換されるため、ウォーターカッターのような攻撃手段に使用することも可能。
ただし、魔力を水に意図的に変換するというプロセスを含むため、純粋な魔力放出と比較して魔力の変換効率は低下する。

千里眼:A

視力の良さ。
遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
透視、未来視さえも可能とする。
特にセイバーは海上・陸上問わず"道を見通す"ことに優れており、現在・過去・未来を通じ目的地へ到達するために発生しうるあらゆる障害を見通すことができる。

【宝具】

弁財天琵琶撥サラスヴァティー・カットアウト

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2 最大捕捉:3人
常時発動型の宝具。
本来はサラスヴァティーが持つ権能。
サラスヴァティー、および弁財天と同一視されることの多いセイバーが、彼女の権能のごく一部を更にスケールダウンさせたことにより宝具としてなんとか成立させることに成功した。
本来ならば肉体どころか精神までも完全に融解させてコミュニティーの良識や道徳を変質、群体のように一体化させてしまうものであるが、この宝具はそのうち物質の物理的融解にのみ制限されている。
彼女が持つ武器にはこの宝具の効果が反映され、その刃に接触した物体を即座に温度変化などを伴うことなく融解させる。
これにより切断というプロセスが高熱による融断に近しい、接触面の融解による断裂というロジックに変化するため、物理的な防御を無視して対象を切断することが可能。
つまりライトセ○バー。
効果範囲は自由に変化させることが可能で、手刀や蹴りにこの効果を纏わせることもできる。

中津宮・神に斎けや結び剣ナカツノミヤ・オーシャニック・ルート

ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
セイバーが海路の守護神であり、その道を守り目的地へ送り届ける能力を持つことに由来した宝具。
舞を舞った後に鋭く剣を前へ突き出すと、剣の先から凄まじい勢いで水が噴出。
"狙った場所"まであらゆる物理的障害を貫く一直線の"海路"を作り上げる。
この"道"を通ることで望んだ場所へと一瞬で移動するのが本来の使用方法であるが、そのあらゆる物体を貫くという性質から、敵を貫く距離や防御を無視した貫通攻撃としての転用が可能。
セイバー本人の技量もあり、敵サーヴァントの霊核や弱点を正確に貫く攻撃を得意とする。
そのレンジは宝具の性質上は無限遠。
ただし、距離が伸びれば伸びるほど当然ながら魔力消費量は大きくなるため、実質的な限度は存在する。
また、敵の手前に何らかの障害物が存在した場合それも変わらず貫いてしまうため、人質を盾になどされると、人質ごと貫いてしまいかねないリスクがある。

【Weapon】

十束剣とつかのつるぎ

天照大神が宗像三女神を産む際に飲み込んだ、素戔嗚尊の持っていた剣。
刃渡りが10握りほどの長さであることから、十束剣と名付けられたと言われている。
この剣独自の名称ではなく、属するカテゴリーを示す言葉。
セイバーの使用する十束剣は、この時代の剣の性質に相違なく、装飾の少ない質素な両刃の直剣。
素戔嗚尊の所有する十束剣といえば天羽々斬剣が有名であるが、この剣と同一であるかは定かではない。

『無銘・船』

水上だけでなく空中も航行できる無銘の小舟。
定員は三人ほど。
大した逸話もなく武装もないが、一応サーヴァントの攻撃を多少受けた程度では傷一つつかない程度には頑丈。

【解説】

天照大神に対して素戔嗚尊が自らの潔白を証明するために行った誓約うけいにより誕生した宗像三女神のうちの一柱。
市寸島比売命は次女に当たる。
天照大神が素戔嗚尊の携えていた剣を噛み砕き飲み込んだことで生まれたため、この二柱が両親に当たると言われる。
三女神は道主貴みちぬしのむち、即ち「道」を司る最も貴い神の一人とされており、北九州の玄界灘に存在する朝鮮半島への海路を司る女神であるとされている。
この航路は非常に危険なものであり、航海安全のため全国で大々的に祭り上げられたことから、海路全般を司る神となっていった。
またそれと同時に、宗像三女神は天照大神の命により地上へ降臨し、天皇の政を補佐する役割をも担ったとされている。
これにより、日本という国家そのものの守護をも司ることとなった。

市寸島比売命は三女神の中でも特に中津宮を守護するとされている。
また彼女はインドの女神・サラスヴァティーと同一視され、水と美の女神として篤く信仰されていたが、やがてサラスヴァティーの別称である弁財天の信仰の方が大きくなり、その存在感は薄れていった。
しかしながら古くから存在する神社の中には未だに彼女を奉っているものも少なくない。
また、市寸島比売命のみが持つ特徴として、未婚であるというものがある。
宗像三女神のうち他の二柱は大国主命と結婚しそれぞれ子をもうけているが、市寸島比売命のみは男神とは結ばれておらず、未婚のままだと言われている。

【人物・性格】

のんびり屋でマイペースな小柄な女性。
年齢は二十代前半ほど。
海のように深い青色の瞳を持つ大きな眼はいつも眠たげだが、実際に眠いことはあまりない。
僅かに赤みがかった艶消しの銀色の長髪を左側で結って高い位置でサイドテールにしており、水色の臍が出るほど丈の短い着物の袖を更に纏めて腕を露出させている。
濃紺の袴は膝下丈で、素足に草履を履いている。
腰には身の丈に合わない大きな剣を提げており、帯は背中側でリボン状に大きく結わえてある。

基本的に常にだらけきった表情でぼけっと虚空を見つめている。理
由さえなければわざわざ立つことすら珍しく、だいたいぺたんこ座りで地面に座り込んでいるか、もはや寝転がっている。
話しかけても聞いているのかいないのか生返事ばかりで、ほぼ身動きすらしない。
では我が儘というかといえばそうではなく、神霊であるにも関わらずマスターが指示や命令を与えればだいたいは好意的に応じてくれる。
だらだらとやる気なさげに動いてる割には仕事は速く、べたぺたと地面を歩いているだけなのにその移動スピードは異様に速いなど、どうにもつかみどころがなく、特に反抗的であるようなことはないのにどうにも扱いづらいサーヴァント。
戦闘時は小柄ゆえに身長に合っていない十束剣を振るい、千鳥足のような、不思議な舞を舞うような、掴み所のない奇妙な動きで相手の攻撃を受け流し、その隙を突くようにして戦う。
一般的な戦闘の常識を真っ向から無視しにかかるその剣術は、型にはまった戦法の使い手ほど惑わされやすく、非常に戦い辛く感じることだろう。
また武器として飛行する小舟を所有しているため、ライダークラスのような戦闘をも行うことができる。

その本質は、人を教え導くことに何よりも大きな喜びを感じる神霊。
サーヴァントとしての召喚に応じたのも、自分の力を求めている召喚者の存在を好ましく思ったためである。
それゆえにマスター何かの期待をされたのであれば喜んで応じ、マスターの抱える不安や苦悩を和らげんと尽くす。
倫理観・価値観としても真っ当なものを持っており、喚ばれたマスターがそこから外れたものであれば、彼が人間らしくなれるように、正面から逆らうのでなく、少しずつその思考を正道へと変えてゆけるよう促してゆく立場を取る。
その振る舞いはまるでカウンセラーのよう。
時には当然のように自分を犠牲にすることさえある。
行動の一つ一つがマスターの幸せのためであるという、「人の暮らしを補佐するため、また人に正しい道を示すために地上に降臨した神霊」らしい性質を持つ。
ただし、これはあくまでも「神が人のために力を貸してやっている」という感覚に基づくもの。
彼女の態度ゆえ分かりづらいが、あくまでもマスターのことは自らが庇護し導くべきヒトであるとしか見ていない。
どうしようもなく上位存在からの視線で見ており、対等の立場になることはあり得ない。

なお、すべきことがないときに常にぽんやりしているのはそんな「神としての役割」とは異なる彼女の素の性格である。

イメージカラー:マリンブルー
特技:道案内、天気予報
好きなもの:親切、昼寝、放心
嫌いなもの:慌ただしい雰囲気
天敵:サイコパス
願い:自分を呼んでくれたマスターを幸せにする

【一人称】わたし 【二人称】きみ 【三人称】あいつ

【因縁キャラ】

【コメント】

姉と妹練ってくだち
[END]

FGO風サーヴァントセリフテンプレ集